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師走・位置について、用意
2002年11月30日(土)

考え事をしたり、近所に買い物に行ったり。
あまり動かない一日。
最近太ったような気がする一日。

最近、行動する日と行動しない日がはっきりしていて、
今日は典型的な非行動の一日だ。
でもあまりにも何もしないで居ると
ひどい頭痛が襲ってくるのは経験済なので、
あえて何かをする。掃除機をかけたりMDにラベルを付けたり。
本当に具合が悪くなればやめられる何かを。

最近タブレットの調子か、あるいはパソコンの調子が悪い。
パソコンが終了途中にフリーズし、強制終了させる。
するとその直後に起動させたとき、タブレットが使えなくなっている。
マウスを使うしかなくなる……そんな事が続いている。
タブレットあるいはパソコン。買い換えた方がいいんだろうか?
できればタブレットを買い換える道を選びたい。
その方が、色んな意味でダメージが少ないんだよ。
なんて、リストラを考える社長みたいなことを思って、
哀しくなる。可哀相な周辺機器達よ。
みんな私を信じて働いているのだ。
私の双肩には、パソコン一台とそのお供達がどっさりと!!
道理で肩が凝るわけだ。

「なまあらし」(※嵐が生放送するという意)という番組名を聞いて、
誰かが「は?山嵐?」と聞き返す。
それじゃまるで、店から出てきた赤シャツとたぬきを、
坊っちゃんと一緒にボコボコにした人じゃないか(夏目漱石・坊っちゃんより)。
ちなみに坊っちゃんのその後の職業は、都電の運転手。
いいなー、都電の運転手か。
なってみたい仕事の一つに加えよう。要するに荒川線ぞなもし。

最近、レッド吉田氏(TIM)の口癖(?)が面白い。
「チェベックス!」とか、「ウェスポン!」とか、
よく意味が解らない。
いや違うな、全く意味が解らない。
謙遜するときに「ノーノーウェスポン!」とか言ったりする。
相方・ゴルゴ松本氏の漢字シリーズが豪快なのに対し、若干紳士的だ。
口癖と書いてしまったが、要するにシュールなギャグなんだろうか。
活字にすると本当に訳がわからない。おそらく発音が面白いんだ。

あー、また歌が歌いたい。
バイオリズム的に唄いたい季節になってきた!クリスマスだ。
極端に言えば「クリスマス以外に歌なんて歌うの?」くらいの勢い。
そう、クリスマスといえば歌なんだ。
クリスマスを積分して二乗したものが歌なんだ。
クリスマスの最小公倍数は歌なんだ。
クリスマスの7の段は歌なんだ。
太郎くんが家を時速3kmの速さで出発した場合は、
花子さんの趣味が歌で、季節はクリスマスなんだ。


はやさん、かく語りき
2002年11月29日(金)

本日の大事件・第三位は、Tくんのテンションがやけに高かったこと。
なにがあったんだろう、急に小っちゃい範囲で威張りだした。
それはそれで面白いけれど、やはり本学の秘密兵器だ。

本日の大事件・第二位は、昼食を食べそびれたこと。
朝9時ごろに朝食を摂り、夕食は午後6時ごろ。
その間に口にしたのは、ダカラ一缶とカントリーマアム一つ。
どっちも、人から頂いたものだ。
普段は栄養に気を付けろとかうるさい割に、だめじゃねぇか俺。
紺屋の白袴、坊主の不信心、はやさんの不摂生。と三段オチ。

そしてダントツ第一位は、埼玉県公立高校の共学化問題が揺れていること。
なんで、共学にしようとするんだろう……私には解らない。
別学大賛成だ。と言っても、意外と賛同する人が少ない。
私が思うような“ある程度良質な別学高校”は数が少なくて、
多くの人はそういう学校に通った経験がないから、
むやみに共学化しようとするのだ。
共学がダメというわけではないが、別学には特有の魅力があるから、
天然記念物のような気持ちでそっとしておいて欲しい。

基本的に女子高の女の子は、どことなく強い。骨がある。
県内の電車で痴漢に遭って、その痴漢を捕まえて連行してくる女の子は
うちの高校の生徒が一番多いらしい。
「すいません、警察で事情を聞かれてて」っていう遅刻理由は
非常にカッコイイんである。ちょっくら退治してきたぞ、と。

女子校に通って女らしくなる、なんてことは経験上絶対にあり得ない。
二つ女子校に通ったが、どっちの生徒もたくましかった。
冷静に状況をイメージすれば誰でも納得できると思う。
重い機材を運ぶとか、会議を仕切るとか、
共学だったら男子生徒に任せがちな仕事を全部女子がやるので、
男性に引けを取らない仕事をする意識が自然に生まれる。
それから「女だから」こう動け、みたいな暗黙の了解が全くない。
たとえば、「女だから」料理する、じゃなく。
「私は料理したいから・すべきだから」料理するのだ。
女らしさよりも自分らしさが大切、という
意外と見失われがちな人格形成上の基本が、正しく存在している。
結果、一般にイメージされる「女らしい」女性ではなく、
各自思い思いの個性を持った女性として成長していく。

かくして私も、女っぽくない。自ら選んだ方向性だ。
いいじゃねぇか、女が「俺」って言っても!時々言いたくなるのさ。
他人や自分を傷つけない限り、やりたいことを自由にやってみりゃいいのだ。
そういうことを教わった高校時代は貴重だったと思う。

もし男だったら、面白い男子校に行ってみたかったよなあ。
汗くさい日々を、それなりに楽しく過ごせそうな気がするんだが。
どうせそのうち男女両方いる社会に出ていくんだから、
一生のうち三年くらいそんな時期があった方が、経験として面白いじゃないさ。
……なんてことを、今日は悶々としながら考えた。
あれだけ愛されてる学校がもしなくなったら、哀しくてしょうがない。
でも共学化は時代の流れだという……なんだそれ?
……くそ――!!(※土手から夕陽に向かって叫ぶ感じで)
日本がより一層つまらなくなるだけじゃないか……。


