| 2003年05月26日(月) |
彼に関する噂(『WS』ネタばれ) |
(『WS』版『H×H:グリード・アイランド』の1回目プレイの途中経過&感想です。 具体的な攻略方法には全く触れていませんが、かなりネタバレを含みますので プレイ中の方はご注意下さい)
クラピカとプレイvv出来るのは、てっきりクリア後2回目からだと想い込んでいたのだが、 何と1回目でもイベントの一環として一緒にプレイvv出来る街が2ヶ所も有ったので とても嬉しいワタクシ(*^^*)
初めて行った街で、いつもの青い服を着た金髪の彼の二頭身キャラがトコトコ歩いているのを見掛けた時は想わず我が瞳を疑ってしまった。
すかさず声を掛けてGET!・・・・・・もとい仲間に出来たので、 まるでナンパの様に成功したかの様にウハウハしてしまう(^^;)
一時的に、その街の中だけだとは云え、もうクラピカと一緒にプレイvvしているだけでも 何だか楽しい。
だが、ゲーム経験の豊富な皆様ならばご承知の通り、 このクラピカは突発的にパーティに加わった一時だけの仲間なので、 幾多のモンスターと泣きながら(・・・・・と云っても泣いていたのは私だけですが) 死闘を繰り返して来たゴンやキルアに比べて経験値がかなり低い為、 原作・アニメとは無関係に、とっっっても弱い(涙)
少ない出番でも何とか経験値を上げてやろうと、 『愛のムチvv』とばかりになるべく最前線に出して戦わせるのだが、 ちっちゃなコウモリ一匹すら一撃では倒せず、 結局ゴンやキルアに倒して貰うへっぽこな彼の姿には涙を誘われる・・・・・・
(でも、そんな情けない彼に何故か却っていとおしさを感じてしまう自分なのだった(^^;))
やがてある難関をクリアする為にゴン、キルア、クラピカの内、 誰か一人だけを選択して敵と戦わせなければならない場面に出くわした。
もちろん迷わずクラピカを選んで行かせようとする。
ちっちゃなコウモリ一匹すら一撃で倒せない程、レベルが低いにも関わらず、 「よし!私が行こう!」と、威風堂々としたエンペラー口調で言い放つクラピカに向かって、 「くれぐれもムチャしないでね」と心配そうに声を掛けるゴン。
そして更に、
「クラピカにもしもの事が有ったら、オレ・・・『グリード・アイランド』のクリアをやめるから!!」
・・・・・・・・・・・・・何で?
ゴンてばそ〜んなにクラピカが好きだったの??
「キルアじゃなきゃ、ダメなんだ」・・・・・・じゃなかったの???
ついクラピカに『もしもの事』が有った場合のシチュエーションをいろいろ『妄想』してしまった。
死んでしまったクラピカの墓を守る為に『G・I』に留まる・・・と云うのはチョット可哀想なので、 たとえば重傷を負ってしまったクラピカの看病をしたり、治療法を探したり・・・・・・等。
(ちなみに『もしもの事』に遭ってクラピカが負けても 『GAME OVER』の文字が出ただけだった・・・・・残念)
しかし、ゲーム本編とは全く無関係に大興奮させられてしまった。
個人的に『W・S版』の『H×H』は大好きなのだが、 前作『導かれし者』での受付嬢に変装するクラピカの台詞、 「(女物のホテルの制服を着るなんて)ストッキングを穿かなければならない」に 勝るとも劣らない問題発言が今回も早々に有ったので大喜びしてしまった♪
(本当にありがとうございます『バン○イ』様)
ちなみに同じ場面でゴンを選んで戦わせ様としても、 クラピカは「負ける事も逃げる事も許されないぞ」と冷静に言うだけだし、 その後、別れ際に「一緒に行こうよ」とゴンが誘っても、 「残念ながらそれは出来ない」と、つれなく去られてしまうのだ。
