現場監督の気まぐれ日記
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ヤフオクでミゾーの初期のバイル「V−1」を6,500円で落札し、本日届く。 アイスはあまり興味ないのだが、今持っているバイルがイマイチだし、アイスハンマーとしても使えそう。 もう何年も前に廃版となったモデルだが、軽いしバランスいいし、ほとんど傷無しのデッドストックという掘出し物。 久々の良品ゲットです。
本日のBP2。
一階「扇」の茶4級×2本、復習はok。紺5級新たに1本更新。 後は紺〜赤6級の復習。 最近、一気に連続してやると、途中でモーレツに眠くなる。 指も痛いし、疲れが溜まっているのか。やや不調。
本日、新聞の広告欄でたまたま見かけて某雑誌を本屋で立ち読み。 ふだん10時間近くのデスクワークのため、どうも最近、腰の歪みが気になっている。 で、最近、健康雑誌でブームとなっているのが「骨盤スクワット」。 骨盤を矯正し、体重を減らせるならクライミングにもかなり有効だろうと、雑誌は買わずに頭の中にインプット(我ながらセコい。) 「LEON」など買ってチョイワルを研究しているオヤジもどうかと思うが、「安心」とか「壮快」といった雑誌を手に取るようでは、いよいよ老境へ入ったというべきか。
本日は当初、外岩の予定だったが→前日の雨でインドアに変更→子供がインフルエンザで急遽見送りとなってしまった。 一緒に行くはずだったju9choさん、ごめんなさい。m(_ _)m
本日は家でのんびり。TVで映画など観ながら過ごす。
「博士の愛した数式」 寺尾聡・主演 ☆☆☆★ 「アルマゲドン」 ブルース・ウィリス主演 ☆☆☆
「博士〜」の方は事故の後遺症で記憶がもたない数学博士の物語。 内容的にもまぁ面白かったが、特に良かったのが家政婦役の深津絵里さん。こういう奥さんがいたら、私も山など行かずもっと家にいるのだが・・・(^^;)
「アルマゲドン」は、ジャンルとしてはSFパニック・スペクタクルとなるのだろうが、父娘の情愛なども含まれていて、(本当は)なかなかいい作品。 「タイタニック」では泣けなかった私も、この映画を最初見た時は正直泣けた。 特にラスト近く、死の瞬間に父の網膜に焼きつく娘の幼き日のフラッシュバックは、子を持つオヤジのハートと涙腺をモロに刺激する。 あぁ、それなのに・・・だ! 2時間枠に収めるために強引なまでのシーンのカット、さらに食いしん坊・村野タケノリ先生の棒読み吹き替えに、せっかくの感動作が台無し! 民放なのでしかたないのかもしれないけれど・・・。
本日はBP2。
まずは二階「かまくら」の深緑3級の復習ok。 一階「扇」の真ん中、狭苦しいムーブの茶4級を更新(一階リニューアル後の茶はこれで3つクリア) あとは5〜6級をボチボチと・・。
これまで飲んでいたザバスのプロテインが切れたので、今度はジャコラというメーカーの「クエン酸パワー」というのを買ってみる。 平山ユージ氏はプロテインを補給しているようだが、今読んでいる菊地敏之氏の「クライマーズ・ボディ」という本によるとプロテインも一長一短あるような・・・。 で、クエン酸。味の方はたいへん酸っぱいのだが、酸っぱいモノ好きの私にはなかなかGood。 プロテインのようなバリウムに似た感じが無く、ジュースのようにスッキリ飲める。 はたして効果のほどはいかに?
