Monologue

2006年04月28日(金) 漫画より奇なり?

『家庭教師ヒットマンREBORN!』(週間少年ジャンプ連載中)に登場する山本武君が野球の自主トレーニングでバットを振り過ぎた為に右腕を骨折してしまうと云うエピソードがある。
幾ら何でもバットを振り過ぎた位で骨折するなんて『漫画』で無ければ有り得ないなぁ・・・と想っていたのだが、
私がアクションを習っているH先生が、
「ちょっと自主トレで無茶し過ぎちゃって肩を痛めて鍼を打ちに行って来た」とおっしゃっていた。

そう云えば同じ漫画に登場する獄寺隼人君が、所持金僅か69円だった事を嘆くシーンが有るのだが、今日の私の所持金は34円である。
『SUICA』で電車に乗れるしチャージ金でパンもジュースも本も、
『ヨドバシカ●ラ』で家電製品でも買えるので不自由はしていない。
(↑でも家電製品が買える程はチャージされていない)

更にこの漫画では『死ぬ気弾』と云う弾丸を撃たれると、
一度死んで生き返り「死ぬ気でアイツを倒す!」とか普段ならば到底不可能な事でも
『死ぬ気』で何でも出来てしまうのだが、
私は毎朝、毎朝、この『死ぬ気弾』を眉間に撃ち込まれてでもいるかの様に
家から最寄駅まで自転車をかっ飛ばしている。
そして『死ぬ気』で階段を駆け上がり『死ぬ気』で電車に飛び乗っている。

特に今日は駅前の『TSU●AYA』にレンタルしたDVDを返却せねばならなかった為、
普段以上に『死ぬ気』で自転車を漕いだ。

奇跡的に間に合いはしたが、
フルスピードで自転車を走らせたのは、かなり危険だったので気を付けなければならないと大反省。

万が一自動車に轢かれても生き返る事が出来るのは、やはり『漫画』だけなのだから。
(但しギャグ漫画に限る)



2006年04月26日(水) Shall’We Dance?

『JAZZ・TANGO』秋里和国著

この漫画の結末を読んだ瞬間に私の脊髄を鋭く刺し貫いた感情を何と呼べば良いのか・・・

一番近いのは『戦慄』だと想われる。

この舌の上に残るイヤな苦味、
まるで足元がガラガラと崩れてしまいそうな『絶望感』
そしてホラー小説の様な『恐怖感』さえ在る。

だから、やはり一番近いのは『戦慄』だと想われるのだが、
そんな単語ごときでは到底言い表せない。


私には兄弟姉妹はいないが、
もしも自分が天王丸(登場人物の名前『てんのうまる』と読みます)の様に
不幸のどん底にいたとして、
自分と同じ遺伝子を持った者が、
何の苦労も無い恵まれた幸せな日常を謳歌しているのを瞳の前で見たら、
やはりこんなにも憎悪してしまうのだろうか?

天王丸の行動は主人公に対する復讐だけでは無く、
周囲から与えられなかった愛情を彼が求めたが故の行為で有った様に想えてならない。

肉親からの無償の愛を求めても求めても得られずに踏み躙られ続けた彼の魂は、
やがて危険な『毒』を体内に宿し、
己の周囲に居る者全てを誘惑し、破滅へと導いて行く。

その姿は、怖しくもあり、また哀しくもある。



それにしても秋里和国さんのストーリーテラーぶりには
心底驚嘆させられた。

昔読んだ『花のO−ENステップ』の様な可愛らしい絵柄に、
てっきりラブ・コメディだと油断して読んでしまったら、
とんでもない衝撃作であった。



2006年04月21日(金) もっと光を!

