Monologue

2006年07月27日(木) お知らせです

親愛なるとおのさん(^^)のサイトに数日前からアクセス出来なくなっています。

レンタル先のサーバーが落ちてしまっているのが原因だそうで、
とおのさん(^^)ご自身も現在身辺がお忙しい為、対応出来ずにいらっしゃるそうです。

差し出がましいとは存じましたが、とおのさん(^^)の『日記』のリンクを貼らせて頂きました。

一日も早い復活を心からお祈り致しております。

(私も復活したいよぅ〜(涙)
『H×H』本編はもっと復活して欲しいよぅ(涙・涙))



2006年07月21日(金) 麒麟 鱗を剥がす

約一ヶ月振りに『朗読教室』に行く。

何故そんなに間が空いてしまったかと云うと先生がイギリスに行かれていたからである。
(先生、お土産ありがとうございました)

かなり久し振りなので、ちゃんと声が出るかどうか不安だったが、その心配とは裏腹に、普段は厳しい先生が珍しく沢山褒めて下さる位、調子が良かった。

だが、それでも少女と彼女のおばあさんの声が上手く表現出来ない。

今迄『子供』と云うと単純に甲高い声で舌足らずに喋っていたのだが、先生曰く
「それでは通用しない」
「アニメならともかく朗読では嘘臭く聴こえてしまう」と云う先生の言葉に、
なるべく声を創らず、自分の感情のまま台詞を言ってみるのだが、イマイチしっくり来ない。

おばあさんも同様である。

「無理に子供っぽくしよう、おばあさんぽくしようとするから違うんだよ。
この女の子は、おしゃまな娘だから、むしろ大人ぶった話し方になるだろうし・・・
このおばあさんだって、外国のおばあさんは毎日キスしてるから、気持ちは若いと想うよ」

その先生の言葉に瞳から鱗が何枚も何枚も何枚も・・・(以下略)剥れ落ちる。

そうだったのだ!
感覚のベクトルが逆だったのだ。

おばあさんを演じようとして、わざと歳を取った振りをするのは『自分』を基準に考えているからだ。
そう云えば自分だって子供の頃、自分の事を『子供』だなんて想っていなかったではないか!

そう考え直してから読んでみたら、ちゃんと出来た。


改めて『朗読』の奥深さと面白さを再認識したワタクシ。



2006年07月19日(水) 麒麟の首が短かった時代

突然『ZABADAK』のライブに行きたい!と想い立ち、HPで情報をチェックしてみる。

だが現在予定されているライブ開催場所は名古屋と富良野のみ。

『雄大な十勝連峰の空にとけるアコースティック・ライヴ』と銘打たれている富良野ライブ。

確かに『ZABADAK』の美しいサウンドに富良野の美しい青空は合うだろうなぁ・・・とは想うのだが流石に富良野にまでは行かれない。

また関東近辺でライブが開催されるのを首を長〜くして待つとしよう。


そう云えば今を去る事、10年前、
私は『筋肉少女帯』の大槻ケンヂさんの大・大・大FANで、
貧乏なフリーターの分際にも関わらず『おっかけ』をしていた。

あの頃は文字通り日本列島の北から南まで『おっかけ』て行った。

それでも飽き足らず、
大槻さんが司会を務めていらしたあるTV番組の企画であるサイパン旅行にも
わざわざパスポートを取ってまで『おっかけ』て行った。

そんな時代も有ったね・・・・・・と懐かしく想起する事も無くなったある日(というか、つい先日)
会社の同僚のUさんが、何と!その番組のビデオを持っており、
しかも、そのビデオをDVDにダビングしている最中に、
大槻ケンヂさんの前でハシャぐ私(inサイパン)が映っているのを発見したと言うではないか!

