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温帯低気圧に変わりました
2003年05月31日(土)

台風が近いので少し体調が乱れている。
自らが天気予報だ。

絵を描いていたら、「前描いてたやつの方がいいんじゃない?」と
さくっと妹に斬られた。
一生懸命描いてもこれがあるからなぁ……まぁ、水ものなのだ。
とりあえず二案描こう、体力の持つ限り……

とはいえやらなくてはならない宿題が。
表へ出て写真を撮るタイプの宿題があって、
この土日でやらねばならない雰囲気なのだが、
にもかかわらず大雨で。
歯医者に行く時間もなく、なんかあくせくあくせく。
とにかく、招かざるお客が多いのだ。セールスというやつ。
その応対でみんなピリピリしている。

味噌汁の味噌の配分で妹と試行錯誤。
2人とも同じ家で育ったわりに、味覚が全く違うのだ。
「こんなんでいいよ」
「いやもうちょっと足そうや」
「塩辛い」という基準が違うんである。私はわりと薄味派で。

なんだかひたすら眠い。眠ろう……。


早起きで夜更かしで、寝るのは移動中
2003年05月30日(金)

よしっ、学校にたどりついた!それも、意外と元気だ。
あら私ってば(?)、意外と平気だわ。なんて思ったのも束の間、
宿題等々を忘れている自分に気付く。あらいやだ。
……あらいやだ、程度のノリで色んなことを受け流す今日この頃。
いやそうなのかもしれない。人生、何が起こるか分からない。
本当に大切なこと意外は、必要以上に心にひっかけておいても
重くなるばっかりで仕方ないのかも知れない。
さらりと反省、さらりと行動。標語みたいだな。

地元の銘菓をみんなに押し付ける勧める。
意外にも、私も初めて食べるんだが……
……美味「過ぎる」ってほどではないけど、まぁ普通に御菓子ですね。

家に帰ると、なんか掃除をしていた。
慌てて休んで(?)、ひょいひょいと動く。
最近フットワークが妙に軽いんだけど、怖いな。
なんか怖いな、この幸せが。動けちゃう幸せが。
すっごい腹痛とか来るんじゃなかろうか。
今までにない、何かしらのビッグウエーブが。
こういう「変わり目」は危ないんだよなー、
なんて例にもよって予防線を張ってしまう。
それでも、精一杯毎日暮らさないといかんのだ。
のちのち思い出して後悔しないように。
自分の顔色をうかがうように。
「最近お前、くすんできたなー」みたいに。


ぐしゅっ日和
2003年05月29日(木)

はだびづがとばりばせん(訳・はなみずがとまりません)。
風邪の症状のひとつと思われる。喉の痛みはいくぶんましになったけれど。

宿題で、例の変な本を読んだ。やっぱりヘンだ!
木漏れ日の美しい春の日の午後、ゆっくりと烏龍茶を片手に
寝ころびながら読んだとしても、やっぱりヘンなのだ。

犬の散歩に合計4回も出かけることに。
生き物を扱うって難しいもんだ。それにしても奴ら、ひょっとして
においはあまり頼りにしてないんじゃなかろうか。
あきらかに猫が近くにいるのに、気付かない。
目で見て初めて認識して吠え始めてる、って感じだ。

明日は朝から学校。
おっしゃー、しまって行こう!と、少年野球のような元気さを
かき集めたスタミナから発生させてみる。
でもどうなることやら……無事たどりつけるのか?
いや、たどりついてみせる。
何マイルも先のあの町に無事たどりついて、
俺はビッグマネーを手に入れてみせるさ。なんのこっちゃ。


つまり、緑黄色野菜食べないといけないんだ
2003年05月28日(水)

今朝私は、「典型的な風邪」と診断された。
いや、みずから診断した。医者に行く金をケチる。
自分ちにある薬をみずから処方。薬を買う金もケチる。
喉が痛く体がだるい。でも、じっとしている時間さえケチる。
そんなこんなで今日も自分なりに、働いてみた。
すると早めにガス欠が起こってしまう。
午後になり、「あっ、やっぱり無理だなぁ」と夕方の予定を取り消す。

いや色んな意味で余裕がないというのは恐ろしい。
ひょっとしたら、逆に体力を浪費してるのかもしれないくらい、
気持ちだけが焦るのだ。横になるのが辛い。
喉をやられて喋れないので、よけいにストレスだ。