今日は有給を取って会社をお休み。

だが休みを取った理由は『ひかり電話』の工事が入る為なので、
朝から部屋を片付けたり他の用事を済ませたり等していたので、ちっとも休まらない。

しかも「午後にお伺いします」と言っていたのに、NT●の人は待てど暮らせどやって来ない。

問い合わせてみたら
「今は入居シーズンの為、工事が混み合っておりますのでお時間のお約束は出来ません」との事。


結局NT●の人がやって来たのは夕方4時過ぎ。

工事はすぐに終わったのだが、NT●の人は本当に開通工事をする『だけ』

開通後に今迄の場所では使えなくなってしまった電話機を移動したり
パソコンの位置を変えたり新しい延長コードにモデムの電源を抜き差ししたり・・・
悪戦苦闘していたら、何故か突然電話が通じなくなってしまった!


慌ててNT●に問い合わせをするが混み合っていて、なかなか繋がらない。


ようやく繋がったもののあちこちの部署を盥回しされる。


故障なら故障だと、さっさと判断してくれれば良いのに、

「ああしてみて下さい、こうしてみて下さい・・・」と、
同じ様なテストを何十回と無く繰り返させた挙句、

「それはどうも故障らしいですね。
今日はもう遅いので明朝修理の者を伺わせます」

・・・ってNT●の所為でこんなに遅くなってしまったのでは無いか!


バタバタ忙しかった今日の代わりに明日は終日の〜んびり休むつもりだったのに・・・


最初は「一時間弱で開通する」と言われていた工事の後、
『ひかり電話』はおろか『インターネット』にも接続出来ていない現在PM8:00(涙)



2006年04月20日(木) お伽話の中

敵味方の区別無く 誰とでも仲の良い蝙蝠が疎まれるのは お伽話の中だけ


真面目な正直者が 金の斧も銀の斧も両方貰えるのは お伽話の中だけ


罪を犯した悪人に 厳しい天罰が下るのは、お伽話の中だけ


だけど

ねぇ君・・・


君を傷付けたヤツらへの復讐なんて リアルな事は

もう止めてしまいなよ



2006年04月19日(水) 王様の武勇伝

『おまえは世界の王様か!』(原田宗典著)

これは朗読のS先生が読んでいらした本のタイトルなのだが、この本が物凄く面白かった!

原田宗典さんが20年前、まだ早稲田大学文学部の学生だった時に読んだ本の感想を書き綴ったB6サイズのカード(京大式と云う形式だそうです)が、実家の物置から500枚近くも発見されたそうなのだが、その感想文が若い頃に書かれただけあって、かなり手厳しい内容ばかり。

“20歳の僕は言うまでも無く自分が世界の王様だったので、誰の意見にも耳を貸さず、
その時自分が感じて得た独自の見解をズバズバと述べている”(本文より引用)

たとえば『美徳のよろめき』(三島由紀夫著)の感想カードには、
“読み終わってから時間の無駄を感じた・・・・・・(中略)
「男と女がひっついて離れた」だけの話には、もううんざりだ”

この辛辣な感想に対して、

“う〜む「うんざりだ」ときましたか王様、
キミね本当に態度デカイよ!

・・・・・・などと現在40歳の原田氏がそえていらっしゃるコメントが、
「まぁまぁまぁ!そうトンガるなよ、昔の俺!」みたいな感じで可笑しく微笑ましい。

20歳の頃の原田氏は、家庭的にも不遇で、
「絶対に俺は作家になってやるんだ!」と云う強固な志の元に大量の本を読み漁っていらしたのだそうで、そのエネルギーがカード1枚1枚から熱く伝わって来る。

情け容赦無い批評では有るが、飾り気の無い正直な感想には、どれも好感が持てる。

こう云う人、嫌いぢゃないぜvv

それにしても読んでいらっしゃる本の量と作家の数が半端ぢゃない!

