Monologue

2005年11月28日(月) 燃えるゴブレット

『ハリーポッターと炎のゴブレット』を観に行く。

相変わらず大した事は書いてませんが、ネタばれ嫌いの方はご注意下さい。

冒頭から『悪夢だ!』『クディッチワールドカップだ!!』『死喰人だ!!!』『闇の紋章だ!!!!』『三校魔法対決だ!!!!!』てな具合に次々と事件が勃発して行くので、何だか慌しく感じてしまった。

でも、あちこち細かい処は変わっていたものの、原作を読んでいない人が観ても一応筋書きが解る様には作られていたのでとりあえずホッとする。
(前回はあまりにも判り辛かった。原作がベストセラーだからとは云え不親切過ぎると感じてしまった)
だが登場人物達の個々のエピソードが削られてしまっているので、それぞれの性格、キャラクターが薄くなってしまっていて残念。

ところで映画版ではロンとハーマイオニィを恋仲ぽく描くと云うのは監督は違えどお約束なのだろうか?

「(クリスマス・ダンスパーティに)今度は最後まで待たせたりしないで、一番最初に誘ってよね!」なんて原作には無い筈の台詞にはドキッとさせられてしまった。

まるでアニメ版H×Hで云う『レオクラ』である。
(個人的にはオールオッケー(^^)なので、もっとラブラブして欲しい)

原作と共に哀しい展開になって来てしまった。

今後の原作同様、映画にも期待したい。

願わくば、ただ原作をなぞっただけの作品になりませぬ様に。



2005年11月27日(日) 生まれ変わって出直しな

多忙の為、約3週間以上も自宅のPCを触っていなかった。

さぞかし『迷惑メール』が沢山来ている事だろう…と憂鬱な気分でチェックしてみたら、
案の状400通以上も溜まっていた。

しかも、何故か25通目以上がダウンロード出来ず、エラーメッセージが出てしまうのだ。

何度も何度も何度もPCを再起動してみたりシステムチェックをしたりしてみたが全くダメ(涙)

試行錯誤を繰り返した後、ふとエラーメッセージに表示される文字で『検索』をしてみたら、
めでたく解決策が書かれているページにヒットした。

要するにメールに添付されているファイルが大き過ぎるのが原因らしい。

ダウンロード出来るメール容量を増やす等の方法も有ったが、ちょっと怖いので、
今回は自分が使用しているプロバイダのメールサーバーに直接アクセスして
届いているメールを調査すると云う方法を取った。

……と、書くと何だか偉そうだが、
『自分が使用しているプロバイダのメールサーバーに直接アクセスして
届いているメールチェック出来る』なんて、生まれて初めて知った。

こんなに便利な機能が有ると知っていたら400件も溜め込む前に
会社のPCでチェックしたのに……

自分は少しはPCに詳しいつもりになっていたが、
実は知らない便利な機能が山程有るのだなぁと改めて感じる。
こんな無知でバカな私がPCを持っていても絶対に宝の持ち腐れになっているに違いない。

PCで『絵』とかも描いてみたいし『年賀状』とかも作ってみたいのだが、
やり方が判らないのだ。

ここらで初心に返ってPCを勉強し直した方が良いかもしれない。
(↑と云うより初心者以下ですな)



2005年11月23日(水) 子供達を責めないで

『ハリー・ポッターと賢者の石』をTVで観る。

最初に観た時は、
原作1巻のエピソードを詰め込めるだけ詰め込もうとしている様な
展開の目まぐるしさと慌しさを感じてしまったのだが、
今日はそうでも無く、何故かとても落ち着いて観られた。

この頃のハリー達はまだまだ子供らしくてとっても可愛い♪

原作で描かれている魔法世界を可能な限り忠実に再現しようとしている処に、
さすがハリウッド映画は凄いなぁと想ってしまう。
今の日本映画ではこんなに制作費を掛けられないし・・・・・・

冒頭でハリーが叔父達に理不尽に迫害されている様子が
まるで乙一さんの小説の主人公みたいで、妙にいじましく感情移入してしまった。

迫害といえば、
この物語は『スリザリン』の子供達を冷遇して差別している処だけが
アメリカ気質的で何だか好きではない。
“この世に『悪い人間』と云うのはいない、在るのは『間違った人間』だけだ”
と云うのは故中島らもさんの言葉だが、
『スリザリン』の子供達は何かを間違ってしまっただけだろうと想うのだけれど、そのまま『悪』だからの一言で処分されてしまう様な展開になってしまうのかな?

やっぱりハリー達と仲直りしたりはしないのかしら?

