“ああ疲れた、 疲れた、 疲れた、
休みたい……
4日位連休を取って、 ゆっくり眠りたい……”
と、云う夢を見てしまった。
せっかくの休日の昼寝でこんな夢を見てしまうなんて、よっぽど疲れているんだろうか?
お気に入り劇団の一つ『ク・ナウカ』の『サロメ』を観劇する。
会場は日比谷公園内の草地広場・・・・・つまり『野外劇』だ。
(余談だがこの劇団、野外劇を公演なさるのは良いのだが(私も大好きだし) 何と(舞台はともかくとして)客席に屋根が付いていないのだ(涙)
本来何も無い場所に舞台や客席を組むのだから大変なのかもしれないが、 他に野外劇を公演している劇団では (舞台はともかく)客席にはちゃんと屋根が造られている。
過去に一度、土砂降りの中で雨合羽を被って2時間近く観劇した経験が有るが、 やはりどうしても雨の降る音や顔に掛かる水滴に気が入ってしまい、 今一つ舞台に集中出来なかった。閑話休題)
この日は昼に雨が降ったので、 (また雨の中で観るのか?)と懸念したが、幸い夜は雨が降らなかったのでホッとした。
雨の心配は有るものの、基本的に私は野外劇が大好きだvv
今回は、客席を含めた舞台全体の頭上に蜘蛛の巣状にロープが張ってあり、 捕らわれの預言者ヨカナーンはそのロープの上に居る。
主人公のサロメはロープの下から上に居るヨカナーンを見上げて芝居をするので、 今までの『サロメ』と180℃逆転した構図になっているのが興味深かった。
(ヨカナーンは古井戸の中に捕らわれているので、 サロメは井戸の上から下を覗き込んで彼と会話するのが普通のスタイル)
サロメ役の美加里さんvvは、タキシード姿に小さな蝶の羽翅を付けた愛らしい姿で登場。 劇中でヨカナーンの首を得る為に踊るシーンでは、 一度退場後、金色の繭に入って再登場。 繭の中から大きな蝶の羽翅と触覚を付けて現れたシーンはとても美しくて素敵だった(^^) (捕らわれている筈のヨカナーンが蜘蛛の巣の主で、 彼に恋したサロメの方が逆にヨカナーンに捕まった蝶と云う事を表しているのだろうか?と 個人的に感じた)
さて、前述した通り、 この舞台でヨカナーンは蜘蛛でサロメは蝶の衣装なのだが、 それに合わせてか、 サロメの義父・ヘロデ王はムカデで (3人1組でそれぞれ頭・胴体・尾を担当しているのが蛇踊りみたいだった)
サロメの母のヘロディアスの衣装は・・・・・何と『女王蟻』だった(苦笑)
まさに『あの』キメラアントの頭部そっくりな被り物(複眼・触覚付き)をして、 大きな鉤爪を想わせる六本の脚 (左右それぞれ3本ずつの義手・毛皮付きで大変ゴージャスでした)を付けて登場した時は、他のお客様とは全然違う意味で大爆笑しそうになってしまった(失礼な客だ)
会場も公園だし、 役者の衣装も昆虫をイメージしていたので、 何だか『真夏の夜の夢』の様に幻想的で素敵だったとは想うのだ・・・・・が、 舞台の本筋とは全く別の意味でヘロディアスの『女王蟻』の衣装が やたら印象に残ってしまった(^^;)
まさかこの劇団の演出の方が『H×H』を読んでいらっしゃるとは考え難いので、 単なる偶然だろうか。
そう云えば、 最近ベルナール・ウェルベル氏の『蟻』シリーズの完璧版が 角川文庫から出版されたりしているし、 私が知らないだけで今『蟻』はブームなのだろうか?
それとも、やっぱり『ク・ナウカ』の演出家のM氏が『H×H』を愛読なさっているのかも?
(そんな訳ねェだろ(^^;))
| 2003年07月29日(火) |
「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫でゴザイマス」(今週の『H×H』感想) |
今週の『H×H』感想です。 ネタバレや、かなり独り善がりな意見を含みますのでご注意下さい。
ポックル君の必殺技名が『七色弓箭(レインボウ)』と云う事は 彼の修行場所は、もしや『お台場』?(いや、何となく(^^;))
他にも『最中』とか『ういろう』とか『せんべい』とか、いろいろな種類が有るのだろうか?