しょうがないので、動き回るのをやめて
じっと座って宿題をやる。
でもなんだかはかどらない。
体調のせい?いや毎度のことですわ。

そんな時、犬と歩くのはいい。
あー晴れてるなぁ。ということを思い出す。
彼らはいつも、自分なりに見つけては草むらに走り寄る。
そしてにおいを嗅ぐ。鼻でいろんなものをかき分けながら。
何を嗅ぎ回っているんだろう。
「ちょいと、トリュフ探せよ」
「そんなもん知るか」
彼はトリュフよりも、きっときゅうりが好き。
もっと好きなのは、もちろんブロッコリーだ。
意外と緑黄色野菜マニアなのだ。
「犬歯がなくても意外と大丈夫なんじゃねえの疑惑」浮上。
ひょっとして彼は、「おもいっきりテレビ」見てるのか。
時には観覧にも参加してるのか。テレカ欲しいのか。

犬の実力はやっぱりすごい。
彼らはうまく言えないけどなにかすごい。
「癒し」なんて言葉とも違う気がするんだが、
なんか胸につかえてた物がスッと取れるんだなぁ。


“あたためますか?”“ええ、2℃ほど”
2003年05月27日(火)

権兵衛さんの赤ちゃんが風邪引いた場合、
急いで慌てて湿布する。(わらべ歌より)んだそうだ。

私が風邪を引いた場合、のど飴をなめる。そして、
急いで慌てて来た道を引き返す。

今日は東京都中野区にいるときに「調子悪いなぁ」と感じ、
新宿区にいるときに「ダメだ、やっぱ」と感じ、
とりあえず家に帰った。でもその帰り道も、5分や10分じゃ済まないわけで。
電車で近くにいたおじさんのフケの量に驚きながら、
背後にいる別のおじさんが酔ってゲップを繰り返しながら
時々私の背中に体重をかけてもたれてくるのをどうにか押し返す。
この環境は潔癖性の人なら発狂しかねないな……、なんて思う。
プライベートゾーンとか言ったっけ?
自分のまわり半径何mかにそういう領域があって、
その中に知らない人が入ってくると不快に感じるという。
「あんまり近くに他人がいると不愉快よね」というお話なんだが、
私はそのゾーンがほとんど無いような。あったらやってられない。

風邪にはココアが一番、と思ってコンビニで探したが、
季節外れなのかおいていなかった。
うちの近所のコンビニは品揃えがどうも貧相である。
そう、以前アエラを置いていなかった例のコンビニだ。
コンビニの品揃えは周囲の住民を映す鏡である。
そうさ、うちはちょっとさびれた町だから。
また駅前商店街で、一軒閉店していたもの悲しい町だから。
かといって、すっごいハイソサイエティなコンビニも嫌だけど。
このあたりの人は、高い物しか買わないんざます。的なね。
キャビア・フォアグラ・トリュフのおにぎり。
そして、店長は蝶ネクタイで。でも制服はあのままで。


泉にて問う
2003年05月26日(月)

「あなたが落としたのは田村正和(俳優)ですか?桂正和(漫画家)ですか?」
「いや、まさかずなんか落としてませんよ」
「あなたは正直な人ですね。ご褒美に、三村マサカズをあげましょう」
「ツッコむ人かよ」

……ただ単に「なんかこの人の名前、誰かに似てるんだよなぁ」と
思っていたお三方がピピッと線で繋がったよ、というだけなんだが。
業界がバラバラだから意識しなかったが、フルネームの響きがそっくりだなぁと。

今日は都会へ。
オバサマがたくさんいそうな街へ用事があって出かける。
ちょっとハイソサイエティな感じ。
よく行く「下町な東京」とはやはり何かが違う。
でもやっぱり、県と名の付くところが好きだなぁ。片田舎が落ち着く。

関係ないが、東京って昔は「府」だったんだよなぁ。
都道府県、というくらいだから「都」がいちばん偉くて(首都だからなぁ)、
次に道、そして府、やがて県がある。士農工商みたいだな(?)。
ってことは、だ。……と、色々考えたので書いてみよう。

