蛍桜

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Period

「・・・だから、そのほうが、お互い幸せでしょ?」
君はだらだらと理屈を並べた最後にそう締め括った。
それは、あまりにも一方的な別れ話だった。


[Period]


人ごみの中、向き合って突っ立っている僕たちは、さっきまで繋いでいた手をどちらともなく離していた。
ざわざわとゴミのような人間たちが行きかうの中で、君の話が全て終わったころ
僕はまさにゴミとなって、この中に紛れ込んだ気がした。
僕たちを避けて歩いていく人々に押し流されそうになりながら、
それでもなおここに立ち続けるのは、思ったより難しかった。

君は相も変わらず口が上手くて、僕が反論なんて出来ないほど筋を通った現実を口にする。
僕はそれを聞くたび、ああ、そうだなと実感し、夢を語る自分が恥ずかしくなる。

だから僕は、君の温もりが残るこの手を握り締めながら、君との別れを受け止めるしかないんだ。
君が別れ話を切り出した瞬間に、この答えは用意されていたかのように現れたのだから。

それでも僕は君を幸せにしたかったんだ、と心で叫ぶ。
だけど、それも所詮夢物語なのかな。

「・・・帰ろうか?」
君は沈黙を破って笑顔でそう言うと、すぐに後ろを向いて歩き出してしまった。
僕の返事なんて、きっともう分かっているんだろうね。
僕は君のことは大体分かっているし、君も僕のことは大体分かっているんだろう。
だからお互いに、核心については言葉を交わさない。
君が一度決めたことを曲げないことも分かっているし
僕がそれを受け止めるということも、全ては決められたシナリオに沿って進んでいるようだった。
きっとそのシナリオを書き上げているのは、君なんだろう。

先行く君に何も言えないまま、僕も後を追うようについていくしかなかった。
でも、もう手は繋げない。

夜だというのに、辺りはこんなに明るい。
人の笑い声や、どこからか聞こえる音楽、
たくさんのライトやネオンが渦巻いて、それらは星の変わりに光っていた。
宇宙から見たらこのたくさんの光も、ただのちっぽけな光なんだろう、なんてことを考えながら
星の輝かない空を眺めて歩いた。

君の歩幅は小さいから、すぐに追いついた。
でも隣に並ぶのはなんだか気が引けたから、君の一歩後ろを歩くように歩幅を合わせた。
少し早歩きの君。それに合わせて僕も早歩きになる。

伝えたい想いがあるはずなのに、言葉に出来ない。
男のくせに、涙で視界がぼやける。
この涙は、僕に何かを教えてくれるだろうか。

人ごみから出たところで、君が立ち止まってこちらを見た。

「ねぇ、最後に、手、繋いでもいい?」

そんなこと、聞かないで。

返事をしない僕の顔を見て、君は少し微笑んだ。
そして、つい数十分前と同じように僕の隣に並んで、少し強引に手を繋いだ。
君の手は相変わらず暖かかったし、なんだかとても小さかった。

少し寒い冬の夜。
後方に騒がしさを感じながら、僕たちは少し離れた駅に向かって歩いた。
人ごみの中に居た時は気づかなかったけれど、吐き出した息が、ほんのりと白く色づいていた。
誰かの不快な笑い声も、話し声も、どんどんと遠く闇に埋もれていく。

君はいつでも確かなものを好んだ。完璧を望んだ。
でも僕は、そんな君に確かなものを、あげることは出来なかった。
一緒にいると幸せだった。君も幸せだと言ってくれた。
でも君いわく「幸せっていうのはその場限りの幻」だから
そんなもの確かなものなんかじゃないんだと知っていた。
好きという感情さえ信じていなかった君は、僕に何があると感じていたのだろう。
君のことが好きだという感情以外、僕は、何を誇ればよかった?

手を繋いでも、なんだかよそよそしくて
ああ、僕たちは他人になったのか、と悲しくなった。

何もあげられなくて、ごめん。君の居場所になってあげられなくて、ごめんね。

駅について、君はひとつため息をつくと、ゆっくりと手を離した。
そのため息さえ、白く美しく空気に溶けた。
「ありがとう」
いつものように笑う君の瞳の奥に、涙が溢れていた。
でも、僕は何もしてあげられない。ただ小さく震える君を、見つめるだけだ。
だから見えないふりをする。抱きしめてあげられないこんな僕を、君は許してくれるだろうか。

最後まで笑顔で去っていこうとする君を、追いかけることが出来ない。
あの笑顔が本当じゃないこと、知っていたのに・・・。

君の別れ話は、本当に唐突だった。
君のことだから、僕の事と、これからの二人の未来のことを考えて別れを切り出したんだろうね。
分かっているけど、僕にとっての一番の幸福は、君と笑えることだった。
そのことを、僕はどうやって伝えればよかった?

今ここで、僕が君を引き止めたらどうなるんだろう。
今ここで、君を抱き寄せたらどうなるんだろう。

きっと君はまた困った顔で笑顔を作って、さよならを告げるだろう。
君は弱いくせに、そういった強がりは上手かった。

切符を買って、君は改札口へ急ぐ。
僕はこの場から動けずに、君の後姿を目で追う。
いつも君を見送るこの風景も、さよならを告げているように見えた。

最後に君は一度振り返って、少し恥ずかしそうに手を振りながら
最高の、そして最後の笑顔を見せてくれた。
その姿があまりにも僕の好きな君、そのものだったから、どうしようもなく悔しくなった。
君の姿が見えなくなると、僕はその場でうなだれた。

君に伝えられない言葉や想い。
君が居なくなったあとに次々と溢れ出てくる。

引き止めたかった。
抱きしめたかった。

失いたくなかった、のに。


電車が発車するベルが聞こえて、僕はもう一度目をやる。
すると君がまだそこで笑っているように見えて、なんだか切なくなった。
その幻想を抱きながら、僕は息を殺して、泣いた。

僕の泣き声を掻き消すかのように、ベルがむなしく駅のホームに響く。
君の温もりが残ったこの手を握り締めながら
伝えることが出来なかった言葉をいくつも並べては、吐き出した。
それでももう君には届かない。

君と僕が一緒に生きていく未来が、君の言う「幻」だったとしても
僕は心の中で君との未来を描くよ。
その中ではいつでも君と僕は手を繋いだまま笑っているよ。


月明かりが差し込む道を、僕は君なしで歩いて帰った。
大きな夜空に埋もれている、ちっぽけな星のようだった。



2007.2.20


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あとがき

この小説も、ある曲を参考にして書いたものです。
が、まぁ納得いくものではないなぁ。
でも書いちゃったもんはしょーがないし、これ以上手直ししたら
逆におかしくなっていくので、UPしてみました。
自分の書いた文章を捨てることは出来ないので。
私が作り出した世界は、その時の一度しか作れないものであって
一度捨ててしまったら多分、二度と作れないから。
消そうと思っていたけど消すことはやめました。

やっぱりハッピーエンドにはならないっていうオチで。

いま現在私はすごい落ちています。が、これは落ちる前に書いたもの。
だから今読んでみたら、あの時は何を考えていたんだろう、と
思う表現とかもたくさんあります。あのときの私は、私でも分からない。
それでもこれが私の文章なのだな、と受け止めてみようと思います。
とても無意味な文章たちですが。

眠いのでもういいや。
以上!
2012年11月12日(月)

橙
傾いた太陽の光が差し込んで、淡いオレンジ色に彩られた教室。
その暖かい空気に包まれながら、きれいな指でさりげなくメガネを触る君は、とても美しくみえた。
この席から見える君の後姿。たまに揺れる長い髪。考え事をするときに耳を触る癖。
全てがこの世界の中にあったのに、僕はこの世のものだとは信じられなかった。
それくらい、遠くに感じた授業中。

その代わり、放課後の時間はとても好きだった。君と同じ空間に居られるから。
教室でいるよりも、もっと近くに。

部室の君は、教室とは違っていた。いつも友達と笑っていたね。
教室で見せる、無理な笑顔とは違った。そんな君が好きだった。
自然体で笑う君。
窓から吹き込む風と、その風でふくらむカーテン。
乱れる髪を片手で押さえて、なおも笑う君。

ああ、この太陽の傾きや、このやわらかい風が好きだ。
そして、ここにいる君が好き。

たまに他愛もなく僕に話しかける無邪気な君が、愛おしかったよ。
そして、かっこつけて話す自分が、少し嫌いだった。


君が、初めて彼氏ができたと友達と騒いでいた日も
彼氏と別れたと聞いた日も
好きな人がいるんだ、と恥ずかしがっていた日も

僕はずっと君を見ていた。
でも、見ているだけで。

もう3年になるんだね。長いようで短くて。
多分、本当に短い。
君は気づいてはいない。いつも僕が向ける、目線に。

部室にあるパイプ椅子に座り、君から少し目を逸らして、ため息をついた。
何をやっているんだろう、僕は・・・。
窓の外を眺めながら思う。

「どうしたの?なんか元気ない?」
君はこちらに歩いてきて、相も変わらず無邪気に笑う。
「なんでも」
あまりにも無邪気に笑うから、君と目を合わせることが出来ない。
君は、いつもまぶしかった。

窓の外が楽しいわけでもないのに、僕の目線はずっと窓の外を見るしかなかった。
その窓の外といえば、サッカー部がボールを巡って走っているだけで。
興味もないのに、それをじっと見ていた。
そんな僕を見て、君はそっと隣に腰を下ろした。
遠くで誰かが笑う声が聞こえる。自分を笑われているかのようで怖かった。

