| 2003年04月30日(水) |
『ブロマイド』で好きなキャラを『召還』出来るそうだ |
「へぇ…… この『ブロマイド』が有れば、 これに写っている人達を、いつでも好きな時に『召還』出来るんだね」
何枚かの『ブロマイド』が貼られた『専用アルバム』を感心しながら捲るゴンに、 先日、 2度目の『グリード・アイランド』攻略のプレイ・メイト(←何だかエッチな響き(*^^*))として ゴンとキルアの仲間に加わったクラピカは“ああ”と肯く。
「でも、この『ブロマイド』に写ってるの『クモ』の連中ばっかだぜ?」
『専用アルバム』を覗き込みながらキルアが訝しそうに眉を顰めると、
「本当だ!クロロの『ブロマイド』まで有る!」
ゴンも不安そうに声を荒げ、ゴクリと唾を呑み込んだ。
「ピンチの時に、 コイツらなんか呼んじまったら、ますますヤベェ事になっちまうじゃねェの?」
「別に本当に仲間にする訳では無い、 あくまでも能力を一時的に借用するだけだ」
クラピカが冷静な口調で説明すると、 ゴンとキルアは安心した様な顔付きになって再び『専用アルバム』に視線を戻した。
「あ!レオリオの『ブロマイド』も有るよ!」
“バチン!”と、 こちらに向かってウインクを投げているレオリオの『ブロマイド』を指差しながら、 ゴンは嬉しそうに声を弾ませた。
「これが有れば、いつでもレオリオを『グリード・アイランド』に呼べるんだね!」
「バ〜カ!まだ『纏』しか出来ねェオッサンなんか『召還』したって、 足手纏いにしかならねェじゃん!」
「そ…そんな事は無いぞ……」
クラピカが、 まるで独り言の様に小声でぼそりと呟く。
「敵を倒す為の力だけが『念』では無いのだ、 レオリオは今、大学で『念治療』の修行に励んでいるそうだし……」
「へぇ……そうなんだ?」
「レオリオも頑張ってるんだね!」
クラピカはコクと肯きながら薄く微笑むと、
「せっかくだから、今レオリオを此処に『召還』して、 さっきのドッヂ・ボールで負傷したキルアの左腕を治療して貰ったらどうだ?」
「え?でも『大天使の息吹』を使えばチョチョイのチョイ♪で治せるじゃない」
ゴンがクラピカの提案を覆す様な意見をさらりと述べる。
「そうそう、せっかくこないだGETした『大天使の息吹』が有るんだか……」
「幾ら2回目のプレイとは云え、 貴重なレア・カードを簡単に使用してしまうのは 余りにも軽率な行為では無いか?と私は考えるぞ!」
同意し掛けたキルアの言葉をピシャリ!と遮る様にクラピカが言うと、
「じゃ、クラピカの『癒す親指の鎖』で治せば『カード』使わなくて済むよね?」
「そうか!そうだよな!」
“うんうん”と二人は肯き合う。
「あ、いや……私は、その……ちょっと肺炎気味で………」
クラピカは“ゴニョゴニョ……”と消え入りそうな声で何事か呟いていたが、 突然、何事か決意したかの様にキッと顔を上げると、
「と、とにかく!今からレオリオを『召還』するぞ!」
“何でそんなにレオリオの肩を持つのだろう?”と 不審そうに首を傾げている二人を尻目に、 クラピカは『専用アルバム』からレオリオの『ブロマイド』を取り出すと、
「『召還』!!」
瞳の前に掲げた『ブロマイド』に向かってクラピカが大きな声で叫ぶと、 “ボン!”と音を立てて勢い良く吹き上がった紫の煙の中から、 トランクス一枚だけしか身に付けていないレオリオの姿が現れた。
「わっっ?!な……何だ??」
縦縞のトランクスの上から股間を押さえながら、 レオリオは所在無くキョロキョロと辺りを見廻している………
「レ……レオリオ!!」 「おっさん!?」
「ん?何だ、お前ェらかよ!!
