今年も残す処あと3時間。
『年賀状』は何とか年内に書き終えて無事に投函する事が出来た。
数年振りに新調した『プリンター』は、かつて私が使用していた機種よりも格段の進化を遂げていた。 あまりに高性能過ぎて、あらゆる事が出来てしまうので、 まるで我が家に突然『黒船』が来港した位のカルチャー・ショックを受けてしまった。
でも楽しかった♪また来年も作ろう! (↑毎年作るモンぢゃないのか?)
そんな訳で、 皆様、今年は本当にお世話になりました(深礼)
色々大変な事も多々有りましたが、 最後に素敵な言葉を掛けて頂いたり、予想外に温かな人の善意を受け取ったり・・・と、 沢山嬉しい事を抱えながら新年を迎えられそうです。
いつも励まして下さった親愛なる皆様、 一年間本当にありがとうございました(深礼)
皆様のご多幸とご健勝を心からお祈り致します。 良いお年をお迎え下さい。
今年もあと一日で終わり。
・ ・・なのに、ワタクシはまだ『アレ』を作っていないのだ。
『アレ』とは何か? 『アレ』とは勿論『アレ』である。 そう!お正月には欠かせない『アレ』
“もしや・・・・『ダシ巻き卵』?”(←影の声)
そうそう!それそれ! 中は半熟、外はこんがり・・・って、 想わず『一人ノリツッコミ』してしまったが・・・違う(←え?違うの?)
『アレ』とは・・・・・即ち『年賀状』である。 (前振りが無駄に長過ぎてスミマセン(^^;))
ここ近年『年賀状』を出していなかった最大の理由は、 「ウチにプリンターが無いから」なのだが、 その理由だけで何年も何年も出さずにズルズル・・・ッと来てしまい、 さすがにコレではイカン!今年こそは出さねば!と一念発起し、 ちょっと無理して念願のプリンターを購入した。
だが、今日まで何だかんだと忙しく、 まだプリンターを箱から出してすらいない(涙)
しかし!今年は絶対に『年賀状』を作るのだ! 何しろ『プリンター』だけで無く『年賀ハガキ』も既に購入済みなのだから・・・
そんな訳でこれからコツコツ頑張る次第である。 今年中に投函出来たら良いなぁ(^^;)
日は会社の仕事納め。
この会社には今月中旬からお世話になっている。
周囲の方は皆とても優しく接して下さるのだが、 いかんせん仕事の内容があまりにも難し過ぎる(涙)
これまでの人生で一度も見聞きした事の無い単語が次から次へと登場し、 しかも案件ごとに単語の名称がころころ変わったりするので、もう大変!
ただでさえ少ない私の脳細胞が、 慣れない仕事で酷使された所為でカラカラに枯渇してしまい、 辛くてキィキィ悲鳴を上げているのを感じる。
枯渇し切った脳細胞に少しでも潤いを与えようと、 給湯室に有った蜂蜜を白湯に溶かして飲んだらちょっとだけ楽になった。
“脳はブドウ糖しか吸収しないのだ”と云う事実を身を持って実感する。
だが夕方になるにしたがって蜂蜜も効かなくなり 再び脳細胞がカラカラに枯渇し果てたその時、 ふいに上司の方がとても嬉しい言葉を掛けて下さった。
それは、それ迄の仕事の疲れなど吹き飛んでしまう位、本当に嬉しい言葉だった。
やっぱりコツコツ地道に真面目に頑張っていれば、 (たま〜には)良い事が有るのだなぁ・・・
まるで砂漠のど真ん中でキラキラ輝く星を拾ったみたいな気持ち★
昨日、土砂降りの中、初めてのプチ出張。(派遣なのに)
降りしきる大雨と寒風の中、 慣れない土地をうろうろ・・・した所為か、どうやら風邪を引いてしまったらしく頭が痛い。
でも体調不良ごときでは簡単に休めないので(派遣なので) 歯を喰いしばっていつもの電車に乗ったのに、 昨日の大雨の影響とやらで26分も遅れてしまった。
だが電車遅延は査定には響かないが、 『遅刻』と判断されて給料から差し引かれてしまうのだ。(派遣だから)
本当は今日はアクションの特別稽古が有るのだが、 この体調では参加出来そうもない。
今日は仕事が終わったら早く帰って休もう。 とりあえず定時退社はさせて貰える筈だ(派遣だしね)
| 2006年12月26日(火) |
いきなり勝手に次回予告(クリスマス激震編・『カブト』ネタです) |
(45話で坊ちゃまがマフラーを編み始める前辺りのエピソードとして 軽〜く読み流して下さい・・・いつものノリで(^^;))
剣 「ねぇじいや! 蓮華が作った『クリスマス特別料理』が最高に美味しかったんだ! じいやも作ってみてよ」
じいや 「ほぅ、それはどんなお料理でございますか?」
剣 「確か・・・『栗』と『鱒』を使っていたのだが」
(剣の言葉を聴いた途端“ハァ”と溜息を吐きながら肩を落とす)
じいや 「いけません、坊ちゃま・・・この季節『鱒』は高うございます。 『栗』だけならば何とか・・・」
剣 「そうか、 今の神代家の財政では『栗』だけしか買えないと云う訳だな」
じいや 「はい、ですから、 今年は『栗だけで済ます』・・・『くりすます』と云う事で・・・」
(次週もお楽しみに(^^;))
| 2006年12月25日(月) |
氷の世界(『カブト』ネタです) |
今日は楽しいクリスマス★ 例年は前日の『クリスマス★イブ』の大繁盛の後片付けで大忙しの筈であるフレンチ・レストラン『サル』だったが、 今ホールに居るのは蓮華一人だけである。 蓮華は厨房から真っ黒に焦げた餅を一面に並べた大皿を運んで来てテーブルの上に“ドン!”と置いた。 「よぉし!あとはこのお餅の上に加賀美先輩に座って貰えば『特製・かがみもち』の完成だわv」 自己満足気に一人呟いたその時“バタン!”とドアが開く音がして、 蓮華が振り返ると、 「あ!加賀美先輩!ちょうど良かった!」 扉を開けて店内に入って来た加賀美は、 蒼褪めた頬の上に薄く微笑みを浮かべながら、
「何だ?蓮華、 お前またヘンな料理作ってんのか?」 「ヘンな料理だなんて失礼ですね! 先輩は剣さんと違ってグルメじゃ無いから、 アタシの料理の美味しさが判らないんですよ!」
白い頬をプゥと拗ねた様に膨らませながら、 蓮華は事も無げに言う。
「早く来て味見してくれないかなァ、剣さん、 ・・・先輩?」
ふと加賀美の方に視線を戻して、 項垂れた彼の肩が小刻みに震えている事に蓮華は首を傾げた。
「・・・・・どうして泣いてるんですか?先輩?」
| 2006年12月24日(日) |
残光(『仮面ライダーカブト』46話感想) |
嗚呼、ついにこの日が来てしまった・・・
「坊ちゃまが自分の正体を知る」と云う事実を聴いただけで もう既に観る前から胃が痛かった。