トマトら
2002年11月28日(木)

朝、いつになくコントみたいなことが起きた。
面白いというよりは基本理念(?)がそういう感じだった。
いつもなら平穏な、貴重な睡眠の場であるはずの朝の電車。
人の顔に唾を飛ばしてぺちゃくちゃ喋るおばさま達の、
ねちっこいうるささ(※前フリ)に耐えかねて私は席を移動した。
ああやっと平安なり、と思いきや次の駅。
高校生がどどどーっと数十人乗ってきた。
それも全員でぎゃーぎゃー騒ぎながら……
……(※オチ)。
なんだか精神的に限界が来てしまい、
しばらくしてその電車を降りてしまった。
見送るその電車の中は遠ざかりつつもすごいことになっていた。
なぜか哀愁が始まる。
田圃しか見渡せない駅に取り残されて空っ風に吹かれる。
次の電車を待つ間も胸は不安でいっぱいだった。
また、おばさまが数十人単位で乗ってるんじゃないか……?
また、高校生が数百人単位で乗ってくるんじゃないか……?
くそう、トラウマに負けないぜ。
朝は特に神経質。という自分も、話し声で迷惑を
かけないように気を付けよう……声が大きいことをもっと自覚せねば。

昼下がりに通りかかった八百屋でトマトが安かったので購入。
さて、生鮮食品も買ったことだし、早めに家に帰ろうか。
『あ、でもその前に一瞬研究室に寄ろうか……』
その考えから、物語が始まる。

研究室で、いろいろな雑用。
反省点としては、声がでかすぎること、
甘いお菓子はビールに合わないことなど。
「おお!塩」という商品を発見したり、
可愛い女性のマフラーを豚の背油に例える都民がいたり、
「やっぱりうちの学校はヘン」というテーマで討論したり、
色んな意味で私も頑張らなくては、と思う。
けど、頑張りすぎてもいけない。
無心であることが何よりの力なのだ。
その狂気が、すべてをうち砕く強さなのだ。

なんだかんだで結局、家に帰宅したのは10時過ぎ。
「トマト買ってきた」
「あらっ安い」
トマトらも長旅をしたものだ。
一時は研究室の冷蔵庫にあった彼らも、今は
我が家に保存してある……もちろん夕飯に間に合わなかったのだから。

たいがい寒い一日。
今夜は特に冷えるという……あなおそろしや。


まさしくアジアンパワー
2002年11月27日(水)

朝は、混雑(呼吸困難by二酸化炭素)。
やうやう白くなりゆく山ぎは少しあかりて……
うーん、風流な要素を加味しようがなんだろうが、
熱いような寒いような変な対流が生じる車内はやっぱり混んでいる。

仕事先で方言が出ないように細心の注意を払う。
そんな関東生まれ関東育ち。
俺ら東京生まれHIP-HOP育ち。
悪そうな奴らだいたい友達。
ちょっと待て、それは本当の友達か?
そもそも友達って、何だ?

かくのごとく、私の文章は時に数学の展開式のよう。
一文でも読み飛ばしたなら、関連性が全くわからなくなる。
やはり私は理系だったんだ?
否、単に集中力がないんだ。

仕事を終えて帰宅するやいなや夕飯の支度に加わり、
そのまま犬の散歩。という具合に、
風邪を引く暇を与えなければ、風邪は引かないものかもしれぬ。
倒れる前から、すかさず荒療治。

そういえば、混雑した電車によく乗るようになってから
風邪を引きにくくなった。免疫ができたのだろうか。
若い頃は意外と元気だったのも、
田舎限定で暮らしだした途端病気になったのも、
ラッシュと闘うことが体を鍛えていたからなのかもしれぬ。
……ニッポンの元気の秘訣はそこに……。


くずきりの海をゆけ
2002年11月26日(火)

はい、こちら駅前にある老舗の和菓子屋さんです。
創業はなんと江戸時代!建物も木造で、風格がありますねー。
――こちらで、一番売れているお菓子ってなんですか?
「“葛切りの海”っていうんですけど、どうですかおひとつ。」
――どれどれ、いただきまーす……
  ………………はい……、おいしいですね!アルデンテで。

葛切りとはおおむねマロニーの親戚のようなものだが、
今日は葛切りの海状態になっている鍋を見た。
しかも、ゆで具合がアルデンテ気味だった。
中には芯が!あるものも。予想外にギャンブル性が生まれた。
基本的に他の具もたくさんあったんだが、
最後は葛切りが残り、海を成し、やがて水分が蒸発して沼となり。

でもなかなか味わいのある夕食ではあった。
知らないアニメやプロレスを横目に鍋をつつく人々。
相変わらずくだらない発言(ほぼ病気)を垂れ流す私の他は、
恐らく面白いご一家の長女・Y嬢や、こっそりテレビ通のT氏をはじめ、
ある意味でなかなかの面々だった。
どうもお邪魔しやした&ご馳走様でした。
アルコールが無いわりに、なごやかに盛り上がる。

卒業研究は相変わらず、水平線ばかり見える。
地味に漕いではいるんだけどなあ……魚も釣れねぇし風もない。
こうなったら、クルー全員であの歌を合唱するぜ。
 ♪ぼーくはー海賊ーなーのだー
  うーみのーおーとこーなーのだー
いかんせんピーマンが嫌いなんて、だめよそんなこと言っちゃ。
「〜なのだ」が語尾のキャラクターは時々現れる。
バカボンのパパ、ポロリときて、今はハム太郎。
要するに、だいたい20年に一度くらいの周期なんだろうか……。


手帳の季節
2002年11月25日(月)

