風紋

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2005年07月29日(金) 少しいい日だった / 風船ゆらゆら / 最近買った本

今日、「今日は少しいい日だったな、少しすてきな日だったな」としみじみ思った。ひとつひとつは小さいことだけれど、以下差し支えのない範囲で少しずつ記述。

・行けないだろうなと思っていた講習会に行けた(やや遅刻したけど…)。最近夏バテしていたりで行けないかなと思っていたのでよかった。

・バスの運転手さんが親切な方だった。

・師と思いがけずお会いする。「どうですか」と近況を聞いていただく。ありがたく、嬉しい。

・書類や資料等々の受け取り。

・普段あまり話す機会のなかった人とじっくり話せてうれしい。

・昼食に「もちもちむしパン抹茶」を久しぶりに食べることができた(こちら。「もちもちむしパン焼き」も好きだけれど、やはり「抹茶」かな)

・ホットペッパーを入手。そういえば気がつけば月末の最終金曜日になっていたのだった。

・読みたいなと気になっていた文献を入手(読めるかどうか謎)。

・仕事が予想していた以上にすすんだ。もう少し整理して、中心を明確にするようしっかり組み立てれば興味深い方向に展開していきそうで楽しみ。

・注文していた「コラム息切れ」(小野法師丸著,2005年刊,現代書林。詳細(amazon))入手。とても嬉しい。幸せ。もったいないから少しずつ読んで楽しむことにする。うふふー。

・帰宅途中でラブリーな猫2匹と会う(うち1匹は隙間から顔をちらりとしか見せてくれなかったが)。

・美容院で前髪を簡単に切ってもらった。

・CDケースをもう一箱,ようやく買えた。これで,ここのところおすすめいただいて増えつつあったB'zや中島みゆきさんのCDをきちんと収納できそう。

ひとつひとつは大したこともないかもしれないけれど、私にとっては嬉しかった。で、これを書き留めておこうと思ったのが「猫と会ったこと」がきっかけだったので、実は猫に会ったことが一番嬉しかったのかもしれない。小さいけれど顔立ちのはっきりした可愛い猫でした。


ついでに、バスに乗っていた時のこと。

人も大勢、車も大勢の交差点に差し掛かった時、ふと窓から外を見たら、横断歩道と車道のぎりぎりの場所に風船が地面近くでふわふわとしているのに気がついた。キャンペーンか何かで配った風船だろうか。かろうじて横断歩道の方に近いところでゆらゆらと揺れていたものの、ふとした拍子に車道にふっと飛んでいっても不思議のない感じに見えた。

あぁ、と思った。できるなら、風船をもう少し安全なところに移動したいと思ったものの、私はバスに乗っていたのでどうにもならず、しかし、歩行者であったとしても風船を持って移動する度胸(度胸というのだろうか、これは…度胸に近い気持ち)があったかどうかは自信がなく、そんな私自身が歯痒かった。

結局私が見届けた限りでは、踏まれることもなく拾われることもなく、ふわふわと地面近くを漂っていたのだけれど、あれからどうなったのだろう。気になる。

割れてしまうのを見るのが私にとってはつらい、と、ただそれだけだったのかもしれない、と、風船のことが気になった自分自身は何者なんだろう…とも思った。


最近買った本(のうちの一部)。
「神戸在住」(1巻〜7巻)(木村紺、アフタヌーンKC、講談社、詳細(amazon,7巻のもの))。

「夏の庭―The Friends」(湯本香樹実 :著、1994年、新潮文庫、詳細)。

「ポプラの秋」(湯本香樹実 :著、1997年、新潮文庫、詳細)。

「訪ねてみよう戦争を学ぶミュージアム/メモリアル」(〈記憶と表現〉研究会:著、2005年、岩波ジュニア新書、詳細)。

なかなか、いまは、「これ」という感想をうまく言葉にすることができず、「こういう本を読みました」というだけの記述にとどまってしまう。いつか何か書けるかもしれない。そういう本を挙げた。


数日中に向日葵の写真を撮ろうかな。


2005年06月18日(土) 西の空と思い出

久しぶりに日暮れ時の西の空をじっくりと眺めた。単にたまたまその時に西側を向いて進んでいたということもあるのだけれど。

あぁ、美しいなと思った(「美しい」以外に語彙のないのが情けないけれど)。

今まで知り合った人に、空や風や、日常の小さい自然を大切に見ていた人がいたことを思い出した。思い出して、ふと、どうしているかなぁと思い、色々なことを思い出して、涙が出そうになった。

ここのところ、時々、つらさや迷いを感じることがあって、考え込んで、今まで私の身の上に起きたことを全部忘れてしまえたらどんなに楽だろうと思ったこともあった。それはとても投げやりな考え方だとか、逃避だとかいうことはわかっていたけれど。

けれど、今日、夕暮れ時の西の空を見て、色々なことを思い出して、それは確かに、いまこの時は、思い出せるものであって良かったと思うものだった。

「思い出」「忘れること」についてさらに書くのは、いまは少しできない気がするので、このあたりで。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)