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カステラ1番 電話は2番 ハァ ドン!ドン!
2005年07月30日(土)

うちの犬のほえる声で目が覚める。
彼の声はすぐにわかる、あまりに頼りないためだ。
「ワンワン」ではなく「ヒィヒィ、ピヨッピヨ、ピイイーぎゃんっ」だ。
獣医さんに「犬じゃないですね」といわれた覚えこそないが、
それと同時に「犬ですね」とハッキリいわれたような覚えもないので、
実はうちの子は鳥なんじゃないかと、私はなんとなく疑っている。
4つ脚なのも、しっぽを振るのも、
すべてカモフラージュかもしれない。
鴨かもしれない(ダジャレ?)。

朝起きると自動的に汗びっしょりになっているので、
起きてすぐすることといえば、枕元に置いた水を飲んで
体内から失われた水分補給をすることである。
血液がドロドロになっているのを薄める意味もある。
そんなふうに血液を気にしながらの目覚め、ああこれこそ夏である。
夏、だなー、夏、だなー、夏、なん、だなー。
と、ハイロウズの歌を口ずさむのだった。

そういえば昨日母が「今日はほんと、夏が来たなぁ」と言っていた。
“それまでも実は夏だと思いながら暮らしていたんじゃないか?”と
即座に思った私だったが、あえてそうは言わなかった。なんとなく。

2週間ぶりに図書館に行く。
3冊返して4冊かりる。
前回よりも1冊増えている。
おそらく読みたい本が増えたのだろう。
この調子で増えていったとすると、
一年後には30冊借りる計算になる。
あー、それじゃあ全部文庫本だとしてもだいぶ重いよな。
腕力つけないとなぁ(※ちなみに図書館では、
1度に借りられる上限は10冊までと決められている)。

サントリーの古いCMソングの音源を借りたので聴いてみた。
ビールのCMで使われたという「すごい男の唄」がみょうに耳に残り、
ビ〜ルをま〜わっせ〜♪と歌いながら家事。
ぶっちゃけ、そんなにビールは好きじゃない。
そんなに「ぶっちゃけ」た話でもない。


まず、自らのバンドを「ジンギスカン」と名づけるセンスがすごい
2005年07月26日(火)

映画が観たい。
とりわけ、逆境ナインとクロマティ高校が観たい。
でも観にいく暇がない。
じゃ、一人でレイトショー観にいくかー。
実現したらかっこいいなぁ。
一人でクロマティ観て一人で大爆笑してやる。
こういう映画は、そういうのが美学だと思う。
でも一人で映画館に行くと、暗闇で殴られそうな恐怖感があったり、
アリバイがないといわれて拘束されたりしないかと心配だったり、
眠ったまま次の上映まで誰も起こしてくれないんじゃないかと危惧したり、
いろいろな不安が付きまとうので、
目撃者でもアリバイ証人でもいいから誰かを伴う方が精神的に楽である。
自分、追われてる身ですから。
スパイっすから。スパイス?
誰かが昔「スパイスは酸っぱいっす」って駄洒落を言っていたけど、
スパイスで酸っぱいやつってあんまりないよね。
にがい!からい!あまい。っていうのは、あるけど。

ジン!ジン!ジーンギスカーン!という曲を聴く。
ドイツのバンドなので原曲はドイツ語で歌われているのだが、
若い世代はその事実をあまり知らない。
なんせサビが人名だからね、そこは言語の壁を感じさせないわけだ。
一度カラオケで歌ってみたいところだ。
「ウォッホッホッホ!」とか「ウワッハッハッハー!」とか
「ウ!ハ!ウ!ハ!」とかも忠実に。
Let's Try and Challenge!うわっはっはっはーっ。


掃除用具入れにみずからを収納するような大人
2005年07月24日(日)

運よく借りられたCDを聴いてみたり、
25時間テレビを観てみたり、
買ってきたゴーヤをケチャップで炒めてみたり、
休日らしい、ほどよい「たいしたことしなさ加減」である。

犬はつねに眠そうで、私も今日はやけに眠い。
いや、眠いわけじゃないのか?ぼやんとしてしまうだけなのか。
いやいや、ぼやん?ってなによ。
…ぼやん。
…んぼやん。
…れんぼやん。
…くれんぼやん。
かくれんぼやん。
あはは、あたかも、かくれんぼやん、自分。
(関西人との会話より一部抜粋?)

