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酔いどれ危険物
2002年08月31日(土)

昼は、家事と情報収集だった。
なんだその取り合わせは。
抹茶とミルク。
氷といちご。
千と千尋。
ウッチャンとナンチャン。
点子ちゃんとアントン。
飛ぶ教室。
ふたりのロッテ。
動物会議……ケストナー作品、そういえばだいぶ読んだなあ。
飛ぶ教室に出てきた「ちびの火曜日くん」というあだ名の少年、
お父さんは「大きな火曜日」なんだそうだ。
なんだか面白い。「ふつうサイズの火曜日はどこにいるんだ!?」
独特な空気感とユーモアを思い出してはほくそ笑む。

夜は夜で、高校の同窓会。
貴重な情報を収集してまたもほくそ笑む。
女子高最高だぜー。
何の授業中だろうと常に絵を描いていたあの頃。
頭痛で毎日死にそうだったあの頃。
留年スレスレのところを先生方の優しさでクリアしたりしてたあの頃。
「『はやさん』というのは実は職業で、私以外にも、
 全国にあと300人くらいいるんだぜ」とか、かろやかに
無害な大ボラを吹いていたあの頃。
つまり健康状態以外は、今と大して変わらない。

共学も悪くはないが、別学がなくなるなんてやっぱり嫌だ。
私の周りで見た限りでは、別学で育った人間の方が
中性的・独創的になりやすいような気がする。
自分が男であるとか女であるとかを全く意識せずに、
本当にあるべき姿、発すべき言葉で暮らすことに慣れている気がする。
そりゃ全員がずっと別学とかいうのは極端すぎて不健康な気がするけれど、
「ある一時期を別学で過ごした人達」もいた方が
社会が面白くなるんじゃないかなーと。

少々酒を飲んでみる。がやっぱり、うーん……。
私のように、普段から自分に酔っているタイプは
あまり酒を必要としないのかもしれん。
うん、そうだな。常に人にからむし。
非常に危険だ。
そういえば、友達が危険物取り扱いの資格を取ったなあ……。
………。


最強の家族とは
2002年08月30日(金)

十六茶と爽健美茶を混ぜると、いくつなんだろう。
二十六茶くらいになるのかな。
そんなことを考えながら出かけ、帰って夕飯の支度。
洗い物の後、ぐったりと作業。
……うーん。普通の主婦の日常か?いかんいかん。
せめて破天荒な主婦みたいな日常でいたかったのに。
なんにせよ、破天荒に暮らしたいもんだ。

夏が終りかけているので嬉しいはずなのに、どうも秋に怯えている。
秋が怖い。
夏は全体的に辛いのだが、
春や秋は時々「うそ、こんなところにクレバス(氷の裂け目。
上にうすく雪が積もっていることがあり、うっかりはまると
数百メートル下までまっさかさまである)が!?」くらい唐突に
ヘンな体調になる時がある。油断させるのが怖い。
春や秋も、実は怖い季節だ。
「春秋戦国時代」とはよく言ったものだ(意味が違う)。
でもそういう中間の季節をうまく乗り越えてしまえば、
一段階健康になれる。飛躍のチャンスをはらんだ時期でもある。

テレビ埼玉の再放送ラインナップはいつ見かけても華麗に奇妙だ。
巨人の星の直後に、気分変わりまして楽しいムーミン一家。
楽しいムーミン一家、って言うほど楽しそうに見えない時がある。
厄介な友達が遊びに来たり、いきなり変な来客が来て居座ったり、
季節によって怪物が現れて襲いかかってきたりしている。
スナフキンに相談しなきゃなんないのもわかる。
でも毎回、なんやかんやで楽しい感じに解決するのはすごい。
だいたい、立て続けに変な事が起こってもそれほど動じてない時点で
あの家族はすごい。すごいぞ、ムーミン一家!


