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やすみ日記
梅子
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2002年11月11日(月)
「僕、9歳の大学生」 矢野祥

9歳で大学に入学した男の子の書いた本です(両親のコメント付き)。最初、本人が書いてると思わなくてビックリしました。20歳くらいの人の文章みたいよ…。
「才能に恵まれた人間には、それを社会の為に使う義務がある」「IQが高いかどうかが重要なのではない、何を成すかが問題」「今、僕があるのは両親の育て方のおかげだ」…等々、どこが9歳やねん!とつっこみたいほど、広い視野と公平な視点、高い目標を掲げていて、感心させられることしきり。
ご両親も、ごく普通のサラリーマンと専業主婦らしいんですが、子供に対して「一個人として意思を認める。親でも、間違ったら認める」といった姿勢を持たれてる点が素晴らしいなと思いました。4歳の妹さんも飛び級で小学校クラスに入るみたいなんで、ホントに教え方がいいんだろうなー。「学ぶことの楽しさ」を知ってる人から習えるのは幸運なことですよね。
また、表紙の写真が可愛いんですよ! そんな、ガリ勉くんみたいな感じじゃなくて。どの写真もニコニコしてるの。
是非とも医者か研究者になって、活躍してくれるといいなぁ。将来が楽しみ。