Back  Index  Next

どなたがおもちになりますか? >はやさん
2003年06月30日(月)

今日は学校へ。
いやーーーーーーーー、腹減ったね。
実を申すと私、胃をやられて一週間ばかり絶食してたのだ。
先週は、アミノサプリとかそんなようなもので生きていた。
で、昨日からようやく食事(主成分・うどん)を取り始めたばかり。
胃がめっちゃ小さい感じがする。
でも、見た目は全然痩せてない。プチがっかり。

空腹も眠気もある程度のラインを越すと感じなくなるので、
先週はぜんぜん辛くなかったんだが、
今日はいかん。
夕べ軽く食事して、朝食をとらずに学校にでかけた。
で、夕方まで授業を受けた。それまではよかったんだが、
帰り道に電車の中で急に空腹感が襲ってきた。
いや空腹感というより、ふらつきが。
家にたどり着いたのは9時頃で、
(ドラクエ2の冒頭で力つきる兵士のように)パタッと倒れたはやさんに
家族が食事(主成分・うどん)を恵んでくれた。
一人暮らしだったらやばいな、と思う瞬間。
体調が悪い時は家族の存在がありがたい。
普段は……まあ、持ちつ持たれつ。

ほぼ24時間ぶりの食事だ。
(もっともその前は何日も食べてなくて、それでもケロッとしてたんだけど)
やっぱり、健康で文化的な生活には食糧が必要だ。
そんな普通のことを、普通に噛みしめた。
食事がおいしいって、素敵なことだ!

学校に行ったら、予想通りやることがいっぱいだった。うーん。
へこたれていられない。とりあえず、今日は休もう。


はやさんさんはどうのつるぎを装備できませんがよろしいですか?
2003年06月29日(日)

やっと体調が良くなるきざしが見え始めた。
ということで、明日は学校に行くぞ。
ここに宣言しとこう。
明日こそは学校行ってやるからなチクショー(やけくそ)。
「良くなるきざしが見え始めた」だけなので、
体調的には見切り発車なんだがな。
ま、熱が下がったしいいか。
若干の不安を残しつつも、あまり休み続けるのもどうかということで。

考えたら明日はもう6月最後かいな。
あれまー。
ぶっちゃけ、「あれまー」。
体調悪くなったらもう7月。心から、「あれまー」とつぶやく。
田舎のおばあさん風に「あれまー」。

今日は肩慣らし(肩?)にPhotoshopで絵を描いた。
集中した作業も久々な気がする。疲れやすいな。
……これからやってくる日々がおそろしくなってきた。
忙しいぞー。うわー。
でもまぁ、なるべく気楽に。
いや、気楽なんてもんじゃなまやさしい。
むしろ「お気楽」に。
私が本気になったら「お」くらい付けるよ。
そういえば、「お台場」の「お」は文法的に何なんだろう。
ちょっと敬ってるのか。海沿いの観光地だからって。
これから地名には「お」を付けていくことにしようよ。
町を敬っていこうよ。大事な故郷を!
「大崎」は「おおおさき」、
「大宮」は「おおおみや」、
「大網」は「おおおあみ」。
……おおお。まるで、ドラクエを「はやさん」という名前で登録した場合
武器屋などで買った物を「あいよっ、はやさんさん!」と
手渡されてしまう時のようだ。なんか屋上屋を架す感じのくどさがある。


ブラック主義
2003年06月28日(土)

俺ってカッコいいぜ、と思う点について少し語ろう(なんだこの日記)。

「黒髪」をずっと続けている。

黒という色が好きだから、というわけではない。
ただこんな(寿司の苦手な)私も日本人なので、
多くの日本人と同じように生まれながらに髪は黒く、
それをそのままにしておきたいからだ。
つまり私にとって黒髪とは、
「自然な状態」「やはり自分は日本人であり、そのことを多少自覚している」
ということを示すアイデンティティなのである。

それと、ちょっとした「変人として」の優越感にもなる。
色んな髪色が溢れる中で、あえて俺は黒さ。っていう。

実はそんな主張をひっそり込めているんだけど、
気が弱いので、あと「なんで染めないの?」とか言われそうなので、
美容院などではすかさず
「就職活動があるんで染めるのNGなんです」
みたいなことを言ってしまう。
なに言い訳してんだよ。蛇足(←友達が流行らせたがってる言葉)だよそれ。
結局俺ってカッコ悪いぜ。語尾が「ぜ」って時点でもね。

そんな俺、黒い服を着て考える。
黒い髪、黒い服。
黒髪で黒い服を着るとよけいに重く見られがちだ。
特に髪が肩につくくらいだと、
着ている黒と髪の黒がつながって見えてなおさら重い。
でも最近ベリーショートにしたおかげで、
だいぶんすっきり。
この髪型、「黒くても、重くならない感じに」と
リクエストしただけに、だいぶ軽いなー。黒なりに。
うん、切ってよかったよ、髪。

……と、
「切ってみたはいいが、従兄に近い髪型だった」
という事実をなんとかごまかしてみようとする。
自分を励ましてみようとする。
確かに少年だよなーこれ。わははは。

そういえば、髪を切ってから学校に行っていない。
まずいなあ。

――お前まさか、髪切るために学校休んだのか?

