Monologue

2006年01月31日(火) お土産のルーツ

同僚のOさんがハワイへ行ったお土産をくれた。

何と『コロン』のハワイ・ヴァージョン。
パッケージは夕陽に染まったワイキキ・ビーチを背景にハイビスカスと『コロン』

それにしても何故ハワイに『コロン』が売られているのだろう?
そして何故『コーヒー味』?

「日本のメーカーなのに不思議だね」と言いながら、
ふとパッケージを引っ繰り返してみると裏側に
何“SHANGHAI EZAKI GLICO CO,LTD”の文字が!

そう云えば以前見掛けた『ハワイアン・キティちゃん』も“MADE IN CHINA”だったっけなぁ。

たとえ何処で作られたのだとしてもコーヒー味の『コロン』は美味いしかった。
ありがとうOさん(^^)



2006年01月30日(月) 生首にきいてみろ

三谷幸喜さんがエッセイで誉めていたミステリー
『生首にきいてみろ』を読了。

著者の法月綸太郎さんの名字を“ホウヅキ”さんだと
勝手に思い込み、図書館で『ほ』の作家名の棚を一生懸命探してしまったが、正しくは“ノリヅキ”さんだった。

道理でちっとも見付からなかった訳だ。
(以下はちょっぴりネタばれしてます)




緻密なトリックは見事ではあるのだが、
いかにも作者の頭の中で計算し尽くされていると云う感じなので、
「え〜?そう何もかもご都合良く行くかなぁ?」と読みながら首を傾げてしまった。

・・・・・・と云いつつも、
文章の読み易さとストーリーの面白さに引き込まれて一気に読んでしまったのだが、

「もし犯人と偶然居合わせたあの時にオレが気付いていれば
彼女は死なずにすんだかもしれないのに」と探偵が後悔するのはともかく、

「もしあの時オレが兄と仲直りしなかったら彼女は死なずにすんだかもしれないのに」なんて
犯人でもなんでもない、
むしろ愛する人間を奪われた被害者である筈の人物が、
しかも事件の直接の動機では無い事を後悔しているのに不条理さを感じてしまった。


最近のミステリーには犯人から『のっぴきならな事情』や『罪の意識』や
『犯罪に対する躊躇』や『罪を犯した後悔の念』が全く感じられない作品が多い気がする。

もちろん殺人が正当になりうる理由なんて基本的には無いと思うのだが、
あまりにも『犯人』が非情で心が無さ過ぎる人達ばかりなのがフィクションとは云え
何だか哀しい。

今の時勢を反映しているのかもしれない。
現実に犯罪を犯している人達はこの作品の登場人物以上に冷酷で身勝手なのだろう。

そしていつでも、本来ならば後悔しなくても良い事をずっと悔やみながら哀しみ続けるのは『心』無い犯罪者達に愛する者を奪われてしまった優しい人達なのだ。


それにしても後味の悪い話だった(面白かったけど)
口直しに何を読もうかな?



2006年01月28日(土) 午前3時に瞳が醒めると・・・

猛烈に胃が痛かった。

胃だけでは無い。
身体中あちこちの関節がミシミシと痛くて痛くて堪らない。

前々日から風邪を引いたっぽいとは感じていたのだが、どうせすぐ治るだろうとタカをくくって病院にも行かず市販の解熱剤を服んだだけで済ませていたのだが、症状は予想以上に悪化してしまった。
しかも今日は休日出勤。普段より人数が少ないのだから休む訳には行かない。
薬箱から『正露●』を取り出し4粒程口に放り込み、少しでも寝ようと瞳を閉じたが、身体中が痛くて痛くてちっとも眠れない。

ヤバイ!これは只事では無いぞ!
もしかするとインフルエンザかもしれない。
出勤前に病院に寄ろうと行き付けのクリニックの診療時間を調べていたら、
「風邪引いて体力が落ちてる時に病院なんかに行ったらますます具合が悪くなるでしょ!」と母に窘められる。
そう言えばあの三谷幸喜さんも風邪を引いて病院に行ったのに急患の所為で診察を後回しにされた挙句、結局診て貰えなかったとエッセイに書いておられた。

でも風邪引いて体力が落ちてない時でないなら、どのタイミングで病院に行けば良いのさ?