自分は一応読書好きのつもりだったのだが、
お恥かしい事にこの本に掲載されている本の20分の1も読んでいない。
『ライ麦畑』で個人的につまづいて以来、読まず嫌いだったサリンジャーの短編集『九つの物語』や気難しい王様が珍しく褒めておられる北杜夫や吉行淳之介、永井荷風らの作品も読みたくなってしまった。


自分が読んだ事の有る本の感想は興味深く読め、未読の作品への手引書にもなる、読書好きの私には堪らなく面白い一冊だった。



2006年04月17日(月) たなあげ日記

今朝、通勤電車で乗り合わせた若い男性が『ニンテン●ーDS』で
脳のトレーニングをなさっていたのだが、
この男性が電子ペンを操作する度、
彼の肘がすぐ後ろに立っている私の瞳の前にグイグイと突き出されて来る。

場所を変えたくても満員電車では、ほとんど身動きが取れないし、
もし注意なんかしたら逆ギレされた上、無惨に殺されてしまいかねないので、
仕方無く黙って我慢し続ける。

その男性は電車から降りる時、突然大きく肩を揺らしたので、
危くぶつかりそうになってしまった。

脳をトレーニングするのは良い事だと想うが、
もっと周囲に対する気配りや思いやりを鍛錬して欲しい
・・・と、自分の事は棚に上げて強く感じてしまった。

楽しくゲームしながら、
他の人に対する上手な気配りの仕方が学べるゲーム・ソフトが開発されないだろうか?

最近の若い人達には受けないかもしれないが、
とりあえず普段から『気配り下手』だと叱られてばかりいる私は、
頑張ってプレイしなければならないなぁ(^^;)



2006年04月10日(月) うたうたえといわれるうたうたいのうた

今日は歌のレッスン♪

昨日カラオケで2時間猛特訓しただけの甲斐有って、
今まで以上に高いキーの声を太く大きくしっかりと出す事が出来た。

しかも初めてW先生の前で歌った『六本木心中』をかなり褒めて頂いてしまった。

「まだまだ荒削りですが、びびさん(仮名)が、こんな格好良い歌い方が出来る様になるなんて、最初にレッスンに来た時には全く考えられませんでしたよ!」

私こそW先生に、こんな風に褒めて頂けるなんて全く考えられませんでしたよ(^^ゞ

だが、かなり高いキーの声を力強く出し続けるのは物凄いエネルギーが要る。
フル・パワー全開で歌い続ける体力が足りず、ワンコーラス終わる度にゼェゼェと息切れしてしまう私にW先生は呆れ顔。
「せめて3曲位は歌い続けられる体力を付けて下さいね。
ボクサーみたいに走り込みとかしたりして・・・」

今でも会社帰りに一駅早く降りて歩いたり、エレベーターに乗らず階段を使ったりしているのだが、その程度では到底ダメらしい。

ちょうど『リングにかけろ』にハマっている事だし、これを機会にボクシングでも始めてみようかな?

案外こんな安直な動機で始めた事が長続きしてしまったりするのだ。

『歌』も『朗読』も、かなり安直な動機で習い始めたのだし・・・

最初は大変でも頑張って続ければ、いつかオレの拳にも竜が宿るかもしれないぜ!
(↑そいつぁ無理だな、ドサンピン)

『ボクシング』にせよ何にせよ、体力を付けないとだっちゃ!



2006年04月09日(日) うたうたいにゆくうたうたいのうた

明日の歌のレッスンの予習&ストレス解消の為に一人でカラオケBOXに行く。

明日からの新しい練習曲はアン・ルイスの『六本木心中』

『心の色』と云い、懐メロ続きだと想われるだろうが「オレは懐メロが懐しくないとです!」(byヒロシです)

何しろ『六本木心中』だし、アン・ルイスなので歌の冒頭からサビだぜ!な超ウルトラ・ハイテンションな気持ちで思いっ切り叫び続ける。

普段以上に大声で歌い続けたので二時間後には、しっかり声が潰れてしまった。

潰したと云っても、一晩眠れば治る程度なので、このハスキーボイスを生かそうとMIOの『ダンバインとぶ』(『聖戦士ダンバイン』と云う昔のロボットアニメの主題歌)に挑戦する。

ふと気付くと、後半は『アニメソング』ばかり歌っていた。

一人で『アニメソング』ばつかり歌ってしまうなんて・・・
これは先日TVで放映されていた『次長課長』の井上さんの『もてないパターン』そのままではないか!