剣君は己の正体を知ると同時に 『サソリワーム』としての記憶も取り戻したのだろう。 即ち自分が愛する姉と己自身を殺した事、 そして自分が知らない間に 『サソリワーム』として何の罪も無い人間をも殺していた事。
剣君の正義感が、 もう一人の自分 (・・・とは云えないですね、他人。他ワーム?寄生の宿主?)の 凶暴で無差別な悪行を許せる筈が無い。
彼は海で自殺しようとするが、 それが逆にワームとしての本能を目覚めさせてしまう。 (それにしても前回に引き続き、 冬の冷たい河や海に入る芝居だから役者さんは大変だ(^^;))
ふと『デビルマン』に登場したジンメンと云う妖獣を想起する。
この妖獣は喰らった人間の顔を背中の甲羅にずらりと乗せているのだが、 その人間達は顔だけになっても、まだ生きていて意識が有り、 デビルマンの攻撃を受ければ血を流し苦痛の声を上げる。 人間達を哀れに想い攻撃出来ないデビルマンに、 「私を殺して!私はもう死人よ!」とジンメンの背中から声が掛かる。 その声を聴いてデビルマンはジンメンを倒す。
それと同じ事を天道君はしたのかもしれない。
もう『サソリワーム』の意識を完全に抑え込む事が出来ないのならば、 いっそ一想いに引導を渡してやる方が剣君の為なのかもしれない、と、 それこそが、じいやが天道君に「叶えてやって下さい」と頼んだ 「坊ちゃまの望み」なのだろう・・・・・・が、
それであっさり天道君が止めを刺してしまったのが、かなり腑に落ちない。
これがもっと物語の中盤辺りならば、 それでも納得出来たかもしれないが、 神代剣と云う大きな『伏線』を抱えたキャラクターを こんなラスト間際まで生き残らせた理由は、 人間の心を抱えたまま(自分の意思とは無関係に) 異形の姿にさせられてしまった 哀れな存在を救う『死』以外の方法を用意して有るからでは無いか?と 勝手に想像していたので、かなりガッカリしている。
『ネイティブ』なら助けて貰えるのに 『ワーム』なら無差別に殺して良いのか?
「それは違う、 外見に惑わされず真実を見抜く瞳を持て!」と云うのが、 この物語の主旨じゃなかったのか? (・・・って、↑これは私が勝手に想い込んでいただけでありますが)
これは『仮面ライダー555』で描こうとして描き切れなかった(と私は想う) 深く重い主題であり、 私が『カブト』にハマッた大きな要因の一つでも有るので、 こんなラスト間際の、 しかもたった2話分だけじゃ無く、 もっと話数を使って丁寧に描いて欲しかった。
もし、どうしても神代君を救う手立てが『死』以外に無いと云うのならば、 彼に手を下すのは天道君以外の人間の方が良かったと想う。
私個人としては、出来れば加賀美君にそれをして欲しかった。
何故なら、 「カブト!頼む!」と云われて(今回加賀美君は言ってませんが) 何の躊躇いも無く天道君が剣君を殺して終わってしまったんでは、 4話の時点から二人が何にも『成長』していない事になってしまう。
天道君には剣君を殺す事を(たとえ一瞬でも)躊躇って欲しかった。 そして、加賀美君には剣君に 「生きろ!犯した罪はちゃんと生きて償わないと償いにならないんだぞ!」と、言ってあげて欲しかった。
上記では加賀美君に止めを刺して欲しいなどと言ってはいるが、 やっぱり剣君には何らかの方法で生きて幸せになって欲しかった。 だって・・・「剣君がどんな悪い事をした?」
「姉さんを殺したワームを許さない!」と云う正しい怒りを胸に抱く彼こそを、『サソード・ゼクター』は資格者として選んだ筈なのに・・・・・ せめて、もう少し剣君に救いが有って欲しかった。
ラストで彼の心がじいやの元に帰れたのだけが、 唯一の救いの光だなんて、あまりにも哀しいと想う。
話は変わるが、 「もう一度求めてみるか・・・光を」と決心した兄貴&弟。
最初観た時は兄貴が突然主旨を変えてしまった様に想ったのだが、 何度か観直している内に、 あの鎖で自らをがんじがらめに緊縛している姿が、 兄弟・・・特に矢車さんの心の葛藤を比喩しているのではないか?と 考えられる様になった。 ・・・単に観慣れただけなのかもしれないが(^^;)
それにしても、 彼等が常々口にしている『地獄』の意味をもっと明確にして欲しい。
当初はウカ・ワームと『ZECT』が影で通じていて、 ホッパー兄弟はその傀儡で、 矢車さんは己の真意とは逆に『悪』の方向へ進んでいるのかしら?と 勝手に想っていたのだが、どうやらそうでも無いみたいだし・・・
最後に、 CM明け間際の加賀美君が、 CM前に剣君にヤラれまくった筈なのに 『笑顔』で「俺はお前を信じてた」と云うシーン。
あの台詞が、 たとえば「俺はお前を信じて『る』」で、 「お前なら人間として生きられる(筈だ)・・・ほら (と云って岬のプレゼントを手渡す)」と云う その後の台詞を、 ニコニコしながらなんかじゃ無く、 むしろ必死に剣君を説得しようとする様に喋っていたのならば、 何だかあのシーンも納得しながら観られる気がするのだが・・・
今月から勤め始めた会社のエライ方達と一緒にカラオケに行く。
その中でも一番エライ方曰く、
「びび(仮名)さんは、あんまり歌が上手くないねェ、 ちゃんと先生に付いて習った方が良いんじゃないの?」
あの・・・ ワタクシもう既に一年以上先生に付いて歌を練習してるんですが(涙)
やっぱり何をやっても自分はダメダメなんだろうか? (嗚呼!このネガティブ思考が良くないのだ!くじけずに頑張れ私!)
| 2006年12月22日(金) |
半神(『仮面ライダー・カブト』45話感想) |
ひよりを傷付けた後、 泣き叫び狂いながら彷徨する2号君の前に現れる乃木3号&4号。 (数合ってる?)
二人は2号に向かって、
「追いて来い!もうすぐアルマゲドンがあるまげどん!」
冗談はさておき、 乃木3号&4号を攻撃する2号君に、 「キミはまだ産まれたばかりの子供と同じだ」と言う二人。
やっぱり2号君は天道君と同一の遺伝子から造られた人間では無いか? (クローン以上に本人に近い他人)と、想うのだが、 三島の玩具・・・ぢゃなかった実験体にされる前は、 おそらく自我が無い状態だったのでは無いだろうか?
たとえば受精卵のまま凍結されていたとか、 身体は生育してても培養液に漬けられていたとか・・・
ひよりや両親の記憶等、必要最低限な知識だけが 後から作為的に植え付けられたのでは無いだろうか?
