| 2006年03月29日(水) |
牛ぢゃないけど・・・ |
もぅもぅもぅもぅもぅ・・・ 『死んでゆく牛はモー』は筋肉少女帯の歌。
もぅもぅもぅもぅ・・・・・・ ただでさえ年度末で仕事が忙しいと云うのに、あまりにも腹立たしい出来事が立て続けに起こるので、怒りの余りゴジラと化して巨大化して火を吐きそうだ。 (牛ぢゃなかったのかよ?) そう云えばゴジラが吐くのは火ではなくて、放射能だっただろうか?
いずれにせよ、会社内では絶対に吐き出してはならない物だ。 火にせよ放射能にせよ愚痴にせよ悪口にせよ・・・ だが吐き出せずに溜め込んだまま、仕事を続けていると段々苦しくなって来る。
本当の牛みたいに丈夫な胃袋が身体の中に有って、蓄積したヘドロみたいな汚い感情を、すりすりすりつぶして跡形も無くしてしまたら良いのに・・・ 嫌な事も哀しい事も自分の中で『濾過』してしまえる器官が欲しい。
残念ながら、そんな器官は持っていないので、応急処置として自分に甘い物を与えてあげる事にする。
最近ハマっているご褒美は『チロルチョコ』のマンゴー味。
普通のチョコを一箱買うと、つい食べ過ぎてしまうので『チロルチョコ』は「ちょっと一口だけ欲しい時」には最適だ。 種類も豊富だし味もかなり優れモノ、 一個20円と云う値段もカワイイvv
仕事を終えた帰り道、駅前のキオスクで『チロルチョコ』を一粒買おうと店員さんに向かって20円を差出すと、何故か店員さんは訝し気に首を傾げながら、 「何ですか?」と言いながら不思議そうに私の顔をジロジロ見た。 並べられた雑誌の上に置いた『チロルチョコ』をチョイチョイと指で示すと、
「ああっ!すみません!小さ過ぎて見えませんでした」
慌てる店員さんの態度が面白かったので、ついアハハハ・・・と笑ってしまった。
お陰で先刻までのトゲトゲした気分が少しだけ癒された。
神様からも、ちょっぴりだけ甘いモノを頂けた様な気分。
昨日はお気に入りの『麻辣刀削麺』&『鉄鍋餃子』を食した後『ハーゲンダッツ・ブルーベリー(期間限定)』を、 今日は美容室で髪を切った後、原宿の『じょんがら』で『からぼんラーメン』を食した後『ヒロタのシュークリーム』をお土産に買って帰る。 (母の分も含む)
こんな具合にお給料日の後の数日間は、ついついエンゲル係数が高くなってしまうワタクシ(^^;) こんなお金の使い方をするから毎月給料日前に必ずスッカラカンになってしまうのだと判ってはいるのだが、貧乏生活の間、我慢していた反動から、つい美味しい物を食べに行ってしまうのだ。
美味しい物を沢山食べた分、さぞ体重も増えているだろう、あな恐ろしや・・・
あ!でもさっき美容室で思い切り髪を切って随分軽くなったから、きっと『エンゲル係数』はまだ軽くしなくっても大丈夫♪(←な訳ねェだろ)
とうの昔に塞がっていたとばかり想っていた胸の奥の傷痕が
ふとした弾みでパッカリと大きく口を開けてしまった
真っ赤な血を流している傷口が ズキズキズキ痛むのに
あまりにも傷口が大き過ぎて なす術がない
おろおろするばかりの私は
靴下の親指に大きな穴が開いているのに ふと気付く
それが何だか 自分の心に開いた穴みたいに見えて
堪らなくなって針に糸を通してチクチクチクチク縫い始めた
チクチクチクチクチクチクチ……
胸にポッカリ開いた穴は
チクチクチクチクチクチクチ……
もうどうやっても塞がらないけど
チクチクチクチクチクチクチ……
せめて靴下の穴は
キレイに塞いであげよう
チクチクチクチクチクチクチ……
この靴下の穴みたいに 心の穴も塞がったら良いのにな
チクチクチクチクチクチクチ……
ふぞろいな縫い目が 残っても構わないから
今日はアクションの稽古。 残業の所為で1時間遅れて稽古場に入る。 今日の参加者は全部で8人。 私が入った去年の夏頃は先生含めて3〜4人しかいなかったが最近新人さんが入ったので随分賑やかになった。 やはり多人数の方が稽古場が賑やかに活気付くので楽しい。
急いで着替えて木刀の稽古から参加するが、 最近ほとんど木刀に触っていないので、以前にも増して下手になってしまった。 来週までに素振りが出来る場所を探して自主練しなければ!