・・・・・と云う判る人にだけしか判らない不親切な小ネタはさておき、 何だか大変な展開になってしまった今週の『H×H』(大汗)
再登場したばかりの彼女も、どうやら殺されてしまった様だし・・・・・・(涙)
(彼女の無惨な殺され方を見て、 劇場版『エヴァンゲリオン』(懐)で、 アスカの乗る弐号機がエヴァ量産型に貪り食われるシーンを想起してしまった(安易))
彼女を殺した兵隊アリは明らかに『殺人(狩り)』を楽しんでいた。
彼女の肉を殺して食べてはいたけど、 決して『食料』を得る為の必要性の有る『狩り』では無かったと想う。 (女王様への貢ぎ物とは違う様だったし)
本来、自然界の生物達は生存の為にしか狩りを行わない筈だから、 『快楽を得る為の殺人』(“セックスより殺す方が気持ちイイから”等と云う事)を アリ達が犯す様になったのは、彼等が喰べた人間の肉の影響ではないだろうか?
蜘蛛や蠍等、複数の生物と融合し進化している『兵隊アリ達』の 生きる為には不必要な残酷さや無用な(筈の)殺人衝動は、 何だか人間特有の物の様な気がする。
殺されてしまった(らしい)彼女や攫われたポックルの残留思念は、 レイナのおにいちゃんの様に兵隊アリの身体に宿る事になるのだろうか?
そして彼等と対峙したゴン達は果たしてどうするのだろうか?
何だか昔懐かしい『デビルマン(原作版)』の『妖怪ジンメン』を (殺して喰った人間の顔を甲羅に背負っている亀の妖怪、 背負われた人間には記憶も意識も痛覚も有る)を想起してしまった・・・・処で 来週は休載(残念)
蛇足:
そう云えば同じ種同士で無駄な殺し合いをするのは人間だけだ。
ちなみに身体の大きさの違う赤蟻と黒蟻を同じ水槽(土入り)に入れて飼うと、 蟻達は生命を脅かさない程度の小競り合いと気の遠くなる様な話合いの末、 お互いの身体の大きさに合わせた巣を造る様になるのだそうだ。
人間より蟻の方がよっぽど偉いよ。
| 2003年07月27日(日) |
どんと来い!氷河期!!2 |
(昨日の続き)
白い便器の中に吐き出された胃液の鮮やかな黄色と共に、 『自律神経失調症』や『冷房病』等の単語、そして、 「もし会社の冷房が原因で身体が壊れたら『労災』は適用されるんだろうか?」と云う不安を 脳内でグルグルグル・・・・・・と渦巻かせながら帰宅した後、ウチの母に相談してみた。
母曰く、 「ココアを飲みなさい!」
ココアに含まれるテオブロミンという成分が毛細血管を拡張させ、 血流を良くし、冷え症に効果が有るのだそうだ。
(母は『あるあ○大辞典』を始め、 身体に良いビタミンなどを取り上げたTV番組や新聞記事をきちんとチェックしているので、 この手の事にはかなり詳しい(手前味噌ですみません))
「会社の冷房か・・・ そう云えば私も辛かったわ」と母は語り始める。
若い頃の母の会社の席は夏も冬もとても寒かったそうで、 上着や膝掛けを着るだけでは足りずに靴下を履き、 更に何と!『電気スリッパ』まで自前で購入して使用していたのだそうだ。
(ちなみに、その『電気スリッパ』は引越しの際に処分してしまったそうだ。惜しい事をした)
母と話した後、 ネットで調べてみたら、 季節の所為か同様の悩みを抱えている方の『冷房対策』を幾つか発見した。
母も言っていた通り、 ココアを飲むのは効果が有るらしく、実行している人がかなり多かった。
他にも生野菜は控えて温野菜を摂る、 韓国料理など辛い食べ物で代謝を良くする等の対策が提案されていた。
また軽い運動をして新陳代謝を上げると冷え性が改善されるかもしれないと云う意見を読み、 (そう云えば最近筋肉トレーニングをサボっていたなぁ・・・・・)と苦笑する(←ダメダメです)
とりあえず明日は『膝掛け』をもう1枚(既に1枚は会社に置いて有るので) 『靴下』に『ココア』を一瓶、 そして『ホッカイロ』を10個持参して会社に行く事にしよう・・・・・・って、 これではまるで『雪山登山』である(^^;)
ど〜んと来い!『氷河期』!!