ちゃんとした躾や教育はされていない様な気はするが、 成長する過程の何処かで誰かに優しく愛された記憶は少しだけ有る様だ。
個人的に2号君が大好きなので、つい語り口が熱くなってしまった。 (閑話休題)
さて、2号君に倒されたひよりを目撃した途端、 それまで仲睦まじく肩を組んでいた加賀美君を突き飛ばすのは 幾ら何でも非道いと想うぞ、天道君。
そして今回初登場の根岸氏を差し置いて堂々と 『社長椅子』に座る天道君。
そんな彼を、 「いやぁ・・・『噂』通りの人だ」とか、 「『噂』通り面白い人だ」とコメントする根岸氏。
一体どんな『噂』なのか、非常に気になるワタクシ・・・
「今度指令官になった天道総司と云うヤツは大層な別嬪さん (・・・って今時、誰も言わねェか) とってもカワイコちゃんで、 以前、チョッピリだけ『シャドウ』の隊長を務めた 天道寺総司郎と瓜二つのイイケツをしてる。 あ、ケツだから瓜ぢゃなくて桃二つ・・・」・・・なんて 噂では絶対に無いだろう。
個人的には根岸氏よりも 映画版の大和鉄騎さんに新キャラとして登場して欲しかった。
あんな渋くて格好良い方が天道君に、 「キミのFANになっても良いか?」とか言って迫ったり、 土下座とかしちゃったりしたら、 その瞬間、私は鼻血で失血死してしまうだろう。 (根岸氏FANの方、申し訳有りません)
さて話は変わるが、 前回ミサキーヌを庇って負傷して入院中の坊ちゃま。
この病院の検査では坊ちゃまが『ワーム』だと判明しないのだろうか? もしかして、 以前登場した若林医師が擬態ワームと共に切り盛りしていた名残で 『ワーム』が居てもスルッとスルーしてしまうのだろうか?
そして、じいやが坊ちゃまに造った料理は どう見てもコレステロール値が高過ぎる。 あれは病人はおろか、 健常人に食べさせるのもかなり問題が有るのでは無いだろうか? そしてそれをツッ込まないミサキーヌも良い奥さんにはなれなさそうだ。
そう云えば彼女もかけそばばっかり食べているし・・・って、 ワタクシもそんな偉そうな事が言える程 立派な食生活はしていないのだった、スミマセン(^^;) (酒とタバコを一切やらない位かな?)
そして何故、天道君も坊ちゃまの正体に全く気付かないのだ? 加賀美君の悩みに気付いてやれよ! 呑気にスカウトなんかしてる場合ぢゃないぞ!
さて、その呑気な天道君にスカウトされて即、隊長に就任した坊ちゃま。
そう云えば『カブト』である天道君は司令官に任命されたし、 坊ちゃまもしかり・・・ な・の・に! も、もしかして加賀美君は未だに『見習い』のままなのだろうか? 『ガタック』は『ZECT』最強のライダーの筈なのに・・・何故? やっぱり以前、天道君に『カブトエクステンダー』をあっさり盗まれたり、 無断で『ZECT』のPC持ち出したりした事が原因だろうか?
まあ、坊ちゃまもすぐに隊員達に愛想を尽かされ逃げられてしまったが・・・
そもそも『レンタル・ビデオ』は、 ショップ閉店後は店頭のポストに翌朝までに返却すれば 延滞料金は取られない事を知らない辺り、 まだまだショ・ミーンの生活とは程遠い坊ちゃまである。 一般庶民(?)である『ZECT』の隊員達との価値観の相違を埋めるのは困難を極めそうだ。
だが、冷たい河の中に入ってミサキーヌ姫の靴を拾い上げた剣王子は、 見事姫とクリスマス・デートをする権利を勝ち得た。
途中で眠ってしまった坊ちゃまの代わりに、 ミサキーヌへのクリスマス・プレゼントを編みながら、 「どうか坊ちゃまの幸せがいつまでも続きます様に・・・」と 祈る様に呟くじいや。 だがフカフカのコートを着てピカピカの愛をミサキーヌに届けに走る 坊ちゃまは、 乃木に浴びせられた怪光線に依って、 『サソリ・ワーム』の自我を制御出来なくなってしまう。
坊ちゃまの幸せは即ちじいやの幸せなのに・・・・・・
最後に・・・ 『鎖でがんじがらめの兄弟』って、やっぱ凄いよ!凄過ぎるよ!!
見た瞬間、 新たな必殺技『大リーグボール』を養成するのかと想ってしまった。 (古い人間なので(^^;))
二人をスカウトに来た天道君が、 「一瞬でも奴等を当てにしたオレがバカだった!」と吐き捨てるシーンは、 TVの前で転げ廻って大爆笑してしまった。
| 2006年12月21日(木) |
ホロホロな二人(『カブト』ネタです) |
ある『ブログ』にこんな文章が掲載されていた。
“ホロホロチョウは、キジ目ホロホロチョウ科の鳥の総称。原産地はアフリカ。 配偶関係は一夫一妻制で、一度ペアを形成したら一生添い遂げる“
この一文を読んだ瞬間、 想わず仲睦まじく寄り添うM嶋君&S藤君の姿を想い浮かべてしまった。
しかもホロホロ鳥の仲間には『カブトホロホロチョウ』と云う種も居て、 野鳥に似た歯ごたえで癖がなく、美味として知られるのだそうだ。
やはり『カブト』と云う名が付く鳥だけ有って、 天道君同様美味なんだなぁ・・・と『妄想』するワタクシ(*^^*)
そう云えば先日、 友人と二人で某料理教室にパン作りを無料体験しに行ったのだが、 「材料を混ぜる時に『イースト菌』は必ず『砂糖』のすぐ隣に置いてあげて下さいね。 『イースト菌』は『砂糖』が大好きで、この二つはとっても仲良しなんです」
・ ・・と云う先生の言葉の『砂糖』を『●藤』に脳内変換し、 そして、 「仲良し〜♪仲良し〜♪」と心の中でヒソカに歌いながら材料を混ぜ合わせてしまった。
S藤・・・ぢゃなかった、 『砂糖』と『イースト菌』が混ざるとアルコールが発生して良い香りが出るのだそうだが、 もしかして『ユージン・フロア』みたいな匂い?(←違)
今週末に朗読のアトリエ公演で読む本を練習中。
最初は大好きな乙一さんの短編ホラーにしようかと想っていたのだが、 自分が一人で部屋でブツブツブツブツ・・・(以下略)読むならともかく (↑それもどうよ?) 楽しいクリスマスなのに、先生や他の生徒さんまでどんよりした気持ちにさせてしまうのは申し訳無いなぁ・・・と考え直して、 乙一さんが唯一出版なさった童話『くつしたをかくせ』にした。
自分では、 ちょっとヘンテコな話だなぁ・・・と想っていたのだが、 先生曰く 「これってとってもあったかいお話だね」
やっぱり私って読解力が無いのだろうか?