(↑と毎週、毎週、反省だけはしてはいるのだ(^^;))
木刀での稽古の後はマット運動。 先週、皆で決めた『6月までに達成したい目標』の一つに『倒立10秒キープ』が有るので、 つい倒立の練習に力が入る。
最初は全く出来なかった私も、 週に一度の練習の甲斐有って少しずつ出来る様になって来た。 その上、倒立した時の身体の形も綺麗だと周囲から褒められる様になった。
だが・・・
今日気付いたのだが、 倒立した時、倒れない様に力を入れて踏ん張った際につい呻き声が洩れてしまったのだが、 「ふんぬぬぬぅぅ!」とか、 「ぐわわぁぁぁッ!」とか、 まるで『少年ジャ●プ』漫画の主人公か『北斗の拳』のラオウ様みたいなのである。
せっかく「形は綺麗」だと珍しく褒められているのにこれでは台無しではないか!
どうせならば、もっと『いちご100%』に登場する西野つかさちゃんみたいに「いやぁぁ〜んvv」とか「きゃぁぁぁ〜ッ」なんて可愛らしく叫べないものだろうか?
……と言いつつ、実際にそう叫んでいる自分を想像したら本気で鳥肌が立ってしまった。
話は変わるが、 何故映画版『北斗の拳』ではケンシロウの声が神谷明さんではないのだろう? 最近話題作なアニメ程、タレントさんが声を充てられる事が多いが、 観ていて結構ストレスが溜まってしまうワタクシ。
『ブレイブ・ストーリー』も『ゲド戦記』もタレントさんばかり。 “豪華な顔ぶれですね”とコメントされていたが、 声だけの演技なのに顔ぶれが豪華でも無意味だと想う。
タレントさんが声を充てていらした作品で唯一良かったと感じられたのは『あらしのよるに』 中村獅童さんは声優さん並に上手だったし成宮さんもメイらしさが出ていた。
| 2006年03月21日(火) |
穢れちまった哀しみに |
『バッテリー』(あさのあつこ著)を読了。
数少ない友人の一人であるT村さんに、 「最近おススメの本は何?」と尋ねた処、この本を薦められた。 私は知らなかったのだが、かなりのベストセラーで度映画化もされるそうだ。 普段仕事と子育てで多忙な筈なのに、 ちゃんと本を読んでいるT村さんを改めて尊敬し直してしまった。
では本の感想を・・・・・・
中学入学を目前に控えた春休み、岡山県境の地方都市、新田に引越してきた原田巧。 天才ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持ち、 それゆえ時に冷酷なまでに他者を切り捨てる巧の前に現れた同級生の永倉豪は 巧と『バッテリー』を組むことを熱望する・・・・・・
小・中学生の男の子達が野球に夢中になっている姿が、 とても爽やかに書かれていて好感が持てた。 この年頃の男の子達は自分が夢中になっているモノに対して『妥協』する事を知らない。 その純粋な一途さがたまらなく愛おしい。
また天才少年巧の見事なピッチングに感化されて、 会社に野球クラブを作ろうとする周囲の大人達や 身体が弱くても自分なりに楽しい野球を始め様とする巧の弟青波の姿に深く共感した。
私は全く才能が無い癖にダンスやら芝居やら書物や歌を習っている。 若い頃は才能溢れる俳優さんやダンサーの方の素晴らしい表現を瞳にする度、 (あんな風に出来たら良いのに・・・・・・)とか(あの人みたいに美しく動けたら・・・・・・)と 羨望しつつ、 才能の無い醜い自分の姿を顧みて絶望の溜息を吐いていたのだが、 最近は年齢の所為か『自分は自分なりに好きな事を楽しく頑張って行こう』と 気楽に考えられる様になった。
それにしても巧と『バッテリー』を組もうとする豪の 「お前が好きじゃ」とか「『バッテリー』同士は夫婦みたいなもんじゃ」と云う発言に いちいち胸をときめかせてしまったワタクシは、やはり穢れてるなぁ(^^;)
『ZABADAKwithリヴェンデル』のプラネタリウム・ライブを観に 『郷土と天文の博物館』に行く。
しとしと降る雨の中、傘を差して星空を観に行くなんて乙だなぁ、と一人悦に入りながら、 会場への道をホテホテ歩く。
会場は公共の施設な所為か、 普段行っているライブ・ハウスや劇場と違い、 日常生活から逸脱している様な静謐な印象を受ける。 『受付』でも博物館の職員らしいナイスミドルな叔父様達が応対して下さった。