いやそんな疑惑はかけられまい。むしろ、

――病気が原因で髪切ったのか?

そっちの疑惑の方がかけられそうだ。
やむなく、泣く泣く、切ったのか?と。
ほんと、見方によっちゃそのくらい(?)短いからなぁ。

だからあえて否定しよう。
髪を切ったことと病気とは、一切関係ございません。

切った直後に病気になったのさ。

不覚にも、美容院で「ほっ」としてしまったのかもしれない。
確かにちょっと居眠りしてしまった。
私は「ほっ」に弱いのだ。
「ほっ」とした途端、体調が悪くなるのだ。
……くそー、くつろぎめ!
そんな気持ちもある。愛憎渦巻く、まったりズム。


豆知識小豆知識大豆知識枝豆知識
2003年06月26日(木)

今朝も病状変わらず。薬飲んだのにさ。ふーんだ。
このぶんだと、明日も学校に行けない。
授業には出られるかもしれないが、たどり着く体力がないだろう。
(色んな意味で)いいのかこれで。
(   〃   )いいやよくない。

「今日授業あるらしいよっ、知ってた?」
という友達からの電話。
その授業、今日は無いと思ってたのに。
つくづく、うちの学校の連絡体制って、つくづくだ。
「どのみち行けないっす」と述べる。
ああー、早く良くならなくては!
ていうかこれ、本当に風邪なの?なんなの?
「風邪は寝てれば治る」っていう素敵な伝説は嘘なのか?

寝てると、テレビを通じていろんな情報をゲットする。
6月24日はUFO記念日だとか。
笑福亭松鶴の弟子が鶴瓶だとか。
要潤がなぜか料理番組に出ているとか。
要潤は俳優さんだけど、なんか面白いとか。
そんなような情報を。(……。)<すべて敬称略>

でも、かといってずっと寝てばかりいるわけでもない(なぜだ?)。
家にいると、思わず働いてしまう。犬の散歩とか。
あと雨が急に降ってきたから、
慌てて洗濯物を取り込んだりとかして。まいったね。
なんか「動かなきゃ」みたいな、貧乏性なのかもしれない。
いや寝てりゃいいんだよ病気なんだから。そうだよ、治そうよ。

でも不思議なもので、
「あまり動けないんだけどさほど苦しくない」もしくは
「その苦しさにすっかり慣れた」状態って、
なんか「あれ、なんか安定しちゃってるぞ」
「この日々がずーっと続くのか?」みたいな錯覚に陥る。

それはあたかも長い航海の途中、岸がまったく見えない静かな海の上で
「果たして俺達、進んでるのか?」みたいな不安を覚えるような。
そう、海が静かなのだ。静かなのはいいことなんだけど、
景色がずっと同じなので不安なのだ。
ていうか、岸に着いたらやることがあるのよ……。


PC起動もひさびさに
2003年06月25日(水)

今日は病院へ行った。
数日前、なんかだるいなーと思っていたら熱があり、
その後胃腸もおかしいことがわかって、
現在は半分寝たきりで過ごしている。
そんな生活が何日か続いてみてようやく思った。
「そうだ、病院行こう。」
京都みたいな感覚で町の内科医へ。
行ったはいいが、外はバケツの水源をたくさん集めたようなどしゃぶりだった。
あれだけ濡れると、人間は逆に陽気になってくる。
下がらない熱も手伝って。全部水に流そうぜ的な。

病院につくと、予想以上にガラガラだった。
しめしめ、この大雨で外出する病人は俺くらいさ。
ていうか、そんな俺って。

薬をもらって、レタスを買って、
珍しいカップラーメンを買って、銀行で生活費を下ろして、帰宅。
余裕ないはずなのに。大雨なのに。そんな俺。

病気はよくなるんだろうか。たぶん風邪だと思うんだが。
そういえば最近では絵を描くとき、
「これが遺作になってもいい!」っていう気持ちが薄れてきている。
かつて一線一線を遺言のつもりで描いていた時期があり、
それはなぜかというと「自分の病気が何かわからない」時期だったからだ。
今もある意味それに近い。「これ、風邪なの?」っていう。
でも、全然深刻な感じじゃないな。
ただ熱があって胃腸がおかしくて頭痛がするだけ。
……あれから、結構図太くなったのかもしれない。

まー心配ないとは思うんだがね。
もらった薬を飲んだら少しよくなった感じがするし。
ただどうも、体調がいまいちだと気持ち的にも浮かなくなりがちなもんで。

でもとにかくよく寝ている。
この3日くらいで通常の一週間分くらい寝てる感じがする。
でもよく考えると、犬は普段からそのくらい寝てる。
あいつらいいなあ。いいなあ、あいつら。と時々思うけれど、
よく考えると私は、寝ることはそこまで好きでもない。
寝ることが好きな人間というのは、探してみるといるもんだ。
日暮熟睡男(ひぐらしねるお)とか(こち亀より)。
あと、浦飯幽助も(幽遊白書より)。
なにより、野比のび太も(ドラえもんより)。


ヘアバンド不要宣言
2003年06月21日(土)

