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夕べはカレー、今朝はカレー、夜もカレー。
2004年07月31日(土)

ここ二週間ばかり喉が不調で寝付きが悪かったこともあり、
睡眠不足がたまっていた。
今日は久々に「早起きしなくても大丈夫」な日だったので、
相当寝坊した。
近所の工事の音ではっと目が覚める。
できれば小鳥の声で目を覚ましたかったが仕方ない。

今日は、犬がやけに食欲旺盛だった。
ピヨピヨ鳴いて(注:でも小鳥ではない)食料を欲しがる。
残り物のシイタケとかサラダの残りのキュウリとか、
ぬか漬けなんかもよく食べる。
与えていいの?という問題はともあれ。
で、ドッグフードを与えると「えー……」っていう顔をする。
あいつ本当は、人間のオッサンなんじゃないだろうか。
たぶん日本人のフツーのオッサンが森の魔女を怒らせたかなんかして、
魔法で姿を犬に変えられているんだ。
よかったね、可愛くなれて。ちがうか。

そんな「人間疑惑」も浮上している犬だが、ビールは嫌いだ。
「フルーツブルワリー」というビールテイストだがフルーティーなお酒の
空き缶を近づけてみたが、やっぱりこれもダメだという。
とことん禁酒主義なんだろうな。


学校抜けだして病院に行ってた15の昼
2004年07月30日(金)

ちょっと早起きをしたので、
午前中は眠すぎてどうしようもないような状況で
どうにか動き回っていた。
しかし、午後になると比較的カラ元気が出始め、
夜にいたっては家族全員分の皿洗いまでしてしまった。
どうしたんだろう。夜行性になっている?とはいえこれはなにか怖い。

右腕に変なアザのようなものができていてものすごく怖い。
これ、なんなんだ?
私の症状はだいたい謎が多いのだ。
急に胸が痛んだりとかするけど、心電図に異常がなかったりね。
中学の時は、心電図を取りにいくことを口実に
遠足をサボったりしたっけ。
遠足よりは、心電図検査のほうが好きなタイプかもしれない。
だって行き先が某遊園地だぜ。
しかも、わけのわからないメンバーの班で(ここ重要)。
けっ、行ってられっかよ。
学校サボって心電図取りに行こうぜ(不良っぽいけど病弱な人)。

しかし、中学の頃の遠足や旅行って、たいがい楽しくなかったなあ。
「班」っていう縛りが、あの頃はなんだか息苦しかった。
だいたい班ってなによ。
王リ王って(?)。
そういや、「斑」と似てるね。「藩」とは似ても似つかない。

「京阪のる人おけいはん」
あー、大阪行きたいなー。
で、本場のたこ焼きを食べて、本場の漫才を見るのだ。
でも、漫才の本場って本当に「大阪」だけなんだろうか?
関東の漫才だって古くから行われてきたし、
東京の浅草付近の演芸場は歴史も古い。
関東と関西、漫才のルーツは違うのだろうか?
そんなテーマで、社会学のレポートをかけって言われたら
いっぺん書いてみてもいいよ。
……いや、実際そんなヒマはないけども。
こーゆーどうでもいいことを論じたくなる年頃なのよ。
「ファイナルファンタジーとドラゴンクエストに見られる女性観」
について比較検証しろと言われたら、できるしさ。一応。


ザビエルの従者はフェルナンデス
2004年07月29日(木)

今日は高校生には会わなかったが、大雨に降られた。
「降られて元気!」っていう感じのTOKIOの歌があったけど、
その歌をTOKIOがどしゃぶりのセットのなかで歌ってたのを思い出すなあ。
あれ、ぬれても平気な楽器だったんでしょうか。

台風が来るとか来ないとかを気にしつつの外出。
久々に、私服(スーツ以外)でスカートをはいた。
今日出掛けてきたような場所では、
周りにいる女性はみんなスカートをはいており、
一人だけGパンじゃ浮くかもなあという私なりの配慮からだ。

そんなふうに、たまにスカートをはいてきたにもかかわらず
同級生の某Mくんは、間違って
はやさんに向かって「Sさん(男性)」と呼びかけてしまった。
間違われた方もショックだし間違った方もきっとショックである。
先生に向かって「お母さん」って言っちゃう小学生はよくいるけど、
はやさんに向かってSさん(男性)っていうのは、間違い方として新しい。
「さん」しか合ってないよ。

荷物が重い。
疲れて泥のように眠ってしまった、電車のなかで。
一時間以上同じ電車に乗っていると、
くつろがなきゃやってられないのさ。


ヤイコのCMによゐこが出ていた
2004年07月28日(水)

アホみたいに空が青いぜ。いやっほう!
こんな日は、こんな日は、
海の見える観光地で、
勉強!(体言止め)

今日は勉強しに出掛けた。
海が青いねー。それ以上に、風強いねー。
でも、勉強んなります!
研究進めなくっちゃね。ちょっちゅね(?)。

そういえば、沖縄行きが普通に中止になったらしい。
そうだよ俺達、合宿は県内って決めてたじゃないか(?)。
これでヘビに遭遇する可能性はだいぶ減った。
でも油断はできないぞ、虫は!
俺の(いやな意味での)夏はまだ始まったばかりだ……。

それはともかく、今日はなぜか高校生の大群と遭遇。
ちょいとした修学旅行かと思うくらいの大群。
コンビニなのに満員電車みたいにごった返していた。
商品が陳列されているにもかかわらず満員電車の如き混雑っていうのは、
ただの満員電車以上に怖いものがある。
あんな必死な思いでおにぎりを買ったのも久しぶりだった。

タイトル、あんまり今日の出来事と関係ないんだけど、
しかし「ことえり」と聞いて「佐藤江梨子」を思い出すような
ダジャレイズムの持ち主としては「あー……」と若干共感しつつも、
自分自身の日頃のバカバカしさ加減を
いきなり突きつけられているようで、そこは複雑な心境だよね。


純喫茶『社会部』
2004年07月27日(火)

また、部屋の(大規模な)掃除をしそびれた。
捨てたいものとか棄てたいものとかがたくさんある(読みは同じで
見かけ上の行動も同じなんだが、ニュアンスがほのかに違う二種類の動詞)。
早いところ、まとまった時間で一気に片付けてしまいたい。
ええそうよ、私は過去の嫌なことを全部海に棄てるの、
この空よりも深いコバルトブルーの海にね……(SE:ザッパーン)
ちょっと待った!
それって、不法投棄じゃないのか?
どうなんだね!
近隣の住民への影響を、考えたのかね?
いや、これは県の管轄でしょう。市役所に言われてもね。
でも、県は市との共同管理だったとの見方を示していますが。
さあー、それは誤解なんじゃないですかね?

……役所にありがちな言い逃れだよね。まったくもう(『噂の現場』より)。

えーっと、掃除の話からどうして社会的な話に……?
これだからまいったね。
高すぎる問題意識は、人を楽しませるうえで障害なんだろうか。
あの喫茶店、コーヒーは美味いんだけど
話好きのマスターの問題意識が高すぎるんだよなあ。
こっち的には、コーヒー飲んでほっとしたいのに、
話題が常に社会問題だもんなあ。
でもいい人だな、マスター。


ビタミンピクミンビクミンピタミン
2004年07月26日(月)

朝ご飯もそこそこに学校に行く。
とりあえず、学生なのに学問をサボってきたことをひとしきり後悔。
私の恐ろしいところは、
「サボっちゃえ」と思ってサボっているんじゃなく、
別にサボったつもりがなくても、
気付くと結果的にサボったのと同じ状態になっていることだ。
無意識サボリ。というか、単にトロいのか。

体調がいまいちとかいいながら、
昼ご飯は適当に済ませた。
コッペパンにあんことバターをはさんだみたいなのとか。
しかも、昼ご飯って言ってるわりに三時過ぎに食べていた。
それは本来おやつの時間だ。
いやいや、こんなことじゃいけない。
ここいらで一回引き締めなくては。
どんな時も栄養と食生活にだけは気を遣うっていうのが、
俺っちの取り柄だったじゃないか(“俺っち”!?)。

一人称がおかしくなってきた。
これで少し体調が上向いてくれるといいんだが……。

夕飯は家で。
途中で何度も空腹を感じたが(※なんせ片道二時間である)、
寄り道をせずに家までがまんする。
こういう小さい努力によって、経費削減につとめているのだ。
そう、ここで外食するお金があるんだったら
昼ご飯をコッペパン(あんバタの)で済ませずに
もっと豪華なものを食べなさいよという自らへの戒めだ(?)。

そんなシケた話はともあれ、
夏を乗り切るにはピクミンだよね。いやいや、ビタミンだよね。


ムーブロトレ・チプ
2004年07月25日(日)

体調がいくらか上向く。
やっぱり、〆切が近付くとそこそこ頑張れるんだなあ、
課題をこなせる最低限度なぐらいの体力だけは維持できるんだなあ。

その、生命維持できる最低限度の力で作ったモノは……
……うーん、どうなんだろ。

思えば、こうして人前で考えを喋ったりする機会が
ここ数年多かったんだなあ。
そのたびに、緊張してきた。
今でも(前ほどじゃないが)けっこう緊張する。
でもこういうのがあると、強くなれる感じもある。
まさしく、修行だ……。
「メリハリ」の「ハリ」の部分だね(?)。
そもそもメリハリってなんだろう?
メリー&ハリー(ジュディマリ、みたいな感じか)?
メリケン針(舶来品)?

