風紋 もくじ / この前 / この後
最近、ここに書く日記は、最新に更新した日だけを読んでいただいてもそれなりに読んでいただけるものにしようと心がけてはいるものの、私の気持ちとしては、できれば「前回からの続き」という感じで読んでいただきたいような気持ちになっているようだ。あくまとして書き手としての私がそう思う、というだけのことなのだけれど。それはまるで物語か何かのように。 さて、というわけで、前回の日記9月25日の続きのような記述。 その後、数日が経った。その間、なんとなく落ち着かない感じでいたように思う。9月25日に少し気分が高揚していたこと、その後に重要な用事を控えていたということも理由のひとつのような気はするけれど、それだけでもないように思っていた。 何かを考えたり行動したりあるいは記録したりする時に、「今でなければならない」という気持ちと「後からでもいい」という気持ちの間で、揺れて揺れてしている状態が、ここ数日は若干「今でなければならない」という気持ちに重みがかかっているようだ。「今でなくてどうするの! 今でなくていつするの!」と絶えず私が私自身に言い聞かせているような感じである。 しかし、気力と体力には限りがあり、気持ちがいくら先走っても、身体というものは無理をしてしまうと疲れて休養を必要とするものであるようだ。 今日は、よい意味で「今でなければならない」の気持ちをうまくおさめて休めることができたような気がする。気分的にかなり楽になった。と同時に、「今でなくても、“今、これをこうしない”という道を選んでも、やがていつかいい方向に進んでいくのかもしれない」という気持ちにもなった。かなり漠然とした書き方になってしまうのだけれど…。未来のことはわからないながらも、今を大切にしていけば、明日は来るということを信じられるようになった?(言い方が多少センチメンタルで恥ずかしい) …要は、「休みたい時は素直に休んでもよい」ということがわかっただけかもしれない。けれど、それだけでもかなり進歩かな。 傍から見ると、まったく進歩がないように見えるのかもしれないけれど、今日は今日で、明日は明日で、それぞれの日はそれぞれの日で何かいいことに出逢えるかもしれない。眼はいつもしっかりと見開いていたい…、というと比喩的な表現になってしまうけれど、「一番大切なところは忘れないし手離さない!」という気持ちだけは持ち続けたいと思う。 昨日は、ふらふらと買い物をした。足りない文具や雑貨をぱたぱたと。あと、服を。ピンク色のブラウスと、赤ワイン色(ボールド)のニット。あと、少し可愛くて上品なネックレス。 この「ピンク色のブラウス」、私にとって、身につける色として選ぶにはかなり冒険的な色?である。けれども試着した時に、腕を通した瞬間「あ、これ、好き!」と思ってしまった。どんなピンク色か少し表現しづらいけれど、この日記の背景色のピンク色よりはもっと「ピンク色」ということを主張している感じの色。 お店の人ともいろいろ話したのだけれど(ちょっとそれは喋りすぎかなという感じの勢いで喋って、ほとんどかけあい漫才のようになっていた)、「似合うかどうかはおいておいて、好きな色はどれですか?」とお店の人に聞かれて、一瞬「私などが好きな色を答えていいのだろうか」という気持ちと「どの色も好きなように思って決められない」という気持ちがよぎった。イメージに合うかどうか、そう主張してもよいのかどうかは別にして、好きな色はと聞かれると、ピンク色と青色。「ピンク色」あるいは「青色」と呼べる色ならだいたい好きである。そして、ピンク色を好きだと思う気持ちと青色を好きだと思う気持ちは少し違うような気がする。 お店の人には「ふと笑った時に、ピンク色とか赤系統の色が似合うような気がしますね」と言われた。…そんな感じらしいです、私。 ちなみにネックレスについているのは、パープルの丸いきらきらしたの(「紫色」でもいいのだと思うけれど、お店の方がパープルと呼んでいたので、なんとなく)。 昨日は帰りに美しいお月様を見た。「お月様にはうさぎさんがいます」というのを思い出したほど、心うたれた。 と、今日はこのあたりにて。 メモ程度にいつか書きたいこと:悲しいとか苦しいとかいう気持ちのあらわしかた。私も、いつもいつも笑っているわけではなく、落ち込んでどうしようもなくなったり、べそべそと泣いている時もある(先日の泣き方はかなり派手だったけれど)。それでも、こうやって日記を書いているし、笑っている時もあるし、という話。…それは、いずれ、また。 でも追記。お礼。 いま、更新した時にカウンタを見たら、10000を超えていました。ひとつの区切りだと思うと同時に、ありがたい気持ちでいっぱいです。 私自身が閲覧した回数も含みますが、このページが10000回誰かの眼に留まったのだと思うと、そのきっかけは何であっても、誰であっても、嬉しいなと思います。 そして気がつくと、この場所で日記を書き始めてから2年が経ち、3年目に突入していました。 いつやめることになってもよいという覚悟を持ちながら、できるだけ続けていきたいと思って書き続けてきました。これからもどこかで何か書いていると思います。できれば、この場所を残して。あるいは、他の場所でも。 ありがとう。
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