風紋

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2004年03月07日(日) 今年の夏の夢 / 何かが戻ってきた / 携帯を手にする夜 / 近況 / BGM:「The Divine Comedy」 / メモ

今年の夏に、絶対してみようと思うことがある。

砂浜を裸足で歩いてみること。海水にちょっと足を浸してみてもいいかな。あの海岸の。あの砂浜でね。

それが、今年の夏の夢。


春の気配を感じるようになり(でもここ数日は暖かくなったりものすごく寒くなったりよくわからないけれど)、少し、この場所に書くための言葉が無理をしなくても自然に出てくるようになるような気がする。この場所に書き記したいと思うことも、無理をしなくても「心のアンテナ」(←私が命名したものだが)に引っ掛かってくるような気がする。

年が明けてから(2004年になってから)、ここに日記を書き記す頻度が落ちたなとは私自身も感じていて、別にそれで誰も困らないのかもしれないし、私も困らないのかもしれないけれど、何となく気にはなっていた。何というか…私の中の何かが、頻繁に日記を書いていた時とは違っていたのだ。その「何か」がやっと戻ってくるような気はしている。

…しているが、他に色々所用を抱えていたり、ここに書く体力がなかったりするので、しばらくは「少しずつ」になると思います。


えぇと、今日も多少暗めと言えば暗めの日記なのかもしれないけれど。

「私はいつ命が尽きても後悔しない」と言いたいところだけれど…言いたいところだけれど…なかなかそう言い切ることは、実はできない。その時その時は2度と戻ってこないものだから、一瞬一瞬を大切にしようと思いながら、なかなかそのようにはできていないし。ただ、その時その時で私自身が素直に思う方向には進んできたつもり…かな?(やはり自信がない)…ので、“その時”が自然に来たならば、その時はその時だと考えるようにしている。

ただ、“その時”が自然に来たとしても、後悔が残るだろうと思うのは、私にとって大切な人に、伝えたいことを何も伝えられないまま、そうなってしまったら…ということ。「伝えたいこと」というのは必ずしもうまく言葉にならないかもしれないけれど、“伝えたいことがあるの!”ということだけでも伝えたいと思う(…それも迷惑かもしれないが)。

時々、ほんの稀に、時々、ではあるけれど、夜に眠りにつく時に「明日も私は本当に生きているかな」と不安になることがある(別に重病を抱えているわけではないのに…)。もしかすると、このまま目が覚めなかったら、絶対に、私にとって大切な人に、伝えたいことを何も伝えられないままであったことを悲しく思うだろう。

そんな夜は、携帯電話を出して、メモリを探して、「受話器を上げる」ボタンを押そうとしたくなる。無性に。

…朝になると普通に目が覚めているから、今、こうして日記を書くことができているのだが。

言葉になるものは、ほんの一部であるとは思うのだけれど。


最近凝っているものは、ビーズアクセサリー作り…と格好良く言ってみたいところだが、今のところ指輪が1つできただけで(それもごく初歩的なもの)、2つ目の途中で挫折している。細かい作業なので、あまり熱中すると頭痛がするし。

どうせ興味を持つなら、縫い物や編み物やお料理の方が実生活に役立つのに、私の興味の方向は非実用的だな…と思わないでもないけれど、まぁ心の向くままでよいかしら、とも思う。

あと、再びお茶の淹れ方に凝ったりもしている(ジャンル問わず)。抽出時間や温度などを考えると、疲れてしまってやめたくなってしまうので、基本的に「茶葉にお湯をかけて色が変わったら飲める」と大ざっぱに考えるようにしている(→大ざっぱすぎる)。

ソフトコンタクトレンズのはめ方に、未だに慣れない(ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズ(1日使い捨て)と眼鏡を併用するようになった事情については、また後日←でもそれほど大した事情でもない)。


BGM:「The Divine Comedy」(I.The Inferno, II.Purgatorio, III.The Ascension, IV.Paradiso)(Robert W. Smith)

わざわざ英語で書いたが、和訳だと「神曲」(1楽章:地獄篇,2楽章:煉獄篇,3楽章:天国篇,4楽章:昇天篇)となる。吹奏楽のオリジナル曲。

私は演奏したことがないが、後輩が演奏したのを聞いたことがある。好きな曲だと思ってCDを手に入れた。今日、久しぶりに聴いてみて、“あぁ、やっぱり次の演奏会のステージに乗りたい”と思った。別に次の演奏会でこの曲をするわけではないけれど、久しぶりにこれを聴いて、ステージに乗った時の感覚や嬉しさ、興奮が懐かしくなって、絶対次の演奏会に出るんだ!って。

…えぇと、楽団の練習に行けない日々がまた続いているのです。

音楽が嫌いではないのに、むしろ音楽についてなら何時間でも話せるほど好きなのに、明らかに今は私にとって練習に参加することは負担になっている。嫌いではないけれど、好きなのだけれど、その場に出るのがつらい。だから今は行けない。でも自分の存在を忘れ去られたくはない。本番にも出たい。

…どうなることやら。


メモ:今日は午前中はだるくて横になったりもしていたけれど、午後はやりたいこととやらなければいけないことを、細々としたことでも整理できたと思う。メールで連絡を取るとか、メモを取るとか、雑用を整理するとか、1つ1つは小さいことでも、積み重ねれば何とかなるかしら。なってほしいな。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)