『ZABADAK』のアコースティックギターと澄んだ歌声&『リヴェンデル』のアコーディオンと アイリッシュハープの響きがジョイントした美しく優しい音楽に包まれながら 満天の星空を眺めると云う趣向の『プラネタリウム・ライブ』を心から楽しもうと 日常生活の猥雑さを断ち切るべく、今日はわざと携帯電話を家に置いて来た。
だが、館内の階段脇に博物館の一番上の天井からワイヤーで下へ吊り下げられた 『フーコーの振り子』や惑星が描かれたステンド・グラス等を観て、
(やっぱり携帯を持って来て写真を撮れば良かったかも?)と、一瞬後悔。
だが、そもそも博物館内は写真撮影禁止なのだ。 やはり持って来なくて正解。
当初、私はただ星空の下で音楽を楽しむだけなのかと想っていたのだが、 ちゃんとプラネタリウム専門のナレーターの方がいらして、 演奏の合間に『今夜の星空の案内』や『星座の探し方』等のお話をして下さった。
普段何気無く眺めている夜空の星達にさまざまな物語が有る事、 子供の頃は星座が大好きで、 神話の本も沢山読んでいた事を懐かしく想い浮かべながら星空を眺める。
まるで旋律の間からキラキラと光がこぼれる様な『ZABDAK』のサウンドと 無数の星たちが美しいハーモニィを奏でる心身共に癒される至福の空間・・・
後日『ZABADAK』のHPで吉良さんの『日記』を拝読させて頂いたら リクライニングシートに座ってゆったり聴いている私達はとても心穏やかだったが、 暗闇の中で演奏をなさっていたバンドの皆様はスリリングで大変だったそうだ。 そう云えば、 「ここ暗いんですよ ちょっと其処に有る鈴を取るだけでも、もう盲牌状態」と、 女性ヴォーカルの小峰さんもおっしゃっていた。
さて『プラネタリウム』をご覧になった事が有る方はご承知だろうが、 投影の最初から星が出ているのでは無く、まず太陽が沈む処から始まる。
“皆様の頭上に在る白くて丸いのが太陽です。 この太陽がゆっくりと動いて西の空に沈んで行って、 星空が出るまでの間に2曲お願いします”
アナウンスの方がそう言い終えると、 西の空に向かって動いて行く太陽の動きに合わせて、 ギターとアコーディオンが澄んだ旋律を奏で始める・・・と思いきや、
「あ、ごめん!ちょっと待って!」
『ZABADAK』のリーダー吉良知彦さんが突然声を上げた為、演奏が中断してしまった。
『ZABADAK』のライブ中には割と良く有るので、 さして珍しくない出来事なのだが、
“はい!では太陽も一旦止めます!”と、 ナレーターの方が慌てて太陽の動きをピタッ!と止めてしまったのは可笑しかった。
ライブ終了間近、太陽が昇り始める時にも、 「ねぇ、もう一回やろうよ」とまたも演奏を止めてしまい、やり直しをなさっていた。
ライブの時もそうだが、最初と最後の曲は一際緊張なさってしまうのだろうか?
それとも・・・もしやお約束だったりして?(^^;)
友人のS君からオーディション情報を頂いた。 “受けたい人は連絡下さい”との事。
もちろん受けるよ!受けますとも! で、一体どうしたら受けられるの?・・・・・・と尋いたら、 「担当者のアドレスにプロフィールと写真をメールで送って」との返事が来た。
早速自宅のPCを起動させて、 昨年末に撮影した宣材写真のCD−ROMの中から選んだ割と綺麗(当社比)に写っている 写真のデータと『WORD』で作成したプロフィールを添付してメールを送信する。
所要時間約20分程度で申込完了。 あとは神様にヨロシクお願いするだけ・・・・・・
それにしても応募方法が随分簡単になったものだ。 昔はオーディションの度にいちいち写真舘に出向いて保管して頂いているネガを 焼き増しして貰わねばならなかった。 それもスピード写真と違って一週間位待たされたりするので、 オーディションに間に合わせる為に仕方無く、 腕の良い写真屋さんに頼んで『ちょっと綺麗なスピード写真』を撮って頂いたりしていたので、お金も掛かったし、面倒臭かった。
受けたいオーディションを写真を焼き増しするお金が無い為に 諦めてしまった事が何度有った事か・・・・・・
今にして想えば単にハングリー精神が足りなかっただけなのだが、 せっかくこんなに便利で簡単になったのだから、 今後はもっとどんどんオーディションに挑戦しよう!