メリケン粉って、なんか『粉ンケリメ』って表記してほしい。
横濱海軍カリーも、『ーリカ軍海濱横』でお願いします。
レトロだね!『ンサヤハ』。

ジュディアンドマリーをジュディマリって言うことは別にいいけど、
テツandトモをテツトモって言うことにはなんか違和感を感じる。
略すと、なんか「流行ってる」みたいな感じになるからだろうか。
私が思うに、テツandトモは流行になっちゃいけないのだ。
堺すすむ師匠とか、東京ホットブラザーズ師匠みたいな流れで、
流行と無関係な固有の芸風で頑張ってほしいものだ。
正月に、コタツで家族親戚とみんなで見たい感じのね。

そんなテツandトモの今後について語ってみたが、
それとは関係なく、喉が痛い。
……まずいなあ、本当に体が弱っているなあ。
体がこういう風に弱っているということは、
それまでの不安が吹っ切れたという証拠である。
そんな皮肉な形ではあるが、ちょっと幸せだ。
大丈夫、どうせまた不安になれるから(えーーー)。


オイッ!
2004年07月24日(土)

そういうわけで、暑いね。
いや、わけもなく暑いね。
夏が暑いことにはどんな訳もなく。

訳と書いて「やく」って読むよね。
日本語訳英語訳中国語訳、訳もなく。

「訳」と「駅」は、形が似てるよね。似てないか。

今日も、朝目が覚めると喉が痛かった。
頭痛がしたのは二日酔いじゃなくてただの寝不足だ。
シンプルな体調不良に、訳もない暑さが加わって、
なんだか、なまぬるい具合になってしまった。
ゆだったばかりのうどんのように、
ソバージュのようなラーメンのように、
なんだか暑さゆえにゆだった感じだった。
脳味噌もちょっとだらだらと。

寝不足なのは、喉が悪かったせいさ。
自律神経は喉のあたりにあるから、
ここが悪いのは心理的な理由である。
安心したせいなんだ。
「今日は出掛ける予定がないぞ、しめしめ」的に。
でもなー、やることいっぱいあるんだよ。
オイッ!と、
みずからの神経を叱りつけていく。

内定祝いに親戚がパソコンを買ってあげるよと言ってきた。
新しく動きのいいパソコンで、ネットゲームをしよう、と。
オイッ!


「運命を感じる」というよりは、宿命をよく感じる
2004年07月23日(金)

合宿を沖縄でやるかもしれないって!?

……これまでずっと『県内』だったのに、いきなり飛行機かー。
こりゃまた、奮発したねえ。
飛行機、10年ぶりだ。

沖縄ってたくさん虫がいるよね?と聞いたら
ヘビがいるよと言われてしまった。
やばい、これは次元が違うぞ。
周囲のみんなは沖縄と聞いて素直に喜んでいるし、
まあ確かに、沖縄はきれいな場所だと聞いているし
死ぬまでに一度くらいは訪れたいものだなとも思っていたけれど、
虫(ないしヘビ)の存在という意味では、
私には一抹(以上)の不安もある場所だ。
ついでに、台風もよく来るらしい。
まあ、虫(とか、ヘビ)ほどは怖くないが(……そうか?)。

去年や一昨年、そしてその前の年は、
学校からわりと近い場所(C県内)で合宿をしていた。
学校(C県)で集合して合宿先(C県内)に向かったりしたわけだが、
私の自宅(A県)-学校(C県) 間 よりも
学校(C県)-合宿先(C県内) 間 の方がずっと近かった。
その程度の距離なんて、私に言わせれば
合宿先というよりも「通学、そして若干の乗り越し」である。

まあ近い距離なのはまだしも、
宿の食事が微妙なのはまだしも、
虫が多かったのには閉口した。
しかもなぜか、周りの人は私の恐怖をあまり理解してくれない。
なんでみんなカナブンとか飛んでて平気なんだろう!?
だって、緑色のおっきい虫が空飛んでるわけでしょうが。
どう考えてもおかしいでしょうが。
子供がまだ食べてるでしょうが。(※『北の国から』より急に抜粋)
私の家では、「空を飛ぶものといえばUFO」という教えだ(?)。
もしくは鳥か、飛行機か、いやスーパーマンだ。
で、いまだにUFOとかスーパーマンは見たことがないんだけど、
カナブンは何度も見てしまった。

虫が出ても、周りはたいがい(女性も含め)けろっとしているが、
私はもう怖くてしょうがないのだ。
(全国的に見れば、比較的)都会育ちなせいだろうか?
いや、でも小学校時代の同級生(正真正銘の都会育ち)たちは当時
ザリガニとか掴むのもたいがい平気だったよなあ。
でも私(セミ都会育ち)だけは全然平気じゃなかったよなあ。
これは、しょうがないのかもしれない。
神に与えられた宿命かもしれない(おおげさ)。
ならば受け止めよう(あきらめ?)。

沖縄は怖いなー、虫とかヘビとか。マングース(←ヘビより強い何か)とか。
虫じゃなくてBEGINに会いたい(じゃあライブ行けばいいんじゃ?)。

そんな思いを胸に、今日はささやかな飲み会へ。
飲み会は飲み会なんだけど、
「どちらかといえばアルコールに弱い人」とかが結構いて、
あんまり飲み会らしくならない。
それがいいところでもある。

私自身も、冷静に考えるとお酒じたいはそんなに好きではない。
シュワッとする炭酸とか、カーッというアルコール特有の感じとか、
あんまり得意ではなかったりする。
でも、その場に漂う非日常な空気が面白ければ飲み会も楽しい。
これからはできればゲームをやってみようとか、
某飲料メーカーの自動販売機ってあんまりないよねとか、
女子校とは思えない珍エピソードとか、
場合によっては「顔がメガネの一部」になっちゃうんだよとか、
まあだいたいそんなような話で夜が更ける。
でも、終電までにきっちり帰る。
それがいいところでもある。

就職先がみんな決まってよかったね、というお祝いのお酒だった。
お酒がおいしかったというより、そのことを祝える状況が嬉しかった。
まぁ、急いでやらなければいけない大事なこともあるが、
でもそれがなかったら私は安心のあまり体調を崩してしまうだろう。

この学校に入って数年間、ずーっと忙しい毎日だった。
物理的に仕事をしていて忙しい時期もあったし、
見かけ上何もしなくても、悩んで精神的に疲れていた時期もあった。
私の場合、高校は療養で、大学はリハビリみたいな感じだった。
来年リハビリを終えて、やっと自分の足で歩けるようになる(らしい)。
“やっとギリギリ歩けるような奴が、仕事なんてできるの?”と、
自分の中で言っている声もする。
でもあの時点の私が大学に入学したことだって、相当な無茶だった。
やめようかどうしようか、また他を受験するか!とか考えながら、
本屋の高校生向け参考書のコーナーをじーっと見ていたこともあった。

ある会社の面接の時、人事の方が私の履歴書を見て、
「あなた優等生ですね」という感じのことをおっしゃった。
いやいや、書類で先入観を持つなかれ。
いつも無茶ばっかりして運良くなんとか暮らしてる奴に向かって
優等生だなんて、若干はやとちりだなあ。と思った。