とにかく会社に行かねば・・・と起き上がろうとするが身体が痛くて動けない。
これでは会社に行ったとしてもキビキビ仕事出来ず却って他の人に迷惑を掛けてしまうかもしれない。
ダメ元で同僚のAちゃんに「代わりに出て貰えないかな?」とメールで頼んでみたら快くOKしてくれたので今日は彼女の好意に甘えて休む事にした。

その後も身体中が痛くて全く眠れなかったが、丸1日経った頃、ようやく熱が下がり関節の痛みも引いた。
胃が痛かった割には食欲は有り、しかも熱で腫れた舌を冷やす為と『ハーゲン・●ッツ』のアイスをモリモリ食べていたので体重はあまり減らなかったが、体脂肪はかなり減っていた。

丸一日振りに鏡で見た自分の顔は頬がげっそりとこけていた。



2006年01月27日(金) トッピングお願いします

どうやら風邪を引いてしまったらしい。

やたら痰が絡んだ咳が出るし鼻も詰っている。
身体中の関節が変に痛むし首の後ろが妙に火照ってしまい、
(一体今何度位熱が有るのかしら?)と、会社の救急箱をゴソゴソ探してみたのだが残念ながら体温計は入っていなかった。
おまけに風邪薬の瓶もカラッポだった、これでいいのか?

ふと想い付いたのだが、こんな時の為に携帯電話に体温が測れる機能が有ったら良いかもしれない。
他にも血圧や体脂肪率が測定出来たり万歩計の機能が付いたりしたら、お年寄はもちろんサラリーマンやダイエット中の女性にも重宝されるのではないかしら?

『クレジットカード』の機能なんかより危険度も少なくて良いと想うのだが・・・



2006年01月23日(月) ろうどく日記

以前からずっと通いたかった『朗読教室』に通い始めた。

『朗読』は難しいと聴いてはいたが予想以上に難しい。

自分が今までいかに適当に文章を読んでいたかが身に染みる。
アマチュアとは云え、役者としても大変恥ずかしくなってしまった。

でも美しい文章の世界に集中し、どっぷりハマって読むのはとても楽しい作業である。

今読んでいるのは宮澤賢治の『マグノリアの木』

作中の人物に感情移入させられる文章が多く、
読みながら何度も泣きそうになってしまうのだが、それもまた楽しい(^^)



2006年01月22日(日) 裸の王様

何だか『LiveDo●r』が大変な事になっている。

それに関するニュースでマスメディアは連日連夜大騒ぎ。
価値が無い物を有るかの様に見せ掛ける為に沢山の嘘を吐いていたという今回の事件は、震度7に耐えられない様な脆い建造物に『嘘』の衣装を着せて飾り立てていた『耐震偽装問題』と共通性を感じてしまう。

『LiveDo●r』事件では残念な事に自殺なさった方まで出てしまったが、何も死ななくても良かったのではないか?と首を傾げてしまう。

「死ぬ事は無かった、死ぬ気になれば何でも出来ただろうに」と、
亡くなられた方のお父様がおっしゃっていたが、本当にその通りだと想う。
私の様な小市民には到底想像も出来ない程の大金が動いたのかもしれないが、別に人を殺したりした訳では無いのだから、死ぬ気になって謝罪すれば何かしら解決への道が開けたのではないだろうか?
『嘘』や『見栄』の衣装なんか脱ぎ捨てて『裸』のままの自分で・・・

『裸』になる事は恥ずかしいし勇気がいる事だが何の地位も名誉も無い人間を、まるで王様の様に『嘘』の衣装で飾り立てるよりも、ずっとマシだと想う。

(亡くなられた方のご冥福を心からお祈りさせて頂きます)



2006年01月18日(水) りんねはめぐる らせんのわ

親愛なるとおのさん(^^)と一緒に映画『輪廻』を観に行く。

実は私は結構怖がりなのでホラー映画を一人で観る事が出来ない。

(こんな怖いデザインのサイトの管理人の癖に・・・)