(そう云えば『チャーリーとチョコレート工場』も結局そんな話だった)



2005年11月20日(日) キミの匂い

今夜の『世界ウルルン滞在記』
中国の整体師の下でのホームステイは、まるでレオリオの修行日記の様だった(^^)

「客をもてなすの人生最高の喜び」を座右の銘に気持ち程度の謝礼で村人のマッサージを請け負い、腰痛や肩コリはもちろん、歩けなかったおじいさんを歩けるようにした事もあれば、ぎっくり腰の人をものの1分で治した事もあり、また人間だけに留まらず牛や豚などの家畜にまでもマッサージを施す凄腕の師匠の下で修行をする内にレオリオ(違)も次第に患者を一人一人任される様になる。

「ばぁちゃん、肩のコリが随分良くなって来たよな」等と優しく声を掛ける青年の白衣姿がレオリオぽくてうっとりする私(←バカ)
(ちなみに先生もレオリオ(違)も白衣姿でした)

やがて、
「これが最終試験だ!オレの身体を揉んでみろ!」と先生に挑戦(?)される。

身体のツボを順々に押して行くレオリオ(違)に、
「よし!いいぞ!ちゃんとツボに当っている!入っているぞ!」とか「どうした?押し方が浅い!もっと深く押すんだ!」と指摘する先生の口調に何処となく武術や格闘技に通じるモノを感じた。

マッサージの最後の仕上げに先生の首をコキッと鳴らし終えた後、

「よし合格だ!」

と言われているシーンも何だか『ジャンプ』の格闘漫画みたいだった。

(そう言えばこの先生、患者さんをマッサージする時、ただ指で押しただけではツボに入らないので一緒に『気』を送っていたのだが、その『気』を溜める為に診療前に瓦を割ったりしていた。ますます『ジャンプ』ぽい(^^^;))

さて一週間の修行を終えて日本に帰る為の荷造りを先生と家族達が手伝ってくれたのだが、
家族の一人がレオリオ(違)の荷物から香水の瓶を取り出して、

「これ何?」

そう尋ねると、何とレオリオ(違)はその香水を先生達にシュッシュッと吹き付けながら、

「これがオレの匂いだ、忘れないでくれよな」

・・・・・・なんて言うではないか!!!

最後までレオリオぽかった青年の修行姿に久々に胸が躍ってしまった。
ビデオ録画しておけば良かった、惜しい事をした。



蛇足 この先生、実は娘が欲しかったそうなのだが息子さんにしか恵まれず、しかも息子さんも結婚して家から離れて生活なさっているのだそうだが、毎日「パパ、パパ(中国なので)」と慕ってくれるゲストの青年に「本当の娘以上の娘像」の面影を見たのか、外出する時は必ず手を繋ぎ、カメラが回らないところでは頬にキスしていたそうである。
ちなみにこのゲストの青年は女系家族の中で育ち女性的な繊細さと優しさを持ちドラマではホモ役も好演なさったそうである。

・・・・・・先生、そう云う行為はレオリオ(違)ではなくクラピカ(違)になさって下さい。



2005年11月19日(土) まんげつのよるに

あの『あらしのよるに』の続きが発売されているという衝撃の事実をある方の『日記』で知った私は慌てて最寄りの書店に直行。
『児童書』のコーナーを探してみたらば・・・有った!
あまりにも哀しいラストに涙が止まらなかった『ふぶきのあした』の隣りに燦然と輝く新刊『まんげつのよるに』

あの後メイは一体どうなったのだろうか?
もしかしてガブが奇跡的に生きていてハッピー・エンド?
或いはメイも死んでしまう等、6巻以上に悲惨な結末が待っているのか?

ドキドキしながら本を手に取りページをめくった・・・

(以下は内容に触れておりますので未読の方はご注意下さい)

・・・泣いた。

大好きなガブの事が忘れられず、憔悴して行くメイの姿に涙。
森に現れたオオカミがガブではないか?と痩せた身体に残った僅かな力を振り絞って駆けて行くメイの姿にまた涙。

そして・・・

最初から最後までおいら涙が止まらなかったでやんすよ。

死んだと思っていたら記憶を失って生きていた・・・というのは実に良く有るパターンなので、下手をすれば『蛇足』になってしまいそうだが、この物語に関しては素直にガブの生還を喜びたい。
二人揃ってふぶきの山を越えられて本当に良かった。
ただ、やはり最初からこの話が有る事を知って読んでいたら6巻のラストはあれ程私の胸に響かなかったに違いない、ちょっとフクザツ(--)