しかも自分は(一応)女の子なのに・・・
だから彼氏が出来ないんだな(涙)


それにしても二時間大声で好きな歌を歌い続けるのは理屈抜きにスッキリ爽快な気分になる。

次に行った時は、今ハマっている『リングにかけろ』の主題歌を練習しよう♪・・・って、やっぱ『アニソン』かよ!?



2006年04月08日(土) 恋の行方

“ななか(仮名)さんにご予約頂きました4月10日発売コミックスの2巻ですが、出版元が倒産しました為、当店には入荷して参りません。依ってご予約はキャンセル扱いとさせて頂きます”

・・・と云う留守電のメッセージを聴いて大ショック!!

そ、そんな事って・・・
私はその漫画が大好きで2巻が発売されるのを、心待ちにしていたのに。

わざわざ予約していた位だ、どれ程楽しみだったかが察せられるだろう。

10日発売される予定だったのだから、もう印刷所で製本されて本になっているかもしれない、通販出来るかどうかネットで調べてみようか?


だが仮に2巻が手に入ったとしても、この漫画はまだ雑誌連載中だった。雑誌の出版元が倒産してしまったと云う事は、その続きは、もう読めないのだろうか?

だとしたら、主人公の恋の行方は一体どうなるの?

片想いの相手も実は主人公の事が好きらしいと云う気になる最も展開に差し掛かった処なのに・・・
と、自分の恋愛よりも『漫画』の主人公の恋の行方が気になるオタクなワタクシ。

どうせ彼氏いないしさ・・・

そう云えば先日も、大好きな漫画『HUNTER×HUNTER』の連載休止、再開未定の記事を読んでメガトン級の大ショックを受けたばかり。
メインキャラなのに再登場しないままの、あの二人の恋の行方はどうなるの?どうなっちゃうの〜?

・・・と、やっぱり自分の恋愛よりも(以下略)



2006年04月04日(火) 恋 火

「ちゃんと願い事をしながら吹いたか?」

たった今、吹き消された蝋燭の芯から薄い渦を巻いて白煙がゆらめき立つ。

バースディ・ケーキの向こう側からレオリオが尋ねると“ああ”とクラピカは肯いた。


「で、今年はどんな願い事をしたんだ?」

「別に・・・去年と同じだが?」


「へ?」

レオリオは不思議そうな顔で蒼味がかった黒い瞳をキョトンと丸くする。


「去年と同じって事は叶わなかったのかよ?その願い事・・・」

「いや、ちゃんと叶ったぞ。
 やはり効くのだな、このまじないは・・・」

レオリオの問いに対して、
ふわ・・・とクラピカは嬉しそうに微笑った。



私の願い事はただ一つだけ


瞳の前にいる大切なあなたが、

また来年もこうして私のバースディ・ケーキに熱い炎を灯してくれます様に


来年も、再来年も、そのまた先も、

願わくば、ずっと・・・



2006年04月03日(月) おめでとうの花束

去年の今頃、一緒に舞台に出演した女の子が何と!今年の『ミスユニバース』の最終選考に残っているそうだ。
スゴイ!スゴイ!俺は今モーレツに大興奮している!

彼女は透き通る様に美しい容姿とすばらしく長い手足の持ち主だったが、ただ外見が綺麗なだけの人とは違い、絵を描いたり、舞台に飾るオブジェを造ったり等、感性にも美意識が溢れていた。
また舞台の演技に対する姿勢も真摯で大変研究熱心な努力家だった。

そんな彼女だからこそ今回のビックチャンスにも恵まれたのだと想う。

良い結果が得られる様にと心から願う。

また私の人生の師であるM先生の初監督映画が何と!カナダの映画祭で上映される事が決定した。

他にもかつて同じ舞台で一緒に頑張った友人達が映画を撮ったり大きな舞台への出演が決まったり・・・とビックリさせられるお知らせを頂くので、まるで自分の事の様に大興奮している最近のワタクシ。

皆、おめでとう!

私も皆をビックリさせるスゴイお知らせが出来る様に、日々コツコツ頑張ります(^^ゞ


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