映画を観る時は大抵一人だし、しかも深夜のレイト・ショーである。

観終わった後に夜道を自転車で走って帰る時に「物陰から突然何か飛び出して来たらどうしよう?」とか、いろいろ怖い事を考えながら思わず瞳を瞑って運転してしまい、余計怖い事になってしまいそうだし、帰宅した後も、寝る時に部屋の電気を消せなくなってしまうに違いない。

何しろ以前とおのさん(^^)から教えて貰った本の内容が余りにも怖くて、聴いた後3日間、夜寝る時に部屋の電気を消せなかった位だ。

・・・・・・とは云えホラー映画も「観てみたい」とは思っていたので、今回は大変良い機会だ。

とおのさん(^^)とも久し振りにお会い出来るし、隣りに誰かがいれば怖くても少しは我慢出来るだろう。

そんな訳で、まるでジェットコースターで急降下する様な心積もりで観て来た『輪廻』の感想です。

相変わらず大した事は書いてませんが、観覧予定の方はご注意下さい。



ホラー映画にもいろいろ有るのだろうが、この映画はただ怖いだけでは無く主人公が犯した『罪』とその『罰』について、いろいろな事を考えさせられてしまった。

「恐れていた犯人が実は自分自身だった」と云うのはミステリ界では既に使い古されていて『懸賞小説』ではタブーとまでされてしまっているのだが、この映画で優香さんが演じていた少女が、実は・・・だったと云うのには、結構吃驚させられた、してやられました(^^;)

前世で犯した罪は生まれ変わった後も追いて廻るのか?
生まれ変わった後の人格は何の罪も犯していない筈なのに・・・・・・

(そう云えば生まれ変わった後の人格が前世と同じ罪を犯してしまう、と云うのは『ドグラ・マグラ』(夢野久作)で有ったな)

「人間の肉体は単なる入れ物に過ぎず、魂は死後もまた巡り会う」と云う理論の実験の為に自分の子供を殺した父親に対して、
「ずっと一緒だよ」と云う娘は父を恨んでいたのか?それとも愛していたのか?

そして予想通り(?)瞳の前に現れた子供達の幽霊に会えて、父親は嬉しかったのか?
(観た限りでは、ちっとも嬉しそうじゃなかった。ただ怖がっていただけ)

なかなか面白く興味深かったけれど、
犠牲者の転生者達が、再び死に直す必要は無かったのじゃないかしら?等、
かなり疑問点も残ってしまった。

こんどノベライズ版を図書館で借りて来よう(←買わないのかよ?!)


私信:今回の件で、隣に誰かが居れば私も『ホラー映画』も観られると云う事が判りました。宜しかったらまた誘って下さいね、とおのさん(^^)



2006年01月15日(日) 限られた時間の中で

今日は 『ダンス』の稽古始め。

ダンスの稽古は13時からなのだが、せっかくの日曜日に出て行くのは怠け者の自分にとってかなりの難関である。
だからさぼらない様に、ダンスの稽古の前に何かしらキャンセル不能な用事を入れておく様にしている。

ちなみに今日はそれが歌の稽古だった。

さて支度に手間取ってしまい時間ギリギリに家を出てすぐにダンスの稽古用のTシャツとタオルを忘れてしまった事に気付く。
だが取りに帰っていたら歌の稽古に間に合わない。

仕方無いのでそのまま駅に向かったのだが、何と駅に着いたら電車が止まってしまっているではないか!

せっかく忘れ物を諦めて急いで来たのにこんな事になるなんて(涙)
こんな事ならTシャツとタオルを取りに帰れば良かった。

いっそ今から取りに帰ってしまおうか?とも考えたが、そうこうしている内に電車が動き始めた。
結局、約15分遅れた電車に乗り込む。

本来ならば定期の範囲内で行ける場所なのに少しでも時間を短縮する為に別料金を払って地下鉄を乗り継ぎ、何とが10分遅れで歌の稽古場所に辿り着いた。

普段遅刻していまったら、たとえそれが今日の様な電車の遅延が原因であったとしても絶対に延長はされないシステムの筈なのに、たまたま先生が時計を見間違ってしまった所為で15分延長になってしまった。

歌の稽古は本来の時間で受講出来たのでラッキーだったのだが、その分ダンスの稽古に行く電車に乗り遅れてしまった。

寝坊したならともかく、ギリギリとはいえ間に合う時間に家を出たのに、こんな事になるなんて・・・
ガッカリしながら電車に揺られていたら、ふと車内に放映されている宣伝用の液晶画面に瞳が留まった。
“無情に過ぎ去って行く時間につい気持ちが焦ってしまいがちですが、限られた時間の内で確実に事を成し遂げましょう”
いわゆる『今日の運勢』だった。
いつも私はこの手の占いは信用出来ないと思っていたのだが、あながちそうでも無いのかも?