でも、 「こう云うあったかいお話もななか(仮名)さんには合ってるよ」と先生に言われて、 何だかくすぐったい様な嬉しい気持ちになる。
本当は自分は全くそんなあたたかい人間では無いと想っている。
元々根暗でネガティブで、 しかもヲタクなので、つい物事を悲観的に考えてしまいがちだし・・・
だが最近はどんなに辛い状況でも、 明るい歌を歌ってみたり、 優しい文章で書かれた本を声に出して読んだりすると、 どんな逆境でも取り合えず元気が出て来る事が判った。
やっぱり自分の声で何かを伝えるって、 とても大切なんだなぁ、と、 朗読を始めて良かったなぁ・・・と、しみじみ感じている年末のワタクシ。
NODA・MAPの舞台『ロープ』を観覧。
相変わらず大した事は書いてませんが、観覧予定の方はご注意下さい。
引き籠もりのレスラーが立ち直る話なのか?と想いきや実は主題は『反戦』だった。
こんな風に全く無関係な題材を同じリングの上に乗せて一つに繋ぎ合わせてしまう野田秀樹さんはやはり凄いなと想う。
今回は『オイル』や『キル』みたいな言葉遊び的な要素は少なかったが、『リングのロープの中ではどんな暴力も黙認される』とか、 『視聴者はたとえ八百長でも暴力を欲し、それを観たいと望んでいる』等、プロレスの試合になぞらえて『戦争』を激しく風刺し糾弾していた。
アメリカ兵がベトナムの人達を情け容赦無く惨殺していく様を、宮沢りえさんが、あたかもプロレスの実況中継の如く解説する演出も胸に迫った。
だが、リングのロープ中の話の所為か、 全体的にこじんまりとまとまり過ぎだった様な気もする。
それにしても、 これ程『反戦』が叫ばれ、『戦争』が悪い事だと皆判っている筈なのに、『戦争』が無くならないのは、 力弱き人間が虐待される様子を観て面白がる人間があまりにも多い所為なのだと、この舞台を観て痛感した。
『いじめ』だって、そうだろ?
あるオーディションを受けて来た。
受験者は男女混合で35人前後。 このオーディションは今日だけでは無いし、 今日だけでも数回に分けて実施されているそうなので、 果たして総勢何百人受験者がいるのやら・・・
只でさえ緊張しているのに拠りに拠って私の受験番号は『1』番。 せめて3番目位だと良かったのに・・・
でもそんな事は言っていられない。 「では『1』番のななか(仮名)さんから・・・」と呼ばれれば、 笑顔で元気に「はい!」と答えて精一杯やるしかないのだ。
私の後、他の受験者の方達も 順番に課題の台詞を読んだり、課題曲を歌わされたりしていたが、 皆、とっても上手な人達ばかり。
おそらく何らかの訓練を受けていない人は、ほとんどいないであろう、 台詞の読み方も初見とは想えない程だし、声も良く通っている。 某大劇団の方もいらして、その方の歌声は群を抜いて芸術の域に達していた。
何人か初心者らしい人達もいらしたが、 こう云う場では経験値は選考の基準にならないし、 むしろ変な癖が無い方が良いと云う演出家の方が多い。
私は今日、 たまたまオーディション前に歌のレッスンに行って来た事と、 課題曲が好きな歌だったので必要以上にノッてしまい、 相手役の方を巻き込んでつい歌い踊ってしまったので、 「別に踊らなくても構いません。これは歌の審査なので・・・」と 審査員の方に言われてしまった。 (でもコレは楽しかった♪)
だが、その後の自己アピールで、 やる事がすぐに想い付けず、無難な事で済ませてしまいざるを得なかったのが心残り。
どう云う結果が出るかはまだ判らないが、 もっとこう云うオーディションを沢山受けておけば良かったなぁ・・・と改めて想う。
今回も含めて、 これから先の人生にもまだチャンスは有るのだろうか?
ちなみに今週末にもまたオーディションを受けるのだ、 頑張ってるなぁ自分。(←自分で言うな)
劇団ひとりさんの処女小説『陰日向に咲く』を、図書館で予約してから半年待ってようやく借りる事が出来た。
「この本は面白い!」「直木賞を狙えるレベル」等とあちこちの書評でかなり褒められていたが、天之邪鬼な私はイマイチ信じられず半信半疑で読み始めたのだが・・・
本っ当に!すっごく面白かった!!
まず文章の読み易さとキャラクターの心理描写の巧みさにグイグイ引き込まれる。
これでもか!これでもか!と張り巡らされた伏線と計算され尽くしたプロットに依って緻密に絡み合う、それぞれの物語の登場人物達。
人生のレールからドロップアウトした、いわゆる『負け組』(この言葉大嫌い)の人達の一途で不器用な生き方に、かなり共感を覚えた。
「もしかしたら、これは売れない頃の劇団ひとりさんの実体験かも?」と想わせられる場面も随所に有った。
高価な花瓶やホテルのロビーとは一生縁が無いであろう、 道端の名も無き小さな花々が懸命に咲こうとする姿は時に滑稽で哀しく、美しい。
久し振りに面白い本に出会えてとても嬉しかった。
あまりの面白さにアッ!と云う間に読み終えてしまったので、 一緒に借りて来た『仮面ライダー555・正伝〜異形の花々』を読み始める。
次はどんな花々に出会えるのだろうか?
| 2006年12月15日(金) |
いきなり勝手に次回予告(胸キュン編・『カブト』ネタです) |
(44話の『スーパーヒーロータイム』のNG編ぽくお読み下さい。 一週間遅れのネタでスミマセン(涙))
加賀美 「岬さん、剣の事好きになったの?」
岬 「まさか!ちょっとキュン♪としただけよ」
加賀美 「本当ですか?」
岬 「当たり前でしょ? 誰かさんみたいに、 “一緒に戦いながら彼と一つに繋がって行く様に感じちゃったり” ・・・なんかしてないわよ」
加賀美 「そうですか、それなら・・・って! 誰かさんて、誰の事ですか?岬さん」
岬 「さぁ?」
(次回もお楽しみに(^^;)
| 2006年12月14日(木) |
今週の『俺も誰かに笑ってもらいたい』(『カブト』ネタです) |
(44話、 乃木にやられてボコボコにされたガタックをカブトが助けた直後のシーン。 相変わらずくだらないので、 こたつでみかんでも食べながらダラダラお読み下さい)
天 道 「(加賀美に向かって) オレ達が力を合わせれば誰にも負けない」
乃 木 「お前達の言う『絆』か・・・嘲笑わせる」
(そこへ登場する矢(さ)車)
矢(さ)車 「俺の相棒を嘲笑ったのはお前か?」
乃 木 「お前の相棒だと? さっき俺が倒した奴か? 確か・・・『パンツ・ホッパー』君とか言ったかな?」
(ぷっ!と軽く吹き出しそうになるが、 慌てて口元を押さえて笑いを堪える加賀美、 天道は無表情らしいが変身しているので良く判らない)
矢(さ)車 「・・・俺の相棒はそんな名前じゃない」
乃 木 「いや失礼・・・では『ピンチ・ホッパー』君だったかな?」
(加賀美、堪えきれずに、ぷぷっ!と吹き出してしまう。 天道は無表情らしいが変身しているので、やはり良く判らない)
矢(さ)車 「確かに俺の相棒はピンチに陥っているが、 あいにくそんな名前でもない」
加賀美 「へぇ、上手い事言うなぁ・・・」
天 道 「おい、感心してる場合か?」
(うんうん、と肯きながら、 小刻みに肩を震わせて微笑っている加賀美の耳元で 天道が小声でヒソリと囁く)
矢(さ)車 「まぁ、何にしても 嘲笑って貰えるなんてうらやましいぜ、相棒・・・ 俺も嘲笑って貰おうか・・・変身!」
乃 木 「よし!来い!・・・『パンク・ロッカー』君!!」
(ついに耐え切れずに大爆笑してしまう加賀美)
加賀美 「パ・・・『パンク・ロッカー』だって!超ウケる〜〜!!」
矢(さ)車 「嘲笑うな〜〜〜ッ!!」
天 道 「・・・・・・どっちなんだ?」 加賀美 「・・・・・・どっちなんですか?」
(感動の名シーンを台無しにするワタクシ(^^;))
昨夜焼いたパンを台所のテーブルに置いておいたら、 それを観た母が、
「このパン手作りでしょ?美味しそうね!食べて良い?」
母が私の作った料理を喜んで食べてくれるなんて、一体何年振りだろうか?