ったく……何の前振りも無く、 いきなり呼び出しやがって……ビックリしたじゃねェかよ!」
「な……何だ?その品の無い格好は…ッ!」
不満そうにブツブツ呟くレオリオを指差しながら、 真っ赤な顔でクラピカが叫ぶと、
「仕方無ェだろ! ちょうど、これから風呂入るトコだったんだからよ……
で、何の用だ?デートの誘いにしちゃ、ちっと強引過ぎやしねェか?」
そう言いながら、クラピカの顔を見つめてニヤリと唇の端を上げるレオリオに、
「わ、私はキルアの左腕を治して欲しいと思って、わざわざお前を呼んだのだっ!!」 「キルアの腕?」
「ああ、そうだ!修行に依って磨かれたお前の腕を見込んで……」
“ボリボリ……”と短く刈り込まれた黒髪を掻きながら、面倒臭そうにレオリオは答える。
「んなモン、赤チンでも塗っときゃ良いんじゃねェの?」
「な……っ!」
クラピカは緋赤色に変化した瞳を“カッ!”と大きく見開く。
「それよりもよォ、 せっかく久し振りに会えたんだし、また一緒に温泉に入ろうぜ♪」
「お、お前と云うヤツは………!!」
小刻みに両肩をブルブルと震わせながら、 レオリオの『ブロマイド』を“ピッ!”と瞳の前に掲げると、
「………『強制送還』!!」
クラピカが鋭く叫ぶと同時に、 “ゴォォォッ!”と突風が渦巻き、 くるくるくるるるる…………とレオリオを巻き込んだ。
「うわぁぁぁ〜〜〜ッ!なッ!何しやがる〜〜ッ!!」
絶叫するレオリオの身体が、ふわりと空高く舞い上がる。
「お〜い!クラピカ〜!!
オレの事は勝手に呼んどいて、 何でお前ェは『ブロマイド』くれねぇんだよ〜〜〜ッ!!」
竜巻に絡め取られて、 星空の彼方へ連れ去られて行くレオリオの哀愁を帯びた声が、 荒野にいつまでも、いつまでも響いていた………
(ちなみに実際の『W・S』ではレオリオの『ブロマイド』は存在せず、 もちろん『召還』も出来ないそうです(大号泣))
既にあちこちの『サイト』様で話題になっているのだが、 今週のジャンプで紹介されていた『ワンダー・スワン』版の『H×H・グリード・アイランド』 では1回クリアした後、原作には登場しない筈のクラピカを仲間に出来るそうだ。
しかもクラピカを使ってプレイした後(←何だかエッチな響きだわさ(*^^*)) ある『アイテム』を持ち返ると、何とエンディングにレオリオが登場するそうで、 心躍る展開にワクワクしてしまう♪
(さすが『バン○イ』様、ありがとうございます(深礼) ところで、ある『アイテム』って何だろう?『金粉少女』かな?(違うだろ))
……と、言いつつ実はお金が無いので、5月下旬までソフトを購入出来ないのだ(涙)
せめて攻略本だけでも買おうと想い、本屋に行ったらまだ発売されていなかったので、 代わりに『寺山修司名言集』を購入してしまった。
こう云う衝動買いが多いから、肝心の物が買えなくなってしまうのだ(自業自得)
同時発売の『みんなともだち大作戦』も欲しいのだが、 暗い場所でもプレイ出来る(←これも何だかエッチな・・・・・・以下略) 『GBA』本体を持っていないので、購入はしばらく先になりそうだ。
その前に、まず『更新』しなくちゃ(号泣)
| 2003年04月25日(金) |
大阪&京都旅行(出発編) |
今日の深夜から26日(日)まで、 会社の同僚である『ボマーな貴婦人Hさん』と2人で大阪&京都への旅行に出掛ける(^^)
東京駅23:00発の深夜バスに乗るのだが、 17:00に退社した後、かなり時間に余裕が有ったので、 荷物の整理や着替えなどをする為にHさんは一旦帰宅。
自分も本当はそうしたかったのだが、スケジュールの都合がどうしても合わせられず、 仕方無くそのままダンスの稽古場へ直行する羽目に陥る(←自業自得)
PM7:00〜PM9:00まで稽古。
出発前に銭湯に寄ろうと考えていたのだが、幸い稽古場のシャワーを貸して頂けたので、
(わ〜い♪銭湯代400円浮いた〜!)と、
ウハウハしながら身体を洗い、急いで稽古場を出た。
PM10:30 東京駅で待ち合わせたHさんに、 「なんで、昼間と同じ服着てるの?」と尋かれた為、
会社を出てからの自分の動向と、 これからの旅行の間、 汗に濡れたレオタードを持ち歩く羽目になってしまった理由を話した処、 ゲラゲラ大笑いされてしまう。
・・・・・・・・・こんなHさんが大好きだ(^^;)
数年振りに乗る深夜バスは想ったより寝難くて、 全然眠れなかった様な気がしていたのだが、
「車窓から観えた『六本木ヒルズ』の夜景が凄く綺麗だったから声を掛けたのに、 ななかさん(仮名)は大曝睡していた」そうだ。
夜景、観たかったなぁ・・・・・・残念(涙)
私の会社の隣席に座っているS藤さんは、かなり波乱万丈な人生を送っている様だ。
昼間は会社で仕事をして、夜は大学(しかも国立)に通っている彼女だが、 それだけでも充分スゴいし大変だと思うのに、 何と!それだけでは無かったのだ。
今日、彼女は午前中半休して午後から出社して来た。
「今朝5時起きで大変だったんですよ〜」と眠そうに瞳を擦る彼女に、
「大学の行事だったの?」と尋いたら、
「いえ、今日は『海上自衛隊』の祝典に出て来ました」
・・・・・・・・『海上自衛隊』???