少なくとも今日の自分はその言葉を読んだお陰で、
少し楽な気持ちでダンスの稽古場に向う事が出来のだ。



2006年01月13日(金) ビビッとキターッ!

「今日はAさん、珍しくシックな黒の皮コート着てるよね。
普段はショッキング・ピンクとかグリーンとかビビットな色が多いのに・・・」と言う、
会社の隣の席のWちゃんの言葉に“うん、そうだね”と肯きながらも、
(『シック』って何?『ビビット』ってどう云う意味?)と、
内心ヒソカに首を傾げるワタクシ。

新聞やニュースでも、最近は『カタカナ語』があまりにも多いので、
すぐに意味が理解出来なくて戸惑ってしまう。
なるべく辞書で調べる様にはしているのだが、
出来れば『カタカナ語』なんか使わず、
全部『日本語』だけで言って貰えないかなぁと思う。


早速辞書で調べてみたら、
『シック』は『粋・しゃれている・気が利いている』 『ビビット』は正確には『ビビッド』が正しく『鮮やかな・生彩がある』と言う意味だそうで、
「よっ!Aさん!その黒の皮コート、粋だねェ」と言うと江戸っ子みたいだが、
『鮮やか』と言う単語の方が普段彼女が着ているショッキング・ピンク等の華やかな色のイメージが浮かべ易い気がする。
Wちゃんの様に『カタカナ語』をさらりと使いこなせない私は、
社会人として恥ずかしい、新しい時代について行けない古い人間なのだろうが、
日本語には美しい言葉が沢山有る筈なのに、それが段々使われなくなってしまうのは、
かなり勿体無い気がしてしまう。

そう云えば、最近多発される言葉で、

「ヤバイ!キターッ!萌え〜!」

これらは『日本語』なのだろうか?
私にとって『感覚的に意味が判らない言葉』のベスト3であるが・・・・・・

やっぱり私は『日本語』も理解出来ない程、バカになりつつあるのだろうか?
(元々おバカさんですが(^^;))



2006年01月12日(木) 寒い夜だから

今日は『アクション』の稽古初め。

身体を動かすのは本当に久し振りなので、ちゃんと動けるかどうか心配だったが、思っていた程には鈍っていなかったのでホッとする。
(もちろん相変わらず下手ではあるのだが)

H先生が教えて下さるのは『ボディアクション』(素手で殴ったり蹴ったりするアクション)の方が多いのだが、今日は『ボディアクション』の後で『時代劇アクション』をやる事になったのだが・・・こんな日に限って自分用の木刀を忘れてしまった。
(いつも持って来てもやらない事が多いので油断してしまった)

H先生にお借りした木刀は重くて振るのが精一杯、
「ななかさん(仮名)木刀に振り回されない様に」というダメ出しをされてしまった。

そういえば最近素振りもやっていないから木刀に触るのも随分久し振り。
そろそろ今の会社の屋上でも昼休みに素振りを始めてみようかな?



2006年01月11日(水) さらばドリーム・チーム

松尾貴史さん主演の舞台『BIGGEST BIZ』を下北沢本多劇場にて観覧。

相変わらず大した事は書いていませんが、
観覧予定の方はご注意下さい。


机二台と電話が二台有るだけの幽霊会社『宮本木材』で電話番をしていた粟根まことさん演じる結城の元にふらりとやって来た、松尾貴史さん演じる悪魔の様な(笑)かつての同級生・健三。
それに自称画家・神崎(後藤ひろひとさん)、リストラ男・木太郎(八十田勇一さん)、謎の女性・皿袋(松永玲子さん)の5人が繰り広げる、すったもんだの大騒動の末、幽霊会社『宮原木材』は百億円の利益を上げられる大会社に急成長してしまうと云う夢の様な物語『BIG BIZ』が上演されたのが2001年。