ちなみに、行くことになった会社の方は書類を見て
「あなた文章書くの好きそうなわりに、字が下手ですね」とおっしゃった。
……そっちが私の本質だと思う。


いないいないネタ
2004年07月22日(木)

いないかな。
就職活動中の大学生なのに、人事部長に間違われちゃった青年。

いないかな。
面接で志望動機を聞かれて、
「姉が勝手に履歴書を書いて送っちゃってて」または
「友達のオーディションに付き添ったらスカウトされて」って答える人。

いないかな。
原宿でスカウトされて急に内定もらう人。

いないかな。
履歴書の「所属していた部活動・クラブ」の欄に
「ダチョウ倶楽部」ないし「有閑倶楽部」
あるいは「ムツゴロウゆかい倶楽部」と書く人。

いないかな。
面接中、すべての質問に「○○ですけど、何か?」って答えてる奴。


以上、就職活動あるあるいないいないネタでした。

ちなみに私は、いろんな地下鉄・私鉄など
普段乗らない電車で普段降りない駅に行くのが非常に楽しく、
自分が路線図フリークであることを実感してしまった。
東京もなかなか楽しい。

卒業旅行なんて行く予定はないが、
月島にもんじゃを食べに行きたいとか、
六本木ヒルズを(そろそろ、ほとぼりが冷めたんでないかい)
ちょいと見物しに行きたいとか、
渋谷の東急ハンズに行きたいとか、
都電荒川線を思う存分満喫したいとか、
古い友達とジブリの映画を見に行きたいとか、
そういう思いはある。
都内の卒業遠足だ。

最近、だいぶ東京を好きになりつつある。
結果的に都内をあっちこっちうろつくことになった、
長い就職活動のおかげだと思う。

さすがに10年も経てば知っている場所も変わったし、
私自身も歳を取ったぶん、視点もだいぶ変わった。
苦い想い出も、それなりに時間が経ったことで
「でも、ゴーヤーチャンプルーの苦瓜ほどは苦くないかも」
とさえ思える程度に、薄まった味になった。

かつて、田舎が好き!と思っていたが、
当時の私が思っていた田舎とは埼玉県とか千葉県のことで、
そんな所は「田舎」としてはまだ序の口だということに後々気付いた。
むしろ、そんな「序の口の田舎」でさえも、
カナブンとか、怖い虫とかがいっぱい出ることに(やっと)気付いた。
こんな調子じゃ、本当の田舎に行ったらさぞかし大変だろう。

というわけで、しばらくの間は、
東京とそのあたりを拠点に暮らすことに決めた。

それにしても、今年の合宿はどこでやるんだろう?
できれば、虫の少ない所でやってほしい。
海沿いがいいなら、そうだなあ、汐留とかお台場でやってよ。無理か。


蹴られだした背中
2004年07月21日(水)

結局観た。
っていうのは、哀川翔の出てるドラマのことだ。
世界観がクレイジーでいいね。難しい単語もいっぱい。
最後の「このドラマはフィクションです」っていう文字に
なんかホッとしたよ(ノンフィクション疑惑?)。
同じ監督さんが昔手がけた「プリズンホテル」を思い出すなあ。
あのドラマ、なんでか毎週観てたなあ。なぜだか。

今日は学校へ。
なんか久しぶりな感じがする。
数ヶ月ぶりに会う人もいたりして、
気分的に「はやさん母校に帰る」って感じ。
いやまだ母校じゃねぇよ、
「卒業見込」だよ。(なぜか大文字。)
はっはっはコノヤロー。これから俺達、卒業するために頑張るのさ。

うちの同級生は秀才が多いので、
私は常に「破天荒かつ落ちこぼれ」のポジションにいる感じなので、
進路が決まるのが周りよりも遅くなるだろうことは
なんとなく予感していた。
だから「友達が先に内定していって、落ちこむんですよ」なんていう
感じは全くなく、いやそもそも私って友達いたっけ(!?)、
なんてこともわからなくなるくらい人に会わない生活だったし、
周りのことはあまり気にしないで就職活動をしてきた。
でも、進路が決まるのが遅いと研究が大変というのは……
……そりゃ、そうだわな(納得)。

というわけで、いい具合にエンジンがかかりつつある。
これも一つのプラス要素になるかもしれない。
油断すると体調が崩れるから、
ここでまた「お前はまだまだへばってられる分際じゃないんだよッ」と
思いっきり背中を蹴っ飛ばして頂きたいところだ。
ええ、むしろ蹴られたい背中でございます。っていうと危険だな。
これでまた、元気になれそうな気がする。

夕べは体調が悪すぎて寝付けなかったし、
今日もずっと食欲が無くて朝からほとんど何も口にしないまま、
もう明日になろうとしている。
でも、研究という新たな目標の存在を実感したことで、
明日からはもう少し、上向いていけるような気がした。

追いつめられないと元気になれない体質っていうのも、
今さらながらどうにかならないのかねえ。
根っからの締め切り体質ということなんだろうか。
幼児の頃から、休みの日になるやいなや体調を崩していた。
普段それだけ、疲れるような暮らしをしてきたんだろうか?
それは謎だが、なにか精神的に消耗しやすいタイプなのだろう。
笑わせてやろうとか、おどかしてやろうとか、
常によからぬことをたくらんでいるような体質だからだろうか。
ゆるやかにたおやかに穏やかに暮らすことなんて、当分できそうにないなあ。


その映画を観たら、思わずハイロウズのモノマネをしてしまった
2004年07月20日(火)

暑いねー。
なんだかんだで犬の散歩に四回も行った。
家の外の温度計は40°……じゃなくて、40℃。別に角度はついてない。
人間だったら高熱。
お風呂だったら人によっては適温。
っていう温度が、気温なんだというこの無茶苦茶さ。
東京で39.5℃まで上がったそうで、その情報を知ってなおさら暑く感じた。
ヒートアイランド現象というやつなんだろうね。

しかし、本当に暑かった夏は実は終わる。
こんな私もどうにか就職活動を終えることができたので、
今年はもう炎天下をスーツを着て出歩く必要がない。
家族や学校関係のみなさん、友人知人はもちろんのこと
関わってくれたすべての方に感謝である。
さーあとは論文だ。
ハッハッハッハ、論文だー(←軽く壊れている)
頑張って書くぞ、このピアノで鍛えた高速タイピングで。

ピアノを14年続けた経験が高速タイピングに活かせたように、
人生はいろいろ寄り道をしておくと、あとで「おっ!」ということがある。
そういう意外なことばかり起こるので、苦しいし楽しいのだろう。

今だってほら、炎天下をスーツで歩くのに慣れているから
半袖で炎天下を歩くと「涼しい」って感じてしまう。
ほらねー、こーゆーいいことがあるでしょう?
と、若干無理があるんじゃねえかってくらいプラス思考になってみる。

とりあえず、梅酒を飲みながら人生を語る。
もちろん、ウイスキーを飲んでいる父親と語る。
BGMはもちろん「小田和正」で(ごく一部にしか伝わらないネタ)。
そんな某メーカーっぽいノリはともかく、しみじみと喜んだのであった。
っていう、ごく一部向けのネタですけどもね。

犬は今日も可愛い顔でニコニコしていた。
なぜって?家族が食べ物を買って帰ってきたことに感づいたからさ。
要するに、食い意地のせいさ。

妹が「猟奇的な彼女」にこんなタイミングでハマりだした。
どうりで最近、ちょっと猟奇的かもしれないぜ(!?)。
「ちなみにあの映画は、あの娘が美人だから猟奇的でも成立するんだよ。
 フツーの子とか、ぶさいくだったら普通の傷害事件だよ」とだけ
忠告しておいた。笑いながら納得していた。

哀川翔がまたドラマに出るのかあ。
と言ってちょっと気にしつつ、私はまた見逃すのかなあ。
私が観た限りで言うと、ゼブラーマンはよかったぞ。
とりあえず、テーマソング良かったよね(本編も褒めろってば)。


『猟奇的』って訳した人のセンスはすごい
2004年07月19日(月)

ここ数日間、ちょっとした体調不良が続いている。
図書館に行ってみたり、勉強になりそうな本を読んでみたり、
犬と散歩してみたりするものの、いまいち回復しない。
なにかの病気というよりも、不思議な疲れ方をしているんだろうか。

