| 2005年09月29日(木) |
お金だけじゃないっ! |
お昼のお弁当と一緒に持参する粉末スープが以前は『わかめスープ』だったのだが、『わかめスープ』の大幅な値上げに伴い、最近は『永谷園』の『松茸の味・お吸い物』に変わった。
お値段は『わかめスープ』より遥かに安いのだが『松茸』と云う言葉の響きだけ聴くと、何だかリッチでセレブなイメージである(閑話休題:落語で云うとここまでは『枕』)
さて(これより本題)
普段持ち歩いている電子手帳を入れていたクッション入りの袋が紛失してしまったので『100円ショップ』に買いに行く。
『100円ショップ』に行くと、「えっ!こんなイイ物が100円なの?」と云う低価格で販売されているので、 ついつい『あれ』も『これ』も買い込んでしまう。
今日も欲しかった『イヤホン』が売られていたのでつい購入してしまった。
(他にも何か無いかな・・・・・・)と店内を物色している内に、ふと財布が瞳に止まった。
私の財布は、もうかなりボロボロになってしまっている。
かれこれ6年以上も前に『●井』で購入した『ゴルチェ』の財布でデザインが気に入っていたのと、買い換えるならば、また『ゴルチェ』が良いなぁと思っていた(のにお金が無かった)ので、ついつい愛用し過ぎてしまったのだ。
外側はまだ比較的綺麗なのだが内側の皮革の表層は剥がれてボロボロになってしまっており、自転車と家の鍵なんて大きい物を入れていた所為で小銭入が歪んで変形してしまっており、うっかり小銭を入れ過ぎると隙間から落ちてしまうのだ。
実用性だけでなく、こんな財布を使用していると云う事が、そのまま『お金がどんどん逃げて行ってしまう』と云う現実問題に反映してしまっている様な気がして、以前から買い換えたいと思ってはいたのだが、買い換えるならば、また『ゴルチェ』が良いなぁと思っていた(のにお金が無かった)ので、ついつい・・・・・・(以下略)
実はやっぱり『ゴルチェ』が良いのだが、そんな事を言っていたら、一体いつ買い換えられるか判らないし、このまま穴が空いた財布を使い続けるのもイヤだったので、思い切ってその財布を購入してしまった。
ちなみに価格は『100円ショップ』で売られてはいたが、何故か『300円』だった。
『電子手帳』を入れる為の袋1枚だけを買うつもりが、結局財布やイヤホン等を含めて800円分も購入してしまった。
帰宅後、部屋の隅を掃除したら、 紛失したと思っていた『電子手帳』を入れる為の袋がころん、と転がり出て来た。
その袋を眺めながら、 穴の空いた財布を使い続ける事なんかよりも、もっと他に改めなければならない事があったんではないか?と深く反省してしまった。
(・・・・・・と言いつつ、300円で購入した財布は大変使い心地が良い♪ 今までのより一廻り大きいから鍵も楽々入るし、ポケットが幾つも有るので、増加の一途を辿って私を悩ませていたカードの山も分類、整理して入れられるし。
もしこの『日記』を読んで私が黒い手提げ付きの財布を持っているのを見掛けたら、 (あれが300円の財布か)とこっそり嘲笑って下さい)
| 2005年09月26日(月) |
SHINOBI(今回は仲間友紀恵さんの主演映画) |
・・・のポスターを眺めていたら、スタッフの中にイラストレーターの山田章弘さんのお名前を発見!
(そういえば『十二国記』(小野不由美さん著)の挿絵に描かれている様なオリエンタルな雰囲気を感じる衣装かも) と思ったのだが、改めて良くみたら衣装デザインは違う方で山田さんがご担当なさったのは『コンセプト・デザイン』だそうで・・・
『コンセプト』の意味が判りません(涙)!!(←ヒロシ風に)
世界観とかそう言う意味なんだろうな、きっと・・・ (無知な人間ですみません)
| 2005年09月22日(木) |
OSHINOBI(仲間友紀恵さん主演映画とは、やはり無関係) |
昨夜『HR』を観られなかった私を神様が哀れに想ったのか、それとも単なる偶然なのかは不明だが、数少ない友達の一人であるT村さんと『劇団★新感線』の舞台を観に行った帰りに寄った渋谷の『ス●ーバックス』にて何と俳優の白井晃さんに遭遇! おそらく『劇団★新感線』の舞台に出演なさっている梶原善さんを観に来られたのではないだろうか?