基本的にはレオクラなのだが、 このゲームをやりながら、かなりゴンを応援したくなってしまったワタクシ(^^)
“あなたに逢いたくて逢えなくて〜♪眠れぬ夜〜♪”と懐かしい歌を想起しながら、 WS版『H×H・グリード・アイランド』をプレイしている最近のワタクシ。
(勿論“あなた”とはクラピカとレオリオの意です(涙))
最近、多忙で『更新』もままならないのにダメだなぁ、と云う自覚は有るのだが(←本当か?) ほんのちょっとだけのつもりで始めたら、止まらなくなってしまったのだ。
(本当にスミマセン、皆様(涙)でも何とか『更新』も出来る様に頑張ります)
以前から『WS』のゲームは設定やシナリオが丁寧に作られているので好きだったのだが、 今回もその例に漏れずなかなか面白い出来だと個人的に想う。
出会った人に片っ端から話を聴いたり、街や村を隈無く調べたりして得られた手掛りを元に 『アイテム』(このゲームでは『指定カード』)を100枚集めると云うシステムに、 一昔前の『RPG』っぽい印象を受ける。
(普段あまりゲームをやらないので良く解らないのだが、 初期の『ドラゴンクエスト』はこんな感じだったのかな?と想像してみたりする)
原作には書かれていなかった『指定カード』を取る為の『イベント』が、 それぞれきちんと設定されているし、グラフィックも美麗だと想うので、 基本的には楽しくプレイしている・・・・・のだが! 何しろ100枚も集めなくてはならないので、 ゲーム慣れしていない自分にはとてもとてもとても・・・・・・・大変(涙)
だがクラピカと一緒に『プレイvv』するには(『ゲーム』を、ですよ(^^;)) まず100枚集めて一度ゲームをクリアしなくてはならないし、 更にレオリオに逢う為には、また『指定カード』を100枚集めて2回目のプレイをクリアし、 し・か・も、 『あるアイテム(現時点では不明)』とやらを現実世界に持ち帰らなければならないのだ。
嗚呼、なんて遠い道のりだろう・・・・・・
2人に逢えるまでに掛かる膨大な時間まで原作通りで無くても良いではないか〜〜(><)
(でも、個人的には面白いゲームだと想ってプレイしております♪)
「失礼ですが、御社とA社とのご関係を詳しく教えて頂けませんか?」と、
今日の仕事中にお客様からお電話で質問された。
(・・・・・・そう云えば、どう云う『ご関係』なんだろう?)
毎日行っている仕事の一環で有る筈なのに、 改めて尋かれた時に、きちんと答えられない自分に戸惑う。
(『関連会社』でも無いし『親会社』でも『子会社』でも無いし・・・・・・)
数少ない脳細胞をフル稼働させて考えても、
「何だか、お客様を沢山増やす為に『いろいろ』協力し合っているらしいですけど、 詳しい事は判りません」みたいな、いい加減な回答しか思い浮かばない(涙)
こんな説明ではお客様に不信感を抱かせてしまう。
とりあえず電話を保留にし、 『A社』と『ウチの会社』がお客様を増やす為に 『いろいろ』協力し合ってやっている業務を直接担当している部署の娘に尋いてみたら、
「実は私も良く判らないんです」
意外な答えが返って来たので吃驚してしまった。
自分はともかく、 その業務に直接関わっている筈の彼女は、 『いろいろ』な業務に関する質問は多い筈なのに・・・・・・
「取り合えず、お客様に尋かれた時には“『業務委託』です”って、 答えているんですけど・・・・・・」
「その『業務委託』って、何?」と質問したら、
「すみません、実はそれも良く判らないんです」と、
先刻と同じ答えが返って来てしまったので、ますます吃驚してしまった。
ちゃんと調べたかったが、 あまり長時間電話を保留にしたままお客様をお待たせしても失礼なので、 不安を抱きつつも受話器に向かって答えた。