それは初めての経験だった。
なんと、そのまま顔を洗っても髪がほとんどぬれなかったのだ。

濡れる前髪もありゃしない。
いや誤解なきよう、別に禿げたんじゃない。禿げ増したんじゃない。
そのくらいざっくりと、髪を切った。切ってもらってみた。
鏡を見るたび、「お前誰だ?」と自分の姿にびっくらこ(←懐かしい言語)。
♪誰だ 誰だ 誰だー
空のかなたに踊る影。
ガッチャマンのテーマソング並みに。

ゆとり産業って必要よねー。なんてことを一人思う。
いつもの私がいかに合理主義か。ゆとりがないか。
なんてことを、反省するでもなくただ客観的に見つめるのだった。

美容院でカットしてもらいながら、こっそり考えたこと。

●一生言えそうにない、気になるせりふ。
「私は夢中でシャッターを切っていた。
 ……その写真のうち一枚が、問題になった例の新聞記事だよ。」
*何の仕事をしてどこにいけば使えるんだろう。何の話だろう。

●ノーリーズンといえば?
コカコーラ。
*でもその公式には、広告戦略という理由(リーズン)がある。

●使ってみたい技。
「忍法、白髪染め!」(注:かなり大声で言いましょう)
*これは使えるな。年老いたら。

ゆとり的時間を得たので、ちょっと普段と違う考え事をした。
でも結局、バカなことに変わりはない。
決めたよおっかさん。おいら、一流のバカになる。


今日はもうアカンわ
2003年06月20日(金)

まいったなー、立ちくらみスト。
くらくらするぜー。夏だなぁチクショー。
早起きした日は、気を抜くたびにくらくらして困る。

周りにいる可愛い女の子に限って、昔はわんぱく娘だったらしい。
ていうか、奴らは今もわんぱくさ。元気まるかじりしやがって(?)。
「えっ私、4歳からインドア派だったよ」(記録がやけに鮮明)、と
言ったら「えー、それは早いね。」
インドアって「早い」とかなのか?
人柄とか親の雰囲気とかの影響だと思うが、
そういえば健全な子供は外で遊ぶ、みたいな感じなんだろうなー。
ま、動くことが嫌いでも一応生きてはいられる。じわじわと、だが。

でも、重い病気にかかって頑張ってる子供も
探すとたくさんいるんだな。ほろり。と、授業を通して考える。
基本的に世間への関心がうすくちな私だが、
「命」というものには興味があるらしい。
というか、執着にも似たものを持っているのかもしれない。
だから作れるものも「図案」より「キャラクター」になってしまう。
「この文字」の色は何色にしたら最適なのかわからなくて何時間も迷うのに、
「こいつの目」の色は青くなきゃだめだ、ということは一瞬でわかる。
なんか知ってるのである。
ある種、たやすく変えたりできないレベルのものとしてそこにいるのだ。

なんで「図案」的なものは浮かばないんだろう……。
今も作品集を作ろうとしているのだが、表紙でずっと悩んでいる。
何色がいいの?背景は?文字は?
なんてことを考えて煮詰まる。視界がちらちらしてくる。
「普通にきれい」でいいのに。「すごくきれい」じゃなくていいのに。
というか、「普通にきれい」ってなんだ?(哲学化)


「お得」は敬語なのか
2003年06月19日(木)

うっ、暑い……。クーラー依存が本格的に始まっている。
うーん、夏だな。

疲れてるんだろうか、
それとも勉強熱心なんだろか、変な石鹸を衝動買い。
中にアヒルが入っている。
すると、某Mくんもそれを贈られて持っているらしいことが判明。
やっぱりあの人、なんか気になるなー。MISIAの件といい。
いま、「一緒にカラオケに行きたい人」ナンバーワンだ。

思考能力が低下してきたので、さっさと帰る。
でも乗り越す。わりと意識がはっきりしてると
思ってたんだがなー……あぶないあぶない。気を付けよう。

今日もめちゃくちゃ眠いのに……、明日の早朝が心配だ。
いや、こんなこっちゃ大丈夫。いままさに、鍛えてるのだ。色々。


とりあえず犬に信用されたい
2003年06月18日(水)

乗り換える気力が起こらず、各駅停車でゆっくりと小旅行。
こんなのもいい。
快速に乗り換えたところで実際、かかる時間に大きな差異はない。
ただ気休めだ。気休めで快速に乗るのだ。
精神安定剤だ、「大丈夫、あなたは急げている」という。
でもそんなことも必要ないなと思いつつ。
ゆっくりもいいもんだ、ということをようやく体がわかりつつある。

「一年で一番上空が暖まるのは夏至のある六月だけど、
 その熱が地表に届いて我々の生活圏の気温を上げるのは、
 その1〜2ヶ月後のこと」
そういう感じで、頭で理解したことを体が理解するのは
かなり後になってからである。
私は頭では解っているつもりだったのだ、
たとえば「物事には始まりがあるように終わりがあること」なんかを。
でも実際に、自分の身に、見える触れられるところに
何か具体的な事件が起こらないと、体までは理解しない。
本気で膝が震えて止まらないようなことを、
この先の人生で何回経験するのかわからないけれど、
とにかくそうやって学んでいくことは大きいのだろう。
そうやって歳を重ねながら、広い人間になっていくのだろう。