窓際の丸テーブルに一人で座られた白井さんはコーヒーとケーキ(らしき物)を召し上がられた後、眼鏡を掛けて台本(らしき物)の手直しをしていらっしゃった。 時折、白井さんが携帯電話を操作しているのを盗み見ながら、 (あの携帯には三谷幸喜さんや梶原善さんの電話番号やメール・アドレスがメモリされているんだろうな)とヒソカ(?)に妄想するワタクシ。 散々チラ見しておきながらも、結局恥ずかしくて声を掛けられずに店を出た。 サインとまでは言わずとも握手位はして頂けば良かったかも・・・
| 2005年09月21日(水) |
SHINOBI(仲間友紀恵さんの主演映画とは無関係) |
三谷幸喜さんのエッセイを再読していたら、ふとドラマ『HR』が観たくなって『TS●TAYA』に行ったのだが残念ながら置いていなかった。 (しかも店員さんに尋いたら「『HR』?それ何ですか?」と首を傾げられてしまった)
仕方無いので代わりに『王様のレストラン』でも借りようと思ったのだが、それも置いていない。 『新撰組!』や『古畑任三郎』『振り返れば奴がいる』は置かれていたのだが、出来れば気晴らしになる様な三谷コメディを観たい。 『ラヂオの時間』も置いてないみたいだし『みんなのいえ』はあまり好あまり好きじゃないし『笑の大學』は先日映画館で観たばかりだし・・・ ふと『12人の優しい日本人』の映画版が瞳に止まった。 これはまだ観てない作品だし、これにしようかな?と思ったのだが、そう言えば、この作品は年末にPARCO劇場で上演される。 私は徹夜してでもチケットを取る所存なので出来ればストーリーは全く知らない状態で観覧したい。 『竜馬の妻とその夫と愛人』も同様の理由で借りられない。 (これも10月に上演されるのだ!楽しみ♪)
迷った挙句セレクトした三谷作品は・・・ 『やっぱり猫が好き殺人事件』
ビデオ屋の店員役で出演なさっている三谷幸喜さんの若々しい姿にビックリ!したものの、コメディとはいえ殺人事件なので結局あまり気晴らしにはならなかった。 三谷作品にこだわらず『実写版忍者ハットリくん』にすれば良かったかも?
今日は『club IKSPIARI』に『ZABADAK』のライブを観に行く・・・・・前に、締日前のウチの会社に『お助けキャラ』として参上!!
(本当は休みの筈だったのだが、あまりにも人手が少ないので微力ながらもちょっとだけ手助けに行ったのだ)
“『契約書』が現れた!! ななか(仮名)は1件エントリーした!2件エントリーした!”みたいなノリでバリバリ働いた後、『お助けキャラ』の特権で同僚よりも一足先に会社を出させて頂く。
『ZABADAK』はアコーステックで静かな音楽が多いのでFAN同士が揉みくちゃになったりする様なバンドでは無いのだが、 「ライブで押し潰されない様に気を付けてね」と同僚のAさんに励ましの言葉を頂戴してしまった。
『舞浜駅』で親愛なるとおのさん(^^)と合流して会場に入る。
開場は17時半だが、ライブが始まるのは19時なので“それまで美味しいお酒とお食事をお楽しみ下さい”と云うのが『club IKSPIARI』の趣旨なのだが、この店のメニューがとっっっても高い!!
