| 2005年01月25日(火) |
営業向きじゃないのでは |
お昼過ぎ、チャイムが鳴った。 「はい、はーい。」と返事をしてのぞき穴をのぞくと、若い女性。 胸元にIDカード(身分証明書みたい)のようなものをぶら下げ て、新しくできたレストランの紹介だと言った。 どんなお店かと資料を見せてもらうと、焼肉屋さんだった。 「焼き肉かぁ。」とつぶやくわたし。 後ろから、とことこと歩いてきて、外をうかがうもぐちゃん。 ここでその女性は、「お孫さんですか。」と話しかけてきた。 「いいえ、息子です。」ときっぱりと答えたわたしに、一言だけ 謝って、座敷席もあってファミリー向けですと続けた。 我が家は、相模大野まで焼き肉を食べに行ったりはしないのだ。 すぐ近所の焼き肉屋さんで大満足なのだ。 「今、お昼を食べさせているところなので。」と言って、丁重に お引き取り頂いた。
「お孫さんですか。」と言われたことは、少しはショックではあ るが、実際に孫がいても可笑しくない年齢でもあるので、それは 仕方が無いと思った。 しかし、納得できないのは、この女性の営業らしからぬ応対の方 である。
営業しようと思うのなら、口のきき方を考えなくては。 孫かなと思っても、「お子さんですか?」と訊ねた方が無難だと いうことくらいわからないでどうするのだ。 「お子さんですか?」と訊ねれば、「孫だ。」という返事が返っ てきても、「お若いのでお子さんかと思いました。」で済む。 それがお世辞とか外交辞令だとか営業トークだとかということが わかっていても、悪い気はしないものだ。
営業ではなくても、普段の会話に通用することだが、赤ちゃんを 見て男の子か女の子かわからない時、「女の子ですか?」という 聞き方をする方が無難である。 女の子であればそのまま会話を続ければいいし、男の子であって も「優しい顔立ちだから女の子かと思った。」と言えば、それは 褒め言葉にもなるのである。
こんなことを考えていたら、自分自身が孫と言われたことよりも、 その女性の営業としての仕事の方にいらだちを覚えてしまったの だった。 あんなんで、飛び込み営業、できるのかなぁ。 きっと、初めてやらされてるんだろうなぁ。 ひとごとながら心配してしまうおばちゃんなのであった。
他人でも心配なんかしてしまうオバタリアンも人がいいのだ(市屋千鶴)
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