(ふと気付いたが↑コレは毎週月曜日にジャンプを読む私の心境と同様ではないだろうか? でも最近は「ど〜んと来い!!」と云う程、強気じゃないなぁ(涙))
| 2003年07月26日(土) |
どんと来い!氷河期!!1 |
会社での私の席にはエアコンの冷風が直撃するので、毎年この時期は寒くて堪らない(涙)
温かいお茶を飲んだり、上着や膝掛けを羽織ったりして防寒しているのだが、 ここ最近、毎日、毎日冷房を入れられてしまうので(この冷夏にも関わらず) 段々我慢出来なくなりつつ有る。
あまりに辛い時は周囲の方にお願いして弱くして頂くのだが、 冷風が当たらない席の方や暑がりな男性社員の方々から「蒸し暑い!」と 文句を言われてしまう為、結局冷風に曝される羽目に陥ってしまう。
自分は冷え性なので元々エアコンの冷風は、かなり苦手なのだ。 ただ当たっているだけでも身体の節々が痛くなって来てしまう(←オバサンだし)
「いっそ席替えして貰おうか?」と何度も考えたのだが、ウチの会社の席数は限られている。
たとえ自分は逃れられても、 他の誰かが冷風の犠牲になってしまう事を考えると大変申し訳なくて言い出せない。
だが・・・・・・
最近、かなり体調が悪く、疲れがちっとも取れなくなり、肩こりや偏頭痛まで起き始めた。
昨日は会社帰りに突然気分が悪くなり、 慌ててトイレに駆け込んで吐いたら、 白い便器の水の中に、真っ黄色な胃液が色鮮やかに渦巻いていた。
それを見つめる自分の脳裏にも、 『自律神経失調症』とか『冷房病』等の単語がグルグルグル・・・・・・と渦を巻く。
どうしよう! この状況、ヤバイ!ヤバ過ぎる!!
| 2003年07月23日(水) |
レオリオの指輪物語 2 |
それは去る4月4日の夜……
(アイツ…やっぱり来ねェのかな?)
レオリオは11時27分を指した腕時計の文字盤をチラと見て、 数十回目の溜息をハァと吐いた。
あらかじめ予約してあったムーディ・レストランの『フル・コース』を、 きっちりデザートまで一人寂しく食べ終えた後、 閉店まで待っても一向にやって来る気配が無い相方・・・・・・ クラピカの携帯の留守電に、 「近くの公園で待ってるから」とメッセージを入れてから、 かれこれ1時間27分が経過している。
もう間も無く終電車が走る時刻だ。
『車』の運転をして来るにしても、 (センリツ達に硬く止められているらしいが)もう随分遅い時間だ。
(やっぱり、今日は来ねェのかな? せっかく『コレ』買ったのに・・・・・・)
公園のベンチに腰掛けたまま、レオリオはポケットに右手を突っ込む。
ポケットの中の小さな四角い包みを、そっと指先で転がしながら、 ハァ・・…と数十一回目の溜息を吐いた時、
「レオリオ」
ふいに澄んだ声が夜気を震わせた。
顔を上げて声がした方を見ると、 公園の鉄門の向こうから待ち人であるクラピカが現れた。
「すまなかった、仕事がなかなか片付かなくて……」
数ヶ月振りに会う相方・・・・・クラピカはさして悪びれた様子も無く言うと、 レオリオが腰掛けているベンチの前で足を止めた。
「いや、すまなかったな。忙しいのに、わざわざ来て貰っちまって・・・・・・」
慌てて立ち上がった弾みで、 レオリオの指先から離れたポケットの中の包みが“カサ・・・”と乾いた音を立てた。
「ところで用件と云うのは何だ?」
クラピカは不機嫌そうに細い眉を顰めると、
「お前が “どうしても、どうしても、どぉおうしても今夜は来て欲しいんだぜ!!”などと言うから、 こうしてわざわざ来たのではないか!」
キッ!と瞳を吊り上げて睨むクラピカから、レオリオは照れ臭そうに視線を外すと、
「実は、その…… ちょぃと、お前に渡したいモンが有ってよ」
・・・・・と、ポケットから青いリボンの付いた四角い箱を取り出して、スッと差し出した。
「誕生日おめでとサン♪」
その台詞を聴いて、 ようやくクラピカは今日(4月4日)が自分の誕生日である事を想起したらしい。
鋭く吊り上がっていた瞳が、今度は驚きと戸惑いで円く見開かれる。
「何、キョトンとしてんだよ?」
呆然としているクラピカの右手首を軽く掴むと、 “ホレ”と掌の上にリボンの付いた小箱を乗せた。
「すまない、レオリオ・・・・・・」 「いいから、気にすんなって」
先刻とはうって変わったすまなそうな表情で掌の上の小箱を見つめるクラピカに、 レオリオは事も無げに微笑いながらひらひらと右掌を振ってみせる。
「それにしても・・・・・・ お前は、ついこの前、受験が終わったばかりではないのか? なのに、こんなムダ使いをして」
