風紋
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| 2003年09月03日(水) |
ジグソーパズルを作った / あるような気がするけれど、ない |
掃除をしていると、ずっと以前に買ったまま、手をつけずにいたジグソーパズルを見つけた。同時に、パズルを飾るフレームも見つけた。気分転換に仕上げてみることにした。ジグソーパズルといっても108ピースしかない小さいもの(仕上がりの大きさは縦が25.7cm、横が18.2cm)なので、気分転換程度ですぐ仕上げられるだろうと思った。
しかし、パズルのピースを広げてみて、しまったと思った。「たれぱんだ」のジグソーパズルなので、基本的に白と黒(パンダの色)と黄色(背景色)のピースしかない。白と黒には陰影はついているものの、似たようなピースがたくさんあるので予想以上に手間取りそうだった。先に、右にある「たれぱんだ」の題字のピースだけつなげた後、「この線は頭の線なのか胴体の線なのか」「この黒い部分は目なのか手なのか耳なのか足なのか」と四苦八苦していた。時々手を休めて本を読んだりもしていた(というより、もともとは本を一気に読むのが疲れるから、気分転換にパズルをするつもりだったのだが…)。
やっと「たれぱんだ」の形が仕上がったのだが、それでも、黄色(背景色)一色で模様も何もないピースがたくさん残っている。こ、これを空いた場所に1つ1つ当てはめていけというのか…??
それでも時々本を読む時間をはさみながら、1つ1つのピースを1つ1つ空いた場所にはめていく作業を繰り返して、ようやく完成した。以前に同じ大きさの「ドラえもん」のジグソーパズルをした時は、本当に気分転換程度で早く仕上がったものだったが(もっと色の数も多かったし、絵も複雑だった)。
しかし、久しぶりにパズルをして楽しかった。もう少し大きなパズルだと疲れて飽きていたと思うのだが、このくらいだとちょうど楽しめる。
今日、わかったこと:「たれぱんだ」のジグソーパズルは色が少ないので思ったよりも手間取るが、楽しい。
○ 何の気なしに開いたアルバムに、前の家の全景の写真があって、どきりとした。普段は忘れているし、忘れようとしているのだが、この写真の中の家はもうどこにも存在しないのだ。けれど私には、今もどこかにあるような気がしてならない。もう存在しないのだとは思えない。でも、確かに現実にはどこにも存在しないのだ。
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