Leonna's Anahori Journal
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2003年10月02日(木) CoCoonが欲しい

ソニーのコクーンが欲しい。もちろん、効率的にサッカーの試合を観るために、だ。

スカパーでチャンピオンズリーグが放送されるようになったおかげで、通常のリーグ戦(プレミア、セリエ)の放送数がうんと減ってしまったような気がする。今までは、夜TVをつければ(スカパーの)どこかのチャンネルで何かしら観たい試合をやっていたのだけれど、最近は全然そんな感じではなくなってしまった。

こうなると、どうしてもという試合は面倒でもビデオのタイマーセットをして留守録しておくしかないのだが、わが家のビデオデッキは数年前からリモコンの受光部が壊れていて、タイマーセットの出来ない状態なのだ。

それにサッカーの試合をビデオに録ってもせいぜい一回観ればそれでオシマイ。二度三度ビデオテープを再生して観ることなどまずない。それに何が映っているのかわからないままに増え続けるビデオテープは場所ふさぎだし、始末に困る。だからコクーンでHDに録画して、観たら消しちゃうというのは理想的なのだ。

しかもCSV−P500ならスカパーのシリーズ予約も出来るし。(嗚呼、また、いいお客になりかかってる…)
 
 
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今日のプレミアリーグは、ブラックバーン×フラム。早帰りしたオットと夕食をとりながら観る。

いわゆるド級のスター選手というのはいないけれど、どの選手もトラップやパスなどの基本動作が速くて巧い。だから観ていてとても面白い。その面白さがダレずに最後まで続く。とても締まった良い試合だった。言いたかないけど日本のサッカーの比じゃない。

(あのサアの二点目。ゴール前での切り返し、そしてシュート。「ここまで来れば俺のもんだ」という憎いまでの自信と落ち着きぶり。ああいう日本人ストライカーは残念ながらJリーグにはいない)

0−2でフラムが勝った。稲本の生き生きと力強い動きが印象的だった。彼をプレミアへ連れていったベンゲル監督の慧眼は、今さらながらさすがだと思う。
 
 
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台所で洗い物をしながらモンクの『ミステリオーソ』を聴く。

聴きながら、やっぱりこのモンクという人はちょっと変わっているんじゃないかと思った。特に三曲目 "LET'S COOL ONE" のハズシ方(キメ方?)とか。モンクにとってのかっこよさというのは、実感として、やはり少ーしばかりひととズレているんじゃなかろうか。

もともと私は深沢七郎や森茉莉の小説ような、ちょっとヘンな魅力、奇妙な味わいを期待してこのアルバムを買ったのだ(モンクについて書かれた短い惹句などをななめ読みしてね)。

だから今日はそのヘンなカンジを聞き取ることが出来てとてもうれしかった。お皿を洗いながらウフフとほくそえんだくらいだ。
モンクについては、これからも引き続き、ゆっくりとDIGして行こう。ふふふふ。

 



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