風紋

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2003年02月17日(月) ぐでっ、とした疲労感。ゆえに短めに。

ぐでっ、とした疲労感。ゆえに短めに。


電車の中で、全然知らない人の会話が聞くともなしに聞こえてきてしまった。それはもちろん私自身には全然関係のない話題ではあったのだけれど、偶然聞こえてきたある言葉に、まるで胸に大きくて重いものをどんとぶつけられたような衝撃を感じ(もちろん比喩ではあるが、本当に胸の辺りがずきっとした)、思い出すまいとしていたことや思い出したくないことをいろいろと思い出してしまった。

ただ、思い出すまいとしていたことや思い出したくないことのいくつかがあるのは確かなのだけれど、そのことがなければ今の私はない。言い換えれば、今の私はそのことを含む私であるとも言えるし、そのことを経たうえでの私であるとも言える…のかもしれない。そんなことを考えた。そんなことに気がついて、時々は思い出そうとも思うのだけれど、思い出すのは時々とてもきつい。


お気に入りの日記さんのいくつかの夏の頃の過去ログを読ませて頂いていて、そういえば夏は暑かったなぁと思った。今、思い出すと信じられないような気がするけれど、あの頃は“毎日暑いですね”というのが会った時の挨拶だった。そのくらい暑かった。


いろいろぐしゃぐしゃとありながらも、お月様が美しいことに辛うじて救われているような気がする(いや、お月様以外にもいろいろ救われてはいるのだけれど)。とりあえず今日はここで一度切る。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)