仕事で出かけた先で、予想外の人に会った。
なんか、買ったばかりの自転車で自宅(遠方)まで帰るらしい……
……今日は雨だぜ、チャレンジマンめ。
ちなみにその人は、だいぶ前だが全てのメモを筆ペンで取っていた。
「なんで何を書くにも筆ペンなんですか?」と尋ねたところ、
「日本人だから」とのお答え。……うーん、大和魂炸裂の結果とは。
前からそうなんじゃないかと睨んではいたが、
やっぱりうちの学校はファニーな人材の宝庫かもしれない。

体調があまりすぐれない、ああ今日は夕飯の雑用等を他の人に全部
まかせようかしらー、みんな体調いいといいな。
なんてちゃっかりと思いながら帰宅すると、
家族のほとんどが頭痛や胃痛で寝込んでいたばかりか
犬まで体調が悪くてぐったりしている始末。
なんでこう、想定していた最悪の事態以上に悪いことが起こるのだ?
あってはならない事態に限って発生し、そのたびにエライ人が謝罪。
というわけで、そんな苦渋をなめつつ夕飯の支度。
すっかりとぐったりだ。
それにしても、ピンチになるとフライパン系の料理で
済ませてしまうのは悪い癖だ。
そして犬は、体調がいまいちにもかかわらず
大好物・キュウリの食べっぷりだけはいつもと同じ。やっぱり謎だ。

やらねばならないことがたくさん。
年賀状を考えるとか、そういった後回し系(?)の用事もあるので、
何かが終わってもすぐに担当者が控えている。
「先生!こちらのコラムの〆切は……」
「連載の方が先です!“はやさんの電撃ファッションチェック”、
 意外と人気コーナーなんですよ」等々……
もう、応接間でがやがやと。お茶を出すアシスタントもうんざり顔だ。
そんな気分になって、手帳を閉じる。
ああそうだ、手帳買うシーズンだ。
年末なんだなあ……。
……でも私は、年が明けて値下がりしてから買おう。


アナログに帰ろう
2002年11月24日(日)

相変わらず、なんか寒い。
一日市内から出ない日というのも本当に珍しいんだが、
けどやっぱり寒い。

そして、これといった作業をしたわけでもないはずなのに
泥のような疲れに見舞われっぱなし。
またビタミン剤を摂取してみる。ゆっくり風呂に入ってみる。
などなど、できる範囲の民間療法を試すものの……うーむ。

最近また、あれよあれよと言う間に忙しくなった。
気を抜いたらいかんな……。
けど本当は、気なんて抜いてないのかもしれない。
無意識に緊張しっぱなしのまま生きる傾向がある私なだけに。
そうだ、最近また首がおかしくなった。
忙しくなると首が痛くなることがある。肩こりとも少し違う。
大学受験の前も、「リラックスリラックス♪」とか
口ではつぶやきながらも、ほとんど動かせないくらい首が痛かった。
それも受かった途端にその痛みがスッと消えたのだから、心身症は恐い。
その影響なんだろうか?余計なことを喋り過ぎたり、
余計なものを食べ過ぎたりしてしまうのは。
大袈裟に考えるなら、万物は宇宙とつながっている。すなわち、
このままじゃ私の影響で宇宙が変な色になりかねん……責任は重大だ。

ちょっと整理して考えてみよう。
いろんなことを。
PCに向かうのも嫌いじゃないんだが、
そしてタイピングなんて手書きで字を書くより2倍は速いんだが、
やっぱり、紙に書き出してみよう。
その方がわかりやすい。という時もある。
車のメーターは、デジタルだともの凄く見づらいように。


俺はランナー ≪seafood remix≫
2002年11月23日(土)

今日は寒い。しばれる。という北海道の方言が似合う。

ひょんなことから、友達と待ち合わせ。
「じゃ、魚屋のエビ売り場の前で待ってるね」という場所がすごい。
思わず「エビ、エビ」とつぶやきながら現場へ。

なんか久々なくらいの人混みに出た。
がやがや言う市場の人混み。
電車の人混みならしょっちゅうなのだが……ちなみに、
この前電車の中で「電車で座れないとやだよね」と言っている人達がいて
ちょっと蹴っ飛ばしたろうかと思いました(ここで使われる敬語は怖い)。
首都圏の電車なんて座れないのが常だが……初級者なんだろうな。
私は中〜上級者。まだ上級とは言い切れない。
けど、そこそこなレベルなので席はなるべく譲る。さわやかマナー気分で。

「混雑」や「ラッシュ」の定義、地域によってかなり差がある気がする。
首都圏以外に住む人だと、上京するまで東京ほどのラッシュには
出会わない場合が多いように思う。
ちなみに山手線利用歴十年超の私の定義では
「混雑」は『呼吸困難by二酸化炭素』、
「ラッシュ」は『呼吸困難by胸部の圧迫』。
「知らない人とふれあいっぱなしだから」非常に不快だ、なんていうのは
まだ余裕のある証拠。本当のラッシュとは、呼吸や血の巡りといった
生命活動じたいが最小限になるほどの圧迫を意味する。のだと思う。

ああ、明日はもっと頑張ろう。そんな風にいつも思う。
♪走るー走るー 俺ーたーち
 流れーる汗もそのまーまーに……してると、汗が冷えて風邪引きますよ。
私はもう少し、体に気を遣うよ。
でも実際、そんな甲斐あってか健康になってきている。
最近、毎日音楽を聴くことができることに気付いた。
去年のこの日記を読み返すと(珍しくこの日記が役に立った)、
音楽を聴くことが滅多になかったことがわかる。
やっぱり、目に見えない速度で元気になっている。
ただし、元気になったついでに脂肪も付いてきている。
それにしても、NHKでやってるケーブルテレビのCMがもれなく気になる。


OYAKATA THE MOVIE
2002年11月22日(金)

へー、「踊る大捜査線」の映画またやるんだ。
今日はそんな情報を得た。
第一作の映画の後、「現場で起きてるんだ」というフレーズが流行ったっけ。
映画のタイトル尾に「THE MOVIE」を付けるのも流行った気がする。
「こち亀 THE MOVIE」とか。
CMも「両津――ゥゥゥ!!!」(by大原部長)