「あの独特なハシャギっぷり!一目でななかさん(仮名)だと判りましたよ!」

10年前とあまりキャラが変わっていないと云うのは喜ばしい事なのか、
恥ずべき事なのか・・・(もちろん後者だ)

10年前の私は、
今よりずっとずっとずっとずっと・・・(以下略)
首・・・ぢゃなく、気が短い、堪え性の無い女だった。

だからサイパンまで『おっかけ』て行っちゃったりしたんだろう。

だが、今はもう失くしてしまった、その無鉄砲な情熱を、ほんのチョッピリ愛おしいと感じたりも・・・しなくはない。

(ちなみに私でさえ度重なる引越しの際に紛失してしまったそのビデオを
ダビングして下さると云うUさんのご好意は、丁重にお断りさせて頂きました。
しかし悪い事(?)は出来ないもんですな(^^;))



2006年07月16日(日) Hey My Friend

『嫌われ松子の一生』があまりにも良かったので同監督の作品『下妻物語』をレンタルして観たら、やっぱり面白かった!

自宅で映画を観ると必ず途中で4回は寝てしまう私が、何と!観終えるまで一睡もしなかった。

お話の面白さもさる事ながら、やはりとにかく映像が綺麗だ。
(突然アニメが挿入されたりするのも楽しい♪)
それに加えてゴスロリフリルに身を包んだ主演の深田恭子さんはデコレーションケーキみたいに可愛らしいし、ヤンキー役の土屋アンナさんは格好イイし・・・

監督が造り出す画面が更に美麗で華やかになっていた。
やはり美人は絵になる。
この映画の監督は豊川悦司さんが卓球をしているサッポロ黒ラベルやSMAP版ガッチャマン等のCMを手掛けてらした方だそうで、やはり昔から凄く魅力的な映像を造っていらしたのだなぁ・・・と改めて感激。


「真面目に頑張っていれば、いつか必ずお前でなければ出来ない事で誰かに必要とされる時が来る筈」なんて、所詮映画や小説の中だけの戯言だ・・・と判ってはいるのだが、その台詞や主人公の桃子の姿に物凄く励まされ、とても元気になってしまった。


イイ映画だった(^^ゞ



2006年07月13日(木) 麒麟は待ちながら

先日受けたあるオーディションの結果を首を長〜くして待っている。

「合否に関わらず結果は電話でお知らせします」との事だったが、なかなか連絡が来ない。

まだかな? まだかな? まだかな? まなかな?
・・・てな具合に、そんじょそこらの麒麟には負けない位、首を長〜くしてお待ちしているのにぃ・・・


とうとう今日は家に帰る迄待ち切れず、公衆電話から操作して自宅の留守電を聴くと云う、滅多にやらない真似をしてしまった。

滅多にやらないので、うろ覚えな操作ではあったが、何とか無事聴く事が出来た。

“新しいメッセージは1件です”

これだ!
きっとこのメッセージがオーディションの結果に違いないぞ!

ドキドキムネムネしながら再生ボタンを“ポチッ”と押すと、

“ななか様(仮名)
先日ご注文頂きました本が入荷致しましたので、ご都合の良い時にご来店下さい”

書店からの電話だった。
残念ながらまだ結果は出ていないらしい。


まだかな? まだかな? まなかな?まだかな?
・・・と、更に更に首を長〜くしながら、電話をくれた書店に立ち寄り、注文していた本を購入する。

そう云えば、あのメッセージが録音されていたのは1時間程前だった。

もしかして書店のレジのお姉さんは、この本の入荷を首を長〜くして待ちわびていた私が、留守電を聴いた途端、急いで買いに来たと想ったかもしれない。

(もちろん早く読みたいと願っていた本では有ったのだが・・・)



2006年07月09日(日) あまぐるい

・・・・・・をお忘れなく”と云う車内アナウンスを聴いて、
『雨狂い』と即、頭の中で自動変換してしまってから、ふと首を傾げる。

『雨狂い』って何だ?
『雨』は精神を狂わせるモノなのか?
しかも『お忘れなく』とわざわざ念押しするなんて、
何だか遠い昔に別れた恋人の残留思念みたいな執念深さを感じるぢゃないか?