一体何でそんな処に???と、 オバチャン特有の好奇心満々な表情で自分が尋ねると、
「訓練艦がオーストラリアに出航するのを見送って来たんです、主人の付き添いで・・・・・・」 彼女はさらりと答えた。
そう云えば以前、別の機会に教えて貰ったのだが、 S藤さんのご主人は何とプロの作家さんなのだそうだ。
(ちなみにその所為で毎年毎年しなければならない『確定申告』が物凄く大変だそうで ・・・・・・閑話休題)
そう云えば、 確か数ヶ月前にも彼女が半休を取り、午後から出社した事が有ったのを想起した。
「もしかして、あの時も『海上自衛隊』に行って来たの?」と冗談半分に尋いてみたら、
「いえ、あの時は主人の作品が盗作の嫌疑を掛けられてしまって、 それに関する新聞社や雑誌社からの問い合わせの応対に追われていたんです」と、
真剣な表情で答える彼女に思わず言葉を失ってしまった。
「ななかさん(仮名)は、これからダンスの稽古ですか?」と云う彼女の問いに、
「ううん、今日は休み」と首を横に振りながら答えると、
「良いなぁ・・・・・・真っ直ぐ家に帰れるなんて・・・・・・」
羨ましそうに呟く彼女の表情はとても疲れていて、痛々しかった。
ご主人の仕事の関係とは云え、朝5時に起きて、 『海上自衛隊』に行ったり『マスコミ』の方々と応対したりしてから出勤して、 ウチの会社でワガママなお客様(←ハッ!つい本音が(^^;)の応対をして、 更にその後大学の講義、 しかも帰宅後に家事もこなさなければならないなんて・・・・・・
あまりにも大変過ぎる(><)
“旦那サマがプロ作家なんて格好良いじゃん♪”なんて、 最初聞いた時に安易に考えてしまった自分が心底恥ずかしい。
華やかで波乱万丈な人生を送る人達に、 ついミーハー的な羨望を抱いてしまう事も有る(実際、若い頃はそうだった)が、 やはり『普通』に、かつ穏やかに生きるのが一番理想的では無いか?と最近は考える。
だが『普通』に、そして穏やかに生きると云う事は、 簡単そうだが、実は案外難しいのでは無いか?とも、想うのだ。
さっきまで猛烈に歯が痛かった(><)
右上の一番奥の歯だ。
たまに冷たい物がしみるので、 行き付けのY田歯科で診て貰ったら、 その歯は虫歯では無く、伸び始めの『親知らず』だった。
「普通の虫歯と違って下手に治療出来無いし、 抜くとしても、まだしばらく放置して様子をみてからにしましょう」
Y田先生にそう言われていた歯が、 さっき『劇団★新感線』の舞台を観ている時に突然ズキズキと痛み出したのだ。
舞台は猛烈に面白いのだが、 それと同じ位『親知らず』も猛烈に痛む(涙)
(今まで痛くなかったのに、急にどうしたんだろう?)
ここ2〜3日寝不足だったし、疲れている所為なのだろうか?等と、 いろいろ憶測を巡らせている内に、ふとある事に気が付いた。
もしかしたら、かなりのフルボリュームでガンガン鳴り響いている、 この、すさまじい舞台音響の所為では無いだろうか?
そう云えば昔読んだ漫画『銀河鉄道999』で、 お坊さんが鳴らす鐘の音が空気を振動させ、 その音波の影響で主人公の鉄郎の歯にヒビが入ると云うシーンが有ったのを想起する。
どうやらそれと同様の事が起きているらしい。
現に音響のボリュームが下がるシーン(役者の会話がメインの場面など)では、 痛みがスゥッと引いて行き、 音量が上がると、途端に激痛が走り始める。
更に殺陣のシーンで、 刀と刀がぶつかり合う“カキーン!カキーン!!”と云う鋭い金属音が、 文字通り“キーン!キーン!!”と歯にしみて、もう死ぬ程に痛い!!
