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やすみ日記
梅子
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2005年03月27日(日)
「銀盤カレイドスコープ」

「銀盤カレイドスコープ」(海原零)1,2巻を読みました。
こんな面白い小説読んだの久しぶりです。しかも初めて読むレーベル、作家さんでこんな大当たりとは。これがデビュー作だそうですが、凄い実力。
フィギュアスケートの話なんですが、男の子向け文庫なので、表紙が萌え系イラスト。手に取るのに勇気いりますが、中身はスポ根です。おまけに主人公の女の子がとっても毒舌で高慢知己(そこがミソ)。実力はあるのに、なかなか大舞台で結果を出せない中、カナダ人少年の幽霊にとりつかれて---っていうあらすじ。
幽霊の彼が100日しか居られないっていうのが、最初から悲恋の匂い漂っててときめいたんですが、案の定、最後で泣いてしまいました。鉄面皮タズサちゃんから固さがとれていって、ピートのアドバイスでどんどん勝ち進んでいく過程も楽しいし、競技場面の描写も臨場感たっぷりで楽しい。個性豊かなライバル達の配置も絶妙です。
「DIVE!!」を読んだときの面白さと似てます。視覚的なスポーツを活字で読む楽しさとか、オリンピック代表選考の周囲の思惑や選手同士の葛藤等々。はらはらしっぱなしでしたが、最後も納得のいく終わり方で、やられた!という感じ。ご都合主義にもなりすぎず、必要以上のうんちくを語らず、うまーい具合に構成されてて、すごいなぁと思いました。

「天狗の八衢」プレイ日記を分離しました。ご覧になりたい方は、トップページからお入り下さい。