白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2006年03月05日(日) 景時さんの庭

 
 
景時さんのお誕生日、3月5日は。

冬、土にもぐっていた虫が、
外に出てくる「啓蟄(けいちつ)」の日と、
おおおよそ時期が重なるのがまた、
彼らしくっていとしいなあと思います。


庭で、洗濯物をぱんぱん広げて干していた彼が。

ふと、三月の優しい陽差しから、
下の地面へ、そのまなざしを転じてみたとき。

「あっ!
譲くん譲くん〜!

冬ごもりしていた虫たちが、外に出てきたよ〜!」


そう、嬉しそうに微笑んで、
譲くんに知らせ。

そして譲くんはそれを聞き、


「虫が出ると、花の世話は大変なんですけどね」

なんて笑って云いつつ。


実は、云うほど大変そうでもなく、
自分もにこにこ、春の来た庭を眺めていそうです。
 
 
 

そんな二人を浮べると、気持ちも春めきます。
 
 
  
  
 
 
  
 
 
 
 
 
 


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