暴れ夏バテ
2002年08月29日(木)

作品を祈る気持ちで郵送したのち、また別の作業。
一難去ってまた一難、それがクリエイターの人生さ。
などとかっこつけを(?)言ってはみるが、笑顔の裏では栄養が足りない。
最近肌荒れを通り越して皮膚病の域に達しつつある私も、
また派手な色のビタミン剤を飲むことにしてみる。
どうでもいいが、なぜこの手の薬は色が派手なんだろう。
識別がどうとかいう問題もあるのだろうが、
あきらかに不必要なくらいビビッドなカラーリングのことがある。
蛍光っぽいオレンジとかアメリカンチェリーの色とか、
体内でどんな状況になるのか心配だ。
薬なのに体に悪そうとは、いかなることだ。
無印良品を見習ってほしいもんである。
素材の色を活かして。
……素材?って……何色?
うーん。頭の中に元素記号が。塩基が。
化学のせいで留年しそうになった私にはわかるはずもない疑問だ。
高校の頃も今も、辛いことがあるたびに
「卒業することがとりあえず目標じゃ」とかぼやいている。
喉元過ぎろ!みたいな、人間の心の弱さが露呈する瞬間が、
甘く切なく記憶のページに焼き付く(?少なくとも甘くはないような)。

最近、どっかで聞いたようなフレーズを繰り返してしまう。
疲れてるんだろう、脳が。などと、倒置法で強調。
そういえば隠れ夏バテに酵素が効く!とテレビで言っていたけれど。
さて、……隠れ夏バテ?
私はなんだろう……なに夏バテだろう。
最近いろいろと働く用事が重なったので、
「疲れぎみ」というよくある症状なのかもしれぬ。
とりあえず、いろんなことをすいすいこなせる基礎体力が欲しい。
すいすいこなすのはさんすうだけだと思っていたけれど(教育テレビより)、
なんでもすいすいとすすむにこしたことはなし。
 ♪よっく食ーべる、スイミー。

……本当に、おかしいなあ。
いや、おかしいのは元々で、
もしここの文章がある時を境に、毎回ごくごく普通に書かれるようになったら
それは違う人が私になりすましている可能性が出てくるくらいだ。
たぶん影武者の方だ。とはいいながらも、
せめて日記として成立させようとは思っているつもりなのに、
どうも暴走する。暴れる文章。古文、漢文、乱文、暴文。


スーパーマン≒スーパーの店員
2002年08月28日(水)

久々に、きれいな字で名前を書いた。
公募に応募するということは、「俺だ!」と名乗って勝負に出るということ。
俺だー。俺は誰だ?はやさんだ。そうさ。
もうこの名前を使い始めて10年以上になる。
じゃあ「はやさん」って書けばいいじゃないかー……と思いつつも、
いつも本名を書いてしまう。(そりゃそうだ)
結局、私が一歩踏み出せないのはこういうところだ。
なんだか社会に譲りすぎている。気がする。(?)

炎天下を歩いて食料品の買い出し。
それにしても、示し合わせたように主婦のみなさんがいる。
その多くは6歳以下の子供を連れている。
みんな元気だ!その元気をわけてくれ。
足元でをきゃーきゃー騒ぐ彼らをよろよろとよけていると
元気を吸い取られてゆくようだ。
その上、買い物かごの持ちすぎで腕が鍛えられていく。
参ったなあ、このままじゃマッチョも夢じゃないや。いや夢でいい。
マッチョというより堅太りのおばちゃん寄り。現実はそういうものだ。

最近、CGばかりで手描きをやっていない。
絵の具とかで描いてみるのもいい気分転換になるのかもしれぬ。
弘法じゃない以上、筆を選びつつ修業した方がいいのかもしれん。


晴れ ときどきファンタジー
2002年08月27日(火)

起きたら、理由なく関節が痛い。
これはやばい。こういう時、バンテリンの出番なのか!?
 「いいですよ、バンテリン!」
 「肩にはバンテリンです!」
 「肩も腰も、ラクになります」
次々にいろんな人に推薦されてしまうあのCMを思い出しつつ。

ゆうべはBACK-UPを見て笑い、さらに
「面白い漫画描けないかな、野球で」等と
全然それどころじゃないことを発作的に考えてしまったので、
寝たのがかなり遅かった。もう牛乳配達くらい来ていたかも知れない。
それでも今日もそこそこ遅くない時間に起き、
なんだか知らないが妹を連れて買い物。
近所の店が閉店!いままでご苦労様でした。