今回の結果はどうなるだろうか? もし受かったらネイルサロンと美容室に行かなくては! ・・・・・・なんて、まだ受かってもいない癖に余計な心配をしてしまった(^^;)
ああ、受かると良いな〜♪
今週号のW・Jの『REBORN』に大興奮してしましまったワタクシ(*^^*) (大興奮の余り、しましまったとか書いてしましまったのだが、あえてそのままで)
「傷付く奴がいる一方で治そうとする職種の人間がいる事を忘れんなよ」から始まる ツナパパの台詞は、 自分の命を見返らず無茶ばつかりしているであろうクラピカに対して 是非レオリオに言って欲しい!と想ってしまった。 (たとえ番組が違っても『医者』とか『白衣』とか『病院』を見るとレオリオを連想してしまう)
Drシャマルも凄く格好良いvv
あの人が何千股も掛けているのは単なる女好きと云うだけぢゃ無くて、 やはり自分の生命を省みず無茶をして傷付いた大切な誰かを救えなかったと云う ありがちな過去の哀しみを埋める為に女の肌の温もりを求めているのではないかしら? ・・・・・・と勝手に『妄想』しているワタクシ。
喪われた大切な誰かが金髪の美少年だったりすると、なお良い(←もしもし?)
それにしても獄寺君の髪型がシャマルに憧れて真似した物だったなんて!! もしかしたら一番初めは自分でハサミで切ろうとしてエライ事になっていたかもしれない。 (↑これは私が子供の頃にやらかしました(^^;))
一目で真似したと理解らなかったのは、髪質の違いの所為だろうか? もしかしたら実はクラピカも師匠の髪型を真似しているのかもしれないし・・・
以前は『H×H』が休載の時は立ち読みだけで済ませていたのだが、 最近は『REBORN』の展開が楽しみで毎週ジャンプを買っている。
先週号も「このじゃじゃ馬をどう手なずけようか?」と、雲雀に鞭を振るうディーノさんの姿に (これって、もしや・・・・・・『調教』?)と、うっかり鼻血を吹きそうになってしまった。
もちろん『H×H』本編も早く復活して頂きたい。 コミックスも発売された事だし(切望)
そう云えば『D-Gray-man』 はどうなってしましまったのだろう? 来週辺りひょっこり復活してると良いのだが・・・・・・
『アシュラ』(ジョージ秋山著)を立ち読みして物凄いショックを受けてしまった。 (↑立ち読みかよ!と云うツッコミは無しで)
私には食べる物が全く無いと云うアシュラ達の過酷な状況を想像する事すら出来ない。
ある有名バレリーナが、昔所属していたバレエ団が給料未払いのまま突然解散してしまい、 全くお金が無くて一日ジャガイモ一個だけで過ごしていたと云う激貧エピソードをTVで話していらしたのを観て、 「え?一日ジャガイモ一個だけしか食べられない生活なんて絶対ムリ!」と思ったが、 この物語の世界は、一日ジャガイモ一個の生活が天国に感じられてしまう位悲惨である。
舞台は平安時代頃だろうか。 飽食に肥太る貴族達とは対照的に飢餓に苦しむ庶民達は飢死した者の屍肉を貪り喰って、 かろうじて命を繋いでいる。
主人公アシュラの母親は身ごもっている間、 「子供の為に需要をたくさん取らなければならない」と云う 母性本能のみに突き動かされるまま屍肉を貪り喰う。 何とかアシュラを産んだものの、 屍肉も喰い尽くされ飲水すら手に入らなくなった女は乳が出せない。 やがて飢えた母親は、 「もう食べられるのはこの子だけ・・・」とアシュラを焼き殺そうとする。 (もちろん殺す事は出来ないのですが)
「生まれてこないほうがよかったのに」
孤児になったアシュラは生き延びる為に人々を殺し、その肉を喰らいながら成長する・・・
この話が書かれた詳しい事情は判らないが、 「何としてでも世に向けてこの物語を描かなければならぬ!」と云う ジョージ秋山さんの凄まじい気迫と魂の叫びが聴こえて来る作品である。 昭和45年の雑誌連載時から『悪書』と呼ばれ、 不買運動が起こり、絶版後四半世紀近く経ち、先日ようやく復刊されたそうだが、 私はこう云う作品こそ、今の子供達に読ませた方が良いのではないか?と強く感じた。