「・・・あっちもどらないの?」
「ないの」

君がふふ、と笑って沈黙が訪れる。
今日に限ってオレンジの太陽は、僕をジリジリと照りつける。
まぶしくて目を細めながら、なおも窓の外を見るしか出来ない。

「あ、そうだ」
君が言う。
「これ、あげるから」
そう言って差し出された袋。僕はその言葉が合図だったかのように窓から目線をはずすと、それをジッと見つめた。
「何?これ?」
そっけなく聞く。
「だって明日休みだし」
そう言って君は少し笑って席を立った。
「またあさってね」

部活が終わっても僕はしばらく、部室に居た。
完全に陽が落ちてから、徐に家路についた。


家に帰ってから、袋を開けてみると
中には小さな箱が二つあって、その両方ともが、違ったチョコレートだった。
お菓子のことなんて分からないけど、分かったのは手作りだっていうことと
両方ともがかなり手のこんでいそうなものだったということで。

そうか、明日はバレインタインデーか。
君を見ながら迎えたバレンタインはこれで3回目。
君が僕にくれたのは、初めてのこと。

期待してはいけない、と自分に言い聞かせるものの、自然と顔がにやける。
でも、と何度も思い浮かべるハッピーエンドの想像を否定しながら、実はとても喜んでいる自分が居た。

しかし、頭によぎる想いがあった。
僕が今まで一歩を踏み出さなかったのは、踏み出せなかっただけじゃない。
踏み出せない理由にはならないかもしれないが
僕には、「それ」の存在がとても大きかった。

ちゃんと聞いたことはないが、僕の友達が、彼女のことを好きなようなのだ。
僕は彼に、彼女のことを好きだと告げてはいない。
彼も、好きなんだよ、と告げてきたことはない。

でもきっとお互いに、分かっている。
だからお互いに、隠しあう。

初めは本気にさえならなければいい、と自分に言い聞かせていたが
そう思えば思うほど、頭と心は離れていった。

だから今、こうやって喜びながらチョコレートを食べている僕は
とても醜く思えたし、とても裏切った気分になった。

でも、たまに分からなくなるんだ。

本当に、本当にたまらなく好きなはずなのに
友達なんかに遠慮して、踏み出せないのは本当はそこまで好きじゃないってことになるんじゃないのか。
僕の気持ちは、嘘をつける程度のものなのか。

いくらそう自問自答しても、君を見てドキドキするこの心は変わらない、けど。



2月14日は休みで、それこそ、夢心地だった。
多少の罪悪感があったものの、この世界が柔らかく見えた。


だから尚更、その次の日の学校は、信じられないものだった。

学校に、カップルが増えているような気がするのは僕の心がひねくれているのだろうか。
バレンタインがきっかけで付き合うカップルがそうそう多くはないだろうと思うが
男女の笑い声を聞くたびに、なんだか切ない気持ちになった。
うらやましさが、少し醜い感情になって、自己嫌悪に陥って。

でも、そんな感情はちょろいもんだった。ごまかすのに慣れてしまった。


教室に入ると、冷やかされている二人組がいた。
その周りには数人が集まっていて、野次馬がいたり、冷やかしているやつがいたり、
その二人の友達らしき子が笑顔で祝福していたりした。
僕には関係ないな、と横目で見ながら席に座ったが、あまりにも騒ぐので目線をそちらにやった。
その騒がしさは僕に目を背けるな、と言いたかったのだろう。


現実を、見た。


ああ。
僕はなんて愚かなのだろう、と神様を恨んだ瞬間だった。

僕の友達と、愛しの君。
肩を並べて照れくさそうに笑う。
そして二人目線を合わせて、また笑う。
ああ。なんて、なんて憎いんだろう。

「あ」
僕と目が合った君が、こちらへ駆け寄ってくる。
その顔は、いつもの無邪気な君。でも恋をしている君の笑顔は、何かが違った。
僕のためのものじゃない。あいつのもの、だ。
「チョコ、どうだった?」
そんなこと、どうでもいい。
「おいしかったよ。ありがとう」
僕がそういうと君はえへへ、よかった、と笑う。そのせいで心が大きく震える。

「・・・ナオトにもあげたんだ?」
「うん、あれね、ナオトくんと、真鍋くんが二人一緒の時に、一緒に渡そうと思ってたんだけど、先にナオトくんと話す機会があって、流れであげちゃってね。でも、真鍋くんと話す機会がないまま放課後になっちゃってもう渡せないかな、って思ってたんだけど。渡せてよかったー。」
早口で話す君の話は、まるでつまらなかったし、喜びで饒舌になっているのか、まるで文法がぐちゃぐちゃだった。だが、現実を理解するのには充分な言葉たちだった。
「そう、なんだ」
「うん、で、ナオトくんとは・・・付き合うことになって・・・」
「・・・そうみたいだね」
興味なさそうに答えるのが精一杯だった。
僕の前で小さくなりながら照れる君を、僕は僕のものにできないのが悔しい。
「えと・・・」
少しいらついている僕に気づいたのか、君は少し気まずそうに顔をゆがませた。

「・・・おめでとう」
やっとこさ言えた言葉はそれだけで、笑顔も引きつっていた。
自分でも分かるくらいに。

それでも喜びに溢れていた君は気づかなかったのかな。
僕の気持ちに、気づかなかったのかな。

「ありがとう!」
とびっきりの笑顔で君はそう言って、僕のもとから離れていく。
ああ。どんどんと遠く。


君のありがとうは、どうしてこんなにも切ないのだろうか。
ありがとうだなんて言わないで。そんな言葉、ほしいわけじゃなかった。

僕が自信を持って、愛していると伝えればよかった?
誰かに遠慮することなく、一途な愛を描けばよかった?


答えは、どこにも、ない。



愛しているなんて、まだまだ小僧の僕が言える言葉じゃない。
そんな重みのある言葉を扱えるほど大人なわけじゃない。

だけど、伝えたかったな。


せめて。

「大好きだったよ」と。

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あとがき

この小説は、2月13日に書いたものなので、内容がバレンタインデーになっております。はい。
ある曲を聴いて、歌詞を読んで、そこから浮かび上がったイメージを
そのまま書いてみました。創作時間5時間くらい。
知り合いと純愛ものを書こう!ってことで書いてみましたが
これって純愛なのかよ!?っていう出来上がりです。ごめんなさい。

後日見返していくつか修正しましたが、まだまだいたらず。。。
もっと文章力がほしいものです(・ω・`)
そして私が書くと何故かハッピーエンドにはなりません・・・。

私も、夕方の教室とか、部室で笑っている人とか好きだったな。
そういうところからこのイメージはきているんだと思います。

Rainingに比べたら内容は分かりやすいかなぁーと思うんですが
まだまだなような気もするし・・・あうー。
とりあえず久しぶりに書いた小説で、少しぎこちないですが
なんとか書き上げたのでUPしてみます。

みんなにはどうやって見えるのか分からないし
多分見るほうによって感じ方も違うし
なんていうかもう、こんな恥ずかしい小説をUPしてもいいのかって
感じなのですが、まぁ見てやってくれると、うれしい・・・し
見てやってくれた人がいるなら、ありがとうございます。

これから暇があれば小説も書いていきたいし、詩も書いていきたい。
文章を書くのは私の喜びです。

その喜びで(自己満足ともいう)、何かを感じてもらえると嬉しいな。
感想とかもいただけると嬉しいな(ぁ)
精進したいので・・・ほんとに切実にまじで。本気と書いてまじで。

そんなこんなで裏話はあんまりない小説ですのでこの辺で・・・。
2012年11月11日(日)

Purple Train

小説も見つけたので転記。
こっちは、11月10日からにします。

久々に読んだけど、初めて読んだと思うレベルに覚えてない。
いつ書いたか分からないけど、一応htmlの日付は2007/03/17だった。
3/15を過ぎた当たりに書いたってことは…ふむ…。
誰のことを思って書いたのかよく分かる内容である。
そして男女の話かと思ったのに「彼」って…
もしかしてこれ「僕っ子」かなぁ。。。
そういえば私の昔の一人称は「僕」だったしね。うーむ。

と思ってたらあとがきもあったので最後に載せときます。

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友達が、死にました。
といっても、顔も見たことのない人だったけど。
太陽のように・・・というとありきたりだけど、本当にあったかくて僕の居場所を作ってくれた、大切な、大切な友達でした。

【Purple Train】

慣れない電車を乗り継ぎながら、見慣れない景色を何回も眺めた。空は絵の具で描いたかのような薄いブルーだった。筆に水を多くつけすぎたかのように薄すぎて、水を一滴垂らしてしまえば、溶けてしまいそうなほどだった。普段はあまりみない太陽も、今はあんなにも空高くで笑っていて、もし君とあの太陽を見ることが出来ていたら、何か変わっていたのかなぁ。なんて、無意味な思考を巡らせる。太陽の光が窓越しの僕を照らしつけて眩しかった。

