| バカ日記★ご両親に挨拶。 |
あああ、またサボってた。 三日坊主の私が続けてるのはこれくらいなんだからがんばらないとな。 というわけで週末ダイジェスト。
・金曜日 相変わらずペルソナ罰をやる。 ゲームの中の人物(仲間)の台詞で 「人のプライバシーを侵害する奴はダメだけど、自分のプライバシーをわざわざ公開する奴もどうかと思う。ネットで日記を公開してる奴の気がしれん。」 と言われ、痛い所を突かれてなんとなくムカつく。 やさぐれて電源を切る。 ダーリンが出張から帰ってきたので一週間ぶりにセックス。 少し痛かったけど久々という事もあって燃えた。
・土曜日 ダーリンはまたもや仕事。 日曜に一緒にコタツを出そうねと言っていたのだけど、何故かテンパリ気味で一人で組み立て始める。 コタツの機械部分を分解して掃除までして、外してあった足も取りつけて、今まで使っていたテーブルを分解して収納して掃除してやっと設置。 物凄く疲れた。コタツって重い。 折角出したのに、コンセントが見つからなかった。 探す気力もなく、ダーリンが帰って来るまで冷たいコタツで過ごした。 ダーリンが帰ってきて、コンセントを探してくれて、コタツが温もった。 去年コタツ出さなかったけど、やっぱコタツは良い。 ダーリンのお母さんがチョイスしたらしい、豪華チックなコタツ布団及びマットが気にいらないけども。 布団はカバーをかけたが、マットはまた今度探しに行こう。
・日曜日 そんで日曜の話なんですけどもね。またテンパったり凹んだりムカついたりの日でした。 朝からダーリンを抜いてやって、あんまりにも喘ぐのでかわいいなぁこいつは、とか思ってたのですよね。 起きてからもいつもどおりラブラブで。 だけど、夜に一緒にお風呂に入った時、年末年始、何しようか相談していたのですけど、ダーリンが大変な事言い出したのです。 「そうだなぁ。そろそろご挨拶しに来る?」 え? しに「来る」?? 「え!?そそそそれはようちゃんのお家にって事?」 「うん。」 「ひえーー!!ひょえー!!はわわわわ」 「あはは。そんな固くならんでも。結婚云々は置いといて、彼女ですーって紹介するだけだから。」 「え、で、でも、やっぱ『息子の結婚相手候補』として見られるわけでしょ?」 「まぁそうやな。」 「ひょえーー!わ、私そういうの、無茶苦茶緊張するねん。ほら、お母さんの結婚旅行の時もそうやったやろ?これから長くお付き合いして行く人の、私の印象が今日決まると思うともうテンパって何も出来なくなるよ。」 「うん。そうやなぁ。」 「それにようちゃんの両親って、なんかいろいろ厳しいんやろ?ああッ!どうしよ!突っ込まれたら厳しいことだらけだ。仕事の事とか、父親の事とか。実の父親の事とか突っ込まれたらかなり厳しい。」 そう、ダーリンのご両親はかなり厳格な方らしく、今まで彼女を紹介して、「いい娘だね。」と言った試しがないらしいのです。 私より遥かにきちんとした彼女でも、ですよ。 しかも、世間の目を気にする・・・とかではないみたいなのですが、結婚に関して「家と家の付き合い」に重きを置く考えのご両親からすると、私みたいに実の父親がアレだとか、義父がダーリンとあまり変わらない年齢だとかって言うのはやはりかなりのマイナスポイントらしく、そこらへんどう説明するのか、ダーリンと頭を悩ませていたのです。 「うーん・・・パパがアレなのは言えないね。」 「そうやなぁ。でも結婚式呼ぶでしょう?」 「うーん、呼ばないよ。たぶん。」 「でも花嫁衣裳見たいんじゃない?」 「写真でいいよ。別にパパの事嫌いじゃないけどさ、あの人はこういう普通の幸せを放棄しなくちゃいけない事をしちゃったんだから。そりゃ少しは我慢して貰わないと仕方ないよ。」 「そうか・・・。でもー・・・」 「まぁパパの事はなんとかなるよ。一応今は「外」の人だから。問題はケンちゃん(義父)だよなぁ・・・お父さん、自分の長男より年下の父って事でびっくりするだろうね。」 って事で、ダーリンがいろいろ質疑応答の練習を始めたのです。 私は「お仕事は?」とか「ご家族は?」とかの質問に実際聞かれたらどう答えようと冷や汗かきながら一生懸命答えてたのです。 