「あの『業務委託』だそうですけど・・・・・・?」
「なるほど!『業務委託契約』を締約なさってらっしゃると云う事ですね。良く判りました」
何と!!お客様は、あっさり納得されてしまったのだ。
その後で一応調べてみたのだが、 “『甲』と『乙』が販売契約を結ぶ、その約款が・・・・・”等、 かなり難しくてバカな自分には全く理解出来なかった(;;)
こんな風に『意味』を知らないままで使用している『言葉』が多い事を改めて実感させられた。
自分の不勉強さが、心底恥ずかしい・・・・・・(猛省中)
「何読んでるの?『ハリーポッター』?」と、
ハードカヴァーの本を読んでいたら、同じダンス教室に通うA野さん(^^)に尋かれたので、
先日図書館で借りた『三島由紀夫全集』で有る事を告げた処、
「スゴイ!ななかさん(仮名)って『文学少女』だったんだ!」と云う答えが返って来た。
『文学』はさておき、
『少女』と呼ばれた事に、想わず大喜びしてしまった自分は、
やはり“オバチャン”なのだと再認識する(苦笑)
……でも『文学おばさん』と云う言葉からも、
何だか『メリー・ポピンズ』みたいな響きが感じられるじゃあ〜りませんか?(^^;)
お給料日まであと1週間。
恒例通り、お金が無い時期なので、 飲み物代を少しでも節約し様と空になったペット・ボトルに水を入れて凍らせた物を、 毎日、毎日、持ち歩いていたら、
「何でそんな事してるの?」と母に尋ねられた。
“給料日前でお金が無い(←いつもなんですけどね(^^;))”と私が理由を話すと、
「あら?そんなに無いならあげるわよ」と、ひらりと1000円札を一枚渡してくれた。
ありがとう、母さんvv
これで何とか給料日まで過ごせそうだ(TT)・・・・・と、感涙にむせびなからも、
この歳で(3×才)母親から『お小遣い』を貰ってしまうなんて、 やはり情けないと反省するワタクシ(−−)
| 2003年05月12日(月) |
レオリオの溜息(WJ24号感想) |
予想外にあっさりゴンとキルアの腕が治ってしまったので、 少々拍子抜けの感がしなくも無いが、 あの無惨な傷口をこれ以上見続けるのはやはり辛かったので、まずはめでたしめでたし(^^)
また今回の冒頭でビスケの“ゲイン”の掛け声と共に出現した『大天使』が、 とっても別嬪さんだったので、何だか嬉しいワタクシ♪
クラピカの父様もきっとこれ位キレーな兄ちゃんvvだったに違いないと、 かなり身勝手な『妄想』を巡らせる・・・(お気に障った方、本当に申し訳ございません(;;))
ゴンが手に重症を負った辺りで、 この傷は『大天使の息吹』で治すのだろうと予想はしていたが、 入学したばかりのレオリオを『ブロマイド』で『召還』すると云う展開にならないだろうか?と 心の隅でヒソカに願っていたのだが、やはり叶わなかった。
この後の『100問クイズ』対策に、 『薀蓄の貴公子』ことクラピカが『召還』されないだろうか?と、 ヒソカに願ってみたりするが、望み薄そうだ(涙)
せめてもの慰めに、 『もしレオリオが『召還』されていたら?』と、ちょっと考えてみる・・・・・・
(以下は『妄想』なので、さらっと読み流して下さい(^^;))
「『召還』!」
ビスケが『ブロマイド』 (又の名をSSランクカード『レオリオの溜息』)に向かって『呪文』を唱えると “ボワッ!”と上がった紫色の煙と共に、 今年の春、医大に入学したばかりのレオリオが現れた。
「レオリオ!」
「おっさん!」
「よぉ!久し振りだな、お前ら!元気か?」
右手の指を二本揃えて“ピッ!”と額の前に充て、不敵な笑みを浮かべるレオリオの傍に ゴンとキルアは懐かしそうに駆け寄る。