カードにたまったポイントを確認する時のおばちゃん達が面白い。
「あらあらあら」とか言い過ぎ。互いに顔見合わせ過ぎ。
「ねぇねぇ、これって○○よね?」と面識のない私に対して
タメ口で話しかけてくる。唐突にフレンドリーなのだ。
仕方ないので私も、「ハァ」とか言ってへらりと愛想笑いをする。
私の外見がプロレスラーみたいだったらこんなこともないんだろうか。
知らないおばちゃんにも気安く話しかけられないし、
かしましい妹もやっつけられるだろうか。
と、のび太と同じくらい志の低い幻想に溺れる。

『大阪のおばちゃん』というものはたいがい面白い、という噂を聞いたけれど
関東地方だってなかなか面白いおばちゃんがいると思う。
おばちゃんという区分じたいに面白みがあるのかもしれない。
ただ、関東は人種のサラダボール(≒アメリカ?)なので、
これ!というモデルケースが見えづらい。
だから一例を抽出して描画してみても、共感を得づらい。
多種多様なおばちゃんが見られるけれど、
集団で同じタイプが棲息しているわけじゃないのだ。

ああ、面白いことを表現する力が欲しい。
その他にもいろいろ、力が欲しい。
力が欲しい……力が……

――目が醒めるとそこは荒涼とした平原で、巨大な妖怪が私の前に現れた。
『力が欲しいのか』
おおそうだ、私は力が欲しい!
『強くなりたいのか』
関節が痛まないくらい、風邪を引かないくらい強くなりたい!(控えめ)
『承知した。お前にこれを授けよう』……

……とかいう感じで、何か桁外れにすごいものをもらえないだろうか。
でも何とひきかえにだろう?命?それはいやだ、何か別の物。
ブリキのおもちゃのフィギュアとかならあげてもいいが。
いちいち控えめなスケールの、果てなきファンタジー。

だめだ、疲れている!どこだ?頭か……。


スポーツに歩み寄る
2002年08月26日(月)

近所の店が閉店セールもたけなわ。明日閉まるそうだ。
見たこと無いくらい、人で溢れていた。
最後の最後に一花咲かせて。

笑福亭鶴瓶師匠のモノマネを団扇で疲労内輪で披露。
「似てるけど、喜味こいし師匠にも似てる」との注意を受ける。
……それにしても、なんなんだ私は。そして家族も。
つくづく、何を目指しているのかわからない。

ビタミンC足りないんじゃないの、などと母親に指摘される。
確かに、いろいろと肌荒れ。みかんでも食べた方がいいのだろうか。

ポストカード十二枚を大きめの用紙に印刷したものを、カット。
縁なし印刷もできるはずなんだが、なんだか怖い。
しかし、カッターで一枚一枚切っていく作業も怖い。
私という人間がそんな几帳面なことをやるという時点で。
さらにその作業を、濱マイクを見ながらやっている時点で。
時々見ちゃうじゃないか。というか、消すべきである。

夕食時、西武ライオンズ戦を見る(淡い郷土愛)。
西口投手がノーヒットノーランを達成しそうになっていたのに、
最後の最後、9回表で打たれてしまう。
その瞬間、思わず箸が止まる。
うわー、私がスポーツ観戦してるよ。珍しい……。
でも野球漫画は好きだったりする。描きたい。
いしいひさいちみたいな感じで。
スポーツの話ってだいたい上を目指すんだけど、
横を目指すタイプのを描いてみたい。
少林サッカーがまさにそれだ。
あれは一見上を目指しているように見えるし、最後は上に行くが
「拳法を普及できればそれでいい」という話である。
ツールと割り切った上で、サッカーをしている。
本気でサッカーを愛している人には失礼なのかもしれないけれど、
あれだけ一直線にバカバカしさをつきつめてしまえば、
テーマに文句を言う前に笑ってしまうんではないかとも思う。

考えたらスポーツってつまり、
大の大人がよってたかって本気で汗を流すんである。
そいつぁ尋常じゃねぇや。と私には見える。
そんなエネルギーが集まるのだから、きっと笑いどころがあるはずだ。
審判とか球場の売り子とか、草野球の監督とか。
横を目指すタイプのスポーツ漫画……描いてみたいなあ。

平凡な生活の中に、そういうとっかかりがいくつも
転がっているのはどうにか見付けることができる。
でも、山があるとして
そこに何カ所かからトンネルを掘っていくのだが、
どうもそのトンネル同士がつながらないような。
なんか興味あることに、一貫性が見いだせないんだよなあ。