それは寝室でも続き。 でもだんだん腹立ってきたのですよね。 いろいろあるけど、私だって自分の家族は大好きなのに、なんでこう言い訳みたいな事言わなくちゃいけないんだと。 理解して貰うのに、もちろん説明は必要だし、その為だったらなんだってするけど、うちの家族は言い訳したり嘘つかないと、受け入れられないような家族なのかと。 うちの家族は私が決めた人だったら、家がどうとかそういうのは後回しにして、ひとまずおめでとうを言ってくれる家なのです。 なんかその考え方の違いに苦しむと言うかね。 大体、バツイチでいい年こいたおっさんですよ? その点私は借金もないし、子供もいないし、結婚歴もないし、まぁ学歴も教養もないですけど、普通の子なのですよ。 なのになんで家ばっかりうだうだ言い訳しなくちゃいけないんだと。 「ま、大丈夫だよね。ようちゃんバツイチだし、いい年だしさ、嫁が来てくれるなら喜んでくれるよ。」 やさぐれ気味に私がそう言うと、ダーリンたら 「うーん、下手したら見合いさせられる恐れがあるからなぁ。」 とか言いやがるので、私はますますムカついて、 「そんなん、ようちゃんがその話をければ言いだけの話じゃないか。」 と反論したのです。 まったくおかしな話ですよ。 そこそこいい大学出て、そこそこ名の知れた会社にも入ってますけどね、所詮そこそこだし、そもそも私にとっちゃ、そんなもんどうでもいい話なんですよ。 別に名家の出でもあるまいし、次男だし、バツイチだし、なんで私がそこまで媚びへつらわねばならないんだ。 と思ったらなんだか泣けてきて、嫌になった。 「・・・もしさ、ようちゃんのご両親に反対されたら、私は別に結婚しないで、今のままでいいよ。別に結婚という概念にこだわってる訳じゃないしさ。」 「そらあかんわ。子供できたらどうすんの。」 「一緒に育てればいいじゃん。」 「そらあかんわ。戸籍上、父親がおらんねんで。可哀そうやんか。」 「でも事実上、父親おるからいいやんか。」 「財産とか相続できないじゃないか。」 「そんなもんいらない。私は何もいらないよ。」 「そらあかんわ。」 「そりゃ結婚できたらベストだよ。でも、だったら、不安になるような事言わんといてよ。大体なんでそんなに言い訳しなくちゃいけないわけ?言い訳したって、家族同士で付き合っていればいずればれることなんだから、そのままを言えばいいじゃないか。それでダメなんだったら、ようちゃんの両親が受け入れられないって言うんだったらもう仕方ないよ。・・・パパの事は、余計な不安を作るだけだから言わないにしてもさ。」 玄関先でご挨拶だけで、こんなにいろいろ考えなくちゃいけないことなのか? 別にやましい事も何もない私が、何故こんなにようちゃんの両親の顔色を窺わねばならんのだ?
家同士のつきあいってのはわかるけど、それ以前に本人同士の付き合いが大事なんじゃないのか? 本人同士が結束してないと、家同士の付き合いだって乗り越えていけないんじゃないの? 「ようちゃんが、家が大事なんだったら、反対されてまで結婚したいとは思わないよ。私はようちゃんといれたらそれでいい。」 ダーリンがあんまり家家いうので、私の家族はやましい家族みたいに見られるのか、そして私は、その愛すべき「やましい家族」のせいで否定されるのかと思うと、悲しくなってきて、つぶやいた。 「俺が反対させんけどな。」 ダーリンが言った。 だったら私の愛すべき家族の事を、ご両親に胸を張って説明するくらいの気持ちで行って欲しい。 少なくとも、私はそうするつもりだ。 長年連れ添った両親がいるって事が、どれだけ偉いっていうんじゃい。 これは私が子供の時から「片親」だと言われる度、ずっと思ってたことだ。 まさか大人になっても言われるとは。 しかもこの離婚大国となった日本で。 結婚って難しい。 「家」に対して価値観の違う家同士の話ならなおさら。 年末年始、気が重いです。
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2003年11月30日(日)
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