生きるのは大変なことなのだ。
だからお年寄りはエライ、とりあえず。
とりあえずだけどエライのだ。
少なくとも、こんなしんどい世の中で私より長く生きてるっていう点で。
だから電車で席を譲るんだけど、「いや結構です」。
最近この「結構です」率が上がった気がする。
イマドキの御高齢の皆様って、元気だよなぁ。

午前中、犬に「散歩に行こう」と声をかけたら
「いや、あんたのそれには騙されないぜ」みたいな顔をされた。
これはなんとも失敬な、「今まで私はこういうネタで
お前を騙したことはないだろ!」と憤りを露わにする私。
「いやいや、はやさんのことをあっさり信用するほど
 おいらも落ちぶれちゃいねぇ」と犬。(訳はバウリンガルに依るものではない)
25秒にもわたる押し問答の結果、
「とにかく散歩に行きゃいいんだよ」という意見で一致した。
相変わらず、彼はキュウリが大好物。
野菜ばっかり食べてるとこういう性格になるんだ。私も含め。

「はやさんって犬飼ってるイメージじゃない」と言われる。
そうかなー。めちゃめちゃ犬!だぜ、私(なんだそれは)。
もっとも、「犬」を飼ってるのか「人間じゃないオッサン」を飼ってるのか、
その境界は定かではない。いかんせんあいつら、
目がパッチリしてるとかしっぽ振るとかワンワン鳴くとかの性質があるけど、
要するにオッサンだからね。

「あらその言い回し、私みたいな言葉遣うのね」と言われた。祖母に。
「早速」とか「所謂」とか「所詮」とか、言葉遣いはレトロに行こうよ。


おのれでございます
2003年06月17日(火)

うわっ、気付いたら日付が変わってるぞ!
……なんなんだか。
でもね、少しは改善したいのさ。
こんな生活を。こんなおのれを。こんなノリを。

絵本を買う。ちょっと変だ。
でも世の中はちょっと変なものを意外と求めている。
「ちょっと変っていいよね」「俺って変なんだ」みたいな、
これまで片隅でつぶやかれていた言葉たちが、
多くの人の共通理解を得てひとつの新たな基準となりつつある。
「俺は変だ」「いいや俺はもっと変だ」
……こんな、ネットバブルみたいな(注:ネットバブルについて詳しいことは
実は知らない。このように、意味を正確に知らない言葉でも
とりあえず雰囲気重視で使ってみるのがはやさん流である。
「その使い方、違うよ」と誰かにツッコまれたりするのもまた勉強だ)
新しく意味のない競争にも見える。
その一方で、あきれるくらい「ステレオタイプ」を踏襲する場面もあって、
今の東京ってなんなのさ!と憤慨。
そりゃ、十代じゃなくてもキレるよな。ざわざわし過ぎてるもの。
敏感な人ほど、たまらんよ。きっと。

そんな現代社会にとって本当に必要なのは
癒しじゃなくて、リセットなんじゃないだろうか。
無印良品もある意味でリセット商品だし。
「見た目」のリセットは無印良品がやり尽くしているけれど、
「コンセプト」「考え方」のリセットなら
まだ多様な可能性があるんじゃないだろうか。
どこまでリセットするのさ。ってこと。
なんてことを、新宿をうろつきながら考えた。
考えたら時間が来ていて、もう帰らなきゃいけなくなって、
でも昼ご飯を食べていなかったので
電車の中で食べました、カロリーメイト風の何かを。
……いかん、体調の悪化に拍車がかかってしまう。
栄養というのは基本よね。基本。
(それをすっ飛ばしてい開き直ってる人もいるけどさ。
 Mくん、元気かな。今頃栄養足りてるのかしら。
 再会したら意外にも太ってたりして。だったら面白い。)

リセットかぁ……基本に返るってことかぁ。
基本は無菌とも少し違う。雑菌は少ないんだろうけど。
基本的なことというのはお腹がすいたとか眠いとかも基本なわけで、
それらはいつでもすぐそばにあるんだけどね。
まぶたと同じぐらい近くにあり過ぎて、
だから一番見えづらいというのは確かにあるなぁ。


おっす、おらアルフィー
2003年06月16日(月)

そうだわー、私やらなきゃならないことがたくさんあるんだった。
月曜日はいつもそんな風に、心理的に目が醒める。
土日はどうしても家事に追われてしまうので、
覚えているつもりでいても一時的にその気分を忘れてしまうのだ。
「主婦モード」が「学生モード」に切り替わる。
と同時に青ざめて、ああやんなきゃな、に押し潰されそうになる。

近頃なんでこんなに出かけてばかりいるんだろ。
ある人は最近まで週休5日とか6日とか(絶対おかしい)言ってたりしたのに。
いや実際やってること自体はそんな重労働でもないぞ。
ただ、こうなるとネックは移動時間か……。
「うーん、やっぱり学校とかバイト先が近くだと楽でいいな」
最近よくそう思う。思ってしまう。
今まで○年間、何の疑問も持たずに片道二時間の生活を送ってきたのに。
……どうして?やっぱり、スケジュールの問題?
いやいやでもね。たった四時間よあなた。
「あと四時間あればその時間に色々できるんじゃないか」
なんともはや、そんなのは甘い幻想に過ぎないさ、
時間が足りないんじゃなくて使い方が悪いのさ。
……。
……。
……でも、四時間か……。
四時間?
四時間かぁ……。あー(詠嘆)。