その後、社長に就任した結城達を騙して会社を乗っ取ろうと企んだ会社『ペルセウス』の社員川島(三上市朗さん)を逆に騙して、更に新たな会社を設立してしまうと云う続編『BIGGER BIZ』が上演され、今回の『BIGGEST BIZ』はその完結編である。

私はこのシリーズが大好きだったので「早く完結編が観た〜い♪」と云う気持ちと「でも終わって欲しくな〜い(涙)」と云う相反する気持ちを抱えつつわくわくしながら観た。

今回初登場の篠原ともえさんは普段TVで拝見する様な破天荒なキャラクターかと思いきや、案外普通のしっかりした女の子を演じていらっしゃった。
歌をやってらっしゃる所為か声がとても綺麗だったし、くるくる良く動く仕草がリスみたいにキュートだった。

予想以上に粟根まことさんの出番が少なかったのがとても残念。

前回では声のみの出演だったし、せっかくの完結編なのだから『悪魔の様な(笑)健三VS殺し屋の瞳・結城』の対決とか見たかった。

さて物語は今までの例に乗っ取って更にドデカイ大会社になるのかと思いきや、莫大な利益を得た代わりにお尋ね者となってしまったドリーム・チーム達は解散し、バラバラに逃亡する事になってしまう。

ラストシーンで各キャラクターが初登場時の衣装を身に着けて、それぞれに去って行くのを見たら、
(ああ、本当にこれで彼らとはお別れなんだな)と何だか切なくなって泣いてしまった。

カーテンコールの時、出演者の誰かが、

「本当にこれで終わり?まだまだ続きそうじゃん?」と言うと、脚本を書かれた後藤ひろひとさんが、ぼそりとおっしゃった。


「・・・・・・・誰か2、3人殺しとけば良かったですかね」


こんな時、脚本家と云うのは本当に『神様』なんだなぁと感じる。


だが、後でパンフレットに書かれた後藤さんのコメントを読んだら、こんな事が書かれてあった。


“今回でこのシリーズに登場するメンバー達とお別れになるのが俺はとても哀しい。

元々彼らは俺の頭の中に住んでいた妖精達の化身だ。

もし彼らが何らかの形で再登場する事があるとしたら、
それは好き勝手に逃げて行った妖精達が、きまぐれを起こしてまた後藤ひろひとに興味を持った時だろう”

いつも面白い脚本を書かれる後藤さんも、やはり『神様』ではなく『人間』だもの(相田みつをさん風)

何もかも計算通り、思い通りになる訳ではないらしい。



2006年01月10日(火) レオリオの復活!日記

“ズガァァァン!!”

あ、熱ぃ…ッ!!

まるで炎の塊みてェな弾丸が轟音と共にヤツのピストルから発射され、
オレの額のど真ん中を見事に撃ち抜いた。

“しまった!”と感じた時には、もう手遅れだった。

「レオリオ!」

「おっさん!」

「レ…レオリオッ!」


“ドサッ!”と地面に倒れたオレに駆け寄ったゴン、キルア、そして誰より愛しい相棒
クラピカの絶叫がオレの鼓膜を震わせる。


「・・・オ、レ・・・オリ・・・オ!!」

「し・・・っか・・・しろよ! オ・・・ッ・・・サ・・・・・・」


オレを呼ぶヤツらの泣き声混じりの声も、

オレの顔を覗き込んでいるヤツらの心配そうな表情も、

光も、音も、そしてさっきオレの額を貫いたあの炎の様な熱さえも、
何もかもが消えて行き、

そして代わりに、
真っ暗な闇がオレの五感を包み込んで行く……


ヤベェ・・・もう瞳が良く、見えねェ・・・・・・

ああ、死んじまうのかな?オレ・・・・・・

本誌はまだまだ休載中で、
しかもまだオレとクラピカは表紙にしか再登場してねェって言うのに。

こんな事になっちまうなら、
せめてクラピカにあの『エプロン』を着てみてくれって頼んでみれば良かったぜ……

もったいねェなぁ、あの『エプロン』結構高かったのによ。

『エプロン』だけじゃねェ、
あ〜んな事や、こ〜んな事もしてみたかった……


“カッ!!”