君が僕の前から消えて、一週間が経ったころ、僕の携帯に一通のメールが届いた。それは君の母親からで、内容は、君はもうこの世を去ったということだった。しばらく画面の中に君が居ないことに少し疑問を抱いていながらも、忙しいのかな、程度にしか思っていなかった僕の心臓は、飛び跳ねるという表現では間に合わないほど、暴れまわった。生きていた頃の君は、ネットという世界の中でもしっかりと息をしていた。僕は、その息吹を感じたことが幾度もあったよ。あったはず、なのに。君の気配らせか、母親の気配らせかは分からない。けど、君の母親は、僕に連絡をくれ、葬儀にも来ないか、と言ってくれた。その言葉が素直に飲み込めなくて、全てが嘘なのだと思っていた。でも知らない駅で電車を降り、説明された道どおりに行くと、確かに葬儀が行なわれている一軒家があり、そこの表札には、僕が知っている君の名前が掲げられていた。表札の横を通り過ぎ、少し中を覗いてみると、白い布がかけられたテーブルの前には女性が2人立っていて、少しも笑っちゃいなかった。これは、僕をからかうための嘘なんかじゃないって、この時気付いたんだ。でも、ここまで現実を突きつけられても、まだ信じたくなかった。だって、いつものように君が笑ってからかっているんじゃないかって、僕と会う口実を作ってくれたんじゃないかって、夢を見ようとしていたんだ。でも夢を見るには、あまりにも現実的すぎて、あまりにも悪い夢だった。受付を通してもらって、部屋の中をそっと覗いた。すると、黒い喪服に身を包んだ人たちが、背中を丸めて座っていて、僕の心臓は小さく、ドキンと鳴った。これはエキストラか何か?君ってそんなにお金持ちだったっけ。はは。悪い冗談だなーって、僕は笑う準備をしていた。でも、飾られている、というよりはそっと置かれている一つの写真を見た時、これは嘘じゃないんだなって信じるしかなかった。今まで一度も見たことのなかった君の顔。いつか会おうねと約束していたのに。こんな形で会うなんてありなのかい?額の中に飾られて、黒いリボンがつけられているその顔は、葬式には似合わないくらい明るかった。そう、やっぱり君は、太陽みたいだった。
額縁の中で、君の瞳はきらきらと輝いていた。
不思議と、誰も泣いてはいなかった。誰もが実感のない中、ふよふよと生きているんだろう。誰もが彼が死んだことを認めたくないと、心の中でもがいているのだろう。それとも強いのかな。僕とは大違いだ。
「遠いところから、わざわざありがとうございます」
部屋を覗いているだけで、なかなか入らない僕に、後ろから少し痩せた女性が声をかけてきた。
きっと母親か親族なんだろう、と分かった。だって、君の太陽が、この人にも見えたんだ。
「空いているところにどうぞ」
無理に笑顔を作ったその女性は、細い腕を伸ばし、手で丁寧に案内してくれた。この人の目には僕はどんな風に映っているのだろう。君が太陽なら、僕は月だ。この場にはふさわしくない人間だ。

君との思い出を語ろうと思っても、とても他人には語りづらかった。理解をしめしてくれる人はいないだろうし、僕たちが感じていた絆を伝えるには、言葉はちっぽけだった。僕たちの関係は友達という言葉じゃ足りないくらいだったのに、それ以外の言葉がひとつも見つからなかった。でも確かに君と過ごした時間があって、それが現実じゃないと言われようと、僕の中には存在した。その一つ一つの温もりを辿っているうちに、葬儀は着々と進んでいた。僕はただひたすら、君ともっと早く会いたかった、と嘆いているだけだった。
人々が立ち上がり、一人ずつに白い花が渡される。みんなが、涙を堪えて、棺の中に添えていく。一声ずつかけて。
「よくがんばったね」
「寂しくなるねぇ・・・」
誰もが、君のことを想っていたよ。君は本当に慕われていたんだろうね。僕の居場所になってくれた君。優しくて、でもすぐ泣いて、意地っぱりで、それでもやっぱり大好きだった。僕の番が来て、棺に近づく。初めて見る君の顔。白く化粧されていて、きれいだった。君には白が似合うね。なんでだろう。
君の頬に触れたかったけれど、冷たさを知るのが怖くて手をひっこめた。もっと君の近くに居たかったけど、見慣れないその顔に、僕の知っている君を重ねると、何か不思議な気持ちに覆われて、一歩下がるしかなかった。
文章でしか交わしたことのない会話。それでも、君と僕は、確かに繋がっていたよね。
君の顔は、想像していた以上に美しかったよ。ねぇ、僕の顔も見てほしかったな。そんでもって、いつもやっていたみたいに、ばかなこと話して笑いたかったな。君の笑い顔はきっと眩しすぎるんだろうな。一度でいいから、見てみたかった。
棺が車に運ばれ、さきほどの少し痩せた女性もタクシーに乗って行ってしまった。僕は誰にも挨拶せずに、つい数時間前に通ってきたばかりの道を、何も考えずに歩いて駅へと向かった。
電車に乗っても、相変わらず見慣れぬ景色が広がっていた。でも、これが君が今まで見てきた世界なんだと思うと、僕が見るにはもったいないように思えた。この景色、空気、全てを拾い集めて、そのまま閉じ込めておきたい感情に覆われた。太陽は傾いて、空は菫色に染まりかけていた。君には負けるけど、それでも美しい景色だった。

さあ、帰ろう。
夜は僕の時間だ。
君が太陽なら、僕は月さ。
君が頑張った分、僕もこれから頑張るから。

電車が僕の町に入ったころ、
涙が、
一粒、
零れた。

帰ってパソコンをつけても君がいない。ただそれだけなのに。

骨だけにされた君の肉体は、今頃灰となって空気に染み込んでいるだろう。
明日になればそれを吸い込んだ太陽が、いつも以上に僕を照らすだろう。
僕は君を感じながら、君の光を受けて、輝いていくよ。

画面の中の君へ。
僕たちを言葉で表すなら
友達でも親友でも、ましてや恋人でもなかったけど。

君がいなきゃ生きていけなかったよ。
だから言わせて。

ありがとう。



菫色に染められた電車は、沈みかけている太陽を追うように、ただひたすら走っていた。



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あとがき

ふと頭の中を過ぎった話。
夜中に思い立って、朝方までには書き上げました。
今回は「頑張ってる表現(何それ)」を気にせずに、書きたいように書きました。
ひさしぶりだなーこうやって思ってることすらすら書いた小説って。
最近の小説は一行ずつで止まって、読み返して、表現を変えていたけど
今回はそのままで。ありのままで。書いていきました。

遺書を書こうとおもったのが、この小説のきっかけかな(笑)
やっぱり遺言には、今の携帯メモリーに残っている人全員に
私の死を教えてほしい、ってことが書きたい。
できるならメッセに登録している全員にも(笑)
でも親は、機械系にうといから、よぉわからんだろーな。
だから、遺書には、連絡してほしい人の連絡先を全部書くべきか?
なんて真剣に考える。

私の日記や、詩や、小説は、私の死んだ後も残していてほしい。
私が生きた証を、残していてほしい。
でもそれが誰かの足枷になるのなら、構わず消してほしい。


いなくなっても分からないネットの世界で、私の前から消えた人もいた。
多分あの人はもうこの世にはいないんだろうな。って分かる人もいるけど
ただネット離れしただけかな、って思う人もいるからなんか微妙で。

今は私も、あの頃のようにネットにさほど依存はしていないけど、でも現実の世界でよりも
ネットの世界でのほうが、いい人間関係を築けたと思う。
最近はネットにはあまりいないけど、でも、もうリアルに繋がった人は何人かいるわけで。
私は結局、ネットという環境で出会った大切な人たちに縋っているから。
やっぱりネットってすごいなーって単純に思う。

葬式にはリアル友達は一人も来なくていいから
みんなには、来てほしいよ。いや、来てほしいってだけで遠いから勧めやしないけど。
ほら、私、会う直前になって怖気づいちゃうから、来てほしい、って言っても
きっと本当に来るってなったら、どきどきすると思うんだ。
棺の中で、だけど(笑)
だから来てほしいけど、来てほしくない。
ただ私が死んだことを知っていてほしい。なー。って思っただけ。
でも思えば自己満足だよね。死んだっていわれてもネットの友達はどうすることも出来ない。
ただ受け止めるしかない現実を突きつけて、どうしろっていうね。
私が受け止める側だったら絶対いやだ(笑)
みんなが死んでも線香はあげにいかせてね(縁起悪い)
もし私が死んだら、強い、でも弱い母親と、れいんのことは頼んだ(頼まれても・・・)


あれ・・・これあとがきじゃなかったっけ・・・。


2007.3.17
2012年11月10日(土)

どうでもよくなった日。
過去に作ったHPを整理してたらいろいろ出てきました。
もうどこにも置く場所がないから
ここに記して、さよならします。
2012年11月1日からしばらくの日記は過去の私の言葉で埋めます。
自己満足。
これで最後。かな?

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どうでもよくなった日。

楽しい日っていうのは人生の中でそれなりに配置されている。
でも、そういう日っていうのはあっという間で夢みたいに終わる。
そういうことが何回も何回も繰り返されてきてどうしたらいいのか分からなくなる。
何を信じたらいいのか、この楽しさを素直に喜んでもいいのか・・・。

思いつく限りに綴って行きたいと思う。

幼稚園や小学校はもう覚えていないから除外。
大雑把にいっていくなら、幼稚園ではイジメられてた。きっと誰もが経験あることだろう。
それに幼稚園児ってこともあって、次の日には仲直り。
でも毎日お父さんに言いつけては「あの子と関わるな」って言われてたっけ。
そうやって言ってくれるお父さんが嬉しかったっていうのもあるけど
ほしかったのは、そういう言葉じゃなかった。
本当にほしかったのは「よく頑張ったね、えらいね」って言って欲しかった。
小学校は、私がいじめる側(というつもりはなくても中学校になってから仕返ししてやると言われたことがある)
になったことがあった。でも、あれはあれで楽しかったなぁ。
本人はなんせいたってじゃれているだけのつもりで
なんていうの。ちょっとずつ男の子と女の子の違いも分かりかけてきてて
それでも男の子と遊べるっていうのがすごく嬉しかったんだろうなぁ。
天上時代に、「男好き」やなって言われたことがあったけど
今思えばあれがそうだったのかな。それからはリアルで男の人とはあまり関わらないようになって
ネットではまた関われて、男好きが再発したっていうカンジなのかな?笑
まぁ、男好きって言われた時はすごくショックだったけど、今はどうでもいい。

