風紋

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2004年02月11日(水) 春が来ているのかな / お酒が飲めたら / 友と会う

春が来ているのかな、と、何となく思う。

本当に何となくしか感じないんだけれど。例えば、庭の梅がほころびかけてきたり、新聞に梅の開花情報が載るようになったり、植え込みの花が葉牡丹からパンジーになったり、夜明けの時間が少しずつ早くなってきたように思ったり。そんなことだけなんだけれど。

数日前に少し書いたような気がするが、最近、空を見上げることも、風を楽しむことも、道端の草花に目を遣ることも、少なくなった。あまり外出しなくもなった。最近は、ひどい時にはほぼ1日中布団の中で横になっていて起きられないということもある。もっともそれは本当にひどい時だけで、用事がある時はぴんしゃんして外出している。ただ、すぐ帰ってくるように心がけているのであまり周りを見ない。

そんな中でも季節は確実に移り変わっている…らしい。

春が来るのを待ち焦がれる気持ちと、このまま冬であり続けて欲しい気持ちと、両方ある。

春が来るのが怖い気持ちがある。できればこの冬の寒さの中にもう少し埋没していたいような気持ちがある。しかしいつまでも冬の寒さの中にいるのはつらすぎる。春が来ないと思うのはあまりにも寂しい。でも春が来るのは怖い。そんな思いがある。

しばらくは埋没しながら、少しずつできることやしたいことをしようと思う。

(↑お昼前に書いたもの)


もしも、私がいっぱいお酒を飲むことができるのだったなら。

もしも、私がいっぱいお酒を飲むことができるのだったら、「あなた」がお酒をたくさんたくさん飲まずにはいられないほどの心持ちである時に、一緒に飲んだくれて酔いつぶれることができるのに、と思う。

でも、一緒に飲んだくれて酔いつぶれることができたとしても、「あなた」の心持ちを完全に理解することはできないだろう。それで「あなた」の助けになれるのだろうか。なれない、と思うと悲しくなる。

せめて、忘れずに見守ることができればいいのにと思うけれど、そうしたって「あなた」にとっては重荷に感じることであるかもしれない。

力になりたいとは思うけれど、一緒に酔いつぶれるだけが方法ではないのかもしれない。だからって、どうしたらいいのか、わからないけれど。


昔からの友人数人と久しぶりに会っていた。気心知れた友人たちとはいえ、直前まで会うのがすごく怖かった。会わないうちに、みんなしっかりとそれぞれの道で進歩を遂げているのに、私だけ何の進歩もないことはわかっていたし、最近の私の状態がこんなのなので、話してもあまり明るい話題を提供できそうになかったから。

結局、会って良かったなぁと思った。どういう心境の変化かよくわからないけれど、皆のおかげだろうと思う。大切な友人がいてくれることに感謝している。

「もっと自信を持てばいいよー」と皆に言われた。うーん。最近は、私は自信を持つ資格もないと思っているからな。

最近は、「ひ」は「疲労」の「ひ」、「ふ」は「不安」の「ふ」、「ぜ」は「絶望」の「ぜ」、という日々なのだ。


ハーブティを飲んでいます。割と飲みやすい。好きになりそう。

(↑夜に書いたもの)


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)