その瞬間、

突然消え掛けた炎に油が注がれた様にオレの額の中央が燃える様にカァァッ!と熱くなり、
それと同時に『死』に向かって冷たく凍えていた筈のオレの全身に凄まじいエネルギーが
猛然と湧き上がって来た。

「復活(リ・ボーン)ッ!!」

“ガバッ!”とオレは『ハルマーニ』のスーツを脱ぎ捨て
『マチコ・ロンドン』のトランクス一枚だけを履いた姿で起き上がると
喉の奥底から高らかに『復活!』の声を上げた。


「レ、レオリオ!?」

「オ、オッサン!?」

「大丈夫なの?レオリオ!」


呆然としているゴンとキルアを尻目に、オレはクラピカの身体をヒョイ!と肩に担ぎ上ると、
瞬時にその場を走り去った。


「レ、レ、レオリオ…ッ?どうしたのだ?」

さっきまで流していた涙で濡れた緋色の瞳を不思議そうにまんまるく見開いているクラピカを抱えてオレは死ぬ気で走った。


そうだ!オレは死ぬ気で!!

死ぬ気でクラピカにあ〜んな事やこ〜んな事を……!!



(『家庭教師ヒットマンREBORN!』ネタで衝動的に書いてみました。
 『リボーン』FANの皆様、ご気分を害されてしまったら本当にすみません。

 私信:き、嫌わないで……とおのさん(涙))



2006年01月07日(土) 今夜は湯葉祭?

『無調整豆乳』を買う為に駅前の『イズ●ヤ』に行ったら、何と売切れだった(涙)

『調整豆乳』は山積になっているのに・・・

きっとまた『あるある大辞●』等のTV番組で、
「奥さん!アァタね『無調整豆乳』が身体に良いんですよ」とか、みのまんたさん(仮名)がおっしゃられたのだろうか?
それとも実は今日は『湯葉の日』で、この界隈のご家庭で『無調整豆乳』で作る『湯葉パーティ』が開催されているのかもしれない。

えい!いまいましい!(←自分だって他人に薦められた癖に)

ガッカリしながら店を出ると突然頭上から白くて小さな羽虫の様が大量に降って来た。

ビックリして夜空を見上げてみたら、雪だった。



2006年01月05日(木) 歌は体力

明日は歌の稽古初め・・・だというのに、な〜んにも練習していない怠け者のワタクシ。
幾ら何でもこれはヤバイ!と思い立ち、会社帰りにカラオケボックスに一人飛び込む。
ふと思い返すと歌を習い始めてからカラオケに行くのは初めて。
果たして少しは上達しているのだろうか?

不安を抱きながらカラオケのスィッチを入れてみる。
だが、何故か演奏の音がすぐに小さくなって消えてしまう。

(カラオケ来るの久し振りだからなぁ・・・)と何度か操作し直してみたが結果は同じ。
これはおかしい!と店員さんを呼ぶと、
「機械の調子が悪いみたいですね。調整しますので隣の部屋に移って下さい」
そう言われて隣の部屋に移動する。
そんなこんなで歌い始められるまでに10分位はロスしている筈なのに、伝票に印字されている開始時間は特に変更されていない。
(この分延長してくれないのかしら?ケチな店だわ)と思いつつも、その時間からほぼキッチリ1時間後に部屋を出て会計して貰ったら、かなり割引されていた。
得したのか損したのか微妙な処である。

さて話は戻って肝心の歌の方であるが、
いざ歌ってみたら、以前よりも大きな声が出せる様になっているし、メロディラインも以前よりしっかり取れる様になっている気がする。
それなりに進歩している様だ、良かった(^^)

だが、先生に教わった通り、腹(性格には臍下三寸の『丹田』の位置)常に力を込めて歌い続けると云うのはかなり疲れる。
以前はもっと気楽に歌えていたのだが、それはきちんとした歌い方を知らなかっただけの話。
ちゃんと声を出して歌う事がこんなにも疲れる事だなんて・・・・・
課題の1曲を始めから終わりまで歌い通しただけでも息切れがしてしまう。

ライブで何十曲も歌い続ける歌手の方達って、凄いんだなぁ・・・・・・
身を持って思い知らされてしまった。


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