中学校になっても、いじめる側になってた気がするなぁ。
というよりは、両方兼用?笑
目立たないマジメタイプで陰口を叩かれても黙ってシカトするタイプ。
平々凡々に過ごして、誰かに何かを言われても何も言えないタイプ。
それでも、部活だけは素を出せて、出しすぎて抑え切れなくて暴れてて
本人はいたって遊んでじゃれているだけのつもりなのに(またかよ)
なんだか先生に呼び出しくらって怒られて、本人としては不本意で。
なんていうの。別にその一緒にじゃれてた(いじめてた?)相手が「いじめられました」って
言ったわけでもなかったけど、周りからみたらいじめてたように見えたみたいで
うーん・・・私としては、そうやってじゃれるのが楽しかったのに、それを潰した先生が憎い。
でも、相手の気持ちは分からない。本当は嫌だったのかも。
それでも、その後も仲良く話していたつもりだけど、近寄りたくはなかった。
センパイからも注意されるし(全体的の事情を知っていながら、大事になったからということで
先生に「私たちは止めたのに・・・」と言ったらしい)←止められてないのに
なんかそういう人間関係もうざいなぁと思った。点数稼ぎかよ。
そんなわけで平々凡々に暮らしていたけど、きっと一般的に言う「普通の子」が
人を殺すような子になっていた典型的なパターンが私みたいなのかもしれない。
好き勝手している、いわゆる「不良」は好きじゃなかった。もう少し、落ち着いて、周りを見て考えろって思ってた。
「誰にも迷惑かけてないじゃん」って言って平気で迷惑かけてるやつらが嫌いだった。
それでもきっと、どこかで憧れてたんだろうな。

部活は楽しかったよ。あの事件があるまでは。
中1の時も友達が出来て嬉しかった。あの事件があるまでは。
中2の時も何気に毎日充実していると思っていた。でもあの事件があった。
中3の時もいろんなことを学ぶことが出来たよ。今思えば、本当にバカだったと思うけど。

たとえ、その時その時が良かったとしても後から後悔することのほうが多い。
何かしら私のガキすぎた行動で事件が起こったり、人を傷つけたりして。
今でも、いろんなことを思い出すけど、思い出すたびにう〜〜って唸ることばっかりで。

高校は、まだ最近のことすぎて、あんまり書きたくない。

それこそ、う〜〜じゃ足りないことだらけ。

楽しかったことはいっぱいあったはずなのに、全部つぶれていって、続けれない。

友達といっつも放課後残って、楽しく話して、お互い特別になれそうだったのに
何かをきっかけに崩れて、もう二人の距離は遠い。
修学旅行で、ずっといけなかった学校が、少し大丈夫になったのに
学校に行ったとしても、そこには新たな問題があって挫折した。
やっと心を支えてくれる人を見つけたと思って、その人と毎日を過ごしていたのに
その人の友達と、その彼女には、縁を切るとかっていう話を持ち出された。
楽しい時間は、何かしら潰される。
仕方がない。そう諦めていくしかなくて。
そう諦めていたのに、縁を切ってきたその相手も同じようなことをしていて
最近、諦めよりも、呆れが増してきた。

卒業してからしばらくあっていなかった友達たちにあるきっかけでよく遊ぶようになったのに
またあるきっかけで遠ざかっていった。
あんなに必死に謝って、私を遠ざけまいとしていたのに私が何も責めずに「大丈夫」と言うと
何も言ってこなくなった。前のようには戻れなかった。
そこにまた、ある情報を本人の口以外から聞いて、ああ、所詮そうなんだと思うしかなかった。
あんなに相談乗ってあんなに遊んであんなに話したのに
ひょっとしたことがあったら、もう、そこで終わってしまうんだ。

人間って脆い。
人間関係ってもっと脆い。

だから、楽しい時間がずっと続くことなんてないんだろう。
楽しい時間を作り出すのは、きっといい人間関係だから。

部活のみんなが居てくれたから楽しかった。
彼氏が居てくれたから楽しかった。
高校の友達が居てくれたから楽しかった。
天上の仲間が居てくれたから楽しかった。

なのに、全部なくなる。

もう、どんな人間関係を築いたって、どうせ崩れるしかないんだろう。
誰も頼れない。誰も助けてくれない。
誰も頼ってくれない。誰も助けてあげれない。
みんなはみんなそれぞれの時間を持っていて
私は、私だけの時間を持っている。
誰もわかってくれない時間の中でただ過去を悔いながら進むしかない。
どうなるのかも分からないこの先を見据えることで何が変わるのか。

「なにもかも消える。私さえも。」
今の私のメルアド。
誰にも教えていないメルアド。

変わってない電話番号。
気まぐれに届く元カレのメール。
「返事はいいから」

私が辛い時に電話したって助けてくれなかったくせに。
いつでも辛い時は助けてくれるって言ったくせに。
死にたい時には、死にたいと思わないようにしてくれるって言ったくせに。

自分を助けるのは、自分でしかなかった。

ずっと思い続けてるって言った。
ずっと忘れないって言った。
悲しませないって言った。

みんなうそつき。
ミンナウソツキ。

誰の姿も見えない。みんな透明。
もう誰も信じない。何回言ってきただろう。

なにもかも、消える。私、さえも。
ナニモカモ、キエル。ワタシ、サエモ。




2006/4/14    16:10
2012年11月07日(水)

時間を戻せたら。
過去に作ったHPを整理してたらいろいろ出てきました。
もうどこにも置く場所がないから
ここに記して、さよならします。
2012年11月1日からしばらくの日記は過去の私の言葉で埋めます。
自己満足。

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時間を戻せたら。

たまぁに考えることがある。やり直すとしたら、どこからやり直そうか。
恋愛関係をやり直したいなら、中学校からやり直すべきだと思う。
いろんな恥ずかしいこともしたし、変にアピールもしてしまったし
すきでもない人と付き合ってしまったし、とにかく元凶だから。
誰か一人と、じっくり付き合えばよかったかもしれない。
あーでもそれもどうだろう、って思う。だって、はじめの二人は除外としても
最新の3人は、会ってよかった、って思えるから。
高2の時の付き合ったお相手は、たぶん、付き合うことがなかったら
今ほど私のことを信用してくれてはいないだろうし好きでいてくれなかっただろう。
親友とも言ってくれなければ、辛い時を教えてくれはしなかっただろう。
だけど、傷つけたのは間違いなくて。だったら出会わなければいいんじゃないかとも考えるけど
私の人生には、なくちゃならないから出会うべきだと思う。
かなり一方的で悪いけど。
別にそのまま付き合い続けてもよかったかもしれないけど、それもどうだろう。
お互い、その後に好きな相手が出来ているわけだから付き合い続けなくて
正解だったのかもしれないけど。とりあえず今のお互いのパートナーが一番だと思うから。
だとしたら、どうやり直したらいいのだろう。
付き合わずにお互いのこと、そんなに大切になれただろうか。
私はよく試すし、我侭言うし、きっと付き合い続けてたら冷められていただろう。
だとしたら、やっぱり、付き合って別れることが一番だったの?
もし、その彼と初めからうまく行くようにしたいのなら、天上が始まったころから
近くにいればよかった、と思う。そうすれば結婚することもなかったかもしれない。
だけど、障害がなかったとしても、別にうまくいくわけじゃないんだろうね。
なんか、よく分からなくなってくる。
その次に付き合った彼氏とは、なんかもう、考えるだけで頭がぐちゃぐちゃして。
これはもう、出会わなかったほうがいいんだな、という考えになる。
出会って、いろいろ経験して、いろいろ共感しあって、違う考えも見つめることが出来て
だけど、それで何?お互い、マイナスしか残ってないのかもしれない。
まだそんなに時間が経っていないから、まだ痛い。
だから主観的に考えてしまうけど、でも相手からしても、出会わなければ
よかったかもしれないね。今ならきっと、出会ったほうがよかったっていう、でも。
もし出会わなかったとしても、彼なら、他の所でもっと大切な人と出会えてた気がする。
私が居なくても、代わりなんていくらでもいたと思う。
どうせ初めは私は他の人の代わりとして必要とされたんだし。
だったら、前の彼も、私と出会わなくても他にもっといい人が居たかもしれない。
でも、それは否定する。
自意識過剰で悪いけど、多分、多少の望みも入っているんだろうけど
前の彼にとっては、私の代わりなんてどこにもいないと思う。
そう言えるくらい私は、彼に全てを注ぎ込んだし、これ以上いい女はいないよ?笑
まぁ、今は居るんだけど、代わりにはなれないよね。

高校を卒業してから付き合った彼は、私の最後の人になるだろう。
いい意味でも、悪い意味でも、お互い影響しすぎた。
多分、この彼にとっては、私じゃなくても、よかったんだと思う。
むしろ私じゃないほうがよかったんだと思う。
だけど、私にとってはもうなくてはならない存在で。でも、もし時間を戻せるなら
きっと、付き合うことは選ばなかっただろう。
お互い、一緒に居て、多分、ダメな人間になっていってるよ。
どっちかというと、それは私のほうがひどいと思う。だらけ人間になってる。
自分のことが可愛いなら、それでもいいけど、そんなんじゃきっと生きていけないと
思うから、選ばないと思う。捨てられた時、きっと一人で歩けない体になってる。
だから、結局どこまで戻ればいいんだって言われてもよく分からない。
出会うべきだった人もいるし、出会わなかったほうがいい人も居る。
出会っても、一緒に居ることを選らんじゃいけなかった人も居る。
結局、どうなんだろう。まだこういうこと考えるには早すぎたのかな。