こういう日はアクエリアスなど、機能性飲料がやけに美味しく感じる。
いやというほど毎日汗をかいているのだ、水分補給は怠っちゃあいけない。

今日は気分転換にDVDも見てみる。
妹のおすすめ・「猟奇的な彼女」。
『ラブストーリー』っていうジャンル分けだったわりに相当笑った。
確かに恋愛の話だけど、そういう恋もいいね、ははは。という感じ。
この映画を観て「泣けた」とおっしゃっていた方がいたけど、
まあ確かにほろっとする感じのシーンもあったけど、
私はどっちかというと「あー!」という感じだった。
ラストシーンでは、“モノマネ王座決定戦の時、審査員席で
「あー!(似てるー)」と感心してうなずいている榊原郁恵”みたいな
リアクションをしている自分がいた。笑って納得。
なんというか、関根勤さんと一緒に観たい映画。
「これ強引だよねー」とか、関根さんのコメントが聞きたいシーンが満載。

映画を観るのって、ひとつの賭けだと思う。
二時間という時間と、少なくともレンタル料金ぐらいを投資して、
楽しめるかどうかは作品次第。
とはいえ、『観て後悔した映画』って私自身記憶にないんだが……。
めったに観ないから、相当厳選しているっちゃあ厳選しているし、
その前に細かく評価する目がないっていう可能性も多々ある。
あっ、『観たけど記憶に残らなかった映画』っていうのはあるかもしれない。
いかんせん記憶に残っていないのでなんとも言えないが。

最近、映画とか本とか、そういうものに触れたくなっている。
こういう状況は人生初かも知れない。
TSUTAYAのカードを作ってはみたものの放置していたら、
妹が勝手にいろいろ借りてくるようになったからかもしれない。
もし家族がいなかったら、というか家族と距離のある付き合いをしていたら、
私はもっと狭い人間になっていたんだろうと思う。
体力に自信のない人間の視野は、どちらかというと狭くなりがちである。
誰かが傍らでわがままを言ったり、無茶を言ったりしてくれた方が、
むしろ荒療治になったりするのかもしれない。

こないだも妹が「ラスト・サムライ」のDVDを借りてきた。
その時、私と母はたまたま忙しくて観なかったのだが、
唯一それを鑑賞した妹が、内容を説明してくれた。

(以下・ネタバレ注意)
「なんかけっこー昔の話でー、渡辺謙さんがいんじゃん。
 トム・ハンクスが日本に来るんだけど、
 小雪が渡辺謙さんの妹?妹っぽいの。
 で、小雪がトム・ハンクスの面倒を見るんだけど、無理っぽい系で」
     (略)
「で、最後渡辺謙さん死んじゃって、
 トム・ハンクスは天皇に、
 『渡辺謙さん死んじゃったよ』って言うの。
 で、死んじゃって終わっちゃった。」

……わからねぇよ。ネタバレもしてないよ。
まず、“トム・ハンクス”と“小雪”は呼び捨てなのに、
“渡辺謙さん”だけが急に『さん付け』なのもなんか変だ。
タイトルで「ラスト・サムライ」って言ってる時点で
「昔の話」「死んでしまう」ことくらいはさすがに予測できるんだが、
彼女にとってはそれなりに新鮮な情報だったらしい。
しかし、ここまで緊張感のない語られ方をしてしまうと、
かえって映画が観たくなってしまった。
映画の解説者になってほしいもんだなあ。なれるもんなら。


こころざしの高い旅がしてみたい
2004年07月18日(日)

今朝は目覚めると鼻が詰まって、
その上喉が枯れていて、
挙げ句が胃も痛かった。

胃腸の具合がまた乱れている。
いやぁ、面白いくらいの崩れっぷりである。
頑張るべき時になるとわりと元気になれたりするが、
休める時だと思うと、思いっきり崩れたりする。
だから、やらなきゃいけない全てのことがありがたい。
……もうちょっと、上手に休憩をとれるようになりたいもんだ。

夜になって、最近出始めた重めの頭痛がまた現れた。
左の方が痛い、いわゆる偏頭痛。
結構怖い病気なんじゃ……と疑うほど急激に痛むが、
これも昔はよくあったタイプの頭痛だ。

こういう症状の意外な撃退法がわかった。
メイクだ。
きちっとした服を着てメイクすると、
「でかけますよ」というスイッチが入ってくれるので、
症状が軽くなるのだ。
たとえ犬の散歩でも、新聞を取りに行くだけでも、
メイクしていくとだいぶ気持ちに区切りがつく。
こういう切り替えが、症状を軽くしてくれる。

頭痛の時こそ外に出た方がいい。
私の場合、家に閉じこもっても治るわけではない。
いっそ海外旅行でもしてみるか。
前に海外に行ってから、もう10年だ。
でも怖いなー、言葉が。
子供なら「わからないです」で済んだことも、
いい歳になってからでは済まされない。
なのに語学力は当時と似たり寄ったりだもんなあ。
……ちゃんと言葉の勉強をして、また海外を一人旅して、
できれば化石とか掘り当てたい(なんの野望?)。
そう、私にとっての旅とは常に修業である。
単なるツアー旅行とか、友達と観光!なんていう次元ではない。
なるべく、化石とか掘り当てないと。あわよくば遺跡をも。
ちなみに初めて海外に行ったときの目的は「好き嫌いを減らす」。
我ながら、すごい野望。意識が高いなー。

意識が高いといえば、トシタロウさんという方を思い出す。
夏になると、うちの家族はよく地元の甲子園の地区予選を
ローカル局のテレビで見ている。
一つの試合が終わって次の試合が始まるまでの、
球場の準備をしている間に、
画面は準備中の球場を映しながら、
BGMとして音楽がかかっていることがある。
去年、そういう時によくかかっていたのが
トシタロウさんの歌う「Pray for the world」という曲だ。
歌詞は、世界平和を願っている。
「何がいけないんだろう」とか、「俺達のせいさ」とか、
とにかく問題意識が高くて熱い歌である。
ゆでたトウモロコシとかを食べながら
呑気に野球観戦していたこっちとしては、思わず
「なんか、こんな呑気ですいません」と謝りたくなるくらい熱い。

ちなみに今年は、その方の曲ではなく、
なぜか「冬のソナタ」のテーマソングの日本語版だった。
なんか……高校野球!っていう感じじゃないよなー。
トシタロウさんの熱いテンションも、あまりに熱すぎて
「野球してる場合じゃない、募金しよう」ってな気持ちになってしまうので
少々ミスマッチな気もしていたのだが、
「冬のソナタ」(しかも日本語版)はハッキリと違和感がある。
そもそも今、夏だよ。
高校球児達が真夏の太陽の下で泥まみれで
青春を謳歌している時に、冬のソナタの哀しい旋律が流れる。
この辺のコーディネート、いかにもローカルだ。
これもまた、ひとつの文化(?)なのだろう。たぶん。


子供はつらいよ
2004年07月17日(土)

朝目覚めると、泣いていた。


……みたいな書き出しで始まる某小説が、今映画化されて大人気だけど、
私の場合。


朝目覚めると、頭痛がしていた。


……はい、これはやる気なくすよね。
一日の始まりからいきなり頭痛って。
でも、根性で起きあがるのです。
また椅子かなんかに座って寝ちゃうかもしれんけど。
そして、今朝の場合はこの頭痛だけじゃなかった。


朝目覚めると、鼻が詰まっていた。


これも怖いのだ。
なんせ、ふと気付いたら息苦しいのだから。

そんなわけで(?)、頭と喉の調子が悪い。
乾燥してるせいだろうか。
でも、乾燥しないようにクーラー切って寝てるんだがなあ。


朝目覚めると、汗をかいていた。


そりゃあ、夏だから。
天気予報では毎日、私の体温くらいの最高気温ばっかり表示されているのさ。

朝起きたら泣いていた人もいれば、
頭痛したり鼻詰まったり汗かいたりしている人もいる。
いろんな朝があるものだ。
新しい朝が来た、希望の朝が。という唄は、
今年の夏もどこかの小学校の運動場で流れるのだろうなあ。
藤山一郎さん。いつ聞いても、歌のお上手な方でした。