 ●もしも県から府に昇格したら
   大変だ。岐阜とかだと、「ぎふふ」になってしまう。
   基本的に二文字の県が面白い。
   「チバフッ!」「ミエフッ!」と勢いに乗せて読みたい。
   「府」は「f」の音で、下唇を噛んで。
   個人的に「えひめふ」が好き。おいしそう。

 ●万が一府から道に成長したら
   カッコイイだろうなぁ。「大阪道」!心意気を感じる。
   いやむしろ「なにわ道」。ちょっと演歌のタイトル風で。
   「京都道」は、「とどー」って所で噛む人が続出し、
   俗称が「きょうとみち」ないし「京道」になる。

 ●下克上!区が都を乗っ取る日
   23区でいうと練馬区に頑張ってほしい。
   「東京都」が「練馬都」になったら、もう少しいい街になりそうな。
   または「江戸川都」になって「江戸都」と縮められ、
   要するに「江戸の都(みやこ)」。Tokyo、究極のレトロ化現象。

そんな地名いじりはともかく、埼玉に空港が無いのは
鉄道が(いくぶん)充実してるからなのよ。必要ないから無いだけよ。
とだけは言っておこう。(うちの地元が一番よくいじられる……。)

そんなこととも関係なく、最近気付くといろんな所に痣ができている。
風呂に入るたびに、微妙に増えている気がする。
よっぽど色んな物にガツンガツンぶつかって暮らしてるんだろう。

あーもう、まとまりがないこと限りなし!
これだから眠いときの文章は……。


サイカイ
2003年05月25日(日)

今日はちょいとした発表の機会の日。
プレゼンテーション的なのを近年になって3〜4回やったけれど、
今日が一番リラックスしていた気がする。
ただ、……プロジェクターに接続するときに
いつものようにモタモタしてしまった……
誰かに聞いてちゃんと確認しておくんだった。

しかし、なんでプレゼンなのに
理科室みたいな流しのある教室でやってるんだろう?
確実にビーカー洗うような流しがあって、
小学校の時にアルコールランプとか置いたみたいな黒い机があって、
あるかと思ったマイクが無くて。
思ったより気軽な大会なのだろうか?いやそれで良かったけどさ。
なんか、教育実習に来たみたいな気分。行ったことないが。

そしてその後は飲み会。というか、打ち上げだ。
人混みにつぐ人混みの中(そういえば日曜日だから仕方ない)、
「あまり都会に慣れていない人達」総勢十数名がウロウロする。
はぐれないように必死になるハタチ以上の集団。
炒飯を食べる酔っぱらいさん(一応敬語)達と、喋り喋られの応酬だ。
先々週くらいに一緒に飲み会をした人達とも喋りあい、
そこにはいろんな生きざまが交差する。
おもしろい、すさまじい、すごい。
そんなものは人々の中に潜んでいる。
きっと、私の中にもだ。……うーん。

とある方に「君はいつも考えてるねー」と言われた。
ちょっと占い師みたいな口調だった。ずばり、みたいな。
あーそうかもしれない。いつもなんか考えてるのかも知れない。
それで、そんなにエネルギッシュな方でもないから
時々ブレーカーが落ちちゃうんだろうか。まいったね。

それにしても近所(かなぁ?)で飲み会って気楽でいいなぁ。
終電をさほど気にしなくていいし。

……あーあっ、そうさ、俺はとうとう、
自宅から1時間かかるところを“近所”って思うようになっちゃったさ。

でも電車ならではの利点もある。
本を読む、眠る、考える、友達と喋る。
帰り道が長いのも意外と悪くないもんだと思うんだが。










---------------------再開宣言---------------------

実はしばらく日記をお休みするつもり。だった。
先週ちょっとショックなことがありまして、いやちょっとじゃなくだいぶだな。

なんて書くと過剰に心配してくださる人があるかもしれないので書くと、
身内が一人亡くなってしまいました。
その人は歳を取っていたけれどすごく元気で、
あまりにも急で、実は今も頭がびっくりしてしびれている。
けど、いつも冗談を言ったりして
明るくばかばかしく、それでいてなんだかまじめに暮らしてる私を
その人はいつも応援してくれたので、いつまでもフリーズしていないで
少しずつ笑い始めなきゃと今日思った。
その人のためにも、私自身のためにも、常に私は私でありたい。
そういう意味も込めて、今日から通常営業を再開しようと思う。






「うんちくあった!」という札がほしい
2003年05月18日(日)