基本的に最近、抱えているいろんな作業が遅々として進まない。
ちょっとうたた寝のつもりで朝まで熟睡してしまったり、
意識があるのに電車で乗り越してしまったり。
そんなことが出てきたら疲労のサイン。と言わんばかりの症状も出ている。
いかんね。それじゃいかんね。
そこはかとなくだめなオーラが出ている。
こんな気持ちを吹き飛ばすにはどうしたらいいだろう。
俺はこれからどう歩いたらいいだろう。
そして小室哲哉の結婚式は、結婚式の流れそのものよりも
呼ばれた人同士の会話の方が気になるが、どうしたらいいだろう。
「いい薬です」と言われるほど不審に思えてくるのはどうしてだろう。

野菜を多めに取ることで、上記の問題を解決できまいか。と考える。
確かに野菜のパワーはすごいらしいと聞く。
小室哲哉の結婚式の件以外は、こじつければだいたい解決できそうだ。
「いい薬」も必要ないくらい元気になれるはずだ。と信じて。

今日も忙しく過ぎていく。
明日は、もう少しとろみのある暮らしをしよう。
片栗粉多めに!
ヘイ片栗粉!!
片栗粉だよ……おい。
え。
おい、片栗粉っつってんだろ!
なんなんだおめぇはよ、
うちに弟子入りした以上はちゃっちゃと働け!
だって親方、僕もう弟子入りして15年っすよ!
そろそろ、もっと本格的なこと教えて下さいよ!
僕だっていずれは自分の店とか……
おい、親方じゃねえぞ!
俺はOYAKATA!ローマ字でよろしく。

……いかん、また何か受信してた……
どっかの調理場と中継がつながってしまった。
わりとやばいな、この体質。
卒業論文の最中に寸劇が!とかね。


小走れメロス
2002年11月20日(水)

やっぱり私、デザインの才能はねえなあ。

と、年賀状を考えながら思う。
いくら描いても片っ端からだめだ!
うん、こりゃよっぽど哲学者向きかもしれん。
なんてことを思う。恒例の思考のやりとり。
訓練なり観察なりを、続けていくしかないのだけどね。

「痩せようと思ってるんだよね」
というと家族に笑われる。
「そんなに食ってて痩せるはずなかろう」
……確かに、動かないわりにはちゃんと食べている。
『疲れる』=『よく動いた』というわけではない。
動かない種類の疲労ばかり溜まる。……たまには動かないとなあ……。
「よし、サッカーやるか」なんていう発想はない。
また一駅分くらい歩こう。とかいう程度。
いや二駅三駅と、際限なく徒歩旅行してみようか。
一度まじで、歩いて学校から帰ってみたいもんだ。
何日かかるだろう……?

サッカーというスポーツはすごいもんだな。と今更思う。
なんせ、ずっと走りっぱなし。それも小走りじゃなくて。
何十分も、だぜ。それも頭を使いながら。
私なんて椅子に座った状態で頭を使えと言われてもまともにできない。
まして、小走りを続けるのもだいたい10秒が限界だと思う。
要するに50m以上は連続して走れない。
必ず小休止を入れる。
あんまり向いていないのだ。鳥で言うと始祖鳥みたいな。
それでもなぜか、必要のないところでも小走りで移動する。
我ながらどうしてなんだろう。
始祖鳥がなぜだか無理して、木に登って飛んでみるような感じ。
進化したくてしょうがないのか?生きるために。

バイトから帰宅して、夕飯の支度と犬の散歩をし、食後は皿洗い。
そんなサイクルになりつつある。
……うーん、普通の兼業主婦だ。主婦湿疹も再発しつつある。
そうなってみて思うのは、関東はオバハンのパワーが少ない気がする。
関西みたいに「どこのオバハンもそうやね」っていう行動パターンが
完成されておらず、中川家(弟)みたいな芸が成立しづらい。
純粋に「これぞ関東!」っていうものは無いんだろうなあ。
良くも悪くも、いろんな地域の人間が集まってるからだ。
でも何か生まれそうな気がするんだな、「下町のおばちゃん」ブランド。
何かエネルギー持ってるはずだぜ。2003年のトレンドもそこにある!
誰か、巣鴨で徹底取材してくれ。4の付く日はどっと混む。


俺たちゃニコニコランナーズ ≪満面の笑み≫
2002年11月19日(火)

総合すると、変な一日だった。
だいたい多忙だった。
朝はぼそぼそと話し合い、昼は高級感のある場所で飯を食べ、
変わったいでたちをした初対面の方の主張を聞き、
それから一時間弱ほど電卓キーを叩き続け、
さらに夕暮れ時に重大ミスをおかす。ショックで声変わりだ。

だいたいそんな感じでファンタジックに過ぎた日だったが、
帰りも電車の接続がめちゃめちゃ悪かったので疲れた。
上手くいくときは本当に快く帰れるのだが、
妙に待ち時間が多い時というのがあり、わびしくなる。
それでいて、途中で珍しいマヨネーズを買う余裕を見せる。自分自身に。
そのマヨネーズ、前にテレビでKONISHIKI氏がよく買っていると
言っていた気がする。ベストフーズというアメリカのメーカーのだ。
あっさりめで、クリームっぽい。家族は口に合わないようだが……。

久保田利伸は「日本人離れした音楽センス」等と言われているが、
私は日本人離れした味覚を持っている。ということにしよう。
なんせ、音楽センスも顔立ちも普通に日本人。
日本人離れ、っていうキャッチフレーズ、ちょっと憧れるなあ。
人間離れとは言われても、日本人離れするのは難しい。
宇宙人だとしても、日本寄りだったりするんだよな。
日本からまっすぐ線を引いた場所にある星から来た宇宙人。うーん控えめ。


俺はニコニコランナー ≪微笑と爆笑のあいだ≫
2002年11月18日(月)

年賀状のデザインを考える。来年の干支は羊だ。
「羊」と「半」と「¥」ってそっくりで、小さきころは良く混同した。
特に「半」と「¥」なんてね。
一年¥って何だろう。「年¥」という新しい単位が!