ムラタ氏と前夜発日帰りで奥多摩の河又へ。
私は今回初めてだが、石灰岩でガバ豊富でありながら、前傾壁に思わずパワーを使わされてしまいタジタジ。 早いうちから腕がパンプし、グレードもけっこう辛め(^^;)
とりあえず5.9から10bまでを計7本。 うち登れたのは「ミヤザキミドリ(5.9)」「忍吉98(5.9)」「イキのいい奴(5.10a)」。あとはいずれもテンション付きもしくは途中敗退。 それでも岩場は、静かで落ち着いた感じのいいエリア。 修行してまた来ます。
本日は、山の小道具をいくつか新調&修理。
購入したのは、 ・KONGハーネス「アルピニステ」 カモシカで40%off ・イワタニ ガスカートリッジ・スタビライザー ・ミニ三脚(ゴリラ・ポッド)
先日の鋸岳でも感じたが、どうも今使っているBDのハーネスとザックの相性が悪く、行動中ザックの底面がウェスト部分と後ろのギアラックに当たってハーネスがどんどん下に下がってきてしまう。これはどうにも動きにくいし、危なっかしい。 で、今回はアイゼン履いたままでも装着しやすく、ザックと干渉しないようウエストもレッグ部分もパッド無し、ギアラックも後ろにないクラシックなシット・ハーネス改良型にする。 サイズの調節幅もゆとりがあるので、着膨れした積雪期のアルパインもしくは沢登りでは、こちらの方が重宝しそう。
「ゴリラ・ポッド」というミニ三脚は三本の足が無段階・変幻自在に曲がり、例えば木の枝やピッケルのブレード、不安定な石の上でもクネクネと足を曲げてカメラを安定させてくれるスグレモノ。
その他にカシオのプロ・トレックが修理完了。 引き出しの中にしまっておいたら高度計とコンパスが作動しなくなってしまったのだが、ソーラー・バッテリーは使わない時でも暗い所へ放置せず、なるべくいつも明るい所に置いた方がいいらしい。(常識か?)
本日は午後からストマジ。 オートビレーで、 5.8×1本、9×3本、10a×3本、10b×5本、10c×2本、11a×2本の計16本。 その後、クールダウンでボルダー5級×3本(すべて一撃)
・皆さん、晴れて外岩へ行ったのか、ずいぶんと空いていた。 ・ルート壁は来月ホールド替えがあるせいか目印のテープが剥がれたままの所が多かった。 ・ストマジのボルダーは横浜BP2に較べると1級易しいと思う。
先週の鋸岳の遭難。 結局、ヘリも動員して大規模捜索したようだが、見つからないらしい。 一体、どこへ行ってしまったのか。
それにしてもここ数年、自分の回りで山の事故が相次いでいるのに気付く。 もちろん、すべてその場に遭遇したわけではないのだが・・。 それだけ山の世界は狭いと言えるが、一歩間違えれば自分が同じ事態に陥っていてもおかしくない。 ここ数年の自分のニアミス案件を挙げてみると・・・
2004年7月 南ア・北岳バットレス 取付のBガリー手前で単独の滑落者と遭遇。ヘリ吊り上げまで同行し搬送手伝い。
2006年3月 八ヶ岳 私が単独で赤岳東稜へ出かけた同日、阿弥陀南稜で三人が疲労凍死。三人のうちリーダーはずっと以前に同じ会で一緒に山へ行ったことがある人でヒマラヤ経験者。赤岳を経由し、翌日、阿弥陀に登った際、三人が使ったと思われるスリングを途中で拾得。
2007年4月 八ヶ岳 単独で阿弥陀南稜を登り、御小屋尾根下降中、東京の某会パーティーと遭遇。下降中に一人の女性が足を骨折。ヘリ吊り上げまで同行手伝い。
2008年4月 北ア・剣岳 我々と前後して小窓尾根に入った単独行者が滑落死亡。遺品のピッケルを偶然拾い、持ち帰るが、知り合いの知り合いだったことがすぐにわかり、下山してから状況説明。
このほか、恥ずかしながら近年の自分のヒヤリハットを報告すると、 2005年10月 越後・五竜沢 滝直登の際、足を滑らせ滑落。ランナーのカム、ハーケンが抜け約15m下の釜へウォーター・グランド・フォール。手を負傷するがパートナー許してくれず(^^;)、そのまま翌日まで計画貫徹。
2006年12月 某インドア・ジムで約6mグランド・フォール。マットなしだったが、幸いにも足からの着地だったため、一晩入院しただけで退院。その後、自然治癒。
・・・お互い気をつけましょう。
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