なんでざんしょ、休日はまたぐったりして過ごしてしまう。
そういえば先週は毎日のように帰りが11時台だった。
さすがにそれが堪えたのだろう。私にとっては珍しかった。
飲み会的な場が二回もあった。
しかもどっちも、他の人はビールなのにお茶でやり過ごした。
……ビールくらい飲めた方がいいんだろうかなぁ……
苦手なんだけどなぁ……。
アルコールばかりか炭酸も苦手。not only A but also B。

やらねばならないことがたくさんあるのに、
休日となると頭のセンサーがカチッと眠ってしまい、
痛い物質が堰を切ったように溢れる。
嫌な心身相関メカニズムを全身で感じながら、痛み止めの薬を飲む。
それでどうにか少し持ち直す。少なくとも頭はスッキリだ。

ああ、本当は昨日からやっとくべきだったのに。
のろのろと作業を始めたのは夕方だ。
最近また夜型になっている気がする。いかんなぁこんなことじゃ。
こういう体調がきっかけとなって「いかんなぁ、俺」な思考回路になって
自己嫌悪に陥ってしまう。
体調はきっかけで、それに端を発してさまざまな「自分」が
相当ダメな奴のように思えてくる。
いや実際ダメなところがたくさんあるからなんだが、
かといってそれをくよくよしててもしょうがないわけだ。
私にはダメなところがたくさんあるけど、
道を歩いている知らない人達にもそれぞれダメなところがあるんだろうし。
時々「ダメだなぁ俺」なんて思いながらも
とりあえず何かしら頑張ってみたりして、
だいたい人間というやつはそういうもんなんだろう。
ある人間を全否定・全肯定、なんてありえないわけだ。
どっかに長所があるし、短所もあるのだ。

「巡り会った人々から必ず何か一つを盗みなさい」的なね。
「」は朗読課題の文章のタイトルなんだが、
結構道徳的な文章だなぁなんて思いつつ、ふむふむと音読。
最近発声と滑舌を鍛えている。
一見どこに活かせばいいのかわからない能力だが、
来週の今日は大勢の前で話す機会がある。
ああ、それは気が付くと来週のことなのだ。
「なんだよ、もうそんな時期かよ」
矢継ぎ早に時間が経ってしまう。
時間が流れるのが早い。
中学より高校、高校より大学が早かった。
大学より「それ以上」、というのもうなずける。
さては、気付いたら老人なのでしょう。なるほどね、加速度的に行くのか。
どうりで最近、日本が高齢社会だと思った(話が広がりすぎ)。

それにしても、5月下旬のくせにそこそこ寒いのはなぜなんだ?
長袖のようで七分のようで。


討論!『アエラはどこまで有名なのか』
2003年05月14日(水)

はっ!と目が醒めると、朝ではなく昼だった。
うわぁぁぁぁ、と思う。これを私的用語で「精神的遅刻」と呼ぶ。
今日はたまたま物理的に支障ないけれど、精神的になんかだめだ。
早起きは三文の得、そして精神的遅刻は3%の損である。

遅くてもしょうがないので出かける。
のどかな時間。主婦などで、中途半端な混雑模様。
ぼーっとした気分で、4〜5回乗り換えしながら
のんびりと電車にゆられる。
なんかなぁ、気持ちばかり焦ってしまっていた。
たまにはこういう、電車の中で眠らない日というのもいい。
中吊りで余計な知識を頭に入れる。
あっ、あの雑誌もうすぐ発売か。ということも
わかった(というか思い出した)が、駅の中のコンビニでは入手できなかった。

うーん、駅は品揃えが悪くてかなわん。
もっともうちの近所のコンビニは、「アエラ」さえなかった。
さらにショックなことには「アエラ置いてないですか」と店員に尋ねたところ、
2人いた店員が「えっ……」と顔を見合わせて「それは……何ですか?」。
苦笑いしつつ「雑誌です。」
うちの近所が田舎だからなんだろうか、それにしても
アエラを知らない人がいるなんて……
あの有名な、時事ダジャレ広告も知らないんだろうか。
……いや待てよ、それともアエラってマニアックなのか?
ひょっとして電車の中吊りでしか宣伝していないのか?
有名だと思っているのは私だけ?
私は小さい頃からあの「時事ネタをからめたダジャレコピー」に
親しんできたけれど、電車に乗らない人は知らないのかもしれない。
なんせ中吊りで見つけた言葉で漢字を覚えたクチだ。
昔の女性誌で「微笑」とかいうのがあって、
その広告を見ていたおかげで「徴」と「微」の違いを覚えたのだ。
(本来子供が見るような雑誌じゃないんだが)
そっか、俺ら関東生まれ中吊り育ち♪
駅員・駅長はだいたい友達……いや違うが。