「レオリオも元気そうだね!」
「おぅ!当ったり前ェよ!」
ゴンの言葉に親指を立てて応じるレオリオに向かって、
「早速だけど、この子の怪我を治してやって欲しいんだわさ」
「お易い御用だぜ!カワイコちゃん♪」
投げたウィンクをつれなく無視したビスケを尻目に、 (どうやらレオリオの顔は彼女好みでは無かったらしい) レオリオはゴンの左腕に視線を移した。
その途端、レオリオの瞳に暗い翳が落ちる。
「それにしてもお前ェ、派手にやったなぁ・・・・・・」
ゲンスルーの『一握りの火薬』で無惨に吹き飛ばされた左手首の傷跡を見て、 ガックリと両肩を落としながら、レオリオは“ハァ・・・”と溜息を吐いた。
レオリオの吐いた『溜息』がゴンの身体を包み込んだ次の瞬間、 ゴンの左瞳からはみるみる腫れが引いて行き、 千切れた左手首の先には以前と同じ左掌がそっくりそのまま出現した。
「治った!」
「すげぇ!やるじゃん、おっさん!」
奇跡としか言い様のない見事な治癒力に2人は思わず驚嘆の声を上げる。 傍で見ていたビスケも感心した様に大きな瞳をパチパチと瞬いた。
(ちょっと『溜息』がタバコ臭かったけど・・・)と内心ヒソカにゴンは想ったが、
「ありがとね!レオリオ!!」
「へへ・・・まぁな♪もう、あまりムチャすんじゃねェぞ!」
得意気に微笑いながら、ゴンのトンガリ頭を右掌でガシガシと撫でてやっていると、
「次はオレの掌も治してくれよ!」とキルアが身を乗り出した。
「おぅ!お易い御用だぜ!」
「あ、そう云えばレオリオ、クラピカは元気にしてる?」
“クラピカ”と云う単語を聴いた途端、レオリオの黒い瞳にフッと翳が落ちた。
「アイツ、最近ちっとも連絡くれねぇんだぜ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 レオリオは先刻以上にガックリと両肩を落としながら “ハァ・・・”と『溜息』を吐いた。
少々タバコ臭いレオリオの『溜息』がキルアの身体を包み込んだかと思うと、 キルアの両掌を腫れ上がらせていた無数の傷が瞬く間に消失した。
「治った!」
「すごいや!レオリオ!!」
だが、全快してすっかり元気を取り戻した2人には瞳もくれず、 レオリオはタバコ臭い『溜息』と共に“ブツブツ・・・・”と何事か呟いている。
「ったく、クラピカの奴、
オレが熱〜い『愛』の込もったメールを毎日、毎日、毎日・・・・・・(以下略)
送ってやっているってのに、ちっとも返事寄越しやがらねェ」
“ハァ・・・”とレオリオは背中を丸めながら、切なそうに『溜息』を吐く。
「便りが無ェのは元気な証拠とか言うけど、
アイツの場合、またヤベェ事に巻き込まれてんじゃねェかと、オレはもう心配で心配で・・・」
“ハァ・・・”
“ハァ・・・”
“ハァ・・・”とレオリオは何度も何度も・・・・・・(以下略)
哀しそうな『溜息』を吐きながら言葉を続ける。
「別にオレがアイツに送ってるみてェな長〜いメールじゃ無くたって構わねェ、
“あいたい”とか“こまった”とか“かっこいい れおりお すきvv ”とか、
“かみがた どうする?”とか簡単な『メール』(漢字不可)でも良いから送ってくれりゃ、
オレはすぐにでも飛んでって、
自分で作詞作曲した『歌』を歌ってやったり『ブラッシング』してやったりするのになァ・・・」
“ハァ・・・”
“ハァ・・・”
“ハァ・・・”と更にレオリオが『溜息』を吐き続けている・・・・・と、
「治った!」
「治った!!」
「治ったぜ!!!ククク・・・・・・」
紐でぐるぐるぐると簀巻きにされ、地面に転がされているゲンスルー達3人の口々から、
次々に感嘆の声が洩れ聴こえ始めたではないか!