今年一年をそろそろ振り返ってみると、
いつもいつも「今年=平成15年」なような気がしていたことに気付く。
どういうわけか、今は15年だと思っていた。小さなタイムトリップ。
それが今日やっと、「今年は平成で言うと14年なんだな」と自覚した。
もうあとひと月ちょっとで今年も終わるというのに……
いやいや、晩年になって人生の本質に出会ったりするものなのだから、
11月に「今年もよろしく」でもいいのだ。ギリOKとしよう。
人生はそのくらいゆっくりペースがいい。
そういえば、「人と話ができるくらい余裕を持った速度で」という意味で
「ニコニコペース」というジョギングの速度があった気がする。
中1の保健体育の教科書の最初の方に載っていた。
私は体育の成績は「保健体育」のペーパーテストで稼ぐ方だったから
保健体育は意外とバッチリなはずだ。恐らく間違いない。
いいなあ、「ニコニコペース」か……口癖になりそう。
使用例:「そんなニコニコペースでやってっと日が暮れちまうぜ!!」
工事現場などで、ちょっと荒くれた口調で、照れずに言い切ってみよう。

手帳は相変わらず、「食堂!」とか変な予定が書き殴られている。
また俺は走るぜ、ランナー。イエイ。
それもニコニコペースで。


体力気力魔力の不足
2002年11月17日(日)

柳沢慎吾のエネルギー減は何なんだろう。
質的にはともかく、量的にうらやましい。

なんだか頭痛。なので、寒いのにアイスクリームを食べる。
それでも頭痛。featureing with 首痛。
突然に首の痛みが襲ってくる。ちょいとしたストレスだろう。

ああこんな打たれ弱いことじゃいけない。
俺はファイターさ。闘う者さ。
「路上で闘う者・第二」略してスト2。


ハーブを味方に
2002年11月15日(金)

久々に市内活動。(※住んでいる市内でのみ活動する日、という意。)
友達から電話が来て、なぜか本格インド料理を食べる。
辛っ!辛いよー。サモサというミートパイのようなものが、
スパイス利きすぎで辛い。いろんな意図がはち切れている。
いろんなスパイスの利いた料理は、討論会のようなおいしさがある。
いろいろな意見が絶えず飛び交う会議室のようだ。
「いいやそれはダメだ」「遺憾なことです」「早急に対策を!」
味と味との格闘技。
本気の百人一首大会はもはや格闘技。

昔の友達に会うと「私も元気になったもんだ」と痛感する。
だだーっと走っても頭痛がしなかったり、
大きな音を聴いても頭痛がしなかったり、
ふらつかずに歩いたりするたびに、
小さな幸せを感じてもいいはずだ。
忘れちまってないかい?健康のありがたみを。
『俺たち、風を忘れちまってないかい!?』
誰のシャウトかわからないが、多分そいつは風になるんだ。

私の文章を読み返すと、このようにいつもしっちゃかめっちゃかだ。
それも、明らかに違う奴のコメントが随所にちりばめられている。
多分何か受信しているのだ。誰かの心の叫びとか、
半端な夢のひとかけら(※不意に誰かを傷つけてくらしい)とか。
『あやふやなアドレスだけど送信してみた』メールの何割かが、
間違って私の大脳に届くシステムかもしれない。怖い時代になったものだ。

そういえば今日は薬草の味を思い出した。
母親にあげた“体にいい”ハーブティーが返品されてきたので、
もったいないから飲んでみたところ。
――う……これは……懐かしい!!
この味といい薫りといい……
かつて私が飲んでた漢方薬にそっくりではないか!
どうりで返品してきたわけだ、合点。
やっぱり健康はありがたいんだ。

そうだ、今日一番の大事件が近所のスーパーで起こった。
ついに……ついに、安いトマトを発見!!
周りは傷だらけなやつばかりだったが、
どうにかひとパック、まともなのを探してゲット。
あー……私もこれでしばらく、枕を高くして眠れる(旧式表現)。


芸術の飽き
2002年11月14日(木)

一日学校にいたが、すごく忙しかったということでもない。
でも、プレゼンを控えている人々が部屋中にどどどどっと溢れ、
一面、ノートパソコンまみれになったりした。
そんな中で宛名を書いたり電話をかけたり、
事務員丸出しの作業を一人行う。
敬語の間違いをMくん(細)に指摘されたりしているうちに
時が迫り、先の人々の苦労の結晶であるプレゼンを見る。
これ、一年とちょっと前だったら絶対凹んでるんだろうなー。
頑張ってるんだなあ、と詠嘆。

今日はなんだか、延べ人数でもの凄く大勢の人間に会った。
いつもひっそりしているはずの学校が、今日はいささかわっしょいだ。
こんなことを繰り返して、ボケを防止するしかない。

つくづく、そんな調子。
物理的には楽だったはずだが、
敬語で知らない人と話すのはたいへん疲れる。
きれいな字で手紙を書くのもたいへん疲れる。
そういった、わかりづらい労苦を経て今日は疲れた。

そして、さっそくピアノの練習をしそびれた。
そう、最近なぜだか研究室に置いてある電子ピアノ。
とりあえず『幻想即興曲』を、再び弾けるようになろうと決めた。
初めてマスターしたのは1993年のことだ。
まだ、日本の不景気も始まったばかりだった頃のことだ。
まだ、安室奈美絵がブレイクする前のことだ。