でも昔のJRの駅員さんって今より暖かかった気がする。
連れ合いが駅で急に大量の鼻血を出した時に看病してくれたり、
私が池袋の件で血だらけになった時に救急車を呼んでくれたり、
……何かとブラッディーな腕白共を暖かく見守っていてくれたような。
今は、なんか皆さん疲れてというか、無愛想なように見える。
これは本当に近年職員の皆さんの心がギスってきたのか、
それとも子供だったから優しくされていたのか……真相は不明。
ちなみに都営地下鉄M線の駅員さんは、
「三人に一人の割合でカッコイイ」んだそう。
沿線の住民からの、どうでもいい情報。


社宅だヨ!全員集合住宅
2003年05月11日(日)

なんだあの締めくくりは(昨日の日記の批評)。
よほどネタがなかったのだろう。

今日は母の日。
母に感謝をこめて、私も夕飯作りに参加だ。
……あっ、いつもそうか。……。

“お前らは私に何か感謝してくれているかい?”
自分の生み出したキャラ達に思う。
いやでも奴らは、子供というよりスタッフ、いや村民だなあ。
わたしゃ村長。母なんてもんじゃない。

それはそうと、妹が急にちっちゃなブリキのおもちゃを三つもくれた。
あの、「食玩」というかマーブルチョコみたいなのが付いたおもちゃだ。
どういうことだろう。おかげでパソコン机が不思議なもので賑やかに。
知人のパソコン周りは鳥だらけだけれど、
私は何だらけともいえない。車が3台、ペンギン2羽、
ロボット1体にカリンバ1●(単位がわからない)。
カリンバ(アフリカの民族楽器)で沖縄民謡を即興で作曲していたら、
妹に「“はやさん”を辞めて“ハイサイ”になりなよ」と提案された。
ハイサイ!沖縄弁で「こんにちは」。
ちなみに女言葉は「ハイタイ」だそう。
よくファーストフードで「いらっしゃいませこんにちはー」と
繋げて挨拶している様子がみられるけれど、
沖縄弁に訳すと「メンソーレハイサイー」になるのだ。
うーん、基本的に明るい感じの言葉だ。
好きだなぁ沖縄弁。
日本語の一種であるにもかかわらず、
英語なんかよりよっぽど意味がわからないし。
そのうえ優しいイメージがある。

埼玉県南部にも方言が欲しいなあ。
作ろうかな、エスペラント語みたいに。


アメンボ赤いの?茶色いの?
2003年05月10日(土)

アメンボ赤いなアイウエオ。
……えっ、アメンボって赤いのか?
そんなにじっくりと見たことがない。

あまり大したことをしない一日。
あーこれだから休日はいかんのだ。如何だ。
眠って歯医者って終わりのような。
気が付いたら夕方で、犬の散歩にゆうげの支度。
なんてのどかな関東地方の夕暮れでしょう。
歯が落ち着いてくれたのはいいんだが、
なんか頭ががんがんするのだin sunset。
かぶせ物をする時って、なんであんなにぐいぐい押すのでしょう。
なんだか頭蓋骨が疲れた。

せめて本でも読もうと思って開いたそれは
例の課題になっている変な本。
「要するに何を言いたいんだ?」と俺は叫びたかった、海に向かって。
でもうちの県には海がないのでそれは叶わなかった。
逆にそれで良かったwithout ocean。
その本はすごいぞsurprise(なんで適当に英語をちりばめるんだろうmyself)。
何かを語って、でもたいていの場合結論がないんである。
この日記の文章もそんなもんだが、これは出版されているわけでもないし
有料なわけでもないから、少なくともその本ほどはた迷惑ではなかろう。
今日は、その本の一部を引用して日記を締めくくるとしよう。

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これが無益なものならば、幾千年も前に途絶していたはずだ。
針治療には何らかの効能がある。
だが、それを的確に表明するのは困難だ。 (「針治療」の項より)