……というのは、どういう状況だろ。
ためしに掃除用具入れに無理して入ったりしてたのを
見つかった時に言われる一言だろうか。
入っちゃうのかあ、ためしに。いい大人なのに。
いやはやその気持ちはよくわかる、
私だってたしなむ程度には掃除用具入れに入った経験がある(?)。
掃除用具入れってなんか居心地がいいのだ。
側面にちりとりが差し込んだりしてあるし(居心地いいのか?)。

母としゃべっているとだいたい、
私の生きざまの話とか、最近読んだ面白い漫画の話に
なることが多い(その2つは並列なのか?)。
母が最近好きな漫画家・山川直人氏の漫画が明日発売になるという。
経験した時代でもないのに、懐かしい作風だ。
西岸良平をちょっと思わせるけど、そんなに牧歌的でもなくて、
絵に都会的な風合いがある。
なかなか何かを好きになることがない母だけに、すごくいい傾向だと思う。


すべての道はロマンに通ず
2005年07月23日(土)

夕べは疲れていたのにルパン三世をちょっと観てしまった。
あくまでちょっとだけなので話の全体像がわからない。
ただひとつ言えるのは、最近の五エ衛門はつまらぬものを斬りすぎである。


たとえるなら〜空を駆ける〜ひとすじ〜の流れ星♪
ルパン・ザ・サード!

三塁手だね。(野球のこと?)

今日はほんとに、朝から予定がいっぱい。
歯医者とか化粧品の対面販売とか町内会の用事とか、
めじろおしだったのにも関わらず、
おまけに大きめの地震まで起きてしまう。
まったく、とんだ飛び込みの予定だ。

家族と動物の安否を確認。
犬がおびえてヒィヒィとわめく。
「ヒャンッ、ヒギー」とか泣く。
部屋の棚からものが落ちたが、
私の部屋はもともと片づけをして散らかっていたので
どこまでが地震のせいだったのかよくわからない。悲しい有様。


ロマンは一日にして成らず
2005年07月21日(木)

がっはっはー、暑い!

そして、室内に入ると、

ひゃっひゃー、寒〜い。

そんな温度差の中にいて(なにこのテンション?大丈夫?俺、大丈夫?)、
今日になっていやな咳が出てきたので、
ローズヒップティーを飲んで体を温める。
職場は、お湯は自由に飲めるので、
自前のローズヒップティー粉末で勝手にお湯をティー化している。
ティー化ってなんだ。
サラダ化現象ってなんだ(キューピーのCMはシュール)。

最近通勤電車の中で本を読むのが日課だ。
仕事終わりにセーターを脱いでから帰るのも日課だ(冷房対策)し、
毎回脱ぎ忘れるのは老化だ。老化があぶねぇなあ。

絵をあまり描いていなかったので、
海の日に海の絵(たぶん海だよなー、あれ)を描く。
8月1日になったらこのサイトのトップページになるだろう。
「海」ってやっぱり私の創作のモチーフらしい。
海なんて好きじゃないし、海から遠いところに住んでるし、
泳ぐの苦手だし、臨海学校に行ったことはあっても、
行ったという事実そのものを記憶から抹消したいぐらいだし、
日本人なのに寿司が食べられないしで、
海について好きな要素といえば「シーチキンをよく食べる」ぐらいだ。
でもなぁんか、海って惹かれてるらしい。
絵筆を持つと、いやグラフィックソフトでブラシツールを選択すると、
たいがい海っぽいものを書いちゃうんだな。
ひょっとして、私の前世はあれかなあ。
タニシかな。(海にいないってば)
タニシってさあ、
なんだっけ?
…そういえば私は、川にも縁がないなあ。

ちなみにうちの母親は宇宙が好きである。
いまのところ宇宙に縁の薄そうな人生を送っているが、
UFOを見てみたいんだそうだ。
ロマンスはいらない、ロマンをくれと。(?)


ゆるゆる〜んとゆるんでおります
2005年07月18日(月)

昨日は会社の先輩の結婚式へ。
うちの会社では“最長”ってぐらい前からお世話になった方。
で、なんと今回、前々から「結婚する予定のある人、私を呼んで
なんかやらせてくれぃー」とここでも告知していたが、
その夢がかなってしまった。
余興をやってくれない?ということなのである。
…ただね、うん、まあ先輩だし、同期も一緒に…ってことだったんで、
「はやさんオンステージ」って感じではなかった。
その人の普段の姿をプレゼンテーションのような形で発表した。
はぁ〜、緊張した。
私のほうが(年取っているし)プレゼン経験があるってことで、
制作したり原稿書いたり、わりと主導権をとっていたんだけど、
そうして主導権をとっている自分に、自分で違和感を感じてしまったり。
デザインができる人!だと思われているからなぁ、今の職場では…。

でもさすが、今までたくさんのパーティーに出席してきたり、
おいしいお店を知っていたりする30代のオトナなカップル。
おもてなしの気遣いに溢れたこだわりの演出が暖かくてカッコよく、
いつになく、あったかい気持ちで帰宅。