生活面で見てみると、とりあえずパソコンははずせないと思う。
私は今実際、パソコンの道に進んでいるわけだし、なかったら辛い。
パソコンはあったほうがいいんだけど、ネットはどうなんだろう。
ネットで出会った人たちといろんな思い出作ったけど、でもどうなの。
その代わりに私は現実を疎かにしていたよ。もう戻れなくなっていたよ。
中学校のとき、放送部で、あんなにヤケになって部活ばっかりしなくても
よかったんじゃないかって思う。することもなかったんだし。
でも、あの部室は私の安らぎだった。だから毎日行きたかった。
そのための口実がほしかった。子供が考える口実なんて無理があったね。
今ならもっと他の口実があったかな。今ならもっと他のはけ口があったかな。
私が学校を休むのはもう、仕方ないこと。
でも、休みたくないと思えるような友達が出来ただろうか。
作ろうとしただろうか。とりあえず、いやなことは先生を泣き落とししてまでも
逃げ続けて、中学校は、そうやって終わった。
結果的に、私にしては多くの人たちと友達になれた、でも絶好した子も居た。
ひどい言葉を言い合った相手もいた。私があのとき大人なら。今の私なら。
悔やむことはいっぱいある。やり直すなら、やり直したいと思う。
高校は、友達を一人、退学させてしまった。止めれなかった自分が悔しい。
無意識に彼女の変なうわさを広めてしまった私が居た。
そんなつもりじゃなかったの、って言っても言い訳。
この前、誕生日おめでとう、ってメールしたらメルアド変更してたの。
ついに、捨てられちゃった。先に捨てたのは私のほうだったのか。
彼女がリスカをしているのを見た。だから私もしてもいいと思うようになったかな。
彼女ともっと仲良くなれていたら、何か変われたかな。
彼女が学校を辞めた後、私も追うようにして相談室へ通った。
学校を辞めるところまで話も運んだ。親とケンカして殴られた。
さらに人間不信にもなった。でも、それは私が悪かったこと。
どこからやり直せばいい?
2年のときは、ネットばかりしていた。ネットのほうが楽しかった。
それは仕方ない。でも、もっと現実を見るべきだった。
親友が出来ていたかもしれない。私は否定していたけど、出来ていたかもしれない。
もっと楽しかったかもしれない。最悪な高校生活なんかじゃなかったかもしれない。

考えるほど、嫌になってくる。

専門学校は、今は別にここでいいと思ってる。
もともと、コース変更なんてしなくていいようにしてればよかったと思う。
技能五輪は、出てよかったと思う。来年は出たくないけど。
お金に困るなら、特待生を狙えばよかったと思う。でも、私にはきっと無理ね。
それは何回人生やり直しても、直せない。
私のエネルギーは一週間も持たないよ。

あーそういえば、小学校の時、男の子をいじめた記憶があるなぁ。
先生にしかられた記憶もある。先生に無視された記憶もある。
卒業式にわざわざクッキー作って持って行ったっけな。
遡るなら幼稚園とか。友達と一人の子を取り合ってたな。
夜遅くまで出かけてて、友達の親にも怒られたな。
友達のものもよく盗んだ。万引きもした。ああ、やり直せたら、なんて
思わないけど、馬鹿だったな。

親がケンカしてるのも気づかなかったな。
お母さんが家出するのも気づかなかったな。
お父さんが死ぬのも阻止できなかったな。

ああもう、何からやり直せばいいの。

結局、分からずじまい。

こうやって生きてきてしまったんだから、もうしょうがないんだって
あきらめるしかないのかね。


2006/1/18  10:38
2012年11月06日(火)

天上碑について。
過去に作ったHPを整理してたらいろいろ出てきました。
もうどこにも置く場所がないから
ここに記して、さよならします。
2012年11月1日からしばらくの日記は過去の私の言葉で埋めます。
自己満足。

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天上碑について。


久しぶりの更新でドッキドキですが(笑)
今日も意味不明な語りでいってみよー!!

天上碑を始めたのは、2003年?6月?(曖昧)
とりあえず・・・高2の6月でしたっ♪多分w
今思い出してもいっぱいの思い出があって書ききれなさそうだけど
一応今学校で書いているということもあって
さわりだけでも書いて更新しておこう!と思っております次第です?
高2の6月…まぁ何かあったかなぁって考えると
学校のほうは、ちょっと友達関係であんまりいい気分を
私はしていなかったなぁっていう感じで。
だから天上碑を始めたっていうのも違うんだけど
まあそういうのも併せて天上にはまったのだと思う。
天上はどこで見つけたか。多分ハンゲーム。
ハンゲームから公式に飛んで、公式から登録。だからハンゲの会員じゃない。
多分そのころはSO-NETの会員で月額300円?か500円払っていた。
でも天上碑をやりたいがためにそれをやめて親にそのお金+私のお小遣い(当時2000円)
を引き換えに天上碑をやらせてもらった☆★
ま、はじめは無料体験だったんだけど、そうやって遊んでいるうちに
たくさんの派閥から勧誘がくるわけで。
後に聞くに、「考えてから返事します」と言った人には
なんの断りもなくほかの派閥に入ったらしい私。
常識がなってないなぁ・・・とそれ聞いてからオモタ。
まあ忘れてたんだからしゃーないわな!(笑)
で、まぁ、そのころ一番初めに入ったCH(チャット)で仲良くなって
勧誘されたのが始まり・・・だったと思う(いまいち覚えてない)
まだ派閥作ってないけど、作ったら入ってね、みたいな。
私は無料体験からもう課金するところまで結構な確立で決定していたので
派閥はいるのもいいなぁっていうのと、みんないい人だったから承諾。
それが私が初めて入った派閥だった。
武器や防具はくれるし、ほんとにいい人で。
ま、のちに自分がそういうあげる立場になったときに思ったのが
喜んでくれるのも確かにうれしいが私の場合
倉庫の中身がありえんほど多かったので助かった(5減のやつとか)のが大きい。

なんかすごい丁寧に書いてるな。。。(これで!?)

まぁ、派閥に入って、ある人と出会う。名前出していいのか知らんから出さないけど。
あー・・・でもなんかあんまり書きたくないのでやめるけど。(ぇ)
天上では二回ほど恋をしました。ええ。
まあ、その話はある程度おいておきますが・・・
そうだなぁ、、、あのころは楽しかった、なんていいすぎたから
なんか本当に楽しかったのか分からなくなってきたけど。
いろんなすれ違いもあったなぁ。

でも、現実の高校生活よりも、ぜんぜん楽しかった。
ネットっていう中で、中途半端に繋がっているように見えて
結構みんなの絆は厚いよね。
そうだなぁ、一番後悔していることといえば・・・うーん一番だけじゃ収まらないかw
初めて入った派閥を抜けるときに、あまりにも子供じみたこと。
(でも結構こっちだって言い分があるんだい!と言うw)
だけど、自分で派閥を立ち上げたかったし、なんか独占されてる気がして嫌だった。
私が誰かに必要とされることなんてめったになかったから
どれだけ必要としてくれているかなんて考えなかったし。
でも、一番痛かったのは、派閥みんなで写真撮影した時に重くて落ちてしまって
帰るのを待ってくれていると思って必死で帰ったら
誰も、その場にはいなくて写真撮影は終わっていたということ。
いや、一人だけ待っててくれたのかな。ま、その人が恋した相手ですが。
それだけは本当に嬉しかったよ。
だから逆に、辛かったのかもしれない。
結構その日と近かったかもしれない。私が派閥を出たのは。
派閥にいるうちは名声あがると喜んでくれた。強くなると喜んでくれた。
でも、派閥を出てから外で会った時、(まあ攻城戦)こっちは攻撃をしかけないのに
殺されたのは、今でも本当に腹が立つ。(味方だったのに!!って)
死んでも(文字通りw)私は相手に攻撃をするな、と自分の派閥員にいい続けたのに。
何回殺されたんだろうね。
あれは、本当にありえなく怖くて辛かったよ。
リアルで泣いたよ。その時にいてくれた人に、今も感謝してる。覚えてるかなぁ?
ん・・・なんか自分の派閥の話が飛んでるけど。
初めての派閥を出た後、いくつかの派閥にお世話になって
自分の派閥を立ち上げた。お祝い布告のときも結構失敗したなぁ。
七色の雫は、七人で立ち上げる予定だった。
まぁ、半分強制的だったけど、集まればいいな、っていうメンバーで。
でも結局一番初めは揃わなかった気がするな。
途中で、初期メンバー全員揃ったときは本当に嬉しかったな。
自由な派閥にした。もう二度と私と同じ思いはしてほしくなくて。
でもやっぱり私が子供なのもあって、いろいろあったね。
うまく築き上げてきたことも、すべて投げたくなった。
やり方は強引だったけど、私の変わりにそれをしてくれた人もいた。
でもね、それはきっとしてはダメだったんだよ。
それからみんなは離れていってしまった。
私に、本当についてきてくれる人たち以外は。
この自由な派閥の自由で楽しい雰囲気を好きでいてくれた人たちを
たくさん、なくしてしまったね。
私が天上をやめた理由にも、含まれているかもしれない。
でも、帰ってきてくれた人たちには、感謝してる。
本当に、ありがとう。うわべだけの派閥を見ていたわけじゃなくて
ちゃんと見てくれていてありがとう。
特に、いくつかひどいこともして、派閥にいることも苦痛に感じた時も
あっただろうに、帰ってきてくれてありがとう、双タン。
多分、いてくれなきゃ、ダメだった。
でも、そのころはすでに、私の心はボロボロだったのかな。
広い心なんて持てていなかった気がする。
いつも、何かにイライラしてたかもしれない。
こういう人間関係にも、限界を感じていたのかもしれない。
そういう中、以前の派閥の人のマクロを知った。
それを庇う、人たちを見た。
バカみたいに、結果は分かっているのに、味方するその人たちを見て
よく知っている、その人たちを見て悲しくなった。
そこまでして、強くなりたいのか。
私は早く食い止めようとして、携帯にメールしたのに。
「どうしてくれるの」なんていわれて、どうしたらいいのか分からなかった。
ずっとずっとメールしてなかったのに
ずっとずっと本当は嫌っていたのに
前は、尊敬していたあの人たちが、すごく悪人に見えた。
そうしている間にも、私の派閥に、マクロが広がった。
といっても、二・三人だけど。
だけど、よく信頼していた人たちだったから。笑ってたけど。
辛かった。もうこれ以上は、やっていけないだろうと思った。
だから、いろいろあって、これを機に私は天上をやめる決意をした。
それが、高3の4月30日。だったかな。
もう、やめてから一年以上も経っているんだね。
懐かしいとは思うけど戻ろうとはあまり思わない。
ほかのネトゲもいくつかしたけれど、もう二度とあんな人間関係を
築けないのだろうと思うとやる気もなくなった。
私にとって天上の人生は、私の高校生活よりも濃くて
たくさんの気持ちを学ばせてくれた。
ほんとーによかったなぁ。
また、そんな日が来たらいいね。
感傷的になってしまったけど、みんなが居てくれてよかったなぁ。
名前を挙げていきたいくらいw