(しかも『新感線』の舞台は他に比べて音響もかなり大きいし、殺陣シーンも多いのだ)
“音は、こうやって空気を振動させて伝わるんだね!”なんて、 昔『理科』で習った事を、 まさかこの年齢になって身を持って体感させられるとは思ってもみなかった……
それでも舞台は面白かったので大満足だった♪が、
もしまた『新感線』の舞台に行く時には、 必ずこの歯を抜いてからにしよう!と硬く決意するワタクシ(−−)
(そんな訳で、 今回の『サブ・タイトル』の正解は『音が歯にしみる(涙)』でした)
「いつの間にか、さいたま市の大宮が大宮区になってて、吃驚しちゃったよ」と云う、 会社の後輩の娘(さいたま市大宮区在住)の言葉を聞いて、 初めてさいたま市が『政令指定都市』になった事を知ったワタクシ (お恥ずかしい(^^;))
「最近忙しくて新聞とか読んでなかったからなぁ・・・」と、 悔しそうに呟く彼女に内心ヒソカに同意する。
「でも、ついこの間『埼玉市』が『さいたま市』になったばかりなのに・・・・」
溜息を吐きつつ彼女は更に言葉を紡ぐ。
「毎年毎年、住所が変わるから凄く面倒臭い!! こう云う事を決定する偉い人達は私達庶民の事なんか、ちっとも考えてくれないんだと思うよ」
不満げな彼女の言葉を聴きながら、 そう云えば、最近市町村の合併が多いな・・・・・と、改めて再認識した。
帰宅後、母にその話をした処、
「『政令指定都市』にした方が有利な事が多いのは確かだけれど、 昔ながらの地名が変わるのはイヤよね」と言った。
「何故その名前が付けられたのか、 それぞれその土地毎に由来がちゃんと有るのに・・・・・・・」
郷土の歴史や遺跡等が大好きな母らしい言葉に“うんうん”と肯く。
「こないだも『清水市』と『静岡市』が合併して『静岡市』になっちゃったでしょ? 『清水の次郎長』はこれから先、どうしたら良いのよ?」
え?
『静岡市』と『清水市』が合併して『清水市』が無くなった?
一体いつの間にそんな事に・・・・・・ (と思って調べてみたら、平成15年4月1日からだった)
そう云えば、私の大好きなドラマ『木更津キャッツアイ』の中で、 「木更津市と富津市と君津市が合併して『新ちば市』になる計画を阻止する」と云う エピソードが有ったのを想起した。
「『木更津』が無くなっちまったら、俺たち『木更津キャッツアイ』はどうしたら良いんだよ!」と彼らも嘆いていた。
(「それに『新ちば市』なんて『新木場』と間違えそうじゃねェかよ!」なんて台詞も有ったなぁ)
勿論フィクションだが、いかにも有り得そうな話だと感じながら観た覚えが有る。
今秋めでたく奇跡の映画化が決定した『木更津キャッツアイ』は幸い難を免れたが 『清水の次郎長』始め、 これから先も使用する際に困る人名、社名、チーム名等は多いのでは無いか?と 懸念を抱いてしまう。
そう云えば、 『世界』の『国』の数が増加し、また名前も良く変わるので、 母や会社の上司が「もう覚え切れない〜!」と嘆いていたが、 最近の『日本』の地名の変更を把握するだけでも、かなり大変なのでは無いか?と想う。
話は変わるが、
先日『銀行』で間違えて多く下ろし過ぎたお金を、再び自分の口座に預け様としたら、 手数料が掛かる事を知って吃驚してしまった。
一体、いつの間にそんな事に・・・・・・!!!
『あさひ銀行』と『UFJ銀行』が合併して『みずほ銀行』になっただけじゃ無かったのか??? (↑なっていません(^^;))
それにしても、 引き出す時は仕方無いとしても、預ける時にまで手数料が掛かるなんて納得が行かない。 だって自分のお金なのに・・・・・・
不勉強な自分が悪いとは云え、 知らない間に勝手に変えられてしまっている事が多過ぎると想う今日この頃。
| 2003年04月21日(月) |
偉大なる沈黙(WJネタバレ有り) |
今週号の『H×H』の感想です。 少々過激な表現を含みますので黒い話やグロイ話が苦手な方はご遠慮下さい。
「では 『トガシ・スタイル』でやらせて貰うとするか……」
そう言うとゲンスルーはゴンの両手首をガシッ!と掴み、薄い唇の端をニヤリと歪めた。
「両腕を同時に爆破されちまったら、もうオ○ニーも出来ないぜ!覚悟しな、クソガキ!!」
「構うもんか!ところでオ○ニーって何だ?!」
「・・・・・・・・・(偉大なる沈黙)」
「答えろ!ゲンスルー!!」
もちろん『H×H』本編にはこんな台詞は無・・・・・(バキッ!)
大変失礼致しました(^^;)
今回の展開はかなり衝撃的で、 冨樫先生らしい狂気的な過激さにゾクゾクさせられてしまった。 (ゴンFANの皆様、不謹慎な発言で申し訳有りません)
それにしてもゴンの左腕は一体どうなってしまうのだろうか?