「ちょ、ちょっとアンタ!『溜息』は、もうイイってんだわさ!!」
“SSランクカード『レオリオの溜息』(放出系)
瀕死の重傷、不治の病、何でも一息で治してくれる伊達男vv ただしオヤジ……じゃ無かった、タバコ臭い ”(←なんちて(^^;))
(勝手な『妄想』大変失礼致しました。
ちなみに来週は休載だそうです(再来週に期待しつつも号泣))
| 2003年05月10日(土) |
母に捧げる『プレゼント』 |
うっかり失念していたが、明日は『母の日』だ。
うっかり失念していた為、何にも用意していないし、何をあげるかも全く考えていない。
もちろんプレゼントを買う為のお金も用意していない。 (まぁお金はいつも無いんですが……(^^;))
どうしよう?と、あれこれ考えを巡らせていたら、
私と同じダンス教室に通っているK君が、
「俺、毎年『母の日』には『携帯電話』の画面に『肩叩き券』て打って送ってますよ♪ ちゃんと文字の周りに『切取線』も付けて……」と言った。
K君は若いし、東京で一人暮しながら役者を目指しているので、私以上にお金は無い。
でもきっと彼のお母さんは、 離れて暮らしているK君から送信されて来る『肩叩き券』を どんな高価プレゼントを貰うよりも喜んで受け取っているのでは無いか?と感じた。
(そうだ!『プレゼント』は、お金だけでは無いのだ!大切なのは真心なのだ! 母さんのリクエストが『肩揉み』とかだったら自信有るし……)
K君の言葉を聴いて、そう開き直った自分は、 帰宅した後、母に尋いてみた。
「明日『母の日』でしょ?何か私にして欲しい事とか有る?」
すると母はこう答えた。
「明日から2日間、旅行に行って来るから、リンちゃん(ウチの犬)の世話お願いね」
母さん・…… それじゃ『母の日』のプレゼントでも何でも無く、ただの『留守番』だよ(;;)
「お水とトイレ、ちゃんと見てやってね!」
そう言いながら、元気に旅支度をする母の姿を見ながら、
(まぁ、母さんが元気で好きな事が出来るのが一番良い事なのかも……)と、
ヒソカに納得しながらも、何と無く脱力感を覚えてしまう。
取り敢えず明日は犬のリンと『留守番』をして、 『母の日』のプレゼントは、 来週の給料日に母の好きな『シュークリーム』を買って帰る事を決意した(−−)
| 2003年05月09日(金) |
クラピカのツヤツヤ『日記』(代筆ななか) |
「さぁ、こっち来いよ」
レオリオはソファに寝そべったまま、 右手の人差し指でクイクイ……と、 自分の方に向けて曲げながら私に向かって声を掛ける。
「おい!クラピカ!」
私は彼の言葉をわざと無視して、背中を向けたまま窓の外を観続ける。
「しょうがねェなぁ……」
フゥと溜息を吐きながらソファから立ち上がると レオリオは、窓際に腰掛けている私の方に歩み寄って来た。
“すい……”と伸ばされた彼の右手の指先を避けると私は立ち上がってドアへ行こうとした。
「おっ!と……」
私より20cm以上も上背の有る逞しい身体が、素早く動いてドアへの退路を阻んだ。
私は急いで踵を返し、レオリオから必死に逃れ様としたが、 ことごとく先手を取られて先廻りされ、 とうとう部屋の隅の壁に追い詰められてしまった。
「ほ〜ら、捕まえた!もう逃がさねェぜvv」
私の顔を挟み込む様に壁に両掌を付いたレオリオは、 自分の腕の間に捉えた私を見つめながら満足そうにククッと微笑った。
まるで獲物を捕らえた腕利きのハンターの様に……
「イヤ…だっ!離せ!」
首を横に振り、彼の腕から逃れ様と必死に身を捩る私の身体を容易く押さえ付けると、
「何でいつも逃げんだよ?……痛いからイヤなのかよ?」
いまいましそうに“チッ!”と舌打ちするレオリオを睨み付けながら私は“ああ!”と肯いた。