・・・・・・などと、
ぐるぐるぐるぐる想いを巡らせていたが、
改めて聴き直したら
“雨具類をお忘れなく”が正解だった。

そりゃそうだよなぁ・・・・・・と苦笑しつつも、

“オレの胸に止まった天使

稲妻の走る道を

罪人の様な瞳をして オレの名だけを呼んでいる”
(『100萬$ナイト』甲斐バンド)

・・・・・・なんて古い歌を想起した雨の日曜日。



2006年07月04日(火) ねぐせ

明方に、ふと瞳が醒めて時計を見たら午前3時半だった。

最近ほぼ毎朝この時間に起きている、
いや、正確に云うと起こされている。

我家の愛犬ラン(シーズー・メス・2歳)に、である。

ここ最近、一ヶ月位前から、突然、新聞配達の人が来ると吠える様になった。

以前は無かった事なので今は、よっぽど怪しい人が配っているのだろうか?


だが実を云うと、今朝はランに起こされたのでは無い。

何故ならランは諸事情で昨夜から他所に預けられているからだ。

「ランがいないから明日の朝は、ゆっくり寝られるね」と母と話していたのだが、結局私も、そして母までもランが吠えるいつもの時間に瞳を醒ましてしまった。


想い起こせば2年前、
16年間飼った愛犬リンの死の哀しみに耐え切れず、僅か2か月後に同じ犬種であるランを飼ってしまった寂しがりな母娘である。


ランの吠える声も、そしてランを叱る母と私の声も聴こえない、
シンと静まり返った家の中に、
朝刊を差し込まれたポストが立てた“カタン!”と云う音が、やけに大きく響いた。



2006年07月03日(月) Catch The STAR

『嫌われ松子の一生』を観覧。
相変わらず大した事は書いてませんが、これから観るのを楽しみにしてらっしゃる方はご注意下さい。






いやはや、めちゃんこ面白かった(^^)
久し振りに映画館で観て良かった!と想えた映画だった。

まず映像がとにかく素晴らしい!
実写&CG&アニメーションが見事にコラボレートされていて、まるで漫画みたいな独特の世界を造り出している。

昭和の頃のエピソードが描かれているシーンは、
わざと少し褪せた彩色がされていてノスタルジックな雰囲気になっているのだが、
その画面に大きな瞳ぱっちりの中谷美紀さんの美しい顔が合成されると、
まるで昔の『少女の友』の表紙を飾った中原淳一さんの絵の様なのである。

きらびやかで美しい画面に所々歌と踊り(?)が挿入されてミュージカル仕立てになっているので悲恋続きの松子の運命もあまり悲壮さを感じずに観ていられる。

『愛のために生きていくわ♪』『曲げて 背伸びして お星様をつかもう♪』と云う歌詞の劇中歌が特に印象に残った。
サントラ盤を聴いて歌を覚えたくなってしまった。

この映画は単なるベストセラー小説の映画化だけに止まらず、監督の感性がちゃんと表現された作品になっている。

「とりあえず今売れてる役者さんを主人公にして、とりあえず今売れてるベストセラー小説のプロットをそのまま映像にしました」みたいな作品が乱立する中、原作を深く読み込んでイメージを大きく膨らませ、しかも原作に寄り掛からず、ちゃんと監督自身の表現作品として独立している。

松子のヘンテコな顔や片平なぎささん、光GENZIなど小ネタやギャグ、小道具の使い方のセンスも良い。

惜しむらくはラストが無駄に長過ぎた事。
「ココで終わればイイのに」と10回位感じてしまった。

それにしても松子はちっとも『嫌われ』る様な女ではない。

ただ彼女の本当に不器用な性分が災いして運命の歯車が合わず
人並みの幸せを手に入れられなかっただけなのだ。
お父さんも妹も松子を最後まで愛していたし、他にもイイ男達にたくさん愛されていた。

本当に『嫌われ』るべきは、
松子の様な純粋な人間では無い。

断じて無い。



2006年07月01日(土) 月の天使



恋月姫さんの最新写真集『人形月』に付属していたミニチュア・フィギュア★


夜中に携帯で撮った所為で、
かなりピンボケになってしまった(涙)


創作人形を作っている友人達が撮影している写真のレベルがいかに高いかを
改めて想い知らされる。


ちなみにこの娘には洋服が
付属していなかったので裸んぼのままである。

可哀想な娘の為にカワイイ服を造ってやらねば(生来の不器用なのに出来るのかよ?)


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