『リトルフラワー』で吹き飛んでしまったのだから、もう跡形も無いだろう。
バラバラに飛び散った肉片をキルアが拾い集めて来て、 傷口に付けてみたらくっ付いたなんて簡単な訳には行かなさそうだし、 マチは絶対縫い合わせてなんかくれないだろうし・・・・・・
やっぱり『大天使の息吹』で治してしまうんだろうか?と云う説が、 有力かつ無難では無いか?とは想うのだが、
こんな時こそ、医者志望の友人と『癒す親指の鎖』を使える友人が華々しく再登場して、 何とかしてくれないだろうか?と、つい『妄想』してしまうワタクシ・・・・・・・
「やい!ゴン!おめェ、最近ムチャし過ぎんだよ!! 大体、両掌とも無くなっちまったら、オ○ニーする時に困るじゃねェかよ!」
「そうだ!それは男性として、かなり多大かつ深刻な問題では無いか?と私は考えるぞ!」
「ねぇ、2人とも何でそんなにムキになってんの?そもそもオ○ニーって何なのさ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(偉大なる沈黙)」
黒いとかグロイとか云う以前に、単に下品な『日記』ですみません(^^;)
本気でお怒りになられてしまった皆様、 苦情や叱咤は『メール』か『当サイトの掲示板』で管理人宛てに『直接』お願い致します。
(ちなみに冒頭の台詞の元ネタは『池袋ウエストゲートパーク』でした)
| 2003年04月20日(日) |
迷宮の十字路(劇場版『コナン』ネタバレ有) |
名探偵コナンの映画『迷宮の十字路』を観て来た。
映画館に着いた途端、 窓口に座っていたバイトらしい若い女の子達の あまりにも失礼な応対の仕方に思わず腹を立ててしまう。
せめて休日位『お客様』として扱って頂きたいと望むのは贅沢なのだろうか?
(あ、ちなみに“『コナン』観ようとしたら笑われた”とかじゃ無いです(^^;))
だが後悔して帰ろうと思った時には既に遅く、 前売りの半券が切られてしまっていたので、仕方無くそのまま観る事にした。
座席はかなり混んでいるし、後ろに座っている男の子に椅子を数回蹴られたりして、 休日の昼間に来てしまった事を大後悔するワタクシ(涙)
だが後悔して帰ろうと思っても…………(以下略)
これから映画も舞台同様、 なるべく平日の夜に観る事にしようと硬く決意した(−−)
以下は映画の感想です(ネタバレ有り・要注意)
去年の映画は脚本が推理作家の野沢尚さんだった所為も有り、 ちょっと雰囲気が違う感じだった。
それはそれで面白かったのだが、 今回はおなじみ古内一成さんの脚本で有る所為か、 “いつもの『コナン・ワールド』”と云う空気が感じられて何だかホッとする。
今回は西の高校生探偵、服部平次君が登場……と云うより、 はっきり言って今回はほとんど彼が主役のお話。
第3弾の『世紀末の魔術師』ではバイクで転んで中盤で退場してしまったし、 他の映画版では、 『コナンの正体を知る一人』として冒頭で紹介されるだけで、全く出番の無い彼だったが、 今回は最初から最後まで……見せ場も沢山有り、謎解き場面でも大活躍していた。
(「コナン、陰薄かったね」と観終わった後、子供達が言っていた位だ)
私の数少ない友人のT村さん(^^)始め、 全国の服部平次FANが観たら、さぞかし狂気乱舞するのでは無いか?と思いながら、 自分も内心ヒソカに狂気乱舞していた(←実は結構、好きらしい(^^;))
服部君の初恋のエピソードや幼馴染の和葉ちゃんとの絡みが良かったvv
また、いつもリスを連れ歩いていて、 人間のお友達が少ないと云う今回のゲスト、 通称『おじゃる刑事』に個人的に共感を覚えてしまった(苦笑)
蘭と新一が、 満月の光が雲間から射す僅かの間だけ再会するシーンも短いけれど、 とても哀しく胸に響いた。
(余談ですが、私、実は毛利蘭ちゃん大好きvvなのです。 廻し蹴りの決まる彼女ってなかなか格好良いと思うのですが……閑話休題)
あと『桜の季節』と云う設定だったので、 全編通して満開の桜が沢山描かれていて、何だか嬉しかった。
やっぱり『コナン』は面白いなぁ(^^)
だが、本編終了後に流れた、 来年の『劇場版コナン制作決定!』の告知を観て、 やっぱり来年もコナンは工藤新一に戻れないのか…と、残念に感じた。
今回の映画の 「アタシは(恋人を)待つの嫌いじゃないよ、 長い時間、待てば待つ程、会えた時が物凄く嬉しいもの」と云う 蘭ちゃんの台詞を聴いて、 こんなに長い間待っているんだから、 早く新一に会わせてあげて欲しい、と切実に想ってしまった。
愛しい人が帰って来るのを、 長い間ずっとずっとずっと……(以下略) 待ち続ける気持ちは痛い程判るからだ。
(本当に痛いよ、あうあうあう……(;;))
| 2003年04月19日(土) |
『黒蜥蜴』をさがして |
美輪明宏さん(^^)の舞台 『黒蜥蜴』のチケットが取れなかった事が、未だに悔やまれてならない(涙)
チケットが取れなかった時に一旦諦めたのだが、 先日TVで放映された美輪明宏さん(^^)の特集番組で、 『黒蜥蜴』の稽古風景や昔、映画化された時の映像を観たら、 ますます「観たかった!」と云う気持ちがムラムラ湧いて来てしまったのだ。
最近は舞台も『DVD』で発売されたり、 『WOWWOW』等で放映される事が多いので、 『黒蜥蜴』が観られる可能性はまだ有るのだが……
今回の舞台は、ともかくとして、 1968年に深作欣二さんが監督なさった映画版が観たい!と想い立ち、 『TSUTA○YA』へ行ってみたが、置いていなかった(号泣)
『黒薔薇の館』(同じく深作欣二監督・美輪明宏主演)は置いてあるのに……何で?