「うるせぇ!オレのお袋みてェな事言う前に、さっさと開けてみろっつーの!!」
レオリオは胸ポケットからタバコを取り出して咥えるとライターでカチッと火を点け、 フゥ・・・・・と溜息混じりに紫煙を吐き出した。
「受験が終わったからこそ、買ったんだぜ・・・・・・オレ」
「?」
レオリオの言葉の意味が理解出来ないらしいクラピカは 訝しそうな顔で首を傾げながら、青いリボンを解いて包装紙を剥がした。
「な?キレイだろ?このオレ様が念入りに選んだんだぜ♪」
「確かに、良い宝石(いし)だな・・・・・・」
「だろ?」
街灯の光を反射してキラキラ輝いている赤い石の付いた指輪を まるで魅せられた様に見つめているクラピカの耳元にそっと唇を寄せると、 レオリオは小声で囁いた。
「ところで…… その指輪なんだけどよ、出来たら、お前の左手に……嵌めてくんねェかな?」
「わざわざお前に言われるまでもなく、私の右手にはもう何処にも嵌める処が無いが?」
さらりと言いながら、クラピカは己の瞳の高さに右手を掲げる。 細い5本の指に嵌められた鎖が“ジャラ…ッ”と金属音を立てて鳴った。
「だ・か・ら!そう云う意味じゃ無くってよ………」
ゴニョゴニョ……と言い難そうに語尾を口腔内で噛み潰している。
「何だ?言いたい事が有るならはっきり言ったらどうなのだ? その様に煮え切らない態度は男らしくないぞ!!」
「ああ!もう!めんどくせェなァ!!」
クラピカの左手を掴むと 持っていた指輪を半ば強引に薬指にグイ!と押し込んだ。
「おお!さすが、オレ様!サイズピッタリじゃねェかよ!!」
自我自賛しながら勝手に“うんうん”と一人悦に入りながら、 レオリオは唇の端をニヤリと上げると、
「受験が終わったからこそ、買ったんだって言ったろ? ・・・・・・ま、いわゆる『男のけじめ』ってヤツ?」
ハッと息を呑みながら、 ようやくレオリオの意図が理解出来たらしいクラピカは 左手の薬指に嵌められた指輪を見つめたまま黙り込む。
幾ら(ななかさん(仮名)の書く)クラピカとは云え レオリオが付けたがっているらしい『男のけじめ』とやらを 一から説明されなければ判らない程『唐変木』では無い様だ。
「お前もさ……今度オレに指輪くんねェかな?」
「え?」
しばらくの間、 じっと指輪を見つめて考え事をしていたクラピカは弾かれた様に顔を上げる。
「いつでも良いぜ、お前の気が向いた時で構わねェからよ…… あ、別に安モンで良いんだぜ、 いっそ『シティ・ハンター』(懐)みてェにジュースのプルトップとかでも……」 (↑最近は無さそうだ)
照れ臭そうにガリガリと黒い頭を掻くレオリオに、
「用と云うのは・・・・・・これだけか?」
「あ、ああ」
「そうか・・・・・では、電車の時間が有るので、私はこれで失礼する」
静かな口調で言うと、くるっと踵を返して公園の門から出て行った。
「え?何だよ!もう帰っちまうのかよ?おい!」
次第に遠ざかっていく、 全てを拒絶する様に向けられた小さな背中が、それ以上彼の後を追う事を躊躇わせる・・・・・・
「チェッ!相変わらずつれねェなァ・・・・・」
もちろんレオリオも、
あんな指輪一つで、
クラピカを縛れると、拘束出来るなどと考えていた訳では無い。
だが・・・・・
吸い終えたタバコを携帯灰皿で揉み消すと フゥと重い溜息を吐きながら、元居たベンチに腰掛ける・・・・・と、 そこに置いたままになっていたビニール袋がガサッ!と、音を立てた。
(あ!コレ!・・・・・・アイツの分の『フル・コース』!)
先刻、泣く泣く一人で食べる羽目に陥ったムーディ・レストランの『フル・コース』の内、 テイク・アウト可能な料理だけ包んで貰ったのだ。
「お〜い!クラピカ〜!これ持ってけよ〜!! レンジでチン♪すりゃ、まだバッチリ喰えるぜ〜!お〜い!!」
ガサガサと乾いた音を立てる袋を片手にレオリオは公園の門を潜り抜けると、 クラピカの後を追って、夜道へと駆け出して行った。
(続く・・・・・・ごめんなさい(;;))
| 2003年07月22日(火) |
レオリオの指輪物語 1 (あの超大作ファンタジーとは無関係) |
(“もし『H×H』vol.189にレオリオとクラピカが出て居たら”と云う『妄想話』です。 いつものノリなので「相変わらずワンパターンで進歩の無い奴」だと呆れて下さい(涙))
「この『NGL』国内には一切機械の類は無いのです」
