風紋

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2003年07月16日(水) 優しさ / こんな日だった / 「雲が晴れたら」 / そんな毎日を重ねて

優しい人になりたいな、と思った。“優しい”とはどういうことなのか、うまく説明できないのだけれど、ただ、優しい人になりたいな、優しい人でありたいな、と思う。

「優しいということは強いということだと思う」という言葉を下さったのは、小学校時代の恩師だった。


夜に友人と会った。少しずつ話を聞いてもらい、少しずつ暖かい言葉をもらった。嬉しかった。不安は消えたわけではないけれど、何とかやっていくよ、とまでは言えた。うん、と頷いてもらった。

たまたま入ったお店の店員さんのうちの1人が、とても気持ちの良い人だった。他の店員さんの中でも、ひときわ勢いがあって、元気で、でも注文を聞いてくれたりお料理を持ってきてくれたりする時の言葉や振る舞いに、優しさ・暖かさを感じた。いい人だね、と2人で話した。

この友人に会えて、こんな気持ちの良い店員さんに会えて、そして(全く別の話だけれど)大切な約束が1つできて、そして日記を書くことができて、誰かに日記を読んで頂くことができて、今日はもうそれだけで幸せだったなと思った。


BGM:「雲が晴れたら」(作詞:彩恵津子/作曲:羽田一郎)
NHKで放送されている「みんなのうた」で、かなり以前に流れていた曲(今でも時々放送しているかもしれない)。だからほんの2分程度で終わってしまう短い歌なのだけれど。軽やかで優しくて、思わず笑顔がこぼれてしまうような歌詞とメロディー。1番の歌詞も2番の歌詞も好きなのだけれど、2番の方が好きかな。いや、1番も好きだな。やはり。

 さあ 晴れ間が出たよ 外 出ておいで
 そう 水たまりには 僕がいるんだ
 はねが上がるなんて いじめないでほしい
 いつも君が好きだよ
 Rain drops 灰色の空が
 Rain drops 虹にかわったら
 Tear drops 君のほほえみも 戻ってきた



そんな毎日を重ねて、今日、ひとつ歳が増えました。ここまで生きることができたのが不思議で、でもありがたいと思っています(別に大病を患っているとかいうわけではないですが、本当にそう思います)。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)