映画版ではどのエピソード迄入っているのだろうか?早く観たい♪

蛇足だが私は『あらしのよるに』の事を考える度に、やなせたかしさんの『チリンの鈴』を想起してしまうのだが、あんな結末で無くて本当に良かった。



2005年11月17日(木) そんなわけで

(どんな訳で?)
かなり久し振りにH先生のアクションのワークショップに参加する。

数ヶ月振りに木刀を振ったのだが、あまりにも沢山の事を忘れていて愕然としてしまうワタクシ。

苦手なボディ・アクションもH先生がとても丁寧に解り易く教えて下さるので有り難い。

せっかく良い先生に習える機会が有るのだから心を入れ替えて頑張らなければなぁ・・・・・・と改めて反省。

帰りに「12月の演技のワーク・ショップに参加しませんか?」と声を掛けて頂く。
ちょうど演技の勉強が出来る処を探していたので二つ返事でOKする。

細々とだけど好きな事を続けていけたら良いな、
そしてまた次の舞台に繋がっていったら良いなぁ・・・・・・

(それにしても男の人達の体脂肪率が少ないのにはオドロキ!
12%とかって何事?)



2005年11月16日(水) いつかどこかで

親愛なるとおのさん(^^)と一緒に友人S君の出演舞台を観に新宿へ行く。
何度か行った事が有る劇場なのにも関わらず、途中で道に迷ってしまったワタクシ。
方向音痴も極まれり(涙)

劇場に着いた途端、後ろから肩を叩かれて振り返ると以前共演したK君がパンを齧っていた。

「パンを食べてから中に入ります」と云うK君を残して、とおのさん(^^)と二人で劇場内に入る。

どうせなら一番前のど真ん中を陣取って観ましょう!と勢い込んで座ったのだが、
「ななかさん(仮名)真ん中はもう一つ分隣りみたいですよ」

とおのさん(^^)に指摘されて慌てて座り直す。
客席のセンターも取れないなんて、方向音痴も・・・・・・(←違)

舞台は5人の男女が平和な日常生活から突然戦争が行われている異世界に迷い込んでしまうと云う物語。
所々解り難くて、もどかしく感じるシーンが幾つか有ったが“この想いを伝えたい”と云う演出家のエネルギーが強く感じられた。
物語の核となる母親役を演じていた女優さんが温かみが有って良かった。
他の役者さん達もイイ感じだった、滑舌も良かったし。

今回のS君の役柄は『電車男』をかなり意識していて、黒ブチ眼鏡を掛けてモナーのTシャツを着込み、おどおど演技していたが、ラストでは眼鏡も外し、振って来た桜の花びらを手にポーズを決めてみたり、イケメン振りを発揮していた(←誉めてます)

帰りにラーメンを食べながらK君といろいろ話し、
早く私もアクションや芝居の稽古に復帰せねばなぁ・・・と深く深く反省したのでありました。



2005年11月13日(日) 美しい髪の秘密

歌のレッスンに『渋谷駅』へ行ったら、某メーカーが『無料ヘア診断・サンプル付』と云うイベントを本日行っていると云う告知ポスターが貼られていた。

『無料』より安いモノは無い!(←オバサンだなぁ)し、
歌のレッスンまで、かなり時間が空いていたので、イベントが行われている『パルコ』へとテクテク向かう。

『パルコ』の店頭に立てられた白い特設テントは数人の女性客達でわいわいと賑わっていたが予想していた程混んでいなかったのでホッとした。

自分の順番を待ちながら、“問1 普段はどのメーカーのシャンプーを使っていますか?
 
 問2 髪で悩んでいる事は何ですか?”・・・・・・等、スタッフの男性に手渡された簡単なアンケートを記入していたのだが、

“問5 シャンプーはどの位の割合でしますか?”と云う質問項目で想わず手が止まってしまった。

それは何故かと問うならば!!

(ヤバイ!そう云えば、ここ3日位、髪の毛洗ってない!!)

ワタクシの名誉の為に一応書いておくが、ここ3日間は風邪気味で入浴していなかったからある。
普段はちゃんと1日1回髪の毛を洗っている・・・・・・本当だってば(^^;)

さすがに『3日に1回』と正直に書くのは恥ずかしかったのでアンケートには『1日1回』の処に○を付けた。

だが3日間も洗っていない頭皮を拡大されて液晶画面に映し出されるのはマズイ。
いっそ逃げてしまおうか?
でも『サンプル』欲しいしなぁ・・・・・・と迷っている間に順番が来た。

ドキドキしながら椅子に腰掛けた私の頭にスタッフの女性が棒状の器具を“ピッ!”と押し当てる。

「す、す、すみません、あの・・・かなり頭皮汚れてますよね?」

だが私の問いにスタッフの女性は首を横に振ると、

「いいえ、特に汚れは溜まっていません、とても綺麗ですよ」とおっしゃるではないか!