“(キメラ・アントは)ここにいる”と云うカイトの勘を信じて 『NGL』へ乗り込もうとしているカイトとその仲間達、 そしておなじみ『H×H』レギュラー4人組(ゴン・キルア・クラピカ・レオリオ)の 眼前に現れたスキンヘッドの男が入国前の説明を始めた。
「当然、外から来られた方々による持ち込みも固くお断りさせて頂いております。 したがって金属、石油製品、ガラス製品など心当たりのある物は 全てこの場で外して頂きます」
「え?サングラスもかよ?」
レオリオが訝しそうに問い掛けると、
「はい」
ハゲ・・・・・・じゃ無かった、スキンヘッドの男が“当然だ”と言わんばかりに答える。
「チェッ!こないだ『ヒソカ・デパート』のバーゲンで買ったばっかなのによ・・・」
「仕方無いだろう、『郷に入っては郷にしたがえ』だ」
舌打ちしながら、 渋々サングラスを外すレオリオの傍らに立っているクラピカが冷静沈着な口調で言う。
「また、服、・ベルト・靴・下着等に プラスチックや化学繊維・金属が含まれていたら脱いで下さい」
ゲッ!とレオリオは痛い処を突かれた様な表情をした後、 ハァ・・・と溜息を吐きつつ、化学繊維で造られていたスーツを脱ぎ始める。
「あ〜あ 『ガルバン・クライン』の夏限定デザインなのに・・・・・」
ブツブツ文句を言いながら、 スーツを脱ぎ、ネクタイを外し、時計を外し、ズボンのベルトを外して・・・・
ワイシャツの襟元のボタンに指を掛けた処で、ふと気付く。
「おい!これ以上脱いだら、フル○ンになっちまうじゃねェかよ!!」
「ご安心下さい、 ここの2階で天然素材の商品が 大変リーズナブルな価格でお買い求め頂けますので・・・・・・」
「何だと?」
レオリオは、ハゲ・・・・・じゃ無かった、スキンヘッドの男の言葉に ピクッ!とこめかみを痙攣させた。
「てめェ!オレ達をフル○ンにした上、服まで買わせようってのかよ?!」
「規則でございますので」
ハ・・・(以下略)スキンヘッドの男は涼しい顔でキッパリと返答する。
「汚ねェぞ!てめェら!あこぎな商売しやがって!! ったく!これだから○○○(自主規制)の奴らは信用出来ねェんだ!!」
「落ち付け、レオリオ!」
見兼ねたクラピカが、レオリオの右肩をポン!と叩いて窘める。
「そうだよ!もう!大人気無いなぁ、レオリオは…」
「観念しろよ、オッサン!もうガキじゃねぇんだからさ」
「おう!上等だ!!!オレが脱いでもスゴイって事を見せてやるぜ!!」
ババババッ!!と瞬時にボタンを外し、 勢い良く『エニエス・オム』のワイシャツを脱ぎ捨てるレオリオの勇姿を尻目に、 ゴンとキルアは自分達の衣服に化学繊維が使われているかどうか、 それぞれ洋服に付いたタグの『洗濯表示』で確認し始める。
ふと、レオリオは自分の左手の薬指に嵌められた銀の指輪に視線を留めた。
(てェ事は・・・・コレも外さなきゃなんねェのかよ?)
| 2003年07月21日(月) |
救えねェ!(WJ34号感想) |
今週の『H×H』は、あまりにも絵が綺麗だったので吃驚してしまった。
人物はもちろん、背景の隅々に至るまで、きっちり描き込まれた美麗なページを見て、 何だか違う漫画の様な印象を受けてしまった(スミマセン(涙))
今回初登場のコアラ氏はニヒルでなかなか格好良いのだが、 外見が可愛らしいので少々緊張感が無さ過ぎるのでは無いか?と想う。
あんなにムクムクの毛皮を着ているコアラ氏(仮名)が哺乳類じゃないなんて 無脊椎生物で昆虫で蟻の仲間だなんて何だか生理的に許せないワタクシ(^^;)
他の蟻(?)達も脊椎有りそうだし、どいつもこいつも二足歩行だし、 大体何で『NGL』でどう見ても化学繊維らしいスーツや衣服を着ているのさ! ……と、あまり無用なツッコミは漫画の面白さが半減してしまうのでこの辺で。
(暴力的な発言が有りました事を心からお詫び申し上げます)
鳥顔の師団長が「レイナ」と呟いているのは、 食べられてしまったおにいちゃんの残留思念に依るのだろうか? 今後の切ない展開を予測させる。
ポックルとポンズの再登場はとっても嬉しい♪のだが、 カイトさんと云い、懐かしい面子の顔を見ると、 ますます愛しい二人に逢いたい気持ちが募ってしまう・・・・・・(←救えねェ!)
話は少し変わるが、 最近『いちご100%』の西野つかさちゃんに愛しい人の面影を追っている(^^;)
今週も冒頭からいきなり告白されちゃったり、水着姿を披露してくれたり、 叢で押し倒されてしまったり……等のドッキリショット(死語)が満載で クラピカ男の子派のワタクシもウハウハvvなのである(←救えねェ!)
(“バッテラ氏 『G・I』から謎の撤退!?”だとォ?)