それだけに時は十分に流れ、まるで砂に埋まるように指は曲を忘れた。
ピアノ曲は、まず指から忘れていく。耳は忘れにくい。

そんなわけで耳に残る音の記憶を頼りに、指を動かす練習する日々。
パソコンのタイピングで指の関節自体は動かしているものの、
やはりピアノとなると勝手は違うんであり
……たやすいことにあらず、と悟った私は、
「どうれ、ここを訪れるたびに練習しようではないか」と
実用性の低い決意を固めた。

遠慮がちな意図をこめて音量を小さめに調節すると、
鍵盤をボコボコ叩く音ばかりが響いて、かえって不快な感じがする。
基本的に練習など大嫌い。コツコツ毎日練習!などした覚えはなく、
発表前の一週間だけ一日5時間練習。という勇敢なスタンスだった。
そんな人間でも、たまに弾きたくなることがある。
たまに弾くから好きでいられるのだ。と、別居した夫婦のようなコメント。
ものごとは、続けようと思うからなかなか続かない。
UFOは、見ようと思うからなかなか見えない。

最近、“芸術の秋”というフレーズが羨ましい。
ああ近頃、芸術とさっぱり関係ない暮らしをしているなあ。
デザインは芸術ではなく、工夫なのだ。
工夫など考えずに、単に歌が歌いたい。
観客に向かってマイクで叫ぶのだ。
「今日、ここに来てくれたみなさんに 生絞りを勧めます!
 生絞りを 友達に勧めよ――う!!」
シカオ・スガ。逆さにするとなにがなんだか。


俺はランナー ≪再放送≫
2002年11月12日(火)

今日も俺は電車に飛び乗り(飛び乗る必然性はないのに)、
そして遙か遠くを目指し旅に出た。

学校にたどり着くと、Y嬢が部屋の片隅で死んだように眠っていた。
だから思わず、「国敗れて山河在り」と呟いてしまう。
そしてMくん(細)の体調が悪いらしいことを知る。
ああ、そんな季節だなあ。みんながんばれ。

でも俺は風邪など蹴散らして走るのさ。
走り出したら止まらない。
波はジェットコースター 走り出したら止まらないよ、と
堂本剛は唄った。
賽銭箱に100円玉投げたら、釣り銭出てくる人生がいい。と
長渕剛は唄った。
しかし剛という名前の有名人、癖のある人が多い気がする。
中川家の小さい兄さんとか。
草なぎ剛は何がすごいって、「なぎ」はワープロで出ないくらい
難しい漢字だという点。この人が出てこなかったら、
この国では一生(?)日の目を見ない漢字だったに違いない。
uh- 頑張ってみるよ……少しだけ。

そんなこととは無関係に、「うちの学校の近くの駅前、
ドラッグストア3軒もあるんだぜ」と自慢して驚かれる。
すっごい狭い範囲に3軒もだぜ。

帰りの電車の中、元気なんだけどなおかつ
マナーにはちょっとうるさい小学生を見た。うーん、末恐ろしい。
私はあんなもんじゃなかったな。
もっとハイパーデンジェラスな子供だったように思う。
ああ、願わくは大江健三郎氏がするように子供時代を振り返りたかった。
あんな意義と主張のある子供時代を過ごしておきたかったなあ。

確かに、井上陽水を見ているとモノマネしたくなる。
「飾りじゃないのよ涙は」なんてまさに。
あの人の声、珍しい中国茶みたいな薫りがするのだ。良くも悪くも。


俺はマフラー ≪winter remix≫
2002年11月11日(月)

寒い。でも、「今日は暖かかった」と周りは言う。なぜだ。

最近寒いので、近所のスーパーでは恐ろしいことが起きている。
トマトが値上がりしたのだ。
……こんな恐ろしいこと。
4割引、ってシールに書いてあるから買ったけど
よく見たら賞味期限が今日の午後だ!というくらい恐ろしい。
そういうわけで、今日は「なぜか八百屋ばっかりある商店街」に出向いて
安いトマトを探しに行った。
ない。安くない。
ここにはあると思ったのに、ない。
トマト自体はごろごろあるのだが、どれも「480-」とか書いてある。
しかもこっそりと、自信なさそうに置いてあることから、
店長の「非」オススメ具合がうかがえる有り様。
ま、季節の都合上仕方ないのだが……。

探し物はなんですか?見つけにくい物ですか?
カバンの中も、机の中も、探したけれどトマトなんてない。
それも安価なやつ限定で探しているのがそもそも悪いのだ。

そんな安価な物を探していたわりに、高めのお総菜を買ってしまう。
なんで、揚げ物たった一個で私の昼飯2回分の金額なんだ。
買った時点でなんか疲れた。
と、特集テーマ『貧乏性』でお送りしたところで、
お待ちかね・今日の健康状態のコーナー。

今日の健康状態は、まず寒気。
他の人が全然寒がってないのに寒いとか言い出す地味な怖さ。
そして、頭痛。まあいつものやつ。
「大将、いつもの!」寿司屋の常連気取り。
さらに、耳鳴り。これ久々に来た。
「今日は珍しい魚が上がってね」と大将。
ということで、今朝の某ニュース番組の星占いに反して体調はやや悪し。
明日の安否が自ら気遣われている。


俺はウォーカー ≪あのスタッフがおくる名作≫
2002年11月09日(土)

くたくた、という表現が似合う一日。
他愛のないことや結構無駄なことで寒い雑踏を歩き回って、
走り回って、小走り回って、体力が足りないからぜえぜえ言って、
それでも「いや、大したことないっす」と言ってへらりと苦笑する。
それが私の中では、精一杯『くたくた』な状態で、
衰弱というほどでもないんだけど疲れたよね。ということ。
『へとへと』とか『ふらふら』とかよりは、若干余裕が見られるさま。

でもいいのだ、大らかな人間になろうとしているのだから。
怒らないで、水に流す!もしくは、笹を食べる!
誰かは怒りに変えるかもしれないそのエネルギーを、
どうか素敵にリユースしてみたい。

