東京の憂鬱
紫煙を燻らせながら綴る日常、小言、気分な音楽。備忘録的日記。

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2003年05月22日(木) 重圧

起きたら6時40分だったが会社には8時40分に到着。圧し掛かる仕事の業務量の多さという重圧を朝から感じていた。誰かに話し掛けられたときはそんな自分を悟られないように努めて明るく振舞った。努めて振舞っている自分に気づいてやるせなくなる。それだけ責任感のある仕事を任されていると思って早くWeekDayが終わることを心待ちにしているのだ。

全体朝礼で、手がけているプロジェクトの実績発表を簡潔に済ます。先週、他部署の人が発表していたが、マイクを持つ手が震えているのが20メートル離れた場所からでもわかった。大勢の前で話すというのはどんなに慣れた人でも緊張するものらしい。ただ今日は自分のペースで誰かに話すように発表してみたらたいしたことはなかった。そもそも自分が朝礼でなんやかんや言ったところで10分後には皆その事実さえ忘れているものなのだ。

一日通じてオペレーション作業をして23時にようやく一段落ついた。トラブルが発生する前に未然に気づいたのでそれのリカバリー作業をしていたのだ。コールセンターや運用チームに撥ねる前に気づいてよかった。W先輩にも協力してもらってようやく長い一日が終わった。向かいに座るY嬢も結局昼食抜きで頑張ってくれた。14時ごろになってキーボードを叩きながらキットカットをかじるY嬢に「今からでもいいから昼食行ってきたら?」と言ったら、いたずらが先生に見つかった生徒のような顔をして「今日はもれこれで大丈夫ですよ」と言っていた。

忙しさをなるべく周りに見せないように話し掛けられたら明るく振舞うのだが、電話口だとばれてしまうようだ。支社のM女史にはお見通しだった。「今日は元気がないようだから一応励ましたるわ」と名古屋弁で励ましてくれた。

23時過ぎにW先輩とマネージャーのI氏と3人でオフィスを後にする。23時過ぎになると西武線は各駅停車も上石神井止まりになるので高田馬場から準急に乗って本を読んで帰った。コンビニで鶏そぼろ弁当を買って家に着くと亀が動かなくなっていた。昨日の夜まで普通に泳いでいたのにも関わらずだ。彼女に亀が動かないんだよと相談したら「亀はめったなことでは死なないからもう一晩様子みてみたら?元気出してよ」と亀が死んだくらいでさらに元気をなくす自分が馬鹿らしく見えてくる。

♪What is there to say / CHRIS CONNOR


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