とりあえず、七色に入ってくれた人たちみんなに、ありがとう。
まあ、一応w天上を始めて不安だった私を導いてくれて
初めての派閥のみんなも、ありがとう。
一応、とか言っちゃってるけど、あのころがなかったら
それ以降もきっとなかったんだろうね。
私が幹部や副当主とかに任命するほど信用していた人たちは
きっと私の物語の主な登場人物だw(ナニソレw)
私を支えてくれて、ありがとう。
闘技場(こんな漢字じゃなかったような)で相手してくれた人たちありがとうw
イライラした私を、暴れた私を、おさえてくれた人ありがとう。
あーなんかありがとう言い過ぎるとありがとうの重さがなくなってくる感じ。
もーいわない!w
楽しかったね。辛かったね。
戻りたいね。あのころみたいに笑いたいね。
でも、何故あのころのまま、今がないのか考えれば
これで、よかったんだろうね。
また、集まって笑えたらいいね。
私は意地っ張りだから自分から話しかけもしないけど
辛いときはたまに頼らせてもらってるよ。
だから、私のことも、たまにでいいから頼ってください。

手紙みたいだw


2005.12.9  10:35(表計算の授業中w)
2012年11月05日(月)

パパンについて。

過去に作ったHPを整理してたらいろいろ出てきました。
もうどこにも置く場所がないから
ここに記して、さよならします。
2012年11月1日からしばらくの日記は過去の私の言葉で埋めます。
自己満足。

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パパンについて。


パパン。父のこと。(いや、説明しなくても分かるって!)
まぁ実際なんて呼んでたなんて覚えてないけど、ネットで親の名前を呼ぶ(?)時は
パパンとママンって言うことが多い(笑)
まぁ、パパンは実の親である。うむ。
私の家は3人姉妹なんだけど(私は末っ子)、一番上の姉だけは
どうやら父親が違うらしい。ということで、私の父と姉の父は違うくて。
なんかそのことでよくパパンとママンがもめてたらしい。
パパンが一番上の姉ちゃんにお金渡してほったらかしにしてたこととか
なんか、あまりにも子供を過保護にしすぎていたとか。
つい最近知った話だけど、うちの家から小学校まで、小学1年生の足だと一時間弱かかる。
そのことを知った父が「子供にそんな距離歩かせれるか!」と怒ったらしい。
母は「学校なんやけんしょうがないやん」と言ったらしい。もっとも正論。
北海道とかいろんなところにはもっと時間かけてる人いるってば。まぁそれを聞いた父が
「だったらお前がランドセル背負って歩けや!」って母に言ったらしい。学校行けや!だっけ?
まぁ私は直接聞いたわけじゃないから知らないケド、母が言っていた、と
二番目の姉から情報をいただいた(笑)
いまだに覚えてるんだから、母も結構、印象的な出来事だったんだろうなぁ・・・。
まぁ、「どこまで過保護なん!?」っていうのが正直な感想。

父は、ヤクザ(のはしくれ?もどき?ぶってた?)だった。
背中にはもちろん、刺青が。腕にも。半袖が着れるくらいまで刺青。
多分、背中には、仏さんがいたか、菊が咲いていたかそんなんだったと思う(笑)
一緒に銭湯行ったことが何度かあって(小さいから男湯に一緒に入るんだけど)
周りの目が気になったことがあったなぁ(笑)
まぁ、私がお父さんがヤクザだったなんて知らなかったんだけど死んでから分かった。
ってか物心ついてから分かったっていうほうが正しいけども。
家に3ヶ月ほどいないことがあったらしくて、どうやらそれは刑務所にお世話になってたらしい。
あとは警察に取り囲まれて暴力ふるったとか、取調べで手荒にされてキレたとかイロイロ聞いたけど
別に聞いたからコワイって思うわけじゃなくて、私には優しかったなぁ。
ビール飲ませてくれたし。うんうん。

まぁ、ヤクザちゃんのパパンは多分自己中だったんだろう。
ある日、母が、私と二番目の姉を置いて家出をした。
パパンと二番目の姉と私は、3人でしばらく暮らしていて。
パパンはヤクザだから当然、働いてなくて(働いてたのかもしれないw)お金がなくて
いっつも私たちにご飯を食べさせてくれてたけどパパンは食べてなかった。
夜中にお茶漬けを食べてた。一人で。
それか、私たちが残したご飯を食べてた。
でもさ、私そんなん知らないものだからお肉が出たら全部食べちゃうし、ほしいだけ食べちゃうし。
だってまだ小学校にもあがってなかったんだもん。
姉が「残しといてあげな」って言ってた意味があとからやっと分かって。すごい後悔して。
後からお父さんの日記を発見して読んでみたところによると
お父さんはなんかの病気だったんかな?辛いとかそんなことばっかり書いててさ。
多分栄養もとらなきゃいけなかったし、お金も必要だったし、で
うちらを育ててる余裕なんてなかったと思う。
せめて私がもうちょっと大きくて物心がついていたら、もっと、何かしてあげれたのに。
これほしい、あれほしい、って我侭を言うんじゃなくて
出来ることをしてあげれたのに。いまさら悔やんでもしょうがないし父が死んだのは私が6歳の時だから
しょうがない、って言ってしまえばそれでおしまいなんだけど。でも悔しい。本当に。
だけど実際、お父さんが生きていたら嫌だなぁと思うこともある。
みんなの話聞いてたら嫌だなぁって思うし、あのままお母さんが帰ってこなくて
お父さんとおねえちゃんと三人で暮らしていたらどうなっていたかって考えたら本当。
今以外の暮らしは考えれなくて。
死んでよかったなぁっていうのは、すごい、悲しいけど、でも今があってよかったって思える。
ってか、あんまり思い出すと悲しくなるからあんまり思い出せないけど。

お父さんに対しては私は悔いがいっぱい残ってる、って改めて思った。

お父さんもきっと、一人にはなりたくなかったんだろうな。
って思うんだ。
私の色白はお父さんから来てる。鼻が低いところも。
家族の中で一番、私が父の血を受け継いでるんだと思う。

私の入学式に紫のスーツで来るような親だけど
無断で学校休ませるような親だけど

なんていうかなぁ。
もっと一緒に生きていたかったなぁって。ちょっと思った。

お父さんが死んで、お母さんが帰ってきて。
私、お父さんと約束したのになぁ。お父さんが死んだら、施設に入るって。
下見までしに行ったのになぁ。やっぱ、お母さんが帰ってきてくれてうれしかった。
同時に二人なくさなくてよかった。
あーなんか感情に走って書きたいこと書けなかった。
多分私以外の人が見たら意味分からないんだろうな(笑)

でも、こうやって
お父さんをたまにでも思い出せたらいいな。



2005.8.5  6:35記述
2012年11月04日(日)

好きになるコト。
過去に作ったHPを整理してたらいろいろ出てきました。
もうどこにも置く場所がないから
ここに記して、さよならします。
2012年11月1日からしばらくの日記は過去の私の言葉で埋めます。
自己満足。
読み返してたら気持ち悪くなってきた。おえ。

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好きになるコト。

好きになることも、好きになってもらうことも、難しい。
みたいなことを言ってもしょうがないけど、誰が私を好きでいてくれるだろう。
なんとなく、そんなことを考えた。

私の初恋はどれだっただろうか。
恋なんて知らずに、ただ「好き」という気持ちだけを素直に信じてたなぁ。
結構ほれやすかった気がする。
幼稚園のときは、3人好きだった。
小学校のときは、モテている人を好きになった(周りが好きだから、という理由で)。
中学校のときは、毎日、好きな人が違った。
高校はもう、男なんて興味なかった。

私の恋愛は、どこにも成立しなかった。

初めての彼氏は、14歳の時に出来た。相手は、14歳年上の28歳だった。
どういう出会いだった?と聞かれれば、とりあえずは「友達の紹介」だろう。
友達の紹介で、メールではなく、メッセを始めた。
そして、会った。

そして・・・どうなったんだったっけ?
告られて、オヤジ(笑)は嫌だったけど、そのとき男の免疫がなかった私としては
多分、相当にうれしいことで(初めて告られたし)断る勇気もなく
別に悪い人でもなく、いっか♪と付き合った、のだと思う。
(これでも返事は待たせて結構考えた)