ニコニコ嬉しそうにパンを食べる母の顔を観ていたら、やっぱり料理をちゃんと習ってみたくなってしまった。
もちろん、そんなお金も時間も無いのだが、 せめてパンが焼ける様になれたらイイなぁ・・・
だが、それには粉の練り方やレシピを覚えたりするよりも、 まず最初にウチのオーブンレンジの取扱説明書を探し出すか、メーカーに頼んで入手せねばならないのだった。
(それが最もネックになっている点かも(^^ゞ) )
『ボマーな貴婦人Hさん』と某料理教室にてパン作りを初体験。
自分の手で粉を捏ねたり丸めたりする作業はとても楽しく、 パンが焼き上がる頃には仕事の疲れも後形無く吹き飛んでしまった。
『ものづくり』はやっぱり良いなぁ♪
(写真は焼く直前の『カフェオレ・パン』をHさんが撮ってくれました)
| 2006年12月11日(月) |
絆糸(『仮面ライダーカブト44話感想) |
「もうこの世界には戻らない、僕はその方が幸せなんだ」と云う ひよりに庇われながら、 「ボクとひよりは時空の外で二人だけで生きていくんだ」と言う擬態天道君。 「そいつは『ワーム』だぞ!」と、擬態君を指して叫ぶ天道君、 ・・・・・・その言葉は『NGワード』だ。
瞳の前に在るひよりは愛する『妹』で有りながら、 同時に『妹』を殺した、憎いワームでもある。 天道君は、 実は潜在意識の底の底では、そんな事を想っていたのでは無いだろうか?
さて、 擬態天道君(面倒臭いので以下『2号君』と呼称)に 攻撃されたカブトの前に 「危ないッ!」と叫びながら飛び出す加賀美君。
ザビーの頃からの『己の身を盾にして庇う』と云うその手段は、 いかにも加賀美君らしいとは想うのだが、 視てる側の心臓が痛くなるのでそろそろ改めて欲しい。 (↑あらたがあらためる・・・なんちて(^^;))
だが、捨身で庇う相手の事をどれだけ愛しく大切に想ってるかが、 最も切実に伝わって来る手段ではある。
「岬にオレの全てを捧げる!」と言いながら、 身を挺して岬を庇った坊ちゃましかり・・・ だが、坊ちゃまの場合、 あれではちぃとも助けた事になっていない(涙)
まず岬を安全な処に逃がすのが先決では無いのだろうか?
『CAST OFF』しないわ、自分の武器は投げ捨てるわ、 おまけに、もしあの切られたコードから流出したオレンヂの液体が 人体に対して有毒だったら、もう取り返しが付かないではないか!
だが、結果的に岬の心を“キュン♪”とさせる事には成功した様なので、 良しとしよう。 やはり一途な姿は人の心を打つらしい。 やったね!坊ちゃま!
話は戻るが、 何だかんだ言いつつも、 冒頭で天道君を庇う為に加賀美君が飛び出した瞬間、 TVの前で狂喜乱舞してしまったワタクシ。
やっぱり天道君が大好きなんだね、加賀美君てば。
だがその加賀美君に、たった一声掛けただけで、 次の瞬間には、もうひよりにまっしぐらって云うのは、 ちと、あんまりなのではなかろうか?天道君(涙)
しかも何故、加賀美君をすぐ病院に連れて行かないのだ?
加賀美君が強がったと云う事も有り得なくも無いが、 前後の状況を鑑みるに「うっかり忘れていた」のではないか?と想われる。
だが破られたひよりの絵を見ながら、 「俺は・・・ (ひよりがこの世界に帰りたくないと望んでいるのは)違うと想う」と、 呟く加賀美君は、人柄の温味が感じられてとても良かった。
(個人的に加賀美君のぼそぼそ単調(?)に喋る声の芝居が 凄く好きなワタクシ。 何だか胸筋に響いてるみたいな声がイイなぁ・・・と想う)
加賀美君は血の繋がりなんか無関係に、 自分の身近な人間を無条件に大切に出来る人なんだと想う。 (もちろん例外も有るだろうが) ひよりの事もちゃんと『妹』みたいに大切にしてるし・・・ 『昭和ライダー』だったら、間違い無く加賀美君が主人公だろう。
もし加賀美君みたいな人が身近に居たら、 私は、もっと『人間』を信用出来る様な気がするし、 加賀美君みたいな人にだけは 「こいつダメじゃん」と失望されたくなくて 無理に頑張ってしまう様な気がする。 (閑話休題)
無理に頑張ってしまうと云えば、 岬さんと云い、田所さんと云い、 危険な戦闘区域でヘルメットを被らないのは 『チーム田所』の方針だろうか?
そして無理に頑張ってしまうと云えば、 カブトをひより救出に向かわせて、 カッシスワームグラディウス (こんな名前だったなんて↑初めて知りました(^^;))に 単身立ち向かうガタック、
「俺はそう簡単には死にませんよ」
そう云えば、 ガタックになった時も、 カブトが初めてハイパー・ゼクターを手にした時も、 あっさり死の淵から戻って来た 『少年ジャンプ』のキャラクター顔負けの強靭な生命力の持ち主ではある。
でも冒頭シーンの様に、 自分の危険も顧みず身を挺して誰かを庇う方法を改めないと、いつかは・・・(以下略)
そんな加賀美君を助けに(?)登場する影山君。
だか彼の場合、 やはり 『ザビー』=『シャドウ隊長』と云う輝かしい立場に未練が有ったのだと想う。
矢(さ)車さん曰く 『正義の味方の燃えカス』が残っているからでは無い。 そんなモノ、とっくに蛆虫に喰わせちまってるだろう、影山さんも。 生きてるって虚しいよな・・・。
「俺と一緒に技を出すんです!」と加賀美君が カッシスワームグラディウスへの同時攻撃をお誘いしても、 「お前ごときの指示に従えるか!」と云う相変わらずの不協和音ぷり!
