2002年06月28日(金) 不運の大海嘯

今日はとにかく不運だ…。

●謎の老夫婦

某公園側の知り合いの家に行くという老夫婦。
乗せてしばらくしてから、金がないという。
出たメーター額10000円。往復。
ただ、乗り逃げ…というわけではない。
家もわかっているし、お金も払う気があるから、警察につきだすわけにもいかず。
ただ、その払う金の出所、というのが、近日中に売り払う古物の値段によると言う。
そんなの当てになるかい。
ということで、確実なのは八月十五日に入る年金。
そのときに取り立てにいくと言うことは伝えたが、覚えているかどうかははなはだ疑問。
取れなかった場合、警察に言っていいものかどうか。
しかし、物証が乏しい。
無線のばあちゃんは、事前に金を持っているか確認しなかったのか?と聞くが、普通お客に金を持っているかどうかを聞けるかといったら、聞けないよなあ……。
今までのインチキSEで、人をだましつつ商売するのは嫌だと思った。しかし、人を疑いつつ商売をするこの職業も、ちょっと首を傾げざるを得ない。

●ガス馬車ボヤ

おいらは、早朝の仕事や深夜の仕事に備えて、ライトをつんでいる。
このライトと言うのが、シガーソケットから電力を取るというもの。
したがって、力はかなり強いのだ。
おいらは、誤ってスイッチが入ってしまうと行かんので、通常はシガーソケットから引っこ抜いておいている。
ところが、前回使ってから、抜くのを忘れてしまっていたらしい。
なんか、嫌な臭いが鼻をつく。
おいらは、そのときは、謎の老夫婦の垢の臭いだと思っていたのだ。
だが、降りてからも臭いが取れない。
次の仕事に出るとき、足元のライトにちょっと手が触れる。
あちい!
電源が入っているのだ。
慌てて、ライトをどかすと、シートが見事にライトがたにくりぬいた状態で溶けている。
ライトも溶けている。
直径十五センチ、深さ三センチほどの穴が、おいらの担当ガス馬車の前の座席のど真ん中にうがたれたのでした。
前代未聞だとはげにいわれる。
おいらはどうせ前代未聞男。それはいいのだ。
けど、よく考えてみると、そのまましばらく気づかなければ、車内火災に発展していたかもしれないのだ。
その前に気づいたと言うことでは、ある意味運がよかったのかもしれない。

●調子の悪いチェイサー

通常、エンジンがあったまっていない状態でエンジンをかけると、おいらのチェイサーは、エンジン回転が2000くらいまであがる。
それから、徐々に下がってきて、800くらいで落ち着く。
ところが、今日に限って、エンジンをかけても、そこまで跳ね上がらない。
ずっと300代を維持。
そんな馬鹿な。
今日は、エンジン回転があがらないほど暑いか?
外気温をはかると19度。
けっしてエンジン回転があがらない温度ではない。
と言うことは、エンジンの異常か?
エンジンがあったまってきたら、回転数が800前後にまで戻って、通常通り走行できた。
一体、どういう異常なのだろうか。
あす、近所の修理工場に持っていってみるかな。



誰かしんだか、異常があると思って、そこらじゅうに電話をしてみたが、そういうことはなかった。
単なる運が悪いだけなら、それはそれでよい。
でも、虫の知らせだったら、と思うと、やはり聞いておかざるを得ない。そうしないと気持ちがおさまらないからね。
ま、何もなかったということで、よしとしようか。
チェイサーの修理代は金がちょっとかかりそうだけど。


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彩葉 [MAIL]

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