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一応言っておこう、うちの学校は時々面白い。


羊が一匹 兎が二羽 雀がサンバ
2003年05月09日(金)

目眩が原因でコップを割ってしまいそのついでに指先を切ってしまい、
しかしその傷も癒えた今日この頃。
体調もやっとこさ、「あっ、標準レベルに達したな」という感触。
半月ぶりくらいだ。
連休が開けると元にもどるなんて、なんて皮肉なのかしら。
なんとも、哀しいタイプの交感神経。
新しいタイプの居酒屋。

ものすごっく眠いながら、帰りに画材屋さんに寄る。
ああいう場所はわくわくする。
描かれる前のスケッチブックは、希望に満ちている気がする。
これから何になるんだろう?という、何にでもなれる可能性の宝庫だ。
ああ、私も昔はあんな風にまっさらだったのよ。なんて黄昏れてみても
私自身そんな暇はない。人間、どこまで黄昏れても
呼吸することを辞めない限り何ができるかわからないのだ。
体調不良から立ち直った後は、いつもそんな気分になってしまう。
夕暮れが夜空に変わろうとも、常に気持ちは朝焼けさ!
アハハハハ、アハハハハハ……(朝日を浴びて土手を走る感じ)

現実問題として、今よりももっともっと強くなるには、
できそうなことを片っ端からやっていくしかない。
いつだってそうだし、多分誰でもそうなんだと思う。
一番怖いのは何もできなくなることじゃなく、
何もする気が起きなくなることだ。時々、あたかも
みんなと同じ地面に立てていないような感覚を覚えてしまうのは
単なる「俺、バカだなぁ」という劣等感だけでなく、
いつはまるかわからない体調の落とし穴のせいもある。
というより、それを怖がっているせいだ。
でもこれ以上甘えることはできないんである。
できたとしても、しょうがないんである。
とりあえず、心を落ち着けて。
「これからも、運良く生きていけるさ」とある程度思った方がいい。
怖がってもしょうがないんである。
パブロフの犬みたいなこと、覚えていてもしょうがないんである。
記憶喪失になることはできないんだし。なる必要もないんだし。

やばいなー、課題として与えられたあの本みたいな日本語になってる。
これだから病み上がりは。
というよりあの本、本当におかしい。
何を伝えたいのかわからない。内容も然り、文法表現も然り。

「日本の神話では、娘の親が1000匹の白兎を飼育していると
 皇子と結婚できるという言い伝えがある。」という話だったが、
本当なんだろうか。(ホラか否かという点で)
白兎を1000匹飼育するって、その様子がとりあえず面白いじゃないか。
その人の職業はなんなんだろう?
997匹目が逃げたぞ、なんて捕まえに走ったりして。
……あ、しかも兎は「匹」じゃないんだ。「羽」だよ!


「really?」の和訳は「うそおっしゃい」
2003年05月05日(月)


宿題の 写真を撮りに ぶらり旅

↑今日の川柳。
その日に起きた出来事を記すのが日記なら、
本来日記は五・七・五くらいで済むような気がする。
じゃあそれ以外の、その十七文字以外の部分はなんなのか?
それはね、きっとその日に考えた絵空事さ。
出来事なんて氷山の一角でしかないのさ。
そう、まさにこのように自分で書いていても意味がわからない。
それが日記の(ないし私の)魔力なのさ。
(※基本的に語尾が「〜さ」で終わっている文が危ない。)

宿題で「写真を撮ってこい」というのがあり、
その関係でカメラ片手に雑踏を行く。レッツゴー、プチ珍道中。
その道中から無事帰ってきたはいいが、やっぱり胸が痛い。
どうもおかしいのさ、明日からまたちょこちょこと働かなくちゃいけないのに。
連休は連病な私にとっては、それが止まる日は、
どこか名残惜しいようでいて退院が決まった患者のようでいて、
これでまた現実に戻るのかー、という事実がマイナスのようでプラスのようで、
とにかくこのまま連休が続いたんじゃだめになることは確かなのだ。
あまり休暇が続くと、体が弱りきって二度と復帰できなくなる気がして。
いかん、定年が怖い(さすがに早すぎる心配)。