今日はなんだか掃除がしたい。
眠い。動いてないのに筋肉痛がする。
無事に終わってほっと一息である。


ReaderとLeaderの発音の違い
2005年07月14日(木)

さっき、洗面器買おうかなぁ、と急に思った。
なぜなら、洗面器で洗面するのもいいかなと思ったから。
意外と洗面器って、洗面に使ってない。
オペラグラスでオペラも見てない。

ある好きな漫画家さんいわく、
漫画家は「漫画を描くよりほかしょうがない人がなるもの」
だとのこと。その言葉が妙にずしいーっと、
小さいんだけどやけに重たくて見た目のかわいい文鎮のように、
心の深いところに窪みを作っている。
その言葉が意外だったからじゃなくて、
ああそういえばそのとおりだ、と思ったから。

「それをするしかない!」というぐらいのものが
あったりするものなのかなあ。
自分は器用にはなれないタイプだと思っていたけど、
もしかしたらわりと器用貧乏なのかなあ。
なんてことを、
クリエイティブの世界から離れた直後だからだろうけど、
急に思ったりしている。
何年間も「専門職向け」の教育を受けていた人間が
最近いきなり「総合職」になっちゃったんだから、
こういう違和感は当然なのかもしれない。
適応能力が低い私のことだ、
いらいらいせずにじわじわ生きていくしかないだろう。

具体的な職業への憧れというのは実はそんなになくて、
なんとなーく、ほわーんとした理念が頭上にある。
人物像はあるんだけど、職業がコレでなくちゃいけない、っていう
具体的な部分がツメられていない。よくも、悪くも。

いつか何かにそういう思慕を抱いたら、
一直線にそっちを目指せるぞという、
臨機応変さだけは残しておきたいものだ。
ほしいのは行動力と体力だなぁ。やっぱり体力か。

こないだ帰り道に電車を乗り越して、
そのせいであやうく終電を逃すところだった。
まいったなぁー。ということで、眠くても本ばっかり読んでいる。
この二ヶ月ぐらいで8冊ぐらい本を読んでいる。
それまでは5年に1冊のペースだった。猛スピード!


こつこつと働く日曜日
2005年07月10日(日)

一日、いろいろ作業。
その合間、虎ノ門って面白いなあーとか言いながらご飯を食べたり、
意外と痛まない歯に不気味な感じがしたり、
新しいパソコンにやっとプリンターをつないだり、
といったようなゆるーい一日。
うちの犬の耳元のウエーブもゆるーい。

とはいいながら、なんか変な感じで指は荒れている。
皮膚弱ってるなあ、としみじみしながら哀しげな気分になる。
いくら薬を塗れども わが荒れ完治せず。じつと手を見る。
なんともはや、ものがなしい。

明日はまた、文庫本とか読みながら会社に向かうが、
とりあえず体調が心配である。
それ以外のことは別に心配ではない、というのが、
とりあえず今の私にとって幸せだ。


プリンとか、プリンじゃないものとかを食べる
2005年07月09日(土)

歯医者に行ったあと、やたら眠ってしまった。
麻酔のせいかもしれない(危険?)。
でもほんと、眠かったんだな最近。と、あらためて感じる。
平均十二時間労働なんて普通だと思っていたが、
それに往復の時間とか気を使うエネルギーとか、
なんやかんやが加わっているのかもしれない。

こんな日は、プリンがやけに美味だ。
いや、こんな日じゃなくてもプリンは美味だ。
こんな日ってどんな日だ。
どういうことだ。

とまあ、全体的に支離滅裂になってきている。
ネタ探しに余念のない自分でい続けるため、
数年前に友人に借りたおもしろエッセイを買おう。
あの土屋賢二氏の、笑えるエッセイを。
とはいいながら、職場の先輩から文庫本を借りたんだった。
そっちも面白いらしい。ふっふっふ。

犬は今日も大根ばっかり好んで食べる。
そんな感じが野菜生活。


ドイツ語が織り成す、ひたすら賑やかな人物伝ソング
2005年07月08日(金)

仕事中にたまたま知ったのだが、
「DSCHINGHIS KHAN」(♪ジン・ジン・ジンギスカ〜ンって曲)は
原曲はドイツ語だが、実は日本語版が3パターンぐらいあるらしい。
歌の内容は「チンギスハーン豪快伝説」みたいな感じらしい。

…「なんでそんなにヒットしてんだろう、そういえば」という思いと、
この情報を仕事中にたまたま得てしまうって、
「私はどんな業務に従事しとんねん」という疑問とが、
わっははーっといっしょくたになる。

