風紋 もくじ / この前 / この後
図書館で「もりのへなそうる」(著:渡辺茂男/絵:山脇百合子、1971年、福音館書店)(詳細)を借りた。もう、何と言ったらいいのか、すごくすごく好きだと思った。 体調があまり良くなかったので、大学に行かなかったのだけれど、ほとんど何も仕事をしていない。午前に少し出歩いて、午後に写真を撮った(「そよ風」に掲載)以外は、ベッドで横になったり、机の前で茫然としながら1日を過ごした。 それにしても、一気に夏になったという気がする。昨日今日はとても陽射しが眩しくて、暑かった。夕方から夜にかけて雨が降ったりやんだりしていた。降る時は本当にすごい音を立てて豪快に降る。窓の外から“雨の匂い”がして、懐かしい気持ちになった。大雨の中を傘をささずに雨にぬれながら歩いてみたいなぁなどと、子どもみたいなことを考えることがある。 過ごしにくい季節ではあるのだけれど、私は7月という月が割と好きで、今年もこうして夏を迎えられたことを何より嬉しいことと思う。 夏ばてにはどうかどうかお気をつけ下さい。 BGM:「交響曲第1番 ハ短調 作品68」(ブラームス作曲) 第1〜第3楽章も好きなのだけれど、第4楽章の、「懐の深い」「おおらかな」という印象の旋律が特に好きだなぁと思う。優しい感じがする。何となく「海を目の前にして静かな気持ちで佇んでいる」という気持ちになる。
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