矢(さ)車さん以外には 友達がいなさそうな影山さんの不協和音ぷりが大好きだが、 個人的にはやっぱり友達にはなりたくないタイプである。
あっさり倒された後の影山から離れたザビー・ゼクターを 視線だけで「シッ!」と追い払う矢(さ)車さんが格好良かった。 矢(さ)車さんは復活してからどんどん格好良くなって行くなぁ・・・兄貴! (正確には『弟』なんだけど(^^;))
カブト、ガタックと三人で トリプル・ライダー・キックを決めるシーンも最高だった。 何だかんだ言って 『パーフェクト・ハーモニー』を決める処は決める男!である。
その後、 仲睦まじそうに寄り添う天道君と加賀美君を羨ましそうに見る兄貴・・・ その兄貴の前に何事も無かった様にニコニコ現れる影山君の姿に 溜息を吐く姿が涙を誘う。
兄貴!影山君にもイイ処が沢山有るよ! アタシは友達になりたくないけど・・・
さて、 仲睦まじいと云えば! 今回の天道君&加賀美君の『絆』
「俺とお前が力を合わせれば、幸せな家庭が築ける」 ・・・ぢゃなかった(^^;) 「俺とお前が力を合わせれば、あのワームを倒せる」と云う 加賀美君の台詞は、 まるで『プロポーズ』の様だった。 その言葉を聴いた天道君も嬉しそうに微笑っていたし・・・
その後、 「お前、さっき、 「俺とお前が力を合わせれば、あのワームを倒せる」と言ったな?」と云う 天道君に、 「あ・・・あれは勢いで・・・」としどろもどろ答える加賀美君。
だが、結果的には正解だった。
加賀美君には 「良く判んねェけど、こっち!」みたいな野生の本能と云うか、 天性の閃きが有ると想う。
それにしても 拳と拳をぶつけ合うだけで判り合える二人の『絆』って本当に良いなと想う。
闘いを終えて傷だらけになった加賀美の元に真っ先に走り寄って肩を貸す天道君。
「お前に借りが出来たな」
「ああ・・・今度、メシでも喰わせろ」
理屈抜きで良いシーンだなぁ・・・。
そのシーンに暗雲を落とす様なBGMと雷鳴を纏って現れる2号君。
2号君にはひよりだけしかいなかったのに。
天道君が迎えに来た時に、 「キミも一緒においでよ」とひよりが手を差し伸べてあげれば、 彼も救われた筈だったのに・・・
かけがえの無い愛しい者が、 自分には決して振り向いてくれないのだと知った時、 その相手はこの世で最も憎い存在となる。
「壊してやる!こんな世界!」
ひよりを自らの手で傷付けてしまい、 狂気の塊と化した2号君はどうなるのだろう? 彼にも救われて欲しいのだが・・・
ちなみに彼みたいに純粋な人とだったら、 何もかも捨てて、 時空の外で永遠に二人きりで暮らしてもイイと本気で想うワタクシ。
自分が生きてるこの世界に未練なんか、ちぃとも無いよ。
谷山浩子さんのあるアルバムを借り様と想い、 あちこちレンタルCD店を探し廻ったのだが、 何処にも置いていない。
やっぱり買うしか無いかなぁ・・・と諦めていたのだが、 ふと想い付いて図書館の蔵書検索で探してみた。 最近は23区内(大田区除く)全ての図書館の蔵書が同時検索出来る様になっていて、 あッ!と云う間に 目的のCDが置いてある図書館が複数見付かった。
たまたまカードを持っている処も該当していたので、即ネット予約まで出来てしまった。
これなら、もっと早く図書館を探していれば良かった。
しかも図書館で借りればお金が掛からない。
そう云えば図書館にはCDはもちろんビデオやDVDも置いてあるのだ、これからはもっと利用してみよう。
あなどれないなぁ・・・図書館。
話は変わるが、 私の大好きな『仮面ライダーカブト』のトークイベントが来月有るのだが、予想以上に競争率が高く優先予約では全くと言っていい程チケットが取れなかった(涙)
カブトFANの知人もほとんど全滅だそうで・・・
こんなに人気が高いのならば、もっと色々頑張っておくんだったと今更後悔。
『子供向けの特撮番組』だと侮っていたのは他ならぬ自分だった訳だ。
あなどるなかれ。
| 2006年12月09日(土) |
いきなり勝手にハッピーダイニング♪(『カブト』ネタです) |
(『ステーキのどん』CMの 『おい!カブト編』の続編ぽく書いてみましたので、 なんとなくそんなノリでお読み下さい)
「お前・・・ステーキ喰いたいんだろ?」と尋いた途端、 『仮面ライダーカブト』こと天道総司は、 くるっと踵を返して走り去って行ってしまった。
(何なんだ?アイツ・・・)
一瞬、後を追い掛けようか・・?とも想ったが、 あいにく今はバイト中である。
いくら何でも途中で仕事を放り出して行く訳にはいかない。
天道の不可解な態度が気にはなったが、 加賀美はバイト先である『どん』の店内に戻った。
そう云えば、 先刻同時に二人の女性客から別々に呼ばれていたのに、 天道が店の外に居た為、そのままにしていた。
彼女達はどうしただろう? ・・・と、店内をキョロキョロ見廻していると、
「カガミ〜♪」
聴き慣れた声(だが普段より幾らかハイトーンで)に自分の名前を呼ばれ、反射的にそのテーブルを見ると、 何と、 ついさっき走り去った筈のカブトの中の人・・・じゃなかった、 天道がニコニコ微笑いながら、 大きく拡げた掌をひらひら振っているではないか!
(え?ま、まさか?)
想わず窓の外を振り返ってみたが、もちろん既に天道の姿は無い。
しかし店とは全く違う方向に走り去った筈の天道が、 何故ここにいるのだろうか?