前に留学生の方と話していて、たまたま夏休みの話になった時、
「夏休みのラジオ体操」の習慣のことを知らなかったので
ある時説明してあげた。
「へぇー、不思議な習慣だねー」的にリアクションしていた。確かにね。
だけど私も実は、夏休みのラジオ体操にまともに参加したことがなくて、
夏休みに従弟の家に遊びに行って初めてその習慣を知ったのだった。
ヘンなことで苦労してるよねぇ、小学生って。
あと「毎日絵日記を書け」という宿題、とか。
日記に書くようなことなんて、子供の場合滅多に起こらないと思うんだが。
それこそ、「今日はずーっと鼻が詰まってました」みたいな
ショボい内容になっちゃう日もあるだろう。
そんなカッコ悪いことを恥ずかしげもなく日記に書けるようになるには、
少なくとも私ぐらいのオバサン度がなくてはいけない。
純朴な若者=小学生には無理である。
そんなこと書いたらいじめられるよ、と言って涙を浮かべたりする世代だ。
今日の出来事を日記に書くんじゃなくて、
日記に書くために出来事を起こすようになる。
なんとも、本末転倒な感じ。

ちなみに私はここの日記には、何もなかったら何もないように書いている。
そんな時は「ああ、今日は特に何にもないんだ」と思っていただきたい。
今日の出来事じゃないことでも延々と書く。
たぶん、狭義での日記になっていないことも多い。

小学生時代の私は、ちょっと珍しいタイプの学校にいたので、
ラジオ体操も毎日の絵日記もなかった。
そのかわり、夏休みの宿題が多すぎて父兄達からクレームが出た年もあるように、
また違う意味できつい生活をしていた。
当時も「私ら、ヘンなことで苦労してるよねぇ……」と思ったものだ。
子供というのはどっちみち、ヘンな苦労を経なきゃいけないんだろうか。


大雨ニモ負ケズ(マァ、勝ッテモイナイケド)
2004年07月16日(金)

出掛けようと思ったら、雷がゴロゴロピシャーンと
怖い音をとどろかせていたので、断念。
断念するやいなや、大粒の雨が家の屋根を叩き始めた。
よかった、断念して……。

こないだ誕生日を迎えた友達のために、
次に会う時にどんなプレゼントをあげようか考える。
彼女とは十五年以上前からの付き合いになるが、
お互い全くキャラが変わっていないままである。
これからも、お互い元気に前向きに生きていけるといいねえ、と
たまに会うたびに思う。そしてそう思ったのちに、
「老人同士かよ」と自らにツッコむのだった。
そういや十五年以上前も、お互い結構渋い子供だったなあ。

雨の合間をぬうように犬の散歩に。
雨が降ったからかアスファルトも低温らしく、
犬の足取りも軽やかだ。
雷、怖くなかったんだろうか。
前は怖がっていた気がするんだが……
神経が太くなったのか、それとも耳が遠くなったのか?
いずれにせよ、奴らもそれなりの歳だね。

最近料理をしてないなー。そういう気力がないのかなー。
……もしくは、先日指を切ったトラウマか?
それなら敢えてトラウマと向き合うために、料理してみるかな。
俺には、俺には料理人という夢があるんだから(そうだったっけ?)。

「料理マンガ」は定期的に流行るらしいね。
さりげなく廃れない、ひとつの定番となりつつあるジャンル。
クッキングパパの再録版なんて、メニューとかシチュエーション別に
なっているらしい(鍋料理の話ばっかり載った一冊とか)。
すごいよなあー。料理のレシピだけでなく、
それにまつわる「ちょっといい話」が読めるんだもんなー。
料理マンガってだいたい、ストーリー的には「ちょっといい」感じだよね。
ぼろぼろ泣くほどじゃないけど、な話。そのくらいがいいんだろうな。

それにしても、クッキングパパのアゴ付近の輪郭はいつ見ても気になる。
子供は、似てないよね。よかったよかった(?)。


“○○です”っていうギャグは多いよなあ
2004年07月14日(水)

昨日に比べたらいくぶんましな暑さの中を、今日は学校へ。
そして、大量に、コピーを。
コピーしたばかりのほかほかの用紙数百枚をかかえて
炎天下の大学構内をちょっとひた走るという、
今まで意外とやる機会のなかったことを経験する。
ひたすらコピーして、数人の人と会話して
「へー、合宿はそのくらいの時期にやるんだあ」とかいう
情報を得たのち帰宅。
そーだ、某後輩さんが
「はやさんのサイト見ました」とおっしゃってたなあー。
ふふふ、気が向いたら遠慮なく書き込んでやってください。

帰宅途中、妹にメールしたら同じタイミングで地元に着きそうだと判明。
(※妹は、全然方角の違う学校に通っている)
午後四時の時点で朝から何も食べていなかったので、
待ち合わせて軽食を食べることに。
「えっ、何も食べてないの?」
「うん。お前は?」
「とっくに昼ごはん食べたよ」
そりゃ、そうだよなあ。
普通に授業を受けている学生は、
学校の昼休みがあるから、まともなタイミングで昼ごはんを食べるのだ。
そこいくと、授業が減って久しい人間はまったくもってリズムレスな食生活。
午後から学校に行くとなると、十時台には家を出ないといけないという
学校までの距離も、食生活が乱れる一因である。
十時ぐらいにブランチを食べると、
「夕飯にしてはちょっと早いくらいの時間」にお腹が空いてしまう。
今朝なんて寝坊したから、そのブランチを食べそびれていたのだ。
お腹減るわ暑いわちょっと眠いわで、しょぼいレベルでのプチ三重苦。

私の声、そんなに似てるかなー。
安田大サーカスのクロちゃんの声に。
じゃあ今度、「実はあの声、私が吹き替えてるんですよ」って
言ってみようかな。影のヒーローさ。
『クロちゃんです☆』

昨日、親戚の家からとうもろこしが届いた。
夏、だなー。夏、だなー。夏、なん、だなー。(唄……?)


「輸入品」を「舶来品」って呼ぶのはなんか洒落てる気がする
2004年07月13日(火)

暑い!
暑いけど、今日じゃなくてもいい用事にあえて出掛けた。
こういうの、いいよね。
『おっ、健康!』って感じで。
実際は頭痛っぽかったけども。
帰りに買ったハーブティーが、ものすごい強いにおいだった。
香りっていうか「におい」。たとえるなら消臭剤。
でも、いざ煎れて飲んでみるとそーでもない。不思議。

ある仕事を経て、ハーブの薬効に詳しくなってしまった。
ローズヒップとペパーミントだけは買ったことがあったが、
それ以外は入手したことがなかったのだ。
もともと体によさそうなものには興味があったし、
多少癖がある味であっても、漢方薬慣れしているから
たいがい飲める自信はある(“漢方薬慣れ”っていう単語は
数ある造語の中でもとてつもない存在感だなあ)。
ハーブとスパイスの定義の違いとか、
希望者がいれば詳しく語れるような状況だけど、
別に誰も希望してこないんだなあ(そりゃね)。

ここで思ったのだが、「ハーブ」と「ハープ」を
間違えて言っている人が、日本国内に一人ぐらいはいそうだな、ということ。
よく年配の方で、濁音・半濁音を間違えて使っておられる方がいらっしゃる。
「デパート」を「デバート」と言う人がいるのだ。
「ハープ」を「ハーブ」と言う人だっているんじゃなかろうか。
……ま、言い間違えたところで別にいいけどね。
ハープで洗うファミリーピュア。
ポロロン♪……がしゃん。じゃぶじゃぶ。


ずどん系頭痛の一日
2004年07月12日(月)

目が覚めるやいなや、ずどーんと頭痛。
昨日に引き続き今日もこんな感じかよ……とぼやいていた。
昨日は朝から頭痛がひどく、思わず痛み止めを飲んだ。
朝から頭痛っていうのは、本当にしんどい。
『台風が東京を直撃しているけど、
どうしても行かなきゃいけない用事があるとき』に
近いくらい、しんどいかもしれない。

今日の頭痛には、どうやら昨日よりも
はっきりした原因が存在していることを、窓の外を見て感じた。
空は一面の曇天だった。
そっかー、急に曇ったからか。
湿度が上がって蒸し暑い時の、頭痛。
そういえば、今日はそういう痛み方をしている。
昨日は、頭の輪郭が。
今日は頭の中の方が痛い。
痛み方の違いで原因を推察できるなんて、
さすがである(自画自賛、だが同時にネガティブ)。

