「隙 間」

2012年07月21日(土) よっしゃー、いくぞ

割り子そば
ざるそば
冷やし中華
トマトサラダそば
ピリ辛涼麺

などなど。

この一週間、それらを主食に生きてきました。

ボンドで仮処置していた自分の歯は、昨日、とうとう「割れ」落ちてしまいました。

「ムリじゃ! エンジンが焼け落ちてしまう!」
「谷までもてばいい!」

昨夜の食事前、ナウシカの決意がごとく、いっそ思いっきり噛むものを食べてしまいたいと思いました。

明日歯医者の予約がとれているんだし、と。

耐えました。

ちゅるちゅるる、と、それでも慎重に、臆病に、麺をすすったときに、ポロっと。

ボンドで接着した面をひとかわ残したところから、です。

「自分の歯がベニヤ板みたいになっちゃってる」

らしいです。

だから「剥がれる」ように、強度ももたない。

とりあえずで仮歯をいれてもらいましたが、やはり固いものは避けるように、とのことです。



いったい、いつまで。



歯医者を出たあと、あてどなく上野の街なかを歩いていました。

ふらふらと。

(チャッ、チャッ)

ボウゼンと。

(はりまぁやぁばぁぁしぃでぇ)

空耳。

(ぼん〜さぁ〜ん〜)

違います。

「かん〜ざぁしぃ〜」

買うぅを〜みぃる〜!

人垣の隙間からチラリと見えた衣装。

「ほにや」っぽいカラー。

まさか、ほにやが今、高知から上野に来るなんてありえない。

曲だって、ほにやの曲っぽくない。

だけど。

ああ、やっぱり違った。

だけど。

よさこいです。

原宿よさこい連の皆様でした。

鳴子の小気味よい音が鳴る度に、鳥肌がゾワゾワとたってゆきます。

ああ。

もう少し、がんばろう。



今夏、お盆休みは四国四県をまわってきます。

高知の「よさこい祭り」から徳島の「阿波おどり」、香川のこんぴらさん、愛媛の道後温泉。

だからそれまでに。

食べたいものが食べられるように。

気分を高揚させやすい、心拍数よりやや早目のリズムを駆使した曲ばかりのモモクロと。

全身の毛穴から魂にまで震わせてくれるよさこいと共に。


 < 過去  INDEX  未来 >


竹 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加