調べてみたが、 映画版のビデオは現在はもう販売されていないらしいし、 『DVD』もまだ発売されていない様だ。 (これについては、もう一度調べてみる必要が有るのだが)
美輪明宏さん(^^)と三島由紀夫さんの衝撃のキス・シーンvv……だけでなくて(^^;) 素晴らしい演技が観たいのは勿論だが、 三島由紀夫さんが脚色した台詞がどんなに妖しく美しく響きなのかを聴いてみたい。
せめて戯曲版『黒蜥蜴』を読んでみたい。
だが、果たして本として出版されているのだろうか? 少なくともオレンジの背表紙の『新潮文庫』版には無かった様な気がする。 いささか不安を抱きつつ、 ネットで検索してみた処、 昭和44年に牧羊社と云う出版社から発売されている事が判明した。
やっぱりネットって便利だなぁ(^^)
だが!! HPで紹介されている『戯曲・黒蜥蜴』はどれも古本・貴重本・稀少本の類ばかりで、 『最低落札価格14万円〜18万円』とか! 『限定50部』とか『蜥蜴革装』とか『墨筆サイン入』とか、 『新しい割に入手の難しい美麗本』とか……そんなのばかり(涙)
どうして『軽くて安価でお手軽・キオ○クでも買える文庫本』とかじゃ無いのだ〜〜〜と、 ハンカチーフを噛み締めつつ、検索を続けていると、 やがて『新潮社』から出ている『三島由紀夫全集』に収録されている事が判明した。
しかも発刊は平成14年。 これなら幾ら何でも○万円もしないだろう、 もしかしたら『文庫版』に収録されているかもしれない……と期待を抱きながら、 値段を確認した処、
………1冊5800円(涙)
その気になれば買えない事の無い値段では有るのだが、 『あらしのよるに』全6巻や、舞台のチケットとほぼ同じ値段で有る事を考えると、 やはり躊躇ってしまう。
その時、ふと想い付く……
『図書館』に行けば良いでは無いか!!
(↑気付くのが遅過ぎです(^^;))
昨日の会社帰りに、背後から突然呼び止められた。
振り返ると声を掛けて来たのは男性社員のS木さんだった。
時計を見ると、まだ5時半前だったので、
「随分早いですね?」と言うと、
「ええ、これから授業なんで・・・・・・」と云う答えが返って来て吃驚してしまった。
「僕、4月から大学生なんですよ」と私に向かって、S木さんは誇らし気に言った。
良く尋いてみたら、 S木さんは『社員』は『社員』でも『契約社員』なのだそうだ。
これからは毎日定時に退社した後、大学へ行くのだと云う。
そう云えば自分の隣の席の派遣社員S藤さんも夜間大学へ通っている。
学業との両立はかなり大変らしく、滋養強壮剤を呑んだり、
しょっちゅう倒れたりしながらもすごくすごく頑張って、この春めでたく二年生になった(^^)
そう云えば自分の後ろの席のS田係長(と云っても女性ですが)も
ハードな仕事をこなしながら、毎週金曜日に『駅前留学』している。
すごいなぁ・・・・・
頑張っている人々は見ているだけで励まされたり、こちらまで元気を貰えてしまったりする。
見習って自分も頑張らなくちゃ、
ぼちぼちでも良いから、少しずつでも良いから前進したい、と想う。
(・・・・・・と言いつつ最近怠けてばっかりいますが(^^;))
諸事情により削除させて頂きます。
ご迷惑をお掛けして申し訳有りませんでした。
| 2003年04月13日(日) |
管理人よりお詫びです |
諸事情に依りこの日の『日記』を削除させて頂きました。
いつも訪れて頂いている皆様にご心配をお掛けしたり、 ご不快な想いをさせてしまう様な内容の文章を 個人サイトとは云え『公共の場』に提示してしまうと云う、 配慮の足りない真似をしでかしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
深くお詫び申し上げます。
今後は今まで以上に人目に触れる文章で有る事をわきまえ、 話題や言葉の選び方を熟考致す所存です。
本当に申し訳ありませんでした。
(メール等で励まして下さった皆様、ありがとうございました。 ご心配をお掛けしてしまい、本当に申し訳ありませんでした)