『シーザー・サラダ』のハーフでさえ800円もするのだ(涙)
とりあえず『シーザー・サラダ』と『トマトのパスタ』を注文して二人で分け合って食べたのだが、高い値段だけの事はあって、かなり美味しいvv
せっかくだから普段食べた事の無い様な変わった料理も食べてみようと、他のメニューをセレクトする。 所持金5千円をオーバーしない様にといちいち計算しながらメニューを選ぶその気分はまるで『ゴチバトル』である。
バトルの末に選ばれた『新潟産の若鶏のソテー』を食べ終わるとほぼ同時に客電が落ちて、いよいよライブが始まった。
ところが二曲演奏し終えた後に、メインギタリストの吉良さんは開口一番こうおっしゃったのだ。
「ねぇ誰か・・・絆創膏持ってない?」
何と開演早々にギターに右手の人指し指をぶつけて怪我してしまったのだそうだ。
「ちょっとオレ、手洗ってくる」と言い残して舞台から退場なさってしまった後、他のメンバーの方が素で困っていらしている様子がヒソカに面白かった(←失礼なヤツ)
やがて戻って来た吉良さんが、 「うわっ!あちこちに血が飛び散ってる!!」
(ちなみに『ZABADAK』は血飛沫が飛ぶ様な過激なバンドではありません(^^;))
開演早々血飛沫が飛び散ったりはしたが、その後和やかな雰囲気でライブは進行。
先日観覧したミュージカル『秘密の花園』の劇中歌も幾つか演奏された。 舞台上やサウンドトラックCDで役者さんが歌ってらっしゃるのとはまた違った魅力を感じた。
(余談ですが、この日客席にクレーベン役の岸さんや劇団ひまわりの子供達が来ていらしたのでドキドキしました)
終演後、 吉良さん曰く“思った程には売れていない”と云う『秘密の花園』の販売促進の為に購入したCDにサインを入れて下さっていたのだが、 とおのさん(^^)と私は先日舞台を観た時にCDは既に買ってしまったのだ。
(サインして貰えると判っていたら今日買ったのになぁ)
・・・・・・と、サインする吉良さんの姿をこっそり拝見しつつ会場を後にした。
私達が購入したCDにも手詰めで封入作業をなさったと云う吉良さんの指紋が付いてはいるそうなのだが・・・・・・
欲しかったなぁ、吉良さんのサイン(涙)
友人のS田君の出演舞台『ハオト』を下北沢・本多劇場にて観覧。
出番は少なかったがS田君の特攻隊員役は物凄く印象的だった。
あの1シーンに彼が全精力を持って挑んでいるのが伝わって来て、胸がじんと熱くなった。
(もし今が60年前だったら、S田君は芝居じゃなくて本当にあのまま空へ闘いに行ってしまったかもしれないんだ・・・・)と観ながら、物凄く哀しくなってしまい、客席で大泣きしてしまい、
終演後にS田君の顔を見た時、 (S田君が戦場に飛び立って行ってしまったのが舞台の上だけの出来事で本当に良かった)と胸を撫で下ろしてしまった。
戦場に旅立って行くS田君が舞台上から退場する時に客席からパチパチと拍手が湧き起こったので私も思わず一緒に拍手してしまったのだが、
(あの拍手はS田君の知り合いの人かしら?)と思い、S君本人に尋いてみたら、 全く知らない一般のお客さんだそうで、昨夜も同じシーンでやはり拍手が起こったのだそうだ。
それだけ彼の演技が素晴らしかったと云う事だろう。
稽古場では演出家の方に相当叩かれたそうだが、共演の方に助けられたり、何より彼自身の努力が実って良い結果を迎えられたのに違いない。
今回の役が、彼の今後の大きな仕事に結び付いてくれると良いなと願う。
『ブレイブ・ストーリー』(宮部みゆき著)の下巻を一気に読破する。
ちなみに何故600ページ以上も有る『ブレイブ・ストーリー』を一気読みしたのかと云うと 『読書の秋』だから・・・・・・では無く、図書館の貸出期限が今日までだったから、である。
全体的に面白くなくは無かったけれど、主人公ワタルが旅する異世界『幻界』(ヴィジョン)の描写や出会うキャラクター達が何となく嘘っぽく感じられてしまい、今一つ物語に入り込めなかったのと主人公と相対する少年ミツルが、幾ら主人公じゃないからと云っても、 (これは子供が辿るには悲惨過ぎる運命ではないか?)と、ますます入り込めなくなってしまった。
『現実世界』の方が設定にしても人物にしても台詞にしても、グッと引き込まれる力が強かった気がしたので、やはり宮部さんは空想世界よりも身近な現実世界の事を書かれる筆力に長けていらっしゃるのだろうか?とも思ったが、以前読んだ『ドリーム・バスター』は同じ様なファンタジー物(と云うより近未来?)でも凄く面白かった。
行方不明の母(死刑囚)を探す主人公シェンが私好みの金髪碧眼の美少年・・・だったからでは無くて(勿論それも有りますがvv(^^;)) 『異世界』の描写やキャラクター達が『ブレイブ・ストーリー』よりもリアルに描かれていたし、物語も共感出来るエピソードが多かったのだ。
『ブレイブ・ストーリー』は一応子供向けに描かかれた話だったから、リアリティを希薄に感じてしまったのだろうか? でも子供向けならばミツルが辿った運命はますます納得出来ない(ワタクシは、ですが)
『ドリーム・バスター』は主人公の友人が非常に気になる謎を残したまま行方不明になったままだったり、シェンのお母さんもやっぱり行方不明なままだったり、どうやら政府が恐ろしい実験を計画しているらしかったり、気になる伏線が山程張られたままになっているので早く続刊が出て欲しい。
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