先刻、自分で淹れたモーニング・コーヒーを啜りながら、 ぼんやりと眺めていた朝刊のトップ記事にレオリオは寝惚け眼を釘付けにされる。
(え〜と…… “あれ程、執着していたゲームのクリアを突然諦めた理由について氏は一切ノーコメント。 尚、プレイヤー達への多大な違約金の支払いの為、 バッテラ氏は動産・不動産を処分し始めている……”か)
レオリオはズズ…ッと音を立ててコーヒーを啜った。
(アイツら…今頃、どうしてんだろうな?)
バッテラ氏所有のソフトで『G・I』をプレイしている筈のゴンとキルアからは 未だに何の連絡も無い。 もし二人が現実世界に戻って来ているのなら、必ず何かしら連絡をして来る筈だ。
それが無いと云う事は、彼らはまだゲームの中にいるのだろう。
(今頃ラス・ボスと戦ってるのかもしれねェなァ・・・)
“ガッタ〜〜ンッ!!”
突然、アパート中が引っ繰り返りそうな大音響がしたかと思うと、 鬼の如き形相をしたクラピカがキッチン・ルームにバタバタと勢い良く駆け込んで来た。
「何故、私を起こさなかったのだ?答えろ!?」
燃え盛る炎の様な緋赤色の瞳がキッ!とレオリオを睨み付ける。
「起こしてやったじゃねェかよ!何度も、何度も……」
レオリオは呆れ果てた様にフゥと溜息を吐いた。
そう!起こしたのだ。
昨夜クラピカに起こす様に指定された6時10分前から、 10分おきに何度も何度も何度も……(以下略) 声を掛けてやったにも関わらず、 この低血圧の同居人はちっとも瞳を覚まさなかった。
しかも、つい7分前に声を掛けた時には、 クラピカ愛用の『目覚まし時計』の音声と間違われ、 顔面をガシッと掴まれたレオリオは、あやうく壁に叩き付けられそうになった。
「あぁ!もう間に合わないでは無いかッ!」
絶望的な悲鳴を上げながら、 クラピカは鞄を小脇に抱えてダダダダ〜ッ!!と玄関へ向かって走って行く。
「おい! 待てよ!クラピカ!!」
レオリオが椅子に座ったままクラピカの背中に向かって声を掛けた。
「何だ?」
不機嫌そうな声が返って来る。
「忘れモンだぜ!」
「何だ?何だ?何を忘れていると云うのだ?私は……」
慌てて踵を返して戻って来たクラピカは、 テーブルに鞄を置き、蓋を開けてゴソゴソと中身を確認し始める。
「ハンカチ…ティッシュ……定期…財布…歯ブラシ……携帯……フロッピィ・ディスク…… 折り畳み傘……懐中電灯…… え〜と、それから……」
無我夢中で『忘れ物』を探しているクラピカの細い身体を、 グィッ!と強引に抱き寄せると、 レオリオはクラピカの唇にチュッvと口付けた。
「……な、な、何をするのだ…ッ!」
「忘れちゃダメだろ?『いってきます』のチュウvv」
烈火の様な緋色の瞳を大きく見開いたクラピカが繰り出した『硬』で固めた鉄拳を、 ヒョイ!と軽く避けると、
「早く行かねェと遅刻しちまうぜ♪」
レオリオはニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
「く……ッ!」
くやしそうに細い眉を顰めながら、手荒く鞄に荷物を詰め直すと、 クラピカは足早に玄関から飛び出して行く。
“バッタ〜〜ンッ!!”
アパート中に亀裂が走りそうな程の大音響を立ててドアが閉められた。
「あれ?」
ふと、レオリオは床の上に落ちているフロッピー・ディスクに瞳を留める。
(アイツ、これが無いと困るんじゃねェの?)
「く、来るな!バカ!」
ひらひらと頭上でフロッピー・ディスクを振り乍ら 後を追い掛けて来るレオリオに向かって、 クラピカは耳まで真っ赤になって叫びながら、必死に走った。
「お〜い!クラピカ!マジで忘れモンだぜ〜!」
「こ…こんな人前で! 何をしようと云うのだ?!この恥知らず〜!!」
かくしてレオリオは、 そのままクラピカの職場まで追いて行ってしまいました……とさ。
めでたし、めでたし(←?)