犬が、近所に咲いているオシロイバナのにおいをよく嗅ぐ。
そんなにいいにおいだったっけかなあ。
(あるいは、犬が好きってことは、
 逆に人間にとって微妙にいやなにおいなのか?)
オシロイバナ、小学校の校庭にたくさん生えてたなあ。
小学校にあった植物で印象的なのは、
オシロイバナ(種をハサミで割ると、おしろいみたいな粉が出てくる)と
枇杷、そして校庭のフェンスに絡んでいたアケビだ。
枇杷は、おいしそうだったので取って食べようとしたら
「排気ガスで汚いからやめなさい」という注意を受け、
いささか不条理に感じた思い出がある。
アケビは、目立たない所にひっそりと生えていた。
「食べられる木の実」という絵本に載っていて
山にしかないようなイメージのある木の実が、
まさか自分の学校にあるなんて!という感動に一人で浸っていたが、
周囲にはさほど理解されなかったような気がする。

犬は結構、よく植物のにおいをかぐ。
そして、よく工事現場を見つめる。
うちの近所の建築現場の横を通りかかるとき、
だいたい遠い目で見つめている(ように見える)。
「現場ってなァ厳しいんだ……」みたいに思ってるのかな。
自分の若い頃とか、思い出しながら。


温度差に驚きながら笑いながら
2004年07月10日(土)

局地的にすごい大雨が降った今日だが、
関東南部では相変わらず雨乞いしたいような天気だ。
……なんて思っていたら、ちょっとだけ雨がぱらついてくれた。
少しだけ気温が下がった気がする。嬉しいなあ。
こうなると、今は本当に梅雨なのかどうか怪しい。
東京近隣にいる人の半数以上は「これはもはや梅雨じゃないよな」と
思いつつ、梅雨明け前を過ごしているに違いない。

人差し指に怪しい湿疹ができた。
以前「主婦湿疹(=水仕事のし過ぎ)ですね」と診断された
時の湿疹かなとも思ったが、それとは違うようだ。
あの時は患部がもっぱら痒かったが、
今回のは明らかに「痛い」んである。
これは怪しいなあ。精神的な疲れが出たのかもしれないが。
先週の古傷(包丁でさくっと切って負傷した)のある指のすぐ隣なので、
片方の手は、三本しかちゃんと使えない。
ますますキーボードが押しにくいってば。

なんとなく点けたテレビで、冬のソナタをちらっと見たら、
登場人物のほとんどが泣いていた。
という情報だけ考えても、やっぱり哀しい話なんだろうなあ。
哀しい話は、「あ〜、こりゃ哀しそうだ」とすぐわかる。
俳優の顔立ちやメロドラマの方向性はとても日本っぽいが、
今の日本のドラマにない「思い切り」が感じられる。
だって本当に泣きすぎだよ。すべてのキャストが。

しかしNHKも味な真似をするなあと思ったのは、
そんな冬のソナタのすぐあとに始まる番組が
「爆笑オンエアバトル」だったりするという編成の妙である。
泣いた後は、急に笑おうよ。CMもはさまない唐突さでさ。
続けて見てる人は毎回、不思議な温度差を味わうのだろう。
なんかターゲット層が違う気もするが。

韓国の人名って「チョンサン」みたいなのが多いよね。
「○○サン」っぽい名前の人が結構いるらしい。
じゃ、「ハヤサン」はいないんだろうか。もう一人のおのれは。
ドラクエでは武器屋に「あいよっ、はやさんさん」と商品を
手渡されては、「なんか“さん”が一個多いな」と感じてしまうのだが。

今日は一日、ゆったり過ごした。
久々に食べたケンタッキーのツイスターがやけに美味しかった。
数年前のこの日記に「苦手な鶏肉を食べられるようになるために、
ケンタッキーで“訓練”している」なんて書いていたのが、
まるで昨日のことのようだ。
今では、(骨付きのチキンはいまだにだめだが)わりと美味しく食べている。
人間の感覚は、意外と変えられるのだ。
多分、そのくらいふわりとしたもので私たちはできている。
大筋となる信念に背かない範囲で変わり続けること、
それが成長であれ衰退であれ、人間の運命なのかもしれない。


甘い物が欲しくなるほど暑い夏
2004年07月09日(金)

最近、出掛ける時間の都合で昼食を食べそびれる機会が多い。
かといって、出先で食べる気にもなれない。
なぜなら朝食をブランチ的な遅めの時間帯に食べているため、
「ひどく空腹」というより「小腹が空いた」レベルだからだ。
しかも出掛ける先はたいがい(自宅よりは)都会、
カフェの物価が高くて入りづらい。
しかし、せっかくあまり行かない街に出掛けたのに
全国どこでも同じ味のファーストフードに入ってしまうのは
最近なんだか悔しいのだ。

そんな具合に、ちょっとだけお腹の空いた帰り道、
また小さな誘惑に負けてキャラメルコーン・ラテを飲んでしまった。
「ラテ」っていうよりむしろ「キャラメルコーン・ミルク」な感じで、
とにかくミルクっぽく甘い!のだ。
しかし、あの甘さが心身の疲れに効いているような気がしなくもない。
あとあのパッケージ、なんか目が合ってしまって離れがたい感じがする。
ペットショップで可愛い小犬と目が合う時の感覚だ。
まさしく、某消費者金融CMにおける清水省吾さんの気持ち。

今日は暑い。昨日も暑かった。
長袖のブレザーの、両腕の関節部分を中心に汗が溜まる。
サラリーマンの辛さってこういう部分かー、と納得する。
みなさんお疲れさまです。


七夕を「たなばた」って読むのは素朴に疑問だ
2004年07月07日(水)

七夕に雨が降っていないのは、なんだか珍しい。
伝説上「織り姫と彦星が久々に再会する日」なんだけど、
この季節はたいがい雨で「再会できてないだろ」みたいな年ばかり。
そんな今日ですが、私は久々に学校に行って
数人の先生方と再会を果たしました(ロマンの要素がない話だ)。
学校に私服で行くのが久しぶりだったなあ。

久々に、さくらももこ氏の本を買う。
私にとって本当に久々だ。
学校帰りに彼女のエッセイを読んでいたのは、もう十年も前の話。
なぜ急に読みたくなったのかはわからないけど、
古い友達に急に年賀状を出したくなったときの気分に似ている。

精神的に実はくたびれているよ、というサインかもしれない。
というより、肉体的にバテてきている気もする。
最近、ほとんど毎日就職活動かその準備に追われていて、
なかなかゆっくりする時間が持てないでいる。
そればかりか、電車の移動中もビジネス誌ばっかり読んでいて
精神的にも休まってなかったんだろうな。
なんか、いつも緊張していたような。
意識的にリラックスしなきゃだめ、……というか、
「したほうがよい」のかもしれないなあ。

『よく使う語尾』にはその人の考え方の癖が現れる、という。
「○○すべきだ、○○でなきゃだめ」みたいな語尾が多いと
精神的に疲れやすくなってしまうので、最近は意識して
「もうちょっとゆるい語尾」らを使ってみることにしている。
「○○したほうがいい、○○よりは○○がいい」っていうくらいのね。
スムーズに考え、スムーズに生きることはなかなか難しいことだ。

親戚のおばさんに会いに行く。
インターネットにはまっているそうな。
「今度泊まりに来なさいよー、ネットゲームやろうよ」とのこと。
十年後はこの世代の人が高齢者になっているはずだと思うと、
高齢者はこれから、どんどんカッコよくなっていく気がする。
インターネットを使った老化防止対策・コミュニティ形成
みたいな手段がメジャーになっていくのかな。
体が不自由になっても遠くの人とコミュニケーションできるから、
いまの老人の生活範囲と比べれば、脳に受ける刺激の量は格段に増える。
ボケ防止に役立ちそうだけど、運動不足と眼精疲労は心配。
ビートルズ聴きながら、ネット通販で外国の雑貨買ったりして、
サイト運営して全国に友達作っちゃうおじいちゃん・おばあちゃん達。
そういう時代がきているんだなあ。

「閉まるドアにご注意下さい」っていうけど、
閉まらないドアの方がよっぽどご注意だよね。
半開きのまま走り出しちゃったりして。


はい、魚ですけど?
2004年07月06日(火)