私の同僚であり、上司(一応他部署では有りますが)の『ボマーな貴婦人』Hさんは 最近『キティちゃん』のコレクションを始めた。
・・・・・・と云ってもいわゆるキティラーでは無い。
Hさんは日本各地のお土産屋さんに売られている 『当地限定販売キティちゃん』を集めているのだ。
一つの場所でも3種類位バリエーションが有ったり、 期間限定バージョンなども有ったりするので、 なかなかコレクター熱を煽られるアイテムだと想う。
自分で旅行へ行った時に見付けたり、 或いは旅行に行った友達からお土産に買って来て貰ったりしているのだそうだが、 そうやって「お土産は『キティちゃん』」と決めておけば、 旅行へ行って来た知人から変なキーホルダーや 使えそうも無い湯呑み茶碗などを貰わなくて済むと云う利点も有るのでは無いか?と想う。
そう云えば似た様な理由で『提灯』を集めている人が居たなぁ・・・・・・(閑話休題)
Hさんの筆立てにずらりと林立しているボールペンのマスコットとしてぶら下がっている 『当地限定販売キティちゃん』達は、 ありとあらゆるコスチュームに身を包んでいて、とてもカワイイvv
勇ましく鎧兜を被っていたり、おしとやかな着物姿だったり、くのいち(女忍者)だったり、 辛子明太子に乗っていたり、カニや落花生の着ぐるみに身を包んでいたり、 阪神タイガースのユニフォームを着ていたり・・・・・・
その数の多さ、そしてバラエティの豊富さは ジェニーちゃんや香山リカちゃんに匹敵するのでは無いか?と想う。
『限定キティ』ちゃんは地方ばかりでは無く、身近な処でも見掛ける。
『渋谷限定』と称して、金・銀ラメのコスチューム(形状はカジュアル)に身を包み、 原付やスケボーに乗っていたり、歌舞伎の衣装を着ていたり・・・・・・
先日は、何と!サングラスを掛けてオープンカーを運転していたキティちゃんを見掛けた。
(カワイイvv外見に依らず、結構稼いでいるのかも?)
・・・・・と、つい想像してしまった小市民のワタクシ(^^;)
| 2003年04月07日(月) |
喰うものと喰われるもの |
『あらしのよるに』(講談社刊)と云う絵本がずっとずっと気になっていた。 (ネタバレ含みます:未読の方ご注意下さい)
タイトル通り『あらしのよるに』 夜の闇の中で出会ったおおかみとやぎが お互いをそれと知らずに言葉を交わす内に友達になってしまうのだ。
だが、やがてあらしが止み、夜が明けて、 朝の光の中でお互いの正体を知った後も二匹は友達で有り続けた。
次第に友情を深めていく二匹の関係が、 或る日それぞれの仲間達にバレてしまい、二匹は周囲から糾弾される。
「お前は騙されているんだ! おおかみとやぎが友達になんかなれる訳が無い!」
それぞれの仲間から逃げ出した二匹は吹雪の山に閉じ込められてしまう。
飢えたおおかみの瞳の前には弱ったやぎが居る・・・・・・そして、
・・・・・・最後のページを読んだ時、不覚にも大泣きしてしまった。
『あらしのよるに』は童話だから、 現実はそんな風に甘くは無いのかもしれないけれど・・・・・・
同じ状況に陥ったら共食いをする人間は大勢居る筈だし、 むしろ『緊急避難』と呼称されて正当な行為だと認められている。
自分だってそうする筈だと想うが、出来るならばそんな事せずに済む様に願う。
ふと想い出したが、 人間は本来は『草食』で有る様に出来ているらしいと云う説を或る本で読んだ。
我々には草を磨り潰す為の臼歯は有るが、獲物を喰い殺せる程に発達した犬歯は無い。 また虫垂は今では必要とされない消化器官の名残だが、 かつては植物やその根を消化する役割を果たしていたのだと云う。
その気になれば『草食』に戻れる種なのかもしれないと考えただけで、 ほんの少しだけ人間と云う生物に対して安心してしまう自分は、 やはり甘いのかもしれない。
(ちなみに『あらしのよるに』は全6巻、各1000円也。 『ハリー・ポッター』と云い、高価過ぎるでござるよ(涙))
蛇足ながら、 同様のテーマで救いが無い童話と云えば『チリンの鈴』(やなせたかしさん著)を想起する。 あれは酷過ぎる(−−)
