休日なのに！？

2006年04月23日(日)

おっ。
休日なのに頭痛がない！
スゲー！！

これは本来うれしいことなんだけど、
頭痛とかって精神的なものでいえば「カタルシス」みたいなもんで、
がまんしていた状態を「解いた」時に出るものだったりする。

無きゃ無いで「あれ、ムリしてないか、私？」って不安がでてくる。
おいおい、結局アンニュイかよ！

犬をいじって過ごす。
新しく飼い始めた子の扱いが慣れていないから、
家族一同「ぎゃー！」「わー！」と言いながらの毎日。
楽じゃないけど、やっぱりそういうもので、
生きているものと付き合うのは覚悟がいるのだな。

そういえば、ここしばらくキャラクターを生み出していない私。
そーゆー「新しい命と付き合う覚悟」ができていないのだろうか。
覚悟の必要性、苦しみを理解したからこそ、
怖くなってしまっているような部分もあるかもしれない。
けどね、やっぱり気になるんだよな。やっぱりね。
三つ子の魂を100まで忘れないようなところが、私にもあるとすれば、
これからもこういう心のなびきは続いていくんだろうなあ。

忘れがたい一日

2006年04月22日(土)

昨日は大興奮！だった。

①かねてから尊敬していた人に会うことができた。
②人前で食べ物を盛大にこぼした。
③無口だと思っていた人が、はずみで勢いよく喋りかけてきた。

うーん、衝撃だ！特に①と③は忘れられない。
自分のかいた恥は、さらに恥ずかしいことで上書きされていくが、
人への尊敬とか、人の意外性とか、そういうのは忘れないと思う。
まあそれでも、②のあとはしばらく食欲なくなったけどもね。
心の中でひたすら「キャー！」と。

人は死ぬまでに打つ脈拍の数は決まっているとか、
もしくは限度があるとか、そんなようなニュアンスのことを
聞いたことがある。
なんだか怖い話だな、じゃあ心穏やかに暮らそう、と思ったが、
昨日みたいな「いい事件」で心拍数があがるなら楽しくていい。

I could find no word to say.

2006年04月21日(金)

日常が退屈になってくる。というのは、ある意味でいいことだ。
やることが決まってきて、景色を見慣れてきて、という程度の、
淡い退屈なら。それは、ある意味で安心という部分でもある。

退屈になると失うのは、客観性。
でも得るのは、そこに何が――どんな可能性や夢、
ひいてはロマンが――潜んでいるのかを注視するだけの余裕。

余裕をうまいこと、使っていかないとね。
余裕なく生きることは疲れるから、
余裕をあえてつくって、運用しないとね。

日常に埋没することだけは避けたいと思うからこそ、
日常の中で、眼光だけは鋭くありたいもんだ。
何気ない生活動作の中から探偵が事件解決の糸口を発見するように、
ありふれた、なにげない平常心の中から、
面白い未来の手がかりを見つけたい。

……そー思いながら沈黙しているんであり、
何も考えていないわけじゃないんだぜ。

というのも最近いろいろな質問を沈黙で返してしまうことがあり、
こちらも精一杯やっているんだが、
相手を納得させられないことから若干の後悔が残ってしまう。
言葉を厳選していたり、言う必要を感じなかったり（高飛車！）、
はたまた口をきく体力がなかったり（これ、わりとよくあるのだ）、
こっちにも色々事情がある。
ノリだけで会話することが下手だから、
いつでも本当のことを、なるべく重要なことを話したいから、
あと小学生の頃「早口だけが能じゃねぇぜ」と同級生に言われたから（？）、
結果としてゆっくり喋ることになってしまっているだけで。
何も考えていないと思われてしまうのはしゃくだが、
かといっていい加減なことは言いたくない。
相手に畏敬の念を覚えていればいるほど、
まあ場合によっては警戒心を持っていればいるほど、
口が重くなるのを感じる。
そして最近、ほんとに喋るのがつらい！
おしゃべりなだけに、言いたいことが山ほどあるだけに、
こわいのだ。一度言い出したら止まらない気がして。
信頼できる相手があまりいないせいもある。
つまり、信頼できるとは限らない相手と喋る機会が増えたせいである。
信頼するという行為を、もともとあまりしないからかもしれない。
自分のことを話せる相手は、少ないに越したことはない。
会員制掲示板のパスワードのようなものだ。

知っている人だけは部屋に入ってきていい、というぐらい、
そういう区別は、私にとっては自然なことなのだが、
私の心に壁があるのを「えー、寂しい！」みたいに真顔で言う人が居ると、
じゃああんたは毎晩野宿なのかと言いたくなったりもする。
好きで野宿している人がいること自体はべつに否定しないが、
部屋を持つ人のことを「おかしい」とまで言うのはやめてほしい。
部屋を持つことのメリットを理解できないんならまだいいが、
「部屋があるなんて、ひどい。私たち野宿で我慢してるんだし。
　なんであんただけ勝手に部屋つくってんのよっ。」と、
半ばひがみ根性で絡んでくるように見える人もいたりする。
じゃああんたも部屋を持てばいいのにと思うんだが、
そのあたりは彼らなりの事情があるんだろう、たぶん。
自分も相手が理解できないわけだし、理解されなくても仕方ない。
ただ、お互い不快にならずに済む方法ぐらいは探したい。

自分の殻に閉じこもることは否定しない。
ただ「閉じこもりっぱなし」はもったいないとは思うが。
色々面倒くさいけど得るものもある。
疲れたら休むのもよい。いやあむしろ、ちゃんと休まないと。
休むことをさぼっちゃだめだ。
まじめな人はそう思わないと、休むことさえできない。