いつの日か、私が「徹子の部屋」のゲストに呼ばれたとしたら
言われるんだろうな、徹子に。
「あら、あーた(訳・あなた)そんな遠い学校に?
 下宿じゃなくて通ってらしたの?
 んまー、あーたそれ大変だったでしょう」
この文章を、3秒くらいの間で言われるんだろうな。早口で。

急に今日、「ストロベリー オン ザ ショートケーキ」という
ドラマのタイトルを思い出した。
うーん、変わったタイトルだ(ここで何か触手が動く)。
……。
定番のパターンだと、たとえば、
上にストロベリーじゃないモノをのせてみるとかね。
 例・「ボンカレー オン ザ ショートケーキ」

あとは、ショートケーキじゃないものの上にストロベリーをのせるとか。
 例・「ストロベリー オン ザ つめきり」

音楽が好きなら「ストロベリー オン ザ・ビートルズ」。
次の単語が「a・i・u・e・o」で始まる場合は「ザ」が「ジ」になる、
っていう英文法の好例としては「ストロベリー オン ・アルフィー」。
私はいつも「the」の発音について言及するとき、
「ザ・ビートルズ」と「ジ・アルフィー」を使います。
今の中学生はわかんないのかな。


忙しかったのは事実なんですけど
2003年06月15日(日)

参ったなー、今日も。

「私、カメラ写り悪いなー」としみじみする
  ↓
ゴルフとワインの話をする(が、テーマ的に私だけ輪に入れない)
  ↓
変なおじさんに話しかけられる
  ↓
ジャグリングに感心
  ↓
急遽、銀行振り込みをすることに
  ↓
あわててサラダとかを作る

……こんな感じで盛りだくさんだったんだが、
なんだよ何一つ学業やってないじゃないか。
俺、なーにやってんだか。
某果実酒のCM並みに、「なーにやってんだかっ」。
ま、すごい人のサインをゲットしたのでよしとしよう。
なんだそれ。

そうそう、就職のサイトで「適性なんとか診断」みたいなのを
やってみたんだが、適している仕事として挙げられた
いくつかの中に「エステテイシャン」と「店長」があったのが謎だった。
はやさんの新たな一面が……。


なにしてんねん、俺
2003年06月14日(土)

あーっ、今日は忙しかった!
でも、見事なくらい本業じゃなかった!!(大爆笑)

ここで、闇に隠されていたはやさんの私生活を特別に公開。
ま、おおかた予想通り。

忙しさの内訳……歯の治療(これでやっとモノが普通に食える)
        犬の散歩
        お茶出し
        食器洗い
        買い出し
        夕飯の制作(調理というより制作っぽい)

そして夕飯の後は、疲労と食べ過ぎ(いや、やっと歯が治って
モノが普通に食えるようになったのが嬉しかったので)で
しばらく倒れていた。
ああでも、倒れていられないんだ……夕飯の片づけが。

なんで家にいるとこうなっちゃうんだろう……
…………本業がイヤっていうわけではないのに。
逃避?
いやいや、
なんなんだろうなぁこれ……。
そのうち後悔しそうで、それが怖い。


ガス漏れです
2003年06月13日(金)

寝坊して、ちょっぱやで(=大変急いで)出かける。
月に一度は業界用語。いやそんな必要はなかろう。
ということで、近頃は三日に一度の沖縄弁と
二時間に一度の関西弁、五分に一度の宇宙語。
「■△♪=×○★@¥」
こんなようなのを宇宙語という(非常に伝わりづらいことは承知の上だ)。
最近私は、よく宇宙語を発するようになった。
ああ、梅雨だなぁ。しっとりと季節を感じる。

人を「ガリガリ」使う、ってどんな感じなのかしら。
なんてことを考える。
ガリガリ……。
鉛筆のように?
あるいは、色鉛筆のように?
中がポキポキ折れていて、いくら削ってもなかなか描けない
ああそんなジレンマ。

絵を描かなきゃ。と、焦る。
でもこれって、本来は幸せな状況なんだよな。
考えたら今まで十何年も、
「なわとび跳ばなきゃ(怒られる)」
「何でもいいから怒鳴らなきゃ(負ける)」
「宿題やらなきゃ(なぜ?)」
なんていう「やらなきゃ」に追いかけ回されて、
走り続けてここまで来たわけだけれど、
ようやく「うん、これならやってもいい」と思えるゲームの
会場前まで来たわけだから。
少なくとも一生駆け回るなら、なるべく好きな種目の方がいい。

やっとここまで来たのにねぇ。
疲れている場合じゃないのだ……。

さーらりとしたー養命酒ー♪
赤いきれいな包み紙ー
あのシュウマイにーご用心ー♪
このー木なんの木ハナマルキ♪
CMソングの、それもレトロなやつに数年ぶりにはまりつつある。
いや替え歌にはまってるのか?
我ながらくだらないことにエネルギー使うよなー。
エネルギー足りてないのに。