「で、で、でも・・・髪はかなり傷んでいますよね?」

恐る恐る尋ねると、

「いいえ、綺麗な髪の毛ですよ、特に『水分量』がちょうど良いですね」


後日友達にこの話をしたら、大体髪の毛は1日おきに洗う位が良いのだそうだ。

普段の私の髪に脂気が少なくパサパサだったのは年齢の所為では無く、毎日毎日ガシガシ洗っていたからなのかもしれない。

これからは少し間をおいたりしてみよう。

(あ、ちなみに貰った『サンプル』を使って帰宅後すぐに髪を洗いました、洗いましたとも!!)



2005年11月06日(日) 新宿へ

プレッシャーで死にそうだったダンス公演も無事終了して、今日は久し振りのお休み♪

わ〜い!家で思う存分自堕落にゴロゴロしよう!

・・・・・・と想ったのだが、今日は4月に出演した舞台で共演したW君が参加している舞台の千秋楽。

この舞台にはW君だけでは無く、以前大変お世話になった愛するTちゃんも出演しているのだ。
これは観なくてはなるまいて、と疲れた身体を鞭打って新宿へ行く。

劇場に着いてW君が招待してくれた席(何と最前列!W君ありがとう)に行くとやはり4月の公演で共演したN君が既に隣の席に座っていた。

「とにかく長〜いらしいよ。休憩挟んで3時間半位だって」

(もし途中で眠ってしまったらマズイなぁ)とN君の言葉に不安になったが、無事眠らずに済んだ。

殺陣シーン専門のW君やTちゃんは何度も何度も何度も切り殺され、何度も何度も何度も生き返り、「うぉぉぉぉ〜ッ!」と雄叫びを上げながら何度も何度も何度も切り掛かって行き、何度も何度も何度も殺されていた。
また二人が階段を3段位ピョン!と飛び上がったのには「おお!」と感嘆してしまった。

知り合いだから言う訳ではないけど、舞台本編よりも合間に入る殺陣やダンスの方がパワフルで良かったと想う。
舞台本編も面白くなくは無かったけれど、フランス革命時代の大河ドラマ的な壮大な話なので難しい台詞が多いのに滑舌が悪い役者さんが多く台詞が聴き取り難くてストーリーに入り込めなかった。

「途中で台詞を噛む人が凄く多かったね」とN君は言っていたけれど、それ以前に滑舌の悪さを何とかして欲しいと想ってしまった。

終演後、W君とTちゃんに会って差し入れを手渡し、
「会いたかったよぉ!」とTちゃんと二人で熱い抱擁を交し合う。

久々に会ったTちゃんは相変わらず細くてパワフルで素敵な女優さんだった、元気そうで何より(^^)

皆が頑張っているなぁ、
私もまた芝居がやりたい。









2005年11月05日(土) 紫の衝撃

今日ダンスの舞台がようやく終了した。

(ああ!良かった無事に終わった〜!)と云う安堵感よりも、今回は練習した事を遣り切れなかった不満足さが残ってしまった。
特に本番前に何回も何回も練習したにも関わらず、稽古中にいつも間違えていた処をやっぱり間違えてしまったのだ(涙)

本番が終わった瞬間、真っ先に脳裏に浮かんだ言葉は、
(すいません、もう一回だけやり直させて貰えませんか?)だった。

瞳の前に座ったお客様に土下座してでもそうお願いしたかった。
もちろん出来なかったけれど・・・・・・

舞台袖に引っ込んだ途端、
「格好良かったわよ!すごかった!」と他の参加団体の方が口々に誉めて下さったのでちょっと吃驚してしまった。

もちろんこの誉め言葉は私以外のメンバーに向けられた賞賛なのだが、一応私も同じ衣装を着ていたので一緒に誉められてしまった。
とても複雑な心境だった。

いろいろ大変だったけれどO原先生や他のメンバーの方が辛抱強く丁寧に教えて下さったので何とか乗り切る事が出来た。

想い通りに動けない不器用な自分が情けなくて恥ずかしくて・・・・・・

そんな想いばかりを抱えていたので、この数日は『日記』をわざと書かなかった。

基本的に『愚痴』(と他人の悪口)は書かない様にしている(たまに書いてますが(^^;))

自分の場合は『愚痴』を文字にして瞳にして読んでいる内に、更に更に更に落ち込んで来てしまい、リスト・カットしてしまいそうな衝動に駆られてしまったりするからだ。

でもとりあえず無事終了。

自分も少しは成長出来たと想うし、周囲の方の評判も高かったので、
(たった4分足らずだし場所も遠いし・・・・・)等と遠慮せずにもっと宣伝してお客様を呼べば良かった。

やっぱりもう一度だけやらせてくれないだろうか?(←ムリムリ)


 < BACK  INDEX  NEXT>


ななか [HOMEPAGE]