(勿論、この二人がこうやって一緒に暮らしている筈は無いんですが…… 彼等が原作に登場するまでのちょっとした『妄想』ですので見逃して下さい。
いつもワンパターンですみません、本気で精進します(涙))
| 2003年07月14日(月) |
He ’s Back |
『踊る大捜査線 THE MOVIE2 〜レインボーブリッジを封鎖せよ!〜 』の公開が いよいよあと5日後に迫った。
TVでは映画本編の予告はもちろん、 スリー・アミーゴス出演のCMや特集番組がガンガン流れまくり、 あらゆる雑誌や広告媒体でも特集三昧なので、
気分はすっかり、
「青島ァァーッ!!」 ・・・・・・である♪ おなじみ湾岸署の面々だけで無く、 キャリア組の新城管理官や (ちなみに現在の新城さんの階級は『警察庁長官官房刑事局担当審議補佐官』だそうだ) 室井さん達の活躍、 そしてナインティ・ナインの岡村さんが演じる『犯人』が凄く観たい! (予告編でのサイコな表情が格好良いvv)
“『クォリティが落ちるから続編は制作しない主義』だったんじゃないんですかぁ?”なんて 余計な突っ込みはしない。
もう、早く、早く、観たい!!(^^)
「青島ァァーッ!!」と、 大スクリーンに向かって絶叫したい・・・・・・が、 実行すると周囲の顰蹙を買ってしまうので、こっそり心の中で叫ぼう。 また今夏は他にも大好きな作品の続編、 『ターミネーター3』と『バトルロワイヤル2』が公開されているので、 そちらにも期待している。
私は『ターミネーター2』が大好きだ。 (この作品に限っては『1』よりも『2』の方が好きvv)
ジョン・コナー役がパート2に出演していた男の子(エドワード・ファーロング君)で無いのが 個人的にとても残念だが、 (でも『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』の『ターミネーター2』のアトラクションの映像に 大人になった姿で出演していた。 先日Hさんと行った時、一人で大はしゃぎしてしまった♪(閑話休題))
何よりもシュワルツ・ネッガーが演じるターミネーターに再会出来るのが嬉しい。
「続編は前作を越えられない」と云うし、 過剰に期待し過ぎるのは良くないと想うのだが、 どうしてもワクワクする気持ちを抑えきれない。
秋には『木更津キャッツ・アイ』の映画版で大好きなぶっさん達に再会出来るし・・・・・・
でも、一番会いたい『あの二人』が帰って来るのは、もう少し先らしいので、 ちょっぴり(いや、かなり)哀しいワタクシ(←いつものオチですみません(;;))
(『ラベンダーの香り』や『土曜日の実験室』とは無関係 (懐))
自宅のPCで文章を作成していたら、 何故か突然、文字が『漢字』に変換されなくなってしまった(涙)
最初は気の所為かと思っていたのだが、どんな文字を打っても、 一字でも熟語でも名前でも『ひらがな』か『カタカナ』にしか変換されないのだ。
何で?どうして??一体何をどうしてしまったんだ???
おそらく気付かない内に変なボタンをクリックしてしまい、 してはならない『命令』をしてしまったのだろう、よくやる事だ(←そう、よくやる事なんです)
だが困った事にスキャンや再起動を何回も何回も何回も繰り返しても全く直らない。
システム全部を再インストールするのは大変なので(「もうイヤッ!!」と云う程、経験済) 『WORD』のみ再インストールしてみたが、やっぱりダメ。
PCの動作的には何の問題も無い。 他のアプリケーションは勿論『WORD』にも特に異常は感じられない。 打った文字が『漢字』に変換されない以外は(涙)
何故か『手書き』で入力する事は出来る。
最近『漢字』が書けなくなりつつ有るので、文字を忘れない為には良いのかもしれないが、 いちいち手書きで入力するのは面倒だし、あまりにも時間が掛かり過ぎてしまう。
(『時間』?)
ふと気付いた。
そう云えば自分のPCには『GO BACK』と云うソフトが入っている。 これはもし『ウイルス』や突然のクラッシュでファイル等が破壊されたり不具合が生じた時、 PCのシステムの状態をトラブルが起きる前の時間まで戻してくれるのだと云う。
以前購入した『ウイルス対策ソフト』に付属していたのだが、 ウイルスを退治してくれる訳でも無いし、エラーを修正してくれる訳でも無いので、 ちっとも役に立つとは思えなかったのだが、一応インストールだけはしておいた。
今まで一度も使った事が無かったので不安も有ったが、半信半疑で試してみる事にした。
まず1時間前に戻ってみる・・・・・(戻り中) 文字を打ってみたが、やはり変換されない。
更に2時間前(トラブル発生時)に戻ってみる・・・・・(戻り中) 文字を打ってみたが、やはり変換されない。
思い切って、 4時間前(今日最初にPCを起動させた時刻)に戻ってみる・・・・・・(戻り中) 文字を打ってみたら・・・・・・今度はちゃんと『漢字』に変換された。
やった!やったぞ!!(^^)と、喜んだのもつかの間、 先刻まで打っていた文章の事が、ふと脳裏を過る。
PCのファイル内を検索してみたが、やはり影も形も無くなっていた。
PCのトラブルだけで頭がいっぱいいっぱいになってしまい、 文章をフロッピーに保存していなかったのだ。
嗚呼!何たる失態!!
『今』のPCのシステムは今から『4時間前』の状態に戻っている訳だから、 今日『4時間前』から打ち始めた文章は『まだ存在していない』のだ!