まあいいのさ、いっぱい歩いて働いて。ダイエットだとでも思おう。
なんてつぶやきながら、結局その分たくさん食べて食べているのだが……。

最近。この日記が普通すぎる、という意見が出ている。
意見をだしたのは『はよさん』。そう、言わずもがな『はやさん』の影武者。
危険な撮影の際は常にはよさんが同行し、
私よりも一足先に階段落ちをやってくれたりする。
そういう頼もしいポジションなのだ。
そのはよさんが、「最近つまらないって、評判ですよ」という電報をくれた。
………………最近つまらない……ということは、
かつて今よりましだった時期があったんだ………………。

そんな発見と反省はどうあれ、これからはなるべく普通じゃない方向で。
なんて言ってても、どうせ普通になっていくんだろうけど……。
……この私の、度重なる「俺って普通だなあ」発言、
自分の中でギャグともマジともつかない。
分別できなくて捨てにくいゴミみたいに邪魔だ。
そもそもそんな概念に、捕われる必要なんてないのだね。


俺はランナー ≪リターンズ≫
2002年11月08日(金)

風邪のような、そうでないような、曖昧な体調不良に見舞われ、
それでもやることはたくさんあり、予定は止まらない。
そんなわけで俺は走り続けるぜ、大物ミュージシャン気取りで。
小学校の体育で、かけっこは学年でも最下位争い。
その争っていた友達も、今は私よりは足が速い。
現在は不動の一位=私というわけで、もはや怖い物はない!
中学の体育は適当で、高校は不参加。でも心はランナーさ。
爆風スランプの歌のような意味でランナーさ。

実際走ることになった。それは、電車の遅れ。
なんなんだ、「停止信号です」って。
「危険ですので、線路に降りないでください」
そんなアナウンスされた日にゃ、そんな予定のなかった私すらも
「線路に降りる」という選択肢を思い立ってしまう!
その場にいる老若男女が意味もなく、
非常用コックを心の目で探してしまうじゃないか。

ほったらかしだったMDにラベルをつけてみる。
うん、意外とマメじゃないか私。と、いっとき思ってみることには成功。
そんなあやかしのようなひとときを手に入れた。
しかし残念にも、ほったらかしだった時点で全然マメではない。
そんなことで自分の体内のA型血液を確かめようとしたって、
日本人の4割はA型。うーん、大胆な十把一絡げしやがって。

それにしてもあれだ。どれだ?それだ。
校庭に出ると走りたくないーと必ず思ってたのに、
都会のアスファルトはなぜか昔からダッシュしたくなるんだ。
それはなぜなんだろう。
本来の本来、急ぐという生き方でもないのに。
なんか目的があるから走るのかな。
快速に間に合うとか、早く休めるとか。
確かに、マラソンとか陸上競技の悪口を言いたいわけじゃないけれど
長――い距離をどんなに早く走れたって、車や電車で行く方が早い。
私は、その電車に間に合うためだったら走るぜ。
その走りの理由には、自分の中で納得が行くのさ。
俺は今日も駅を走る!ただし、本当に遅いぜ!

道を自転車で走りながら、大声で唄うおじさんを見た。
喋り方の面白い、レコード屋の店員を見た。
よく見れば、この世界にはそういう勝てそうもない人ばかりだ。
くそー、覚えてやがれ!そして、なるべく忘れるな。
今に見てろ……待ってろよ!どっか、その辺で!
ポケモンマスターへの道は、まだまだつづくのであった……。

今入ってきた最新情報。
うちの犬、今度は柿一個をたいらげた!!
隠れベジタリアンめ。なかなかやるな。


学校から徒歩で帰ってみたい
2002年11月06日(水)

42.195kmを(距離)走るか。
それとも、42.195kmで(時速)走るか。
究極の選択だなあ……。

今日も三都物語。ナイス旅情。
線路は続くよ、ある程度どこまでも。

それにしても左目が痛い。
今度はまたあれかー。眼のまわりがトラブルかー!
一難去ってまた一難、さらに一難が去り、気が付くと春の気配が。
洪水が去ると、そこには肥沃な大地が!
時間はそんな調子で過ぎてゆくのだ。

そして寒い一日が終わったが、
明日はやや暖かめらしい。本当か?本当だろうな。
天気予報と鉄道会社って、予報を外したり、遅れたりして
法に触れない淡い罪をたっっくさん犯してきてるんだろうか?
つまり、みんな信じてるということなのだ。


俺はランナー ≪第三楽章≫
2002年11月05日(火)

さよなら さよなら さよならーぁぁー
淀川ー長ー治ー
愛したのは やっぱり 映画だーけー……

……オフコースの名曲がそう聴こえる今日この頃。
淀川さん懐かしいなあ。

今日は久々に、県外へ出なかった。
私が日々、いろいろな市町村を通ってうろうろしている間に
うちの近所は猫の縄張りが複雑に入り組んでいたらしい。
今日も日溜まりの中で猫がにらみ合っていた。
それも、試合会場は我が家の敷地内。
犬を飼ってるにもかかわらず、敷地内に結構猫もいる。
全然広くないんだが、犬は気付かないのか。そこは謎だ。

妹が体調を崩す。おい、私が崩せないじゃないか。
ということで、今日は体調を崩さずに済んだ。
またしばらく忙しい。そのうちまた、崩すのだ。
なんかゲージにチャージされていくのだ、乳酸(疲労物質)が。
それが臨界点を超えたとき、地味に体調を崩す。
それまでは、頑張らないと。全力で走らないと。
卒業も、進学も、セリヌンティウスの命も危ない。
「妹の結婚式に出なければ!」なんて言いながら走る。
そうと決まれば、名前もメロス調に。メロスremix ver.を。
ハヤサン=メロス。メロス=ハヤサン?
あるいは、サン・ハヤ=メロスかな。
サン・フランシスコみたいな感じで、サンは特別扱い。