精神年齢がまた少し若返る
2003年06月12日(木)

学校で「むかし大ヒットした某アニメが
実写化されるらしいけど、やめた方がいいよね」
「そうだよ、よしなよ」みたいな話をしていて、
なんか思い出したので久々に菅野よう子のアルバムを聴く。
この人の曲たちは、病気にかかる前から好きだったのだ。
CMソングをよく作っていた人で、
『ビタミンウォーター』のCMでCrystal Kayが歌ってた曲とか
『1時4時ーぃ1時4時♪夏のー節電1時4時』とか好きだった(古い……)。
あと「紅の豚」のエンディングテーマの編曲もやってたし、
他にもアニメソングをいっぱい手がけていた(いや今も)。
その頃ちょうどやってたんだっけな、あのアニメも……と、
90年代半ばを懐古。そういう世代になったのだ。

それはそうと歯がちょっと調子が悪いせいか、
うまく噛めないので胃までもがもたれている。
しょうがないので、お茶ばっかり飲む。
もう茶ばっか。チャバッカ。カムチャツカ。
スカンジナビア、フィヨルド!リアス!
なんておかしいことを書いているが、
なんのことはない、「北京 ベルリン ダブリン リベリア」なんていう
スカポンタンな歌詞の歌がヒットしたりしたのだ。
そういう実績がある限り、私も勇気を持ってこんなことを続けるぞ。
流れ出たらアジア、でもベルリンとかは絶対アジアじゃないよな。

今日はどうも、90年代半ばだなぁ。
そういう気分に乗じて。
最近時々訪れる他大学の学食ではなぜか
安室奈美恵やZARDの昔の曲などがかかっていて、
そのへんのセレクトの基準がよくわからない。
何がしたいんだ。というか誰の趣味なんだ。

今日も面白い人達と結構話した。私より、ちょっと若いくらいの。
宇宙の好きな娘さんや、
「で、生息地は?」「秋葉原です」みたいな人など、
意外と身の回りにいないタイプの人達。
いつでもいつも本気で生きてる、そんなつもりだったけれど
もっと早い段階で友達を作っておきたかったな、なんて
いまさら思うのだった。
まぁこういう風に「何年か経たないとみんなと親しくなれない」みたいな
不器用な性質も含めて私なわけだから、良くも悪くも
しばらくはこのまま生きるのだろう。
なんかやだよな、「友達がめちゃくちゃ多い自分」って。想像付かない。


小麦は小麦でも春小麦でぃっ
2003年06月10日(火)

寝坊して朝食をとらずに家を出て、
出先で急に食べることになったため、結局三食コンビニ食だった。
ぜんぶ、パン。要するに小麦。
それにしても小麦色って、どの段階だ。
ある時期なら、緑っぽいのか。粉にすれば白いし。

「殴ったね!?父さんにもぶたれたことないのに!」
このフレーズが、どういうわけか昨年あたりに
私と妹のあいだだけで流行していた。
そして今年はその続編を考えることになった(考えなくても別にいいんだが)。
その際、さまぁ〜ず大竹氏のくりだす「悲しいダジャレ」を参考にしてみる。
「鹿を叱る 夜中まで」のごとく、
下線部の「なんか悲しくなるよけいな一言」を加えることで
ダジャレに付加価値を付けるという手法だ。
(それにさらにツッコミという付加価値が付いてくると
もうダジャレ本体がなんだったかわからんくらいになってくる。)

ということで、先ほどのフレーズ(いや懐かしの名ゼリフか……)にも
よけいな一言を加えてみた。
「殴ったね?父さんにもぶたれたことないのに!
 ……ま、母さんにはよくぶたれるけどね。」

『父さんより母さんの方が、カッとなるとすぐ手がでるタイプの家』ヴァージョン。
逆に父さんは止めたりしてるんだろう。「母さん、もうそのくらいにしときなさい。
顔が変形してるじゃないか、ボディにしな、ボディに。
ここでまた、懐かしの名ゼリフが。

イラストを最近描いていない。
「絵」じたいは結構描いているんだが、
それらはスケッチでありイラストではない。
たまにはイラストらしいイラストを描いてみるかな……。
いや、イラストらしいイラスト?って何だ?
犬らしい犬って何だ?
うちの犬はきつねのような犬だ。きつね色の。小麦色の。
香ばしい色しやがって。


うさぎのようなくちばしがほしい
2003年06月08日(日)

なんだか今日もバタバタと過ぎちまった。
ただ全体的に睡眠時間は長め。……長め?
いや、なんか犬の声で起きたり歯が気になって多めに磨いたり
ちょくちょくと何かあったなぁ。
ちなみに犬、パイナップルをあげたら拒否した。
梅干しは喜びいさんで食べたくせに。
きゅうりが主食なくせに。
いまパイナップル余ってるのに……。

そして、「もっとはっきり喋るようにね」と言われ、
「そんなこと言われても、実は口の端が切れてるから
 今日は思うように口が動かないんですよねぇ」
みたいなことを心でつぶやいたりもした。
そう、口の端が切れた。前から若干切れてたけど、昨日悪化した。
歯医者で「もっと口、大きく開いてください」と言われて
その通りにしたところ「……びりっ(仮)」みたいな感じがあって、
歯が痛いとか以外に、目に見えるところから地味に出血していた。