何でフロッピーに保存しておかなかったんだろう、こんな時に限って・・・・・・ 自分を責めながら、またふと気付いた。
もう一度『GO BACK』を使用して4時間後(つまり本当の『今』)の状態に戻せば、 さっきまで打っていた文章が残っているのでは?
手順1 まずこれから4時間後に行って『文章』をフロッピーに保存する。
手順2 再び4時間前に戻って来る。
早速実行してみたら、見事に成功した!(^^)
(ちょっと『七瀬ふたたび』(懐)をみたいな気分を味わってしまった)
こんな風に、実際に自分の好きな時間に戻る事が自由自在に出来たら良いなと想う。
もし『あの時』に戻れたら、 大切なあの人達にあんな言い方をしないで、 もっと優しい言葉を掛けてあげられたかもしれない。
もし『あの時』にAを選ばずBを選択していたら、 大切なあの人達を失わずに済んだかもしれない。
勿論、そんな事が出来たらタイム・パラドックスで歴史がメチャメチャになってしまうだろう。
それに、たとえ実行出来たとしても、 その後、またバカな自分の不手際や思い遣りの無さが災いして、 やっぱり大切な人達を失ってしまう結果に変わりはないのかもしれないけれど・・・・・・
願わくば、これから先の未来に今までの教訓が生かせます様に。
(そう思いつつも、ちっとも生かせてない未熟なワタクシ)
『H×H』新章の展開に触発されて、 『蟻』の事を少々調べてみたら、 とても頭の良い生物で有る事が判って、かなり驚いているのでアリます。
沢山の部屋とそれらを結ぶ多数の通路に依ってを形成されたコロニー(蟻の巣)の内部は、 まさに『六本木ヒル・・・・』じゃ無かった(^^;)『迷宮』でアリます。
今まで私は、 蟻の巣の中なんて、 『女王様の部屋』『卵・幼虫・蛹の部屋』『兵隊蟻の部屋』 あと、せいぜい『食料貯蔵庫』が有る位だろうと安易に考えていたのですが、 とんでも無かったのでアリます。
『食料貯蔵庫』も『穀物倉庫』『肉類乾燥室』『蜜貯蔵室』などにきちんと分かれており、 何と『穀物用搬入口』までアリ。 更に『キノコ栽培場』や『アリマキ牧場』が有り、 ただ狩るだけでは無く、ちゃんと考えて自給自足の生活をしているのでアリます。
また『兵隊アリ』も強そうなのは名前だけでは無かったのでアリます。
コロニーを襲撃したキツツキをお尻から酸を発射して攻撃し、 その後、キツツキの肛門から体内へ侵入し、 身体の内側から心臓などを攻撃して致命傷を与えたりするのでアリます。 もちろん殺したキツツキの肉はコロニーへ持ち帰って乾燥させ、保存するのでアリます。
“所詮は昆虫だから”と卑下していましたが、 身体が小さいからと云っても、 決して侮ってはならない脅威の生物なのでアリます。
ちなみに、 アリと人間の共通項は「雑食で何でも食べる」だそうでアリますが、 文明に頼り切った最近の人間達(もちろん自分も含めて)は、 知恵を使って自然と共存しているアリ達よりも 『生きる力』が衰えて来ているのでは無いか?と想うのでアリます。
(だから『NGL』みたいな団体が登場して来たりするのでしょうか?)
話は変わりますが『H×H』に登場するキメラ・アントが産んだアリ達は、 アリと云うより『モンスター』・・・・・・
仮面ライダーに出て来るショッカーの怪人『恐怖!ワニ男!』などを つい連想してしまうのでアリます(^^;)
それはそれで脅威的な生物ではアリますので、 今後の展開が気になる処ではアリますが、 来週は休載らしいので非常に残念でアリます。
『アリ』も良いですが、 蜘蛛や蝶にも早く登場して欲しいと切望する今日この頃でアリます(涙)
さて『アリ』って何回言ったでしょ・・・・・・(バキッ!)
(参考文献 『蟻』 ベルナール・ウェルベル著 ジャパンコミュニケーションズ 刊) この本は↑とても面白いのでアリます♪(←もうええ)
一年振りに逢った知り合いのH子さんに、 「まだまだ『H×H』が大好きだ!」と私が言うと 「『H×H』ってさ、最近どんどん絵が雑になってない?」と言われてしまった。
そう云えば一年前、 やはりH子さんに「私は『H×H』が大好きだ!」と言ったら、 「『H×H』ってさ、最近ジャンプに載ってないよね?」と言われてしまった事を想起する。
アチラを勃てれば、コチラが勃たず、か……(涙)
でも、やっぱり大好きなのだよvv
ずっと心が晴れない事を
どんより曇った空の所為にしてみる
ずっと涙がとまらない訳を
降り続ける雨の所為にしてみる
ずっとあなたに逢えない理由も
この天気の所為なら 良かったのに……
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