衣食住に不自由の無い豊かな最近の生活は光に満ち溢れている。 だが光の中で暮らせる事の幸せを知らない現代の子供達は 安易な好奇心のみで簡単に闇の世界を覗きたがる。 それは人間の本能なのかもしれないが・・・
食べる為に人を殺す行為は勿論非道ではあるのだが、 そうしなければ生き残れなかったアシュラ達の悲惨な姿を通して 『殺人』と云うタブーを侵す事の重さと恐ろしさを、もっと子供達に考えてみて欲しい。
「ちょっとムカついたから」とか「誰でもイイから殺したかった」とか 「人が死ぬのを見てみたかったから」等と云う軽々しい理由で、 人間が人間の生命を奪ったりしてはならないのだと、ちゃんと知って欲しいと切望する。
『蟲師』のアニメが今夜で終わってしまう(涙) ちゃんと観始めるのが遅かったので、まだ数回しか観ていないし、 てっきり原作6巻迄の話が全部アニメ化されると想っていたので、とても残念。
『マスター・キートン』の様に 『DVD』1巻毎に未放映の新作を一本ずつ収録して下さったりすれば良いのだが、 それは無さそうだし、 同じスタッフで続編或いは『OVA』が作られるのを首を長くして待つしか無い様だ。
そう云えば『リングにかけろ』の続編もなかなか放映されない。 これも首を長〜くして待ち続けているのだが・・・
また最終回と云えば大好きだった『時効警察』も昨夜で終わってしまった。
これも観始めたのが遅かったので4話位しか観られなかった、残念!残念!また残念!
『時効警察』は久々に面白いドラマだった。 脚本を書かれた作家の方のお名前(園子温氏・岩松了氏等)をテロップで拝見する度、 あまりの豪華さに毎回度肝を抜かれていた。 特に先週の脚本を書かれたのがケラリーノ・サンドロビッチ氏だったのには 嬉しさの余りブラウン管の前で拍手喝采してしまった。
コントみたいな演出やセットの壁にベタベタ貼られたくだらないダジャレや ヘンテコな標語など多数盛り込まれた小ネタも大好きだった。
『DVD』は6月に発売されるが、 ウチの近所の品揃薄い『TSUTAY●』は入荷してくれるかどうか判らない。 いっそ思い切って購入してしまおうかしら? 特典映像も面白そうだし・・・
またまた最終回と云えば、『喰いタン』も今夜で最終回。 これも面白いドラマだった。 (『DVD』を買う程ぢゃないけど)
『喰いタン』の東山紀之さんや『時効警察』のオダギリジョーさん、 懐かしいドラマでは『ソムリエ』の稲垣吾郎さんみたいに格好良いニヒルな二枚目俳優さんがコミカルでヘンテコなキャラクターを演じられると云うのが、私はとても大好きなのだ。
今日は夜にアクションの稽古が有るので、会社の昼休みに屋上へ行き、一人稽古をする。
事務所に管理人さんがいらっしゃる時は、きちんと挨拶をしてから使用させて頂くのだが、 今日はたまたまいらっしゃらなかった (と云うより不在な時の方が多い)ので、こっそり使用させて頂く。
先週の稽古時に書いたメモを見ながら、 『正拳突き』『前蹴り』『廻蹴り』『手刀』等の練習をする。
毎日、毎日、少しずつでもこうして稽古してれば、 ちっとは上達する筈なのになぁ・・・と思うのだが、 今の会社のお昼休みはたった45分しか無いので、 ついついおっくうになってしまい、 結局、稽古当日の昼休み位しか稽古をしていかないので、ちっとも上手くならない。
そう云えば私は『夏休み』の宿題を8月31日になってから、 「もっと早く始めてれば良かった」と毎年後悔している子供だった。
つまりその頃から、ちっとも進歩していないのだ、ダメだなぁ・・・・・・
相変わらずハマっている 長野まゆみさんの『テレビジョン・シティ』を読了。
近未来SFで専門用語も多かったけれど 思っていたより読み易かったし、 物語全般に漂う切なさと少年達の哀しい運命に胸が痛くなった。
だが謎のまま残った部分が多過ぎて、少々欲求不満。
もちろん読者の想像力に任されているのだろうが、 頭の悪いワタクシとしては用語の解説ページが欲しかった(涙)
並行して読んだ『新学期』は、かなり私好みの話。 涼と云う少年の最後の台詞がタラシっぽくて素敵だった(^^)
今日はマイム劇団『水と油』の公演を観に行った・・・・・・のだが、 会場である新宿の『シアターTOPS』に行ったら、全く違う公演をやっていたのでビックリ!
