前回の、 「春霞」の続きをいったんまとめたのですが、 半日経って眺めると…
…あぁ、思いがまさって言葉がついていっておりません……
ちなみに有名な在原業平は、 古今の序にて貫之に、
その心あまりて言葉たらず。
しぼめる花の、色なくてにほひ残れるがごとし。
と評されていますが、 この評はけして彼を手放しに褒めた ものではないですが、 けれど、色はあせても、 その残り香で人を魅せるなら、 あるいは現実の花より、見える花より、 そのさまは何倍も艶っぽいのでないかと思います。
美人の、その顔よりも、 残り香に、振り向かされるよう。
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