Leonna's Anahori Journal
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2003年10月08日(水) 甘納豆の少女

少しまえからメールをやりとりしていた女の子の家が、すぐ近くだということがひょんなことからわかった。実に、最寄り駅をはさんで等距離くらいに住んでいた。アハハー、こんなことって本当にあるんだー。

「今度近くを通ったら寄って」と書いて送ったら、週に三度はそこのソバを通りますとの返事。「じゃあ、夜ならいるから電話して」ということになって、昨夜、その少女はやってきた。マンションの前で一度電話をかけてきたその3分後に、ピンポンとわが家のドアチャイムが鳴った。

おかっぱ頭が妙に親近感を抱かせる“妙齢の少女”は「おやつに食べる甘いものに凝っているんです」という。さてはコンビニのスナック菓子のオーソリティかと思いきや。彼女が手土産に差し出したのは、丹波篠山、井上農園の黒豆甘納豆。ムム、なかなか粋なお嬢さんだ。

マイペースでやわらかい独特の雰囲気を持った彼女と話していると、自分の学生時代(ふた昔以上まえ)の同級生が当時の年齢のまま私のまえに現れたような、そんな懐かしさをしきりにおぼえた。

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ところで、このHPがきっかけで実際に(現実世界で)お会いした人が今までに数人いるのだが、以前その中のひとりから、思っていたよりも小柄なので驚いたと言われたことがある。

そして今回訪ねてきてくれた少女からも、それとまったく同じことを言われてしまった。曰く「ほっそりしてらっしゃるのでビックリしました。もっと大柄なヒトだと勝手に思いこんでいました」。

うーむ。文章だけだとなんかそんなイメージなのか私は…。ドスドスと周りのものをなぎ倒して歩いていくような、そんなカンジなのか?(ごめんな、ホントーは貧弱で。曲線も不足してて)

さらに驚いたのは、部屋にあった映画『アカルイミライ』のポストカードをみながら「浅野忠信のファンでしたよね」というので、諾、と頷くと「私は、大竹まことさんにはなーんか惹かれるものがあるんですよ」と静かに話されたこと。そんなふうに言われちゃうと、なんか大竹まことを見る目が今までと違ってしまいそうだ。うーむ、うーむ。

とどめに。私の愛機(古マック)のキーボードを一瞥した彼女、「あっ、キートップが減ってる」と声をあげた。これには私もびっくりしたのだが、たしかに他のパソコンと比べたら、iMacのキーボードは妙にフラットかも…(新しいiMacはどうなっていたっけ?)

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現在、私のような数字に疎い人間には考えもつかないような分野の勉強に真剣に取り組んでいる彼女。“今風の若者”の雰囲気を難無く逸脱して、そのくせ軽々と生きているように見えるのはそのせいかもしれない。

この次はもう少しゆっくりできるときに遊びに来てください。休日なら、オットもおります。接近遭遇可能です。きっとオモシロイと思います(笑)
 
 
 


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