最近、ファーストフードで「フィッシュバーガー」を頼むと
「お魚ですけどよろしいですか」と確認されることがある。
だからフィッシュだってば!
誰かいたのかなあ、「なんだこれ、いざ頼んでみたら、魚なのかよ!」
みたいな文句を言い出した人が(だからフィッシュだって……)。
上記の確認文句、「魚ですいません」みたいな感じがして
「肉よりは魚派」としては、どうもいただけないんだな。
いや、いただきます。いただきますよ、魚を、普通に。

もっと、魚を食べていこうよ。

さかなさかなさかな〜♪
さかな〜を〜食べたけど〜
あたまあたまあたま〜♪
あたま〜は〜ふつ〜う〜♪

そう、「魚を食べると頭が良くなる」っていうフレーズ、
半分嘘なような気がする。
だってうちの姉妹は、動物性蛋白質は本当に「魚だけ」で摂ってきたのだ。
なのに(略)というわけで、
実感としては「頭が良くなるかもしれない」っていう程度だった。
頭が良くなるには、他にも色々要素があるんだろう、多分。
魚食べる「だけ」ではね。そりゃあね。

と、食べ物の話題ばっかり書いておいてなんだが、
今日はずっと食欲が無かった。
夕べ2時間しか眠れなかったせいもある。
変な夢を見た。
虫がいっぱいいる村に、無理矢理遊びに行かされる夢。
遊びっていうか、もうひたすら苦痛である。
「やっぱり、東京に帰るー!」と、
(住んでるのは埼玉なのに)叫んで夢が終わる。
私にとって悪夢なんだけど、人によってはどうってことない感じの情景。
で、やっぱり夏はいやだなあという結論になった。
虫の出現率としては、埼玉(の住宅地)ぐらいの田舎度が限界だもんなあ。
都会は嫌いなんだけど田舎にも住めないのだ。
俺の居場所はどこだ。

よく就職活動で「勤務地は○○ですが〜」みたいな話題になるが、
私にとっては地名よりも、虫が出るかどうかがまず気になる。
あと、面白い電車が近くを通っているかどうか。
「勤務地は、ヤブ蚊はいるけど大きなバッタはあんまりいなくて、
 しかしセミの鳴き声は結構聞こえるぐらいの片田舎です。
 近くには、○○線と○○線が高架で通っているので、
 ガード下には商店街が続いています。」
みたいな感じの勤務地説明がいいなあ。
ちょっと遠回しで、場所の特定が難しいような。
「えっ、待てよ……○○線と○○線が近くにあるところで、
 高架があって商店街だろ?じゃあ、△△駅とかのあたりだな」
と、マニアにはだいたいわかってしまうけれど。
路線図と地図が全て頭に入っているほどの、マニアには。
マニアじゃない人は全員ポカンとしているよ。
ふむふむ、この限定感はミソだね(!?)。

夕方の三時になって、ようやくご飯を食べる気になる。
でも、帰ってからもなんだか食欲はなく、
結局今日は一食しか食べないまま眠ることになりそうだ。
それ以外は、体調がいいんだけど。
夏バテっていうやつなのか。
いや、悪夢による寝不足の影響か!?
うーん、おもしろい夢が見たいなあ。
一度すごい爆笑したことがあったんだけど。
そういうのに限って、なんだったか忘れちゃうんだなあ。


かぜのなかのすーばるー♪
2004年07月05日(月)

数日前のランク王国で、「ダムランキング」というのをやっていた。
浦山ダムとか、そういうダムのランキング(なんの順位だったんだ?)。
「どうせ一位は黒部ダムなんだろ」と思っていたら、
本当に黒部ダムだった。
やっぱり、世間的にダムといえば『黒部ダム』なのねえ。

今日も暑いな、しかし。
あまりの暑さにとうとう根負けし、
ちょっと冷たいものでも食して休もうと、
外出先の街でカフェを探した。
カフェはすぐ見つかった。
しかし、店の前の看板を見て唖然。
値段がtoo expencive(for me)だったのだ。
一般的な社会人からしたら普通の価格なんだろうけど、
「コーヒーは100円台で飲むもんだ」という感覚の染みついた
田舎の学生にはちとキツイのだった。

そういうわけで、近くにあった無印良品でアイスを買って食す。
無印も大きいところなら、アイスやジュース類が充実している。
でも、最近「大きなクリアファイル」を扱っている店舗が減ったなあ。
やっぱり需要がないのかな。美大系の学生ぐらいしか買わないのかな。
私が思うにあのファイルは、「新入生に買わせている画材一式」に
まっさきに加えるべき必須アイテムなんだけど。

知らない街を歩くのは楽しい(荷物がなければもっと楽しいんだろうな)。
「生春巻きの皮」も購入してみた。
ベトナムっぽい生春巻きを作ってはみたいが、
でも鶏肉とか入れるのかー、と悩む。
私は細菌兵器最近平気だけど、家族の六割は食べないかなあ。

家に帰ったら、犬がぐったりしていた。
パッと見、ちょっとした毛皮製の民芸品みたいになっていた。
人並みに夏バテしているのだ。
キュウリを与えても食べない。
でも、シュークリームからはみ出したクリームは
勢いよく食べた。デザートは別腹なんだな。


ローソンのCMにつぶやきシローが出てた時代もあった
2004年07月04日(日)

某有名なお茶のCMで、某有名な女優さんが
金魚すくいの入れ物で足を冷やしている映像を見るたびに、
「金魚をなんだと思ってるんだ」と小さくツッコんでいる。
金魚はなあ、金魚はなあ、それでも必死に泳いでいるのだよ。

さて、指が相変わらず治らない。
肩の痛みも消えてくれない。
もし私が投手なら、投手生命があやういところだが、
今のところ投手になる予定はないので平然としている。
が、平然としている範囲内でも痛いことにかわりはない。
いつ投手になれって言われるかわからないし(心配症)。

傷口は完全にふさがったと思われるものの、まだ本調子ではない。
タイピングも、その指をつい使ってしまうとシクッと痛む。
無理はいけないとは思いつつも、忙しかったりするとどうしてもね。
しかし、いざ怪我すると料理したくなるもんだね。
普段もある程度簡単に手伝っているものの。
今日も、「あまったトーストでピザトーストを作り冷凍する」という
主婦の小技みたいなことをしてしまった。
これで朝ご飯が手早く用意できるわ♪っていうやつです。

今、何が一番知りたいことかって、
バジルソースを安く売っている店が知りたいもんだ。
私の知る限り高級スーパーでしか売っていなくて、
この前「割引」の時に買ったが、
割引だとしても高くないかい?と思った。
これを作るためには、オリーブオイルとか
生のバジルをたくさん使うことになるだろうから、
自分で作るよりは安いんだろうけど……それでも、ねえ。
もうちょっとなんとかならないですか。もう一声!

そして、やっぱりここまでの文脈とは関係なく、
『エアギター』っていうジャンルが気になる。
空気のギターを引く人の集いだそう。
つまり、音楽に合わせてエレキギターを弾くふりをするのだ。
少なくとも、環境にやさしそうだ。

そして今日は、アメリカの独立記念日。
パーティーしたり、花火をやったりするのが普通らしい。
行事じたいの性質は全然ちがうとしても、各個人の過ごし方としては
日本でいう「お盆休み」に近いノリなのかねえ。


裏のあるある、浦和のあるある
2004年07月03日(土)

指を切ってから、家族がやさしい。
「あっ、いいから」「頼むから動かないで」(やさしいのか?)と、
用事をたいがいやってくれる。
犬の散歩だとか、コップを棚にしまうだとか、
皿を洗うだとかを。
おかげで今日は一日中パソコンの前で作業をしていて、
そしたら肩がはって痛くなってきた。
足もしびれてきた。
“このままいくと、自宅でエコノミー症候群も夢じゃない……。”
そう悟った私は、いい加減ちょっと動くことにした。
料理を作ることはできないが、料理を運ぶことはできる。
うちは厨房と食卓がちょっと離れているので、
ただ料理を運ぶだけでも、比較的めんどうなのだ。
そんな感じで運んでいたら、指をかばっているせいか
安定が悪くてコップを割る。……若干、意気消沈。
まあこんな日もあるのだ。