最近、家に帰ってもPCを開く気力がなく眠ってしまうことが多かった。
朝でがけにあわただしくメールだけチェックするという日々。
心と体が密接につながっている病気をした人間だから、
「ああ今、無理してるな、私」とは思いたくない。
さいわい今の職場で一緒に働いている人がいい人で大人なので、
仕事はハードではあるが、心はある部分ですごく軽い。
ここで年下だったりすると「いい人だけど、ちょっとやりづらい」
なんてこともままあるのだ。それも悪くないけど、結構難しい。

うちの会社は若者が多く、
私は大学でちょっと長く学んだくちなので、
新入社員だが自分よりも若い人が社内にたくさんいる。
若さと元気でいろんな状況を乗り越えてきた若い人に、
私のしみじみとお茶を飲むようなノリを理解してもらうのは難しい。

相手は「話せばわかる」と思っていたりするんだけど、
私はそうは思わない。
話しても話してもわかりあえないケースはいくらでもあるし、
言葉っていう手段は、実は数ある表現手段の一つでしかないから。
何かを伝えたくてたまらない、そういう気持ちに突き動かされて
人は絵を描いたりピアノを弾いたり歌ったり踊ったり、
芸術は「伝えたい、でも言葉にできない」から生まれるとも思う。

私は、相手を「わかる」なんて簡単に言い切れない。
十五年以上付き合いのある友達のことでさえ、
「あなたのことを理解してる」なんて私は言い切れない。
「あなたのいろいろな一面や癖を知っている」っていうぐらいだ。
人間は自分自身のことも全部は理解できないから、
他人を理解できなくても仕方ない、それが私が考える前提である。
だけど「えー、理解できないなんて寂しい」っていう考え方の人もいて、
「あなたのこと理解してるよ」なんて言ったりする。
この程度の付き合いでもう「わかったつもり」になるとは
なんて危険なことだろう、と私は思ってしまう。

「理解」っていう言葉の定義が、
私とだいぶズレている人が結構多い。
わからないなりに、距離があるなりに、
相手を思いやったり敬ったりすればそれは暖かい関係だと私は思うが、
そんな距離なんておかずに奇妙な「連帯感」をほしがる人たちもいる。
「友達100人」作りたがるタイプだ。
私は、「ホントの友達」になれる相手なんて
生涯を通じて数人っていうレベルだと思う。
実際のところ、1人も出会えずに終わる人だって多いはずだ。

年齢は若いけどキャリアのある人、
逆に年上だけど最近中途採用された人、
雇用形態の違う人、…いろんな人がいて、
あるときは、お互いのしょっている肩書きを見つめあい、
あるときは、一個人として見つめあい、
その中で、立場という大きな筋を通しながら仕事をして
人としてもあったかいコミュニケーションをとるという関係性が、
うまくいく時はまったく問題なく構築できていくんだけど、
場合によっては、必ずうまくいくとは限らない。

そういう部分、今までの数年間は
あまりにも、なにもかもうまくいっていたのかもしれない。
…って過ぎてみたから思うのか。
まあ実際、(社会の中で見れば)似た者だらけの大学時代だったり、
病気療養中の高校時代だったりして、特殊な環境だったことは確かだ。

うん、やっと社会復帰しつつありますな。


江戸前ってそもそも寿司の話だったっけか
2005年07月03日(日)

久しぶりに頭痛が来た。
ずがーんとした例のやつだ。
7月になって「夏!」という感じがし始めた頃に、
「夏」「頭痛」というキーワードがそろい、
昔の体調不良期を思い出して、思わず身震いした。
いつからか、体調を崩したくないものだと思える程度には、
体調がよくなっていたのだなあ。

それで豆乳と牛乳を多めに飲んでじーっとしていた。
ミルクっぽいものは、私にとって癒しアイテムだ。
そしてじーっとしていることも。
何にもしない一日というのはそういえば結構久しぶりで、
くだらない空想をすることもしなかった。
肩とか首とか脳みそだけが疲れているから、
頭が痛くなるのだ、きっと。

へんな時間に眠り、いまもまた早い時間なのに眠くなっている。
休みの日に文字通り休む、そういうこともやっぱり必要だ。

…で、思い出した。
『イラスト更新してねぇ!』
「からっきし」という言葉の意味は詳しくわからないけど、
まさしくからっきし忘れていた。
からっきしという言葉には、からっかぜ、みたいなサッパリ感がある。
じゃあ「サッパリ忘れていました」でもいいんだけど、
なんか「からっきし」のほうが江戸前!っていう感じがあるので。
『景気はどうだい?』
『からっきしだよ』
…ほら、江戸前っぽい!(そうか?得意げになるほど、か?)
去年は大根とか描いてたなあー、
今年はなんにしやしょう。
ええと、じゃあネギはおいくら!
からっきしだよ。(???)
八百屋じゃないよ、行商人だよ。(これも江戸前?)