仮に、気持ちの上で筋肉質
2002年08月25日(日)

コンプリ―――ト!!!と叫ぶ。
ゴォ―――ル!!!と叫ぶのはサッカーの実況の人だが。
Thank you,all right,oh yeah!!と(ライブを終えたミュージシャン風に)叫ぶ。

……ポストカード、目標としていた12枚を描き終える。
なんだか……大食いの感覚で描いていた。
  「ゼッケン3番のはやさん……
   いまゆっくりと最後の一口をすくい……
   スプーンを口に運びます……!!
   果たしてこの第二回レーズンバター大食い選手権……
   夢にまで見た栄光の座を手に入れることができるのか!?」
あーこってりした。げぷ。
なんか、最後のほう味わうヒマなかったなあ?という感じ。
出来上がったものをプリントして手に取ると……うーん、
達成感はあるものの体調悪くなってきた。
今夜眠って、明日の朝見るとまた変わって見えるものだ。

大食いにしろイラストにしろ、技を持つ人は違う。
基本的な生体現象だけでも成立することなだけに、深めるのはさぞ難しかろう。

今日も家事とポストカード制作だけで一日が終る。
昨日出かけた疲労感がまだ残っていて、基本的にじっとしていた。
なんかばたばたしている感じなのに、最近ちょっと太ったような気がする。
燃ーえろよ燃えろーよー 脂肪よ燃ーえーろー♪
集団で火を囲んで、ちょっとした儀式。
痩せたい女性がいっぱいいるし気持ちはとてもよくわかるが、
ダイエット食品のせいで死んでしまうのは悲しく、勿体ないことだ。
私は痩せたいというよりは、健康を維持したいという気持ちが強い。
健康な生活によって、健康な人生が作られる。
医食同源!温故知新!鉄砲伝来!ズドーン!!わー。
……はっ。
韻を踏んだと見せかけて、また文章が暴れている!!
怖い!!怖いよー!!つまり眠いんだ。

すっきりとしたモデル体型になってみんなをあっと言わせるくらいなら、
いっそ筋肉質になって不良をギャフンと言わせたい。
「はやさんがいると、借金の取り立ての人が帰っていく」みたいなね。
そのくらい迫力のある体型でありながら、古めの少女漫画を読むとかね。

ソフトボール部に仮入部できるくらい。
引っ越しの手伝いに呼ばれるくらい。
筋肉がある人は、なんか元気そうに見える。
でも、ドレッドヘアーに近いくらい、維持が大変そうだ。
すごいんだろうなあ。筋肉中心の生活。

今のところ自信のある筋肉なんて、かなり内部の腹筋くらいしかない。
やたら長時間V字バランスが可能、という地味な特技はこれに由来。

でも、クラゲみたいな軟体動物も、いいよね。それなりに魅力的。


とけゐを買ゐましぬ
2002年08月24日(土)

無表情で早起きし、妹と遠くに出かける。
なんでだか用事だった。つとめて冷静に、機械的に。
たまたま私は黒い服を着て出かけたのだが、ある駅のホームにて
葬式に向かうらしき団体(注・全く知らない人々)と合流してしまう。
黒い服の集団にしっかり飲み込まれた。
妹以外は、みんな同じ葬式に向かうかのように見えた。
「私も葬式出なきゃ」みたいな気分。せっかくの黒い服だ。
なんと彼らも、我々と同じ駅で降りた。
どこ?「○○家はこちら→」っていう看板はどこ?
私も、行った方が……あ、およびでないですか。
確かに、もし私が死んだときに
「どうも、駅でお葬式に向かう方々を見かけたもので、なおかつ偶然
 私も黒い服を着ていたもので」なんて理由で
見知らぬ人が急に現れたりしたら嫌だ。
初めましても言わず、さよならから始まる関係なんて。
なんか数倍切ないじゃないか。何かのフレーズっぽいし。

帰りに、上野で時計を購入。ちょっとヘンな時計だ。
秒針は動く、文字盤も地味に動く。
図がないと想像しずらいような腕時計。今月の風変わり大賞にノミネート。

筋肉痛と精神的な疲労がひどゐ。どうすりゃゐゐんだ。
なんか、妹と一緒に行動すると疲れるのだ。色々と気ゐ遣うのだ。
他人と一緒にゐるとき以上に気を遣うのはなぜなんだか……。
相変わらず気の使い方がおかしゐな。ゐやはやまゐった。