でも、実は、この人を紹介してくれた友達が、この人のことを好きで
この人のために、遠距離中の彼氏と別れていて
あぁ〜なんとなく罪悪感を背負っていた。
初彼に会ったのは、サークル(と言えば聞こえがいいけど)だった。
友達が、そこに行くっていうので、連れて行って!と言って連れて行ってもらって。
それで会ったんだったかな。
まぁ、そのサークルって言うのも、私からしたら別世界で、怪しかった。
楽しくないわけでもないけど、私だけ浮いていた。
言ってしまえば、私だけ正常で、ほかのみんなは狂ってたんじゃないかと言うほど。
まぁ、これは言いすぎだけど。とりあえず別世界(笑)。
そりゃそうだろうなぁ・・・なんせ28歳が14歳に告るなんて
普通に考えればロリコンだから。そういう人の集まり(じゃないけど)は違和感があった。
まぁ、それでも彼氏に会いに行くために健気にそこに行くわけですよ。
かわいいです。(自分で言うな)
香川の真ん中から端まで、一人では乗ったことのない電車に乗って。(そんなすごくない)
まぁ、仕切ってくれたのは、一緒に行った子だったけど。
それでも、片道1260円くらい(微妙)で、その頃、中3の私にはすごい出費。
帰りは車で送ってもらうのを期待してたけど♪(いやぁ、車持ちっていいよね)
で、だ。
そのサークルっぽい(微妙になってきた)のに、何回か行っているうちに
彼氏の知り合い(21)と仲良く(?)なってメッセするようになった。
まぁ、この人がいい人なんだわ(笑)優しくて、V系好きで(仲間)、悩み聞いてくれて。
うん、そうね。
乗り換えました。見事に。初彼には告られて、私が振ったわけです。
でも、何日付き合ったかなんて覚えてない(汗)ほど、存在薄い。
んで、ちゃんと別れた後に、21歳クンは、告ってくれました。
そして、その日にちは12月25日。初彼は諦めがついていない様子(そりゃそうだ)。
次彼(言い方悪)は、「サンタの贈り物(私)だ」と喜ぶ。
あぁ、私は悪女だわ、と酔う(マテ)
まぁ、今考えればおもしろかっt・・・じゃなくて・・・
ガキだったなぁ私、傷つけるのうまいなぁ私、と思った。
まぁでも、もともと男にはあまり興味がなく(ひど)
なんか、彼氏ほしかっただけだすぃ〜と、頭がおかしい子になってみたり
3日で別れました。はい。私から振りました。はい。
ごめんなさい、こんな女で。っていうか ガ キ で す か ら!
という言い訳を並べて終わりました。後悔がないわけでもないけど。
なんだろう、本当今こうやって書いてるとバカらしくなって笑えるから。
私ってなんで、こんなやつなんだろうなぁって。開き直るけどさ。


で、だ。
次彼とは3日で別れたけど、その後もとりあえず連絡とってたのかな。
「別れても連絡はとってもいい?」って言われて、嫌とは言えなかった。
っていうか、別によかったし(笑)
メッセとかしてたんだけど、なんか、いつのまにかいなくなったな。
多分私の性格のせいなんだろうけどな。(めんどくさがりや)

んで、まぁ私は受験生だから(いまさらかよ)勉強するわけですよ(嘘です)
実際はFF�召箸�やってた気がするけど。
まぁ、別れたのが12月28日くらいで、受験日が3月12日くらい。
その間の暇つぶしはいっぱいあったわけで、元彼(二人)のことを考えることなく
いや、考えたのかもしれないけど悩んだ記憶はないので
そんなこともなく、受験。
そういうわけで、見事、高校に入学ということになった。
第一希望受かりました、が、別に行きたいわけでもない。
なんせ、中学のときに、大喧嘩して、絶交(?)した子も入ってたからテンション↓
入学式の日に、その子に「仲良くしようね」って言われて「ふっ」と笑った私。
ワイルド。
今ではその子が一番信用できる友達だけど。

って、話がずれた。

で、だ。高校に入って、メル友ブーム?があった。
メル友で彼氏を作るっていうの。メルさえすれば誰もが告ってくる。
高校入って、みんなが「彼氏ほしいー」と叫んでいるので私もその気になって
結構な人とメル友して、結構な人から告られたけど。
あれだよね、メル友からの遊びの告白なんて、告白の数に入らないよね。
なんでこんなに簡単に、人に好きだとか、言えるんだろう。
そんなになってまで、彼氏彼女がほしいの?って。
結構、世の中に幻滅してた。どうしてだろう。
メル友の中の一人と、付き合う手前?まで行ったことがある。
どうしても付き合いたいって言うから、じゃあ、お試し一ヶ月、ってことになって。
でもすぐに連絡とれなくなった。やっぱすぐヤレる人がよかったんだろうなぁ。
今になっては、名前さえも覚えてないわ。
高2になって、世の中に幻滅したのと、友達に幻滅したのと重なって
まぁ、理由はいろいろあっただろうけど、あんまり学校行かなくなったかな。
その間に私がやってたのはネトゲで、多分6月くらい。
そこで、なんか本気で好きになった人が出来た。現実じゃないのに。
その人はゲームの中でだけど、結婚してて、かなりがんばったな。
その人と、付き合えるようになったときは、嬉しかったな。
私の我侭につき合わせちゃって、私の気まぐれで別れてしまったけど。
現実から逃げてた私に、光をくれたな。
でも逃げてたけど(笑)
その後は、もう自分で自分がわからなくて、情緒不安定が続いて
それを救ってくれた人が居て。いつも私は笑ってるつもりだったけど
多分、その人の前ではずっと泣いてた。
いい意味で、泣けたかな。
その人が私を好きと言ってくれて、私も心が弱くて支えがほしくて、
そのときの私の気持ちなんてわからないけど、散々考えて
付き合うことになった。でもなんとなくわかってたんだなぁ。
いままで付き合ってきた3人の彼氏。
全部、私が一方的に傷つけて終わったから。
この人もそうしてしまうんだろうなぁって。
ネットの人だったけど、現実で会って、お互い、現実の人になった。
大阪と香川で、距離はあったけど、でもそれなりに近かった。
だけどやっぱり、私が裏切る結果になるんだ。


裏切った。別れた日にちなんて覚えてないけど。
私の心が、弱かった。

それから、数ヵ月後に、私は新しい彼氏が出来た。
今の彼氏。
この人だけは、裏切らないでおこう。と誓った。


私が今まで好きになったと言い切れる人は、何人居るだろう。


少なくとも、今は言える。


好きになるのってどうしたらいいんだろう。
どうやったら好きになれるんだろう。どうやったら好きになってもらえる?
私はまだ、恋愛で、大きなつまずきにあってない。
片思いが失敗したこともなければ(片思い自体をしないから)
相手から振られたこともない。
でも、それは。

私が怖くていつも、逃げてるから。
いつか、この幸せが壊れてしまうのが怖くて、自分から終わらしてしまう。
臆病で、我侭。

もし誰かが好きになってくれるなら
いつかは、そういう人のために私自身を捧げてあげれるようになりたい。


2005/6/15
2012年11月03日(土)

蛍桜について。
過去に作ったHPを整理してたらいろいろ出てきました。
もうどこにも置く場所がないから
ここに記して、さよならします。
2012年11月1日からしばらくの日記は過去の私の言葉で埋めます。
自己満足。

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蛍桜について。

蛍桜と言う名前は、so-netの会員の時に、PPP(ポストペットパーク)で
使っていたHNである。(正式⇒蛍桜@彩)
PPPがHN制(?)になる前は、いろんなHNで掲示板に書き込んだり
Murmurって言う普通のチャットとは違うチャットで遊んだりしていた。
その頃の名前はあげればきりがないケド、一番に思い出せるのは「めそ」。
いつも違う名前でMurmurに現れる私を、「わかりにくい!」と言った人が(名前覚えてねぇや)
何個か候補をあげてくれて、その中で私が選んだ名前。(一番マシやった)
ところが、その名前でMurmurしてると、「マサルさん?」と聞かれることが多かった。
私は知らないし、名前つけてくれた人にはあんまり会わないしで、シラネェYO!状態。
しょうがなく、『すごいよ!マサルさん』(だっけ?)を買うことにした。
みんなの情報上、「めそ」というのは可愛いらしい。



・・・かわいいのか、これ?

可愛いと言えば可愛いけれども!なにかが違う。背中にチャックがあるじゃん(笑)
でも、結構気に入ったので(ぇ)しばらく、めそで活動。
PPPがHN制(HNが固定される)になると、「めそ」と言う名前で登録し、活動。
そのうち、組とかまで決めなきゃいけなくなって「めそ@星」みたいな名前にした気がする(?)。
んで、ある時、「ちゃんと、自分で名前決めたいなぁ・・・」と自我を発揮(へぇ)。
その頃、確か、夏だったし、北の国からが三夜連続とかでテレビでかかってて
「ほたるぅ〜」に決定(安直)。
以後、「蛍@星」で活動。
PPPやってた頃は、確かパソコンはじめたばっかりだったし
年齢も12歳とか13歳とかそこらだったから、すごい迷惑かけてた。
PPPの中にある掲示板「プチジャガール」(シャガールだっけ?)によく出没した。
プチジャガール(略してプチ)は、10代(気持ちが)の溜まり場だった。
気持ちが10代の人も立ち入り可能だったけど、さすがにあんまりいなかった(笑)
そこで、私はよく出没して、結構な有名人になった、と自分で思う。
Murmurにいるときも、知らない人から話しかけられて「プチの蛍さんですよね♪」とよく言われた。
なんか、そういうのがうれしくって、もっと人気者になろうってがんばってた。

そのうち、蛍って名前の人がほかにも現れて(組が違うかったけど)
ほかの人と一緒なのが嫌いな私はHNを改正した。
候補は「蛍桜」と、「蛍夢」だった。
投票したら、蛍桜が多くて、こっちになった。
それからは、蛍桜@星で活動。途中で確か、蛍桜@彩になったと思う。