たぶん大事なのは、
「閉じこもる」や「外に出る」に執着しないことだ。
居場所はどこだっていいや、ぐらいに思っていれば、次に進めるのだ。
心の壁のどっちがわに行こうと、
「ところで、夕飯はなんにしよう」ってなぐらいの
レベルのことを考えていればいい。
少しでもおいしい夕飯を食べるために。
どーしてもここにいなきゃいけないとか、思うからいけない。
家で食べようがレストランで食べようが、
自分の栄養になるかどうかを考えていればいいのだ。

夕飯はチーズケーキ。いいのかな。ま、いいか。

2006年04月20日(木)

トップページの画像。
なんか「あれっ、オレこんな絵描いたっけ？」という感じがするなー。
それだけ変わったやり方（一度描いた絵を、文字としてレイアウト）で
作成した画像だったからなのか、それか私の記憶がうすいのか？

あんがい後者優勢なんだよなあー。
最近ちょいとしたことで記憶が飛び、本当に怖いくらいだ。
花粉とびかう春で頭がくらくらするからなのか。
それか私が普通に老化してきているのか。
どちらにしてもえらいことにかわりはない。

電車で小説を読んでいて、あと十ページ！というところで
目的地に着いてしまう。
なーんか、歯がゆい。
ドミノのラスト５個で流れが止まるみたいな。

ああイラストを更新。

2006年04月16日(日)

やっとこさ、今月のイラストを更新。
やっとこさ体調のいいオフがきたからである（苦笑）
体調が悪いとこういう絵もかけなくなるからなぁー。

しかし、一年前の４月の絵と
タッチが似てるんだよな～。
私の中の「桜」ってこういう感じなのかね。
んっ、予告に反してやってないじゃないか、
「佐倉の季節」（※取材が必要そう）。

今回のは手書きを取り込みマウスで着色（のちIllustratorでレイアウト）、
去年のものはタブレットで手書き、といった
手順の違いはかなりあるんだが、結果として似たタッチに見える。

トップページ用に縮めたら、
レイアウトした手書きイラストがやっぱり小さくなってしまった。
本当は女の子が胸に着けている桜のバッジに、
「祝入学」って書いてあるんだがそんなの読めるはずもない。
うーん。計算しないとな。

今年は、気分転換にイラストをもっと描いていこうかなあ。
純粋に、絵がうまくなりたい。

オフはお麩のようにやわやわと過ぎて

2006年04月09日(日)

出かける予定が２つあったのが、２つともつぶれたので、
土日は大半を眠って過ごす。
うーん、こんなに眠ってていいのかいな。
疲れていたんだろうかな。
人から借りたゲームをやったり、人からもらった本を読んだり。
最近そういうふうに、色々借りたりもらったりが多い。
感想を言わないといけない気もするし、
自分もそういうものがわりと好きだからということで、
空いた時間を遊んで過ごす感じになってしまう。
それがいいのか悪いのか。ま、いいのかなー……。

あああ時間がもったいない！とせかされているような気分が、
ここ２年ぐらい途切れないで続いている。
それ自体にも実は危険があるので、たまには今日みたいな日があっても、
人生をトータルで見れば、いいことなのかもしれない。

春は怖い季節だ。神経がゆらぐ。
頭から、意識がさあーっと抜けていくような感覚がある。
目の前の景色がチカチカと焚き火のようにはぜる。
そういう時もどうにか調子を立て直せるようになってきたが、
この先状況が変わってもそうだろうか。
今までと同じ対応でいいのか。
仕事をうまくやるためにというより、とりあえず無事に生活するために、
危機管理能力やコミュニケーション能力を、もっともっと高めたい。

ゆったりな年度にしたいもんだ。

2006年04月02日(日)

ふと気付けば四月！
エイプリルフールは仕事をしていて、
笑える嘘を考える余裕はなかった。
仕事が早く終わり、まだ夕陽のあるうちに帰宅。
桜並木がオレンジ味を帯びた光に染まる様子を初めて見る。
通りに溢れる花見客は、多くがカップル（老若さまざま）や家族連れで、
楽しそうに賑々しくワイワイしていた。
ふだんこの道を通るときはいつも真夜中で、私は急ぎ足で、
出会う人といえば疲れたようなサラリーマンや酔っ払いばかり。
商店もとっくに閉店している時間に前を通るので、
開いているのがうれしく、ケーキ屋に入って家族にお土産を買った。
桜に関するお菓子が並び、ピンク色にかがやいてキレイである。
そこで思った、ああそうだーイラスト描こう！

と言いつつ、仕事疲れで眠ってしまった。
もう日曜日の夜だなー。明日からは、忙しくなりそうな新年度。
しかし、いかに時間や体力がきつくても心には余裕を持ちたいものだね。
最近ほんと、そのことに必要を感じるので。
どんな忙しさの中にあっても、余裕を持てる冷静な頭と心がほしい。
そんなことを今年の目標にしてみる。
くたびれた頭で投げやりになるぐらいなら、いっそ休む！
ささくれた心でギスギスするぐらいなら、思考停止して美味いものを食う！
そういう「必要な休息」の重要性を認識して、
弱くて根性のない自分を自分ひとりぐらいは認めてあげられたら、
結果としてもっと質のいい日常が過ごせるのかな、と思うのだ。
一瞬一瞬を後悔なく過ごし、
その日なりの全力を尽くす毎日を積み重ねれば、
後悔のない一年になるはずだ。という、持論のとおりに。