チケットを確認したら三軒茶屋にある『シアター・トラム』が正しい会場だった(涙)
『シアター・ト・・・』迄同じなのと、両方とも滅多に行かない劇場なので、 勘違いしてしまっていたのだろう。
慌てて『新宿』から電車に飛び乗り『三軒茶屋』に向かったが既に時刻は19時10分。
開演迄あと20分である、ギリギリ間に合うだろうか?
『三軒茶屋』の駅に着いたのは19時28分。 駅から徒歩5分の劇場の筈なのだが、数年前に一度来たきりで道がよく判らないし、 近くにある劇場『世田谷パブリック・シアター』と混同してしまい、 階段を上がったり昇ったり下ったりを繰り返している内、開演時刻の19時半を過ぎてしまった。
ようやく劇場に辿り着いたものの、既に始まっていたので、 幕間の切れ間迄ロビーで待たされる羽目に陥る。
観られなかったのは冒頭の10分程度では有ったが、 自分がちゃんと気を付けていれば最初から観られた筈なのにと、くやしさに臍を噛む。
『水と油』は以前から観たい、観たい、と想っていたのに、何故かなかなか都合が合わず、 今回ようやく観る機会に恵まれたと云うのに、 残念ながらこの公演で彼等はしばらく活動休止してしまうそうだ。 よりによって、そんな時に遅刻してしまうなんて・・・・・・
だが『水と油』の公演はとても素晴らしかった。 キザで二枚目なキャラクターのすがぽんさんがとっても格好良かった。
終演後、劇場を出ると外は土砂降りの雨。 激しい雨を避けてガードの有る道に入ったら、 何故かそのまま迷ってしまい『三軒茶屋』の駅になかなか辿り着けなくなってしまった。
冷たい雨の中を歩き廻ったお陰で、すっかり疲れ果ててしまったので、 ちょっと贅沢をして地下鉄を使い、早く帰ろうと想ったのに、 うっかり電車を乗り間違えてしまう。
ちょうど乗り継ぎ電車が無く20分も寒風吹きすさぶホームで ブルブル震えながら電車を待つ羽目になる。
近道して早く帰る処か、普段の倍近くも余計に時間が掛かってしまった。
バテバテに疲れ果てて、ようやく駅に辿り着く。
すぐに帰宅したかったのだが、 歌のレッスンの課題曲である『心の色』のCDをレンタルする為に『TSU●AYA』 に立ち寄る。
ふと新作の棚を見たら『蟲師』のDVD1・2巻が入荷していたので、早速借りようと想ったら、 何とお金が足りなかった。
急いで自転車に飛び乗って家に帰ると 部屋の引出しから取り出した千円札を握り締め、猛スピードで『TSU●AYA』に引き返す。
お金を取りに行っている間に他の人にレンタルされていた・・・なんて事は無く、 無事に借りる事が出来たのだが、ふと気付く。
これは新作だから、今夜中に二本とも観て、 明日の開店時間前までに『TSU●AYA』のポストに返却しなければならない事実に!
時計を見ると時刻は午前1時・・・
疲れた身体に鞭打ち、眠い瞳をゴシゴシ擦りながら観終えたら午前3時になってしまった。
何だか『阿』『吽』と云う蝸牛に似た『蟲』の身体のうずまきに迷い込んでしまったみたいに ぐるぐるな一日でありました。
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