ふと、加賀美はある考えに想い当たった。
「あ〜っ!お前、天道に擬態したワーム・・・ッ!」
大声を上げそうになって慌てて口ごもる。
たとえ相手がワームだとは云え、店内に居る限りは大切なお客様なのだ。 丁重に扱わなければこの店の方針に反する。
「い・・・いらっしゃいませ」
テーブルの傍に歩み寄り、45度の角度に頭を下げると、 瞳の前に座っている擬態天道はあどけなくニッコリと微笑む。 天真爛漫な彼の笑顔はまるで天使の様だ。
「ねェカガミ♪ 蓮華に尋いたんだけど、 この店に来れば、ステキなモノが喰べられるんだって?」
「ステキなモノ・・・? それって・・・もしかしてステーキの事か?」
普段、彼女が作る料理(?)を考えれば、 蓮華がそう言ったであろう事は容易に想像が付く。
「ステーキってなぁに?ボク喰べた事ないや」
無邪気にニコニコ微笑いながら言う擬態天道の瞳の前にメニューを拡げ、 簡単に説明してやると、
「何でもイイよ♪カガミが作ってくれるモノなら♪」
(別に俺が作るんじゃないんだけどな・・・)
苦笑しながら、 加賀美はメニューの中で一番大きく写っている『リブロインステーキ』を 指し示した。
「では、こちらで宜しいですか?」 「うん!」
「焼き方はどうなさいますか?」
「焼き方????」
擬態天道は細っそりした首を傾げて、しばし考えた後、
「じゃあ!しょうが焼き!」
予想外の回答に加賀美は一瞬よろめいたが、瞬時に体勢を立て直すと、
「も、申し訳ございません、 生姜焼きは当店のメニューにはございませんので・・・」
「無いの?」
「はい」
「もぅ、しょうが無いなぁ!」
「・・・・・・・少々お待ち下さいませ」
数分後、 焼き上がったステーキを擬態天道のテーブルに運び、
「お待たせ致しました」
“ジュウジュウ”と肉と脂が焦げる音を立てている鉄板を瞳の前に置くと、 擬態天道は嬉しそうにキラキラと瞳を輝かせた。
「わぁ〜い♪ いっただきま〜す♪」
不慣れそうな手付きでフォークとナイフを持ち、 ステーキの肉片に当てて動かし始めたが、 擬態天道の手付きはぎこちなく肉が上手く切れない。
「あれ?あれ?あれ? このお肉・・・硬くて切れないよ? もしかしてカガミが焼いたからかな?」
その言葉を聴いた加賀美はヒクッと眉毛を顰めた。
「・・・ひょっとして ガタックが焼いたから(硬)ックて切れないとでも言いたいのか?」
「あ、わかっちゃった?」
ニコニコニコと無邪気に微笑っている擬態天道の鼻先に、 “ビシッ!”と指先を突き付けると、
「“あ、わかっちゃった?”・・・じゃねェよ! さっきから聞いてりゃつまんねぇダジャレばっかり言いやがって! 見ろ!周りのお客さんも、 すっかり引いちゃってるじゃねェか!」
「『どん』だけに、 ど〜ん引き!と云うヤツだね♪」
(おあとがよろしいようで(^^;) ・・・と言いつつあまり今回は宜しくないなぁ、反省します)
| 2006年12月08日(金) |
ステ〜キのど〜んにいってみよう! |
今月のお給料が入ったら『ステーキのどん』に、 一人でコッソリ行って来ようと想っている。
『マックスコーヒー』も売っている私の地元・千葉にも一軒だけ有るのだが、 車を持っていない私にとってはかなり行き辛い場所なので、 却って川崎辺りの店舗の方が行き易そうだ。
他にもS藤君が『ブログ』で紹介なさっていた 美味しそうなお店にも行ってみたいのだが、 カフェ等はともかく鍋料理の店は一人で行っても入れてもらえなさそうだ。
そもそも『鍋』料理は基本的に二人以上で無いと注文出来ない。
もし注文出来るのであれば、 辛さ度『4』の鍋でもしゃぶしゃぶ食べ放題でも、 一人でふらりと行って黙々食べてくるのだが・・・
| 2006年12月07日(木) |
ステーキのど〜ん!といってみよう!(『カブト』ネタです) |
仮面ライダーガタック役の俳優さんが出演なさっている 『ステーキのどん』のCMが予想以上に面白かった。
まさか、こんな『予告コント』拡大版みたいなノリだとは想っていなかった。
何だかカブトFAN冥利に尽きるなぁ・・・嬉しい(*^^*)
(最近かなり落ち込んでいたけど、これを観て少し元気が出ました)
現在『サル』は開店休業状態らしいし、 困った加賀美君が『ステーキのどん』でバイトしてるのかな?とか、 色々想像すると楽しい(←暗い奴)
だが幾らお客様とは云え、 カブト以外の誰かを選ぶ加賀美君は有り得ないので、 続編2&3の彼は間違いなく擬態だと想う。 (でもトレイの使い方やリアクションは凄く良い!)
だが、1の加賀美君も走り去ったカブトを、 追い掛けて捕まえて抱きしめてチュウvしてやりもせず 呑気にステーキを喰べている1の加賀美君もやはり擬態ぽい。
対照的に、 新しいバイトを始めた加賀美君が心配でこっそり観に来たり、 声を掛けられても、イマイチ素直になれず走り去ったりするカブトは 間違い無くツンデレ・・・いや本物だと想ってしまった。
ちなみに私は続編1に投票したのだが、 2&3も面白いシチュエーションなので捨て難かった。
また『カブト』編ぢゃないのにも関わらず、 しっかりちゃかり出演しているカブトがまた良い!
2でガッツポーズを決めているのもカワイイし、 3も加賀美が自分の処に来てくれなかった哀しさの余り、 涙ながらに走り去るカブトの姿が切ないし・・・ いっそ3本とも放映すれば良いのに。
このCMが関東ではON AIRされないのが非常に残念。
『ステーキのどん』は残念ながら東京には一軒も無いが、 埼玉や神奈川には沢山有るし、 『マックスコーヒー』が販売されている千葉にも一軒だけ有るのだから、 せめて関東ローカルでも良いから放映して欲しい。
そう云えば、 最近ふと気付くと、つい『マックスコーヒー』を買ってしまっているワタクシ。 S君の『ブログ』だけでもかなり宣伝になっているのではないか?と想う。
『マックスコーヒー』のCMも是非やって欲しいなぁv 『千葉テレビ』限定とかで・・・ (↑それはどうよ?)
昨日は仕事の面接へ・・・
今日も仕事の面接へ・・・
そして明日は、 以前お世話になっていたバイトの事務所へ再登録をしに行かねばならぬ。
こんなに毎日頑張っているのに何故ちっとも仕事が決まらないのだ!
ちなみに昨日受けた面接では、
「ななか(仮名)さんはハキハキしてるし・・・ まぁ一応『採用』の方向で」
・・・と言い残して、 何と!人事担当の責任者の方が顧客のトラブル処理へと旅立ってしまわれ、もう今週の金曜日まで戻られないそうだ。
ちなみにその方が人事の決定権を握っておられるので、彼が直接総務に指示を出して下さる迄、ワタクシは正式に雇用して頂けないそうである。
せめて“『採用』する方向”が、どの方角なのかを、はっきり示してから旅立って下さったら良かったのに・・・(涙)
(そうこうしている内に今日の面接で即『採用』になりました!やったね♪)
| 2006年12月04日(月) |
いきなり勝手に8時28分(『カブト』ネタです) |
(今週の『スーパーヒーロータイム』のNG編ぽくお読み下さい)
加賀美 「いよいよクライマックスだな!」
天道 「映士と怜治!
そして『スーパーヒーロータイム』は何時?!」
加賀美 「みんなもちゃんと♪覚えよぅねェ♪」
天道 「オレ総司ィ♪」
じいや 「(突然乱入して)私は執事ィ♪」
加賀美パパ「(やはり突然乱入して)私は『ZECT』の人事ィ♪」
加賀美 「あ!俺の親父ィ♪」
(次週もお楽しみにィ♪(^^)♪
『カブト』の中の人は高岩成二ィ♪(←中の人などいない!))