そんな時に、私が一生の中で(って言っても18年しか生きてないけど)きっと、一番、尊敬できる人と出会った。
年齢とか、顔とか(そりゃネットだし)、全然知らなかった。
年齢は知ってたけど、なんかもう忘れちゃった。
年齢よりもなによりも、私はその人がすごい大人だなって思った。
憧れてた。そして、この人と親しくなりたかった。
その人がプチで毎日立てるスレ。「詩の小箱」。
その日立てられたお題にそって、詩を書いていくっていうもの。
なんだか、それに参加するのが毎日楽しくって。毎日参加しているうちに、一回もかかしたくなくて。
修学旅行とか、なんだかで、留守にするときは、その詩の小箱の主催者に
変わりになって投稿してもらってた。
すごい、大変だったと思う。私のわがままにつき合わせちゃって悪かったと思う。
私が人気者になりたかっただけで。彼女に近づきたかっただけで。
彼女の中の、特別になりたかっただけで。
ごめんなさい、って本当は言わなきゃいけないのかもしれない。
でも、最後は何も言えなかったなぁ。
大好きだった。あの雰囲気も、あのやさしさも。
たとえあれが、どんなにうわべだったとしても、本当の彼女じゃなかったとしても、
私のことバカにしてたとしても(そんな人じゃないってわかってるけど)
一番、尊敬出来る。きっと、彼女に言ったら「そんな大した人間じゃない」とか言いそう(笑)
いつも言葉が整ってた。彼女が書く詩は、ほかの人とは違った。
なんていうのか忘れたけど。昔の言葉?だった。(「う」=「ふ」、とか、「しょう」=「せう」)
誰の詩がうまいかなんて、その頃の私には関係なくて
ただ、自分を一番に見てほしかった。私は誰をも一番に見ないけれど。
彼女がいなくなってから気づいたのかなぁ。私はバカだって。
彼女とのやり取りをもう一度見直したくても出来ない。でも分かる。
私は彼女の負担を大きくしてたんだろうなぁ。
彼女が消えてから、私は彼女の代わりになりたかった。
でも、なれなかった。なんでかなんて、分かりきってた。
人気者になりたい人と、人気者は違うくて。
彼女は人気者とかよりも、みんなの大切な人で。
彼女が消えたときに、みんなに文章を残してくれてて。

私へ宛ててくれた文章の中には、「この(文章を残した人の)中で、一番長い付き合い」
ってことを書いてくれててうれしかった。
彼女の、そういう形ではあるけれど、特別になれたのが嬉しかった。
もう、昔のことすぎてほかの内容は覚えてないけど。
もう一回読みたいけれど。読めないなぁ。
彼女を通じて、たくさんの友達が出来た。でも、所詮は彼女を通じてだったのかもしれない。
みんな、私よりも、彼女だった。
なんか、分かりきってた結果だけに、悲しかったなぁ。

彼女が消えてから、初めて彼女が現れたチャット。
彼女が消えてから、初めて教えられた彼女の日記。情報。
私たちの知らない彼女。でも、みんなそんな彼女を受け止めれた。
それは、彼女が彼女だったから。それ以外になくて。


彼女は言ってた。はじめは詩が好きだったけど、今は詩に好かれたい、って。
そんなところでも、彼女をすごいな、と思った。

本当に彼女と連絡がとれなくなった後、「木漏れ日」なるものが出来た。
なんだったかなぁ。彼女のHPの名前が「名もなき森」だとか「名もなき樹海」だとかで
そこから来た、「木漏れ日」だったんだと思う。けれど。
私には合わなかった。彼女を拝んで、過去ばっかりみてる気がして。
それに、彼女が薄れている気がして。
なんか違うんじゃないかなって思った。それは、違うよ。
彼女のふりした、違うものだと言いたかった。でも言えなかった。
なんか、義務的に思えて。なんか、縛られてて。いやだった。
あんまりよく覚えてないけど、私はいつのまにか、木漏れ日から退会していた。
多分、それも私がガキだったからかなぁ。
こういう疑問を抱きながら、誰にも言えなかった。
だって、みんな、彼女が大好きで、集まってて。こんなこと言ったら否定することになるから。
多分、私は自分で退会したわけではなくて、必要ない、とされたのだと思う。
よく覚えてないけど、そんなことを言われた気がする。

私がいなくなった木漏れ日は、私のことをどう言うのだろう。
私のことを覚えてくれている人はいるのだろうか。

どうなの?


私が、「木漏れ日」からいなくなって、ある人がメールをくれた。
彼女も、そんな木漏れ日をやめてもいいと言ってくれた。私のために。
でも、私は約束した。

「私たちが大好きだった彼女の情報を唯一知れるのは、あの木漏れ日だけ。
だから、彼女のことが分かったら、私に教えて。」
その約束を守って、今もきっと木漏れ日に居てくれてるんだろう。
ここで言うのもなんだけど、本当に居たいなら居てくれていいよ。
でも、居るのがいやになったら(私みたいに)、すぐにやめていいから。
今居てくれる人たちが居るなら、それでいいや。
彼女は尊敬している人として、心の中に居る。

蛍桜が出会った中で、一番大切な人。
一番素敵な人。
蛍桜を、救ってくれた人。
蛍桜を、導いてくれた人。

蛍桜を、創ってくれた人。



ふわだけじゃない。にゃんも、ギビも、聖も、未羽も、
プチで出会ったみんなも。私を支えてくれたみんなも。
私の存在を知ってくれた人たちみんなが



蛍桜を創ってくれた。大切な人。


今はもう、お互いを忘れていたとしても
きっとまたいつか出会える。ほら、誰かの口癖だったじゃない。





「いつかまた出会える」






2005/6/10 記述
2012年11月02日(金)

春雪さくらについて。

過去に作ったHPを整理してたらいろいろ出てきました。
もうどこにも置く場所がないから
ここに記して、さよならします。
2012年11月1日からしばらくの日記は過去の私の言葉で埋めます。
今の私の言葉ではないけれど、
厨二病な昔の私の言葉たちだけど、
その時の気持ちは本物だったなーと実感中。
まあ、あれだね、自己満足でのせるだけだ。

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春雪さくらについて。

私が名乗ってきた名前の中で、現在、最も自分の中で重みのある名前がこの「春雪さくら」だと思う。
春雪さくらは、天上碑の中だけの名前。HPとかではずっと違う名前を使っていた。
でも、なんでこの名前が、こんなにも重いのかなぁって考えると、なんとなく納得出来る。
この名前で出会った人たちには、今までの名前で出会ってきた人たちよりも
素を曝け出すことが出来たからだと思う。
ほんとうにそうなのかはいまいち分からないケド
24時間つなぎっぱなしで、いつでもパソコンつけたら会えて
そのキャラになりきることが出来て、新しい自分を見つけることが出来て
何よりも、有意義な時間を過ごせたもう一人の私の名前だから。

学校休みながら、この世界の中の人たちと会話するのが一番楽しかった。
現実の人たちよりも、この人たちと話するのが大好きだった。
現実並みにいっぱい問題もあって、私も、みんなも、傷ついたこともあった。
傷つけたこともあった。本気で笑って、本気で泣いた。
所詮ネット。でも、私にとっては本当に大切な人生だった。
天上碑の終わりはあっけなかった。飽きてやめるならよかった。
でも、裏切られてやめるはめになった。居場所がなくて、やめるはめになった。
それが、すごい、すごい、嫌で、やり直せたらどれだけいいだろうって思った。
でも、人生と一緒なんだよね。戻れない。

春雪さくらは、現実をおろそかにしてたけど、みんなからバカだ、と言われていたけど
それでも、現実と同じくらい、いや、多分、私の性格上、それ以上のことを学んだ。
みんな大好き。
また、一緒に笑いたい。

私の唯一のオアシスだった。
死にたくても死ななかった。
死にたいってあまったれたこと言えた。
大切な人たちに出会えた。大切な気持ちに出会えた。
春雪さくらに戻れるなら戻りたい。でも、戻りたくない。
春雪さくらも、所詮は作った存在だから。

春雪さくらって名前は、天上碑を初めてDLした時、オープニングを見て決めた。
桜の花びらが上から舞い降りてきて、音楽が流れて
それだけで何故か感動して、泣きかけたから

「春雪」

そう書いて、「さくら」と読む。なんとなく、その名前を考え付いた。
春雪になりたい。そう思った。
でも、その名前は使えなかった。しょうがなくつけた「さくら」。

「春雪さくら」

なんかNARUTO?とかよく聞かれた。結構嫌いだった。この名前。
アニメっぽいってよく言われた。なんか嫌だった。
あんまり好きじゃなかった。この名前は。春雪がよかった。
でも、みんながさくらって呼んでくれる。みんなが私の名前を覚えてくれる。
この名前で呼んでくれるなら、この名前で呼んでくれる人がいるなら
私はいつでも、さくらだ。
大好きなさくらだ。


私はきっと、いつでもさくらに戻れるんだろう。
私をさくらだって呼んでくれる人たちがいる限りは。

もう、みんなと離れ離れになってしまったし、私のこんな性格上、
私から連絡とることもなければ、メールをくれても返事をしない。
そんなことをずっとやってるから、みんなが離れていく気がして怖い。
でも、しょうがないって物分りがいい風を装っている。
だけど、みんなはきっと居てくれるんだ。
なんとなくそう思う。
私が顔を出したら、笑顔で迎えてくれる人たちが居る。
それが私を生かしてくれる。
生かしてくれた。

天上碑のみんなのおかげで私は生きれた。
春雪さくらのおかげで私は生きれた。
そのときに出会った人たちのおかげで今がある。
みんなに、いつか恩返ししたいな。
必要としてほしいな。私を認めてほしいな。

またいつか、一緒に笑いたいな。

春雪さくらとして。


そして、私として。





ずっと忘れない。



大切な、大切な時間を。





そして春雪さくらを。


2005.6.6
2012年11月01日(木)

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