どうでもいいんだが、身近な人の中で中部地方出身者は
私を「はやさん」と呼んでくれない傾向があるようだ。
中部地方出身の人は皆、かたくなに本名で呼んでくる。
本名で呼ばれてしまうとなんだか哀しい。なぜなんだろう……。
ただ、実の父があだ名で呼んでくれないのは納得するしかないんだろうか。
そりゃそうだ、娘が突然に変な名前を襲名しだしたら、普通の親は驚く。
むしろ母親がおかしいのだ。率先して「はやさん」って呼んでるぜ。

サブウェイのポイントがたまりそうでたまらない。その狭間だ。
ああいうのは概して一年という有効期限があり、そこに魔が潜む。
特にCD屋なんて、一応カードを作ってもらいつつ
毎回「たまるはずないよなー」と心でぼやく。
そうとう音楽好きな奴が何人かで協力体制を組んだとしても、
ようやく得するのが2000円。気を遣う分損するシステムだ。


そこに利潤があるかぎり
2002年11月04日(月)

そうだ、気付けば学祭。
振り向けばそこに学祭。
係り結びの学祭。
大まかにはいつものような感じだったが、
プチ事件はたくさん起こった。
携帯電話を落とすも、すぐ見付かる。
アフロのカツラを知人にかぶせたら、似合う。
アナウンスのモノマネをしたら、Y嬢に明るく拉致される。
Yさんの実験に必要なんだそう。ということで、
空き教室で急遽『ラジオディレクターと声優』ごっこ。
軽く面白かったが、多分端から見ると間抜けな光景だったろう。
そしてその後、録音された自分の裏声も。
へたくそな作品集同様、恥ずかしいもんだ。

それにしても中2でくっきり声変わりがあったというのは、
女性では珍しいんだろうか。
それもただ低くなるんじゃなく、出せる声質が急に増えたという。
それにしても宝塚の人の発声法はすごく気になる。
男役の方は低ーい声で歌ったり喋ったりしているけど、
普段はきれいなお姉さん。喉を痛めないよう、訓練してるんだろうなあ。

小学校受験の厳しさをテレビでやっていて、なんだかへこむ。
年々厳しくなっているんだろうなあ……。
子供が生きにくい社会は、どんなであれ悲しい。
やはり衣食住が足りていることは、イコール幸せではないのだ。
むしろ金持ちで本当に幸せそうな人を、あまり見かけないくらい。
本当に楽しそうに暮す人は、たいていちょっと貧乏な気も。
幸せは収入に比例するわけではない。
ただ、こんな名言も聞いたことがある。

「お金で幸福は買えない。けど不幸は避けれる」

……なるほど!! そういうことか。

気付いたらびっくりするくらい肌が乾燥していた。
怖いもんだ。冬だからと言って浮かれてばかりいると、
ここぞとばかりしたたかに肌荒れ。
FMVのCMではしたたかに川平兄弟。
キムタクの立場に憧れる……自宅に岸部一徳が!とか、少し羨ましい。
それはともかく、ほんまに肌荒れ。
主婦湿疹だった左指は、湿疹自体は治ってきたが
そのそばから切り傷。乾燥しているのだ。
こないだ友達も同じ場所が乾燥して切れていて、なんか悲しくなった。
その友達とは小学校時代、
足の遅さでは学年最下位を争う仲だった。
しかし最近では、「電車に遅れるっ」などの理由で同時に駆け出すと
明らかに私の方が遅い……持久力も、無い……。
私より、かなり背の低い子なんだがなあ……。
いつからか、よりいっそう足が遅くなっていた我が身こそ悲しけれ。
そんな感じでいと切ない、秋の夕暮れ。


多忙の谷間
2002年11月03日(日)

今日も出かけたが、それほど疲れはしない。
なんせだらだら歩いて、行楽気分で電車に乗って、
サンドイッチを食べて帰ってきただけだ。愉快なプチ遠足。
学校より近い場所っていいなあ。関東地方の半分近くが該当するけど。

親戚が引越しだったよう。
でも上記の遠足により、私は大して協力していない。
というか、「今日だったのかっ」と気付いたのも数時間前。

細かく用事が積み重なる。
それぞれ単品ならそんなヘビーでもないのだけれど、
やつら集団で襲いかかってきよる。
うーん、やっぱり結局欲張りなのかもしれない。
人より健康体、ってわけでもないのに2つ以上をやろうとする。
我ながら、自分に何を期待しているのだろう……?
何で焦って、何を相手に相撲を取っているのだろう。

忙しければ安心、と思っているんだろうか。
忙しければ成長できる、というのもあながち間違いではないけど。
でも何か、どこか的を射た暮らしがしたい。
その的とはどこかい?といえば、やるべきことと楽しむこと。
それらが基盤になるべきだ。と、久々に家にいながら思う。
そりゃ摂りたい栄養は山ほどあるけれど、
胃袋には限界があるのだ。
今日はこれまで!を見極めないと、続かない。

そうだ謙虚に。うん、出世はほどほどがいい。
せいぜい、アエラの表紙になるくらいの地位で。
いや、アエラのダジャレを考えるくらいの脳で。
でもダジャレも、毎週必ず考えるってすごいことだ。
雨の日も風の日も、春の日も、春分の日も。
そして意外と、目指すところはそんなところで、
日常に疲れた大勢のバカ共を「くすり」と一気に
笑わせてみたいだけだったりもするのだ。
その「くすり」のバックグラウンドには、
数万倍のポテンシャルが必要なのかもしれないし。
頑張っている人はみんなすごい、のだ。何かしらが。

関係ないが、最近ラッパーが向いてると言われた。
そうだ、韻を踏むのは大好きだ。三度の飯より五・七・五。
よし、履歴書の趣味の欄に「韻を踏む」と書こう
(もうピアノはちょっと不備があるとわかったところで)。

これを書いている最中に妹がドタドタと部屋に入ってきた。
「鶴瓶さんが事故だってよ!」
えーっ。大変だ。
ていうか、その情報の早さはどうしたんだ。