最近若返っている。
三年くらい前を思い出すと本当にそう思う。
2000年頃は今振り返ってみるといろいろあって、
考え方みたいなものが一つの転機を迎えていたような気がする。
あの頃を58歳とすると、いまの気分は46歳くらいだ。
三年で12歳若返った。これはすごい。
この調子でいくと、三十年で120歳若返られる計算になる。
あと十二年で-1歳になる。人類未到の世界が待っている!
どんな気分なんだろう。穏やかな感じだといいなあ。

そんな風に軽い若さを感じていたのも束の間、
コップを割ってしまいへこむ。
その原因が、酷いめまい。……うーん、平気なのか。


歩こう歩こう、私は短気
2003年05月03日(土)

中華料理を食べて帰宅したはいいが、
なんでなんだろう、ネットのパズルゲームにしばらく熱中してしまったのは。
おかげで気付いたら目が痛いじゃないか。ちょっと涙出てるじゃないか。

PCのモニターを長時間見続けることは、視力を低下させると一般に言われている。
これが本当に起こった場合哀しい。
私が唯一、身体的に申し分ないと思える機能が視力なんである。
疲れるとすぐ視界が点滅して緑色や橙色に染まるが、
それは目ではなく脳の問題(危険な響き)。
せめていつまでも1.5以上で。そこだけは、サッカー選手並みで(急に張り合う)。

今日は夏みたいだ、でもかえって体調は良好。
ヘンに寒いより、こういうカラッとした晴れがいい。
頭痛と立ちくらみだけで済む。あとはせいぜい気管支に気を配るくらい。

そうだ、課題やろう。
京都行こうみたいなノリで。
いろいろに、やることがある。これを一個一個整理しなくては。
いろいろと、忘れていることがありそうだ。
夏も近付く八十八夜、そんな近頃私の忘却スピードは特急の速さで、
あらゆることを置き去りにしてしまう。
「なんだよ、各駅停車に乗り換えればよかった」
いや特急じゃない、もはや。
♪波はジェットコースター 走り出したら止まらないよ
ぐらいの勢いで忘れていく。もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対、って
言ったことも忘れるくらいの物忘れ。
いやいやいや、とはいえとはいえ、
誤解しないでくれたまえ、これは加齢のせいじゃないさ。と思いたい。
体が言うことをきかない関係で、頭がひねくれるのだ。きっとそうだ。
でもこんなことじゃいかんな、きちんとした社会人になるには、
「春が来た」「夏が来た」なんて理由でへこたれていてはいけないのだ。

季節に強くなることと、無理をしないこと。
こんなことを今目標にしている私は、
伊能忠敬と松尾芭蕉にとうぶん頭が上がらない。
彼らのように、歳を取ってもしゃきしゃき歩き続けていたい。そう切に願う。


作るアホゥに乗るアホゥ
2003年05月01日(木)

今日は大勢の若者たちに混じって、説明会。
よく考えたら彼ら、うちの妹と同じ学年の人々だ。
『無駄に歳を取っている自分だけに』という意味で緊張するなー。
いやでも、プレッシャーはだめだ。いやいいの?
「追いつめられて発揮する」力か、
「ゆるゆると気を抜いて逆に生まれる」力か、
どっちのコースでいこうかな。いや選択の余地なんてないのかな。
いかんせん、気を抜くことが苦手である。

でもなー、なんにせよ、自分の得意な方へ得意な方へ話を持っていった方が
絶対有利なんだよなー。それができる限りは。

夕飯を食べて、帰りが遅くなり、電車は酔っぱらいだらけ。
みなさん、ビール片手に普通に乗っている。
お酒かー。発泡酒が値上がりしたご時世だけれど、そんなことお構いなしに。
購買意欲、って不思議なもんだなーと思う。
「絶対に必要なもの」以外でも、結構さくっと買う瞬間がある。
なんて言いつつ私も、今日コワイイ本を買ってしまったけれど。

家に帰って、キャラクター商品リサーチ。
どうでもいいけど妹の部屋は、いつ入っても無駄な品物で満ちている。
本当に、無駄なものばかり買ってくる。
お金やものに対する価値観がここまで違う兄弟も珍しい。
(中川家は容姿こそ似ていないが、金銭感覚はそっくりだと思う。)
そっか、こういうバカな子らを騙さなきゃいかんのだ。まず最初は、ね。