そういった、いろんな理由で米が食べられない。
なんせ噛むのが億劫だ。歯もおかしい上に口の端もおかしい。
しゃべったり歌ったり怒鳴ったりできないのもつらい。
しょうがないから「プシュー」とか「プスッ」とか
効果音(無声音)を発している。
ただ、コミュニケーションには使えない。実用化していない。
今のところ研究中、いや研究してもいない。する気ない。


つまりは単純に面倒なのさ
2003年06月07日(土)

悲しいとき。
クーラーかけてるはずの部屋よりも、
外の方が涼しかったとき。

……今日はいかん、
「レポート集めます」「ちゃんとやって来たか?」
「Did you do your homework?」と
口々に言っている諸先生の顔が浮かぶけど、
(考えたら今、週4日も授業に行ってるんだなあ)
なんも手につかない。
なぜって、歯を削られて痛いからさ。ということで、今日はこれにて。


時代遅れの酒場vs新しいタイプの居酒屋
2003年06月06日(金)

居酒屋にすら、居場所がない。
(ダジャレにすらなってない。)
さまぁ〜ずはすげぇな、あんなにダジャレ持ってるんだ。
ただ中にはダジャレになってないのも見つけた。
ツッコミになってないのも。

ビタミン剤ってやっぱり効くんかな。
というのも、ビタミンBの錠剤を飲んだら
きっちり早起きできたという事実がある。
二時に寝て、六時に起きて。でも一応意識ははっきりと。
十年くらい前、「二時半に寝て五時半に起きる」という生活を
週5日続けていた時期があったけれど、
その後病気になったのはその頃の無理がたたったせいなんじゃないかと
マジで思ってしまう。早寝早起きはきっと体にいいけれど、
遅寝早起きは目の下の隈ばかりが濃くなる。はず、なのに。
今日なんかはわりあい元気だった。
行きも帰りもアイディアスケッチ的な走り書きをしながら。
昼下がりの各駅停車に、穏やかな気持ちで座ってスケッチ。
著作権と財布を盗まれないように、隣の人をオーラで牽制しながら。
ああなんて平和な午後の日射しでしょう。のどか。

最近、パソコンの調子がいまいちである。
昨日なんか、思い出したくもないくらいの惨状。
いやパソコンのせいだけじゃないけど。もういいけど。

あっ、今頃眠い。薬(ビタミン剤)の効果が切れた。どうしよう。


松林檎
2003年06月04日(水)

今日の昼間は家庭事情により、パイナップルをひたすら刻んでいた。
家庭事情というより、「急に二つももらっちゃってさぁ、
早く食べなきゃ腐るししょうがないよね」という食糧事情である。
そしてリンゴも大量に余っているので、あと冷凍のパイシートを
そろそろ使った方がいいよねということになったので、
それら食材をどうにか組み合わせてアップルパイナップルパイを作った。
つまりリンゴとパイナップルの入ったパイ。
ほう、素人でも案外フツウにできるもんだな。なんて、
とりあえずパイシートの実力に感動する。
「このパイ生地、思ったよりしつこいわね」なんて声も聞かれつつ、
でも「焼きたてだー」ということで家族からは好評。
つくづく人間って、「焼きたて」というものに弱いのだ。

パイナップルは肉を溶かすという。
そういえば、一時間くらい果汁に触れっぱなしだった。
じっと手を見る。
溶けてはいない……いや、ぬ!?

さて、リンゴとパイナップルを刻んだからといって安心はできない。
これから肝心の「食べる」という過程がある。
さらに、刻んでもいない大量のグレープフルーツとメロンまであるのだ。
……早く食べなくては。この気温じゃ、ヤバイ。
誰か欲しい人、うちに来いよ!いや、やっぱり来るな!

意地でも食ってやる。家族一同で完食してやる。
我が家の胃袋をなめるなよ!ハハハ!

そう、小食を気取る日々もそろそろ切り上げて。
希望を持って、前向きに太り始めるべきなのだ(太るのか?)。

最近みんなが疲れ切っている。
現状を少しでも改善せねば!なんて長男らしく考えて(注・男の子が
いない家においては長男のポジションが女性だったりするんである)
あれこれ慣れない仕事をしてみても、結局自分も余裕がないもんだから
やるべきことができなくなったりして何かの形で誰かに迷惑をかけてしまう。
誰か、でなく自分、であったりもする。
なんか空回っている感じがする。どうにも焦る。くそー。

そんな余裕のない私に「宿題手伝えよ手伝って」等と
頼ってくる奴がいるので、「この野郎、表ぇ出ろ!決闘だ」と言いたくなる。
でもその言葉をぐっとこらえる。決闘したらきっと負けるんだろう……。
気分の上では「拳で語り合おうぜ」なんだけどな。
いやいや実際、立ってるだけでもやっとであります、何もしてないのに。