「お前は知らないだろうが………アレは、物凄く…痛いんだぞ!!」
吐き捨てる様にそう言い放つと、
「……痛ェのは、最初だけ、だろ?」
意地悪そうに言いながら、レオリオはニヤリと唇の端を上げる。
「初めは痛がってるけどよ、 途中からは、お前だってスゲェ気持ち良さそうにしてるじゃねェかよ?」
ハッ、と反射的に息を呑む。
返す言葉を見付けられずに “プィ”と顔を逸らして黙り込んでいる私の耳元に唇を寄せると、
「さぁ観念しな、イイ子だからvv」
まるで誘う様に、そう囁かれて・……
ふと気付くと、 私はレオリオの鍛え上げられた腕の中に抱えられ、身を委ねていた……
これから先は、 レオリオが私に強いる毎日の習慣。
「痛……ッ!」
毎日、毎日、毎日……されている筈なのに、ちっとも慣れる事が出来ないこの行為……
「ア……ッ……ウ…ッ!!」
とても痛くて、痛くて、我慢出来ない。
そして、 暴れる私の身体を無理矢理押さえ付けながらレオリオは、 幾度も幾度も幾度も……挿し入れて来るのだ。
「コラ!バタバタすんな!!」
私の毛髪に、 硬い金ブラシを……
(今日の『日記』は、 ウチの近所のクラピカ君から聴いた 飼い主のレオリオ氏に対する不満を代筆させて頂きました。
毎日、毎日、欠かさず『ブラッシング』してくれるなんて 素敵な飼主だと私は想うのですが。
お陰でクラピカの髪はいつもサラサラ、ツヤツヤvvなので 飼主のレオリオはとても幸せそう……
………なんちて(^^;)
もちろん、この『日記』はフィクションですので、 クラピカが『何』なのかは、皆様ご自由に想像なさって下さ……(バキッ!))
私は現在、週に3〜4日ダンス教室に通っている。
趣味でやっているのだから仕方無いし、むしろ贅沢な悩みだとは云え、 その為の月謝代はかなりの高額だし、稽古場へ通う為の交通費もバカにならない。
他にも高い舞台を観たり、映画を観たり、本やCDを買ったり、 最近は『ボマーな貴婦人』Hさん(^^)と旅行に行ったり・・・・・・
これではダメだといつも反省『だけ』はするのだが、 趣味とは云え、ダンスは可能な限り続けたいし、 映画はレンタルで我慢出来なくも無いが、 舞台は上演される時期が限定されているし、やはり生で観た方が臨場感が感じられるので、高価なチケット代を払ってでも、なるべく劇場で観たいと云う欲求を抑え切れない。
・・・・・・なので、気付くといつも「お金が無い」が口癖になっている(−−)
或る日、ダンスのレッスン後に自動販売機でジュースを買おうとしたら、
「ななかさん(仮名)いつも「お金が無い、無い」って言ってるけど、 そうやってジュースとかすぐ買っちゃうのも無駄使いなんじゃないの?」と、
同じダンス教室に通うA野さん(^^)から鋭く指摘されてしまった。
「例えば粉末状の『スポーツ・ドリンク』を購入して家で作って来るとか、 水やお茶を凍らせて来るとかすればお金が掛からないでしょ?
もし好きな事が我慢出来ないなら、そう云う点を工夫して節約したら?」
私がジュースの販売機にお金を入れ様とする度に彼女が言うので、 最近は空になったペット・ボトルに飲料水を凍らせてレッスン場に持って行く様にし始めたら、
「お!良いじゃん♪ そうやって節約したお金で、今度アタシと一緒に旅行に行こうよ♪」
・・・・・・と、A野さんはニコニコ微笑いながら言った。
こんなA野さんが大好きだ(^^)
だが! 最近、彼女はダンスの稽古後に、 「ななかさん(仮名)帰りにお茶して行こうよ!」とか「今度このお店に御飯食べに行こうv」等と誘惑して来る様になった。
『倹約』って難しいなァ(←(自分だけ?(^^;))
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