『自宅でエステ』って静かに流行りつつあるサービスだけど、
自宅でエコノミー症候群もこれから流行るんじゃないのかねえ。
ゲームやりすぎた人とか、なってもおかしくなさそうなもんだが。
そんな私も、ドラクエをやりすぎて腱鞘炎になった経験がある。
さらに、ピアノの引きすぎで突き指したこともある。
世の中意外なものが危険だ。

年取った方の犬が、数時間にわたる検査を終えて帰宅。
別に悪いところがあったとかではなく、
悪いところないでしょうか?っていう
疑心暗鬼ゆえの日帰り入院。
彼ももう年だ。健康には気を付けていてもらいたい。
しかしそんな家族の心配をよそに、
病院では看護婦さんや先生に可愛がられて
ニコニコしていたらしい。
いやー、長生きしそうだな。

若い方の犬の方が体が弱い。
そのせいか、キュウリばっかり食べたがるんだよなあ。
思いっきりテレビ見てんのかな。
もしくは、我々に内緒で「あるある会員」なのかな。
隠れあるある。しかも犬かよ。
若しくは、“あるあるスパイ”だな。極秘のあるある。
そんなんじゃ「あるある」って言えないよ。
だって極秘なんだもん。
「あははは、あるある!」
「バレたか!きさまを消すしかないな」
「ギャー」
うーん、デンジェラース。


80年代の想い出〜ゲーム編〜
2004年07月02日(金)

今日は、料理をしていて指を切ってしまった。
うーむ、はやさんも木から落ちる。
そりゃ落ちるだろー、はやさんだし。と、逆に納得。
だからこれも片手でタイピングしている。
面接までには完治させたいなあ。

「ゲームセンターCX」の公式サイトに行ったら、
「終わらせないで!」「地上波でやって!」という書き込みが
がたくさんあった。わかるわかる、面白いもんねえ。

それは80年代のゲームの制作秘話やなんかを
開発者にインタビューしにいったり隠しキャラを紹介したりする番組で、
ハドソンの回の時はあの「高橋名人」も出演なさっていた。
フジテレビ721という有料チャンネルのみでの放送だったけど、
地上波でやってもいいんじゃないかなあ、と思うくらい
面白かった。もっとも、ある程度限られた年代層の、
それもほとんど男性しか(この前、私と同い年の女性で
「高橋名人」を知らない人が何人もいて、
ショックを受けてしまった……)食いつかないような
恐れもあるし、テレビ局からしたら冒険なのかなあとも思うが。
(女性でも少なからずいると思うんだけどね、ゲーム好きが。)
でも、確実にああいう番組を待ち望んでる層がいる!はず!
だって復刻版のファミコン・ミニがあんなに売れてるんだもの。
みんな、いまのリアルになりすぎた3Dのゲームに
どこかで飽きているのさ。多分。
80年代、色紙を貼り合わせたみたいな荒いドットの画面でも、
持てる想像力のすべてを自然に働かせながら
頭の中でリアルな冒険を楽しみ、満足していた世代としては。

私は白黒テレビしかない時代に生まれ育ちたかったと思ったことがある。
グレーの濃淡から、彩りを認知するだけの想像力が欲しかったからだ。
だから、本物かとおもうほど精巧なCGに囲まれて育っていく
今の子供達は、そういう意味で気の毒だなぁなんて思ってしまうのだった。

企画側が最初に思い描いた夢のうち、
100%すべてを見せてしまうことは、必ずしも正解じゃなくて、
75%くらい見せて、あとの25%は各自に思い思いの夢を見せることも
意義のあるエンターテインメントだと私は思っている。
受け手が想像して膨らませられる部分があるものほど、
むしろ優れているんじゃないかとさえ思うほどだ。
俳句だって、少ない文字でも無数の解釈と光景を醸し出せるのは、
受け手の想像力や解釈にゆだねるような「間」を残しているからだ。
ゲームの場合だと、皮肉にも技術の進歩がその「間」を埋めてしまい、
確かにリアルになったし動きもビジュアルもスゴイ!……んだけど、
「趣」がなくなってしまったような気がしてしまうんだなあ。

ドラクエの次回作、
マップ上を動くキャラクターが3Dになるらしい。
……っていう話を聞いて、
そんなことを考えていたのでした。


創作料理の小粋なお店・「偏食大歓迎」
2004年07月01日(木)

一日で二件の就職活動をこなすなんてこともざらになった私だが、
今日は初めて「いったん帰宅」という小技を使った。
着替えて、再びレッツゴー。
しかし、だったら昼ご飯も家で食べれば良かった。

前々から気になっていた、とあるフードチェーンで「カレー」を頼む。
しかしこのカレー、辛いなー。
「野菜の甘みがきいています」っていうふれこみじゃなかったのか。
いや、待てよ。
もしかして、これが一般的なカレーの辛さなんじゃなかろうか?
世間一般と同じ料理を作っているつもりでいても、
我が家のだけ大幅に味覚&調理法がズレてるなんて、よくあることだ。
たとえば我が家で「肉じゃが」といったら肉が入らないのは常識だ。
「カレー」も肉が入らない。
なぜなら、肉嫌いな人がかなり高い割合を占めているからだ。
こういう癖の強い人達の癖に合わせてきたからなのだろうか、
独自の文化を築きすぎた感のある食卓である。
ある意味、鎖国みたいなもんだろうか。食文化の鎖国。
しかし、ニッポンの夜明けは近いのじゃ!
そんなわけで、私は外食した時などは必ず、
夕食改革のための情報収集をする気持ちでいる。
今日も「なるほどー、世間のカレーはこれなのかなあ」と思いつつ昼食。
かつて「世間のピザ」とか「世間のチャーハン」とかの味や技術を
家庭料理に持ち込んだのも私である。渡来人の気持ち。
最近は、外食の影響でアボカドにはまっている。
しょう油で食べてもよし、トマトと一緒にサンドイッチにしてもよし。

家で料理するようになったのは、十年前にアメリカに滞在してからだ。
その時アメリカで食べていた食事は、
それまで自宅で食べてきたご飯より口に合っていた。
もともと和食よりは洋食党なせいもあるし、
もともと母親と味覚のセンスがちょっと違うせいもある。
たとえば、庭でもいだばかりの完熟トマトを薄切りにしてトーストにのせ、
その上からとろけるチーズをのせてオーブンで焼く朝ご飯。
トマトを加熱しただけのものがこんなに美味しいとは思わなかった。
このシンプルな軽食を(作るのが楽っていう点も含め)いたく気に入って、
それ以降家でもマネするようになった。渡来人の気持ち。

「おふくろの味」みたいな常識的な料理を作りたいからではなく、
外で出会ったおいしいものや珍しいものを家で再現したくて、
料理をするようになった。
このへんの「料理をする動機」は、
「生活のために料理をする」女性というより、
どっちかというと「グルメを追求する」男性っぽいような気がする。
まだどっか余裕があるというか、生活感がないんだろう。
メニュー的には大衆的なものしか作らないんだけど。
豪華そうな食材は、たいがい苦手だったりするからだ。
大学の卒業式後の謝恩会(立食パーティー的な)の場で
「生ハムメロンもローストビーフも、すっごい美味いよ!
 はやさん、食べてみな」とある人に言われた時も、
「生ハムもメロンもローストビーフも嫌いだからいらないや」と答えて、
ピラフやサンドイッチなど炭水化物ばっかり食べていた。
量はけっこう食べるのに、金額的にもとが取れない。

料理していることが楽しくなってくると、時折
「いつか自宅をリフォームして、小粋な創作惣菜店でも開くかあ」なんて
見果てぬ夢をふっと見る瞬間がある。
考えたら、ここまで「独自な食文化」を築いてきたわけだから、
こうなりゃブランドに仕上げちゃえばいいのだ(という机上の空論)。
「建築系の友達に頼んで……」「店のロゴデザインは……」なんて、
今の知り合いにデザインを頼むことまで計画(←自分でやる気はない)。
なかなか詳細な妄想である。

妹が偶然「効果音」のCDを借りてきた。
というわけで今、私の部屋では「波」の音が響いている。
埼玉では普通あり得ない、涼しさの演出が実現しています。
あっ、今度は「吹雪」の音が聞こえてきた。
ぎゃー。遭難するよー。ぐわーーー。
と思ったら、今度は蒸気機関車の汽笛!!
ポッポー。ほっほーぃ。
たーのしいなー。