先日『ハンター×ハンター』のFANである事が判明した同じダンス教室に通うS君に、
「今週号は休載だよ」と教えてあげたら、
「ななかさん(仮名)は何故そんなに『ハンター×ハンター』の情報に詳しいんですか?」と 真顔で尋ねられてしまった。
「この前も冨樫先生が今、読み切りを描いている事とか教えてくれたし・・・・・・
もしかして出版関係のお仕事をなさってるんですか?」
S君がピュアな青少年で良かったと胸を撫で下ろしたワタクシでありました(^^;)
| 2003年04月03日(木) |
レオリオの『おやゆび』日記 1 |
「ありがとうございました!」
やたら元気の良い床屋の店員の声を背中で聴きながら、俺はドアを開けて店の外へ出た。
う〜ん、サッパリしたぜ♪
散髪したての髪に春風が心地良い。
男前もバッチリ上がったし、相方も俺に惚れ直しちまうぜvv
……などと考えながら駐車場に行くと、愛車の中で待っている筈のクラピカの姿が無い。
何処へ行ったんだ?
かなりの剛毛で人一倍時間が掛かるオレよりも 一足先に散髪を終えて店を出た筈なのに……
キョロキョロと辺りを見廻すと、 駐車場と地続きになっているスーパーの前で、 小さな男の子と楽しそうに遊んでいる相方の姿を見つけた。
普段は滅多に見せてくれない、 優しく穏やかな微笑を浮かべているクラピカを見ていると、 何だかこっちまでほのぼのした気分になっちまい……
つい声を掛けそびれていると、
「あ!ママだ!ママ!」
クラピカと遊んでいた子供が、 スーパーから出て来た両手に買物袋を下げた女性に向かってダッ!と駆け出した。
どうやら母親らしい女性の傍らに辿り着いた少年は右掌を振り乍ら、
「バイバ〜イ!おねえちゃ〜ん!!」
「お、おねえちゃん……だと?」
こめかみをピクピクと痙攣させながら、 母親の方へ走り去って行く子供の後姿を見送っているクラピカの背後に近付いた途端、 「何がおかしい?」と振り向きざまに真っ赤な瞳でギロッと睨まれた。
……俺の『絶』はまだまだ修行不足の様だ。
クラピカはどうやら子供が好きらしい。
露骨に目尻を下げたり、やたら猫撫で声を出したり等、 あからさまな可愛がり方はしないが、 ゴンに対する言動や他の子供への態度を見て、 面倒見が良い性格なのは以前から感じていた。
昔、故郷に居た頃、 弟や妹の面倒をみていた事を時折懐かしそうに漏らす事も有った。
“なぁ子供、欲しいか?”
こうやって二人で暮らす様になってから、 何度も喉元まで出掛かった問いを吐き出す勇気が無くて、また呑み込む。
もしYESの答えを貰えたとしても、俺達にはどうする事も出来ない。
だって男同士なんだから……
もしもクラピカが本当に女の子だったとしたら、
「もうすぐお前の誕生日だしよ、プレゼントしてやろうか?」
……なんて口説き文句を囁いて犯れ……(じゃなかった(^^;))
囁いてやれたのに……
……なんて事をこっそり考えながら、
チラチラと助手席のクラピカの横顔を盗み見ていたら、
「ちゃんと前を見て運転しろ!」と冷たく言われちまった(涙)
元々コイツは物欲が薄くて、
何をやっても喜びそうに想えなかったから
もし何か本当に欲しがっているモノが有るなら、
プレゼントしてやりたいと……俺はずっと想ってた……
| 2003年04月02日(水) |
傘が無い訳じゃないけれど |
私は傘が嫌いだ。
土砂降りの時は仕方無く差すが、 小雨がパラついている位ならば たいてい傘は差さないままで歩く。
一応折りたたみの傘は携帯しているのだが、 小雨なのにわざわざ傘を取り出して拡げるのが面倒臭いし、 差した後の濡れた傘を鞄にしまわなければならないのが物凄くイヤだ。
外を歩いていて、傘を差している会社の同僚に会うと、 「あれ?傘はどうしたの?」と怪訝そうな顔をされるのが少々恥ずかしいが・・・・・・
傘を差すのは嫌いだが雨に濡れながら歩くのは好き(^^)
うまくいかないときはなにもかもがうまくいかないものだ。
でも……がんばってるってばよ(;;)
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