部屋に戻ると、床に微妙に大きなネジが落ちていた。
“どこから落ちたんだ?”見えない恐怖が走る。

やらなくてはならないことが多くてくらくらする。
実際、夏に向かい日毎に悪化する立ちくらみでくらくらしている。
とはいえ、どこかで「あ、大丈夫だなー」という気もする。
全体的に私らは、なんか幸せだ。
いろいろあって考えたのちに、そう思うに至ったことは収穫だ。


歩こう歩こう、時速4kmで花子さんの家まで
2003年06月03日(火)

明け方に具合が悪くなって目を覚まし、バイトに遅れて出勤。
体力の限界が朝にやってくるなんて、まったくもう。
でもなんだかだいって、夜遅くまで仕事や勉強であくせく過ごす。
過ごせてしまう。そんな不思議。

不思議といえば、図書館で一冊の本を読んだことで、
なにか生き返ったような感じになった。
「死生学」という学問の本だった。
生きることや死ぬことを通して、命の重さを哲学する。みたいなことなんだが、
著者がユーモア溢れる面白い方で、
なんかスカンと天井がぬけたようなすがすがしさを覚えた。
ああ、悩むことないんだ。みたいなね。

その本のタイトルは「ユーモアは老いと死の妙薬」。
(なんかどことなく私っぽいなぁ……。)
日本に長く住まれているドイツ人の方が書かれた本だけど、
だから当然、日本語は訳者を介せずにご自分の言葉そのままなんだろうけど、
うまいよなぁ。母国語じゃないんだろうに、巧く使いこなしておられる。
下手な日本人よりも伝わりやすくて、たいへん読みやすかった。

ぼーっとしていないで、ゆっくり休んで自分を取り戻さなくては。
「私いま、頑張って無理してるなあ」っていう気分の瞬間があるけど、
そう思うことが一番体に悪いのだ。そう思わなければ多少の無理もいいんだが。
「気持ちが頑張る」のが一番よくない。
物理的に忙しいのはいっこうに構わない(理論的には)。

きっと精神的に早歩きしちゃってるんだなあ。
「私がもっと体がでかかったら、高いところに手が届くんだろうなあ」
「もっと足が長ければ、もっと早く歩けるのになぁ」
「もし私が元気なら、もっと……」みたいに考えてしまう結果、
早くない自分の足で1m歩くあいだに、意識だけが10mも進んでしまう。
「理想と現実」というより、「精神と物理」のギャップが激しくて、
「あれ、私いま何歳だっけか」みたいな錯覚すら覚えてしまう。
そんな食い違いが逆に面白かったりもするので楽しいは楽しいんだが、
あんまりズレが酷すぎても大変である。疲れる。
もしくはそのズレの部分を利用して、
フィクションを生み出すのに役立てるかだ。
いま改めて、これからも結構長く生きていくことになるであろう
自分の精神面と物理面と、もう少しだけ仲良く付き合わなくてはならない。
単純に、両者が同じところをゆっくり進めばいいんである。


水無月かよ
2003年06月02日(月)

「さまぁ〜ずの悲しいダジャレ」は立ち読みに不向きだと思う。
とりあえずカバーの裏側だけ読んでみても、笑えるからなぁ。

くだらないことを欲している今日この頃、そういえば自分も
大学入学当初はダジャレ王を目指していたな、なんていう
苦い過去を思い出す。
教室の、誰の物でもない机の上にくっきりと書いてたんだ、ダジャレ。
「ネギを値切る」とかね。
まぁひねりのない、いわゆるダジャレを、とりあえずくっきりと。
若輩者ですが誠意だけは見せますぞ、みたいな感じで。
でもそのうちにネタが尽きてきて、
「刑事ってのは疑うのが仕事だからな」とか、
全然ダジャレじゃない言葉を書いたりしてた。
結局ダジャレ王にはなれなかったのだ。
そんな子供の頃のちいさな夢(注・せいぜい数年前だ)のことを、
ふっと思い出す。

幼い頃描いた果てしない夢のかけら
覚えてますか?胸を張っていますか?
    ――光永亮太「Always」より

ちなみに私の本当に幼い頃の夢は「えかきさん」。
ええ、今でも絵は描いてまっせ。胸はそんなに張ってませんが。
そんな当時から、みんなが私に関して気付いていたこととしては、
「この子はスポーツには向いてない」。
幼児期の時点で、逆の意味も含めいろいろと頭角を現していたらしい。

ちなみに4歳の時に母が「ねぇ、私マニキュアしてみようかと
思うんだけどどうかしら」と相談してきた(なぜだろう)ので、
私は「そういった華美なファッションは歓迎できない」という内容の
返答をした記憶がある。当時から頑固で質素だったことがうかがえる。

今日もなんだかぐだぐだと終わった。
図書館で本を借りようとしたら、「こないだ延滞したから」
という理由で借りられなかった。
自分のせいなのだ、でもなー、うー、とモヤモヤした。
ぶつけようのない切なさと疲労感がただよう私を、
湿気を帯びた水無月の空気が包み込む。
体調に気を付けなくてはなぁ……。と、自分の中での口癖を繰り返し、
先月以上に慌ただしく過ぎていくであろう6月の到来を噛みしめていた。
日付が変わるのが早いんだよ、まったく。