田所 「俺は『忘年会』の幹事ィ♪」(←もうイイよ!)
| 2006年12月03日(日) |
黒白(『仮面ライダーカブト・43話感想) |
『チラリ〜寿司』な〜ら♪(←北島三郎風に)
相変わらず師匠は蓮華に料理名のみしか伝えていない様だ。 樹花ちゃんにはあんなに丁寧に教えているのだから、 せめて『レシピ』位は用意してあげて欲しい。
だが実は蓮華の『自由な発想』を妨げない為の 天道君なりの教え方なのだとしたら、 それはそれで・・・・・う〜ん、やっぱり無理がある(^^;)
だが『チラリ寿司』は結構ウケた。意外とこのネタ『忘年会』に使えそうだ。 もちろん自爆覚悟の一発芸としてだが・・・
個人的には『いばり寿司』も見てみたい。 やっぱり威張りながら握るのだろうか?
さて、そんなミニ・コントが繰り広げられている『サル』へやって来た 擬態天道君。
先週迄着ていたボロボロのシャツの替わりに 新しい服を買ってくれたのは、 やはり彼を召還した乃木さんだろうか? (乃木さんと云えば、 あの眉毛とアイラインは、ちょっと無理が有ると想う。 それともあれも『役作り』の一環なのだろうか?)
「ねェ・・・?ボクは今ドコに居るの?」と、 天真爛漫な笑顔で尋ねる擬態天道君。
くぅぅ〜!マジで可愛い! まるで『星の王子さま』みた〜いvv(←その比喩はどうよ?)
「違うよ、もう一人のボクだよ!(ぴょん!と跳ねる仕草もベリーキュートv) ドコに居るか知らない?」
「・・・尋いてどうするんだ?」と云う加賀美君の問いに対して、 「消しに行くんだよ・・・カガミをボク一人だけの物にする為にね」
・・・と、 うっかり本気で『妄想』してしまった(^^;)
でも『サル』に入ってすぐに加賀美君に向って微笑み掛けていたし、 やはりオリジナル同様、加賀美君の事が大好きなのかも? (↑もちろん『妄想モード』)
当の加賀美君は偽者は全く眼中に無いらしいが、 幾ら何でも『ガタック・エクステンダー』で 遠慮無く吹っ飛ばしたりしていたのは、 ちょっとヒドいと想ってしまった。
『チラリ寿司』を食べて「美味しいよv」とコメントしたり、 (キミの方がずっと美味しそうだよ♪(←イイから黙ってろ!)) 蓮華を庇ってあげたり、 「わぁぁっ!」とか「てぇぇ〜い!」と、 掛声まで本当にキュートでラブリィな擬態天道君。
こんな可愛い子に三島さんは鉄仮面を被せて鎖で繋いで監禁し、 あ〜んなコトやこ〜んなコトをしていたなんて羨まし・・・(ハッ!)
その擬態天道君VS天道君との闘いに、 「お前は手を出すな!」と言われてあっさり引き下がる加賀美君。 言う事を聞かないと、 後でそんなに痛い目に遭わされてしまうのだろうか?
ご飯を食べさせて貰えないとか、家に入れて貰えないとか、 チュウvさせて貰えないとか、×××させて貰えないとか・・・
結局、ちゃんと天道君を助けていたが、 天道君は別に怒ったりしていなかった。
それとも後でおしおきされるのだろうか?(^^;)
さて、中盤での乃木との闘いで傷付き倒されたガタック。
(この時の田所さんの生身アクションが格好良かった! 空振っていたがフック!フック!廻し蹴り! やられ方のリアクションも最高!
ちなみに、 殴られたり吹っ飛ばされる側の演技の方が実は高度で難しいそうです)
入院中の加賀美君に、 「ガタックの敗北は大きいです」と蓮華が言っているが、 最近ガタックは敗北しっぱなしだったと想うのだが???
あ!(←何かひらめいたらしい)
今迄はガタックを助けた後のカブトの活躍のお陰で事無きを得ていて、 周囲はガタックの連敗に気付いていなかったのでは? つまり天道君の『内助の功』?
だが後半戦、 『ガタック・エクステンダー』に乗って軽やかに空を舞いながら、 「てんどぉ〜ぉぅ!」と天道君を助けに駆け付ける加賀美君。
それにしても事情は蓮華に尋いたとしても、 二人が闘ってる場所はどうやって探知するのだろうか?ダウジング? やっぱり愛の力?
それにしてもガタックがカブトを助けるのは初めてなので、 観ながら拍手喝采してしまった。 (もし違ってたらごめんなさい(涙)宜しかったらコッソリ教えて下さいね)
やった!成長したね!加賀美君!
「俺にお前が殺されるのを黙って見てろって言うのか?!」の台詞も 超!カッコイイ!!
だが・・・
「アメンボから人間まで、 地球上のあらゆる生物を護るんじゃなかったのか? お前がそんなデッカイ奴だからこそ俺はお前を越えたいと想ったんだぞ!」
あの、あの、あの・・・ あの11話の大介とのギャグだとしか想えなかったあの台詞が、 まさか加賀美君のターニング・ポイントになっていたなんて!
し・か・も!その台詞を言っていた時、加賀美君はその場にはいなかったのに・・・
もしや毎週『カブト』の活躍を録画して 天道君の活躍を逐一チェックしているのだろうか? (『ハイパー・ガタックDVD』参照)
それとも放映されていない別の場面で「アメンボから・・・」の台詞を、 加賀美君に天道君がこっそり言っていたのだろうか?
もしその台詞を超えるとすれば、 「ミジンコからサイヤ人まで」位しか無かろうと想うのだが、 これを実現しようとすると生態系が成立しなくなってしまうので、 今のままの加賀美君でいて下さい(←なんやソレ?!)
冗談はさておき、
「やっぱりお前は面白い奴だ」と天道君が言うのは久し振り。
これで二人はお互いの絆を再確認したのではないか?と想う。
愛する加賀美君のテーマをBGMに、 吹っ切れた様に闘う天道君の前に突然現れるひより。
「ボクは二度とこの世界には戻らない、ボクはその方が幸せなんだ」
「判っただろう?加賀美・・・(じゃなかった(^^;)) ひよりとボクは世界の外で生きていくんだ、二人だけで・・・」と云う 擬態天道君を指して、
「何を言ってる?そいつは『ワーム』だぞ!」と云う天道君の台詞が哀しい。
そしてその哀しさを体現するかの如く、 天道君の瞳の前で『ワーム』の姿を曝すひより・・・
ところであの擬態天道君は、やっぱり『ワーム』なのだろうか?
個人的には人工的に造られた天道君の双子の弟とかだったりして欲しい。 (実は三つ子の内の一人だったりすると尚良い(←何で?))
最後に、 田所が差し出した『ザビーブレス』を何の未練も無く蹴り飛ばし、 高笑いしながら去って行った矢車さん・・・男らしいぜ!兄貴!
だが、その『ザビーブレス』に釘付けられた様に見入っていた影山の 今後の動向が気になる。 ・・・と想っていたら、次回予告では『ザビー』に戻っていた。 兄貴との迷コンビは解消してしまうのだろうか?
ところで『やぐるま・かげやま』ってやっぱりコンビ名ぽいなぁ(^^;)
|