夏の尾張
2002年08月23日(金)

またポストカード。ここんところ連日描いている。
他にやることないのかい?いいえ、ありますよ。
ありまするけれども、無視しておりまする。
いい加減、クラゲ以外のものも描きたいと思うようになってきた。
そろそろポストカードシリーズもいったん切り上げとなる。
……もう11枚目も完成間近。
数日前の日記を読んだら、「6枚目」とか描いてあった。
このハイペースが怖い……。一応、12枚ひと組の予定ではある。

それにしてもめっきり涼しい。最近は風呂上がりがきちんと寒い。
それまでは、外も浴室の中のような気温だったわけで……。
あれだけ「むわっ」として鬱陶しかった空気がいなくなった。
 「あいつ……いなくなっちゃったね。」
 「いいんだよ。あいつ……イヤな奴だったし」
 「でも、ちょっとだけ淋しいな」
 「……」
 「はやさん……泣いてるの?」
 「……な、泣いてなんかないやい!」
そういう感じである。……何のワンシーンなんだろう。ほんとに。
いや、泣いてなんかないやい。ほんとに。
でもそうして夏は終っていくのだ。多分。

そういえば昨日犬の散歩をしていたら、
頭上から蝉が降ってきたのでひょいっとよけた。
今まさにお亡くなりになったのだろう……色んな意味で衝撃的。


北海道のようで四国にも見えるもの
2002年08月22日(木)

やっぱりポストカード。〆切前ー〆切前。
〆切前であるというだけでなく、そろそろ用事で出かけることが増える。
忙しくなる前に、思い切り絵を描く。とりあえず。

過去に作った素材を張り合わせるだけでも
いくぶんそれらしい絵が出来上がってしまうのがCGの怖いところ。
これ、材料があれば他人でもそこそこ作れるなあ。うーん怖い。
世の中、器用さを悪用できる場が多いこと。
……よく考えたら、私は中学の時コンパスを忘れたのに
中点の作図のテストで満点を取ったことがある。
あたかも、コンパスで描いたみたいな筋をシャープペンで丁寧に描画して。
当時から絵は好きだった。
絵を初めて褒められたのはあの学校にいた時だった。
そうさ、「作図」という題の鉛筆デッサンを描いたのさ。
先生および学年のみなさん、今更ごめんなさい。こーわーいー。

どんなにコピー&ペーストを繰り返しても、
表情だけは手で描くことにしている。
目というのはキャラクターの要である。
人間だってそうだろう?お前、いい目をしてるな。みたいな。
やっぱり本物は本物なのさ。
上質を知る人の、ネスカフェ。とかつぶやいてコーヒーをすすってみる。

犬がピヨピヨ、と鳴く。お前、本当は何しにこの町にきたんだい。
背中に北海道(四国?)の模様があるから、
仮に北海道(四国?)犬と定めておこう、と今日決めた。
そのうち、本当の姿になって何か始めるんじゃないかと思ってみる。
お前の目的はなんなのだ。
サッカーを通して、少林寺拳法を広めることか(少林サッカーより)。


クラゲの個人情報
2002年08月21日(水)

ポストカードを描く一日。
去年の9月から描き始めたポストカードシリーズも、
もう9作目になる。遅い。今月だけでそのうちの5枚を描いた。
つまり、底力を出せばかなりハイペースで描けるはずなのに
放っておいたのだった。
海の中の生物シリーズに、相当(課題・作品集の面で)救われて
きたのに、彼らには名前もなければ性別もない。
この世界観において私は単なる村長であり、
村の中にある道を歩く人の詳しいプロフィールまでは知らないのだ。
彼らの話し声もプライバシーなので特に聞かない。
住基ネット?いやいや、うちの村にはそんな。
と、一見ファンタジックな世界に見えるけれど、
構築のスタンスは結構クールなんである。

そういえばクラゲって、性別があるのか?と考え、ネットで調べる。
「付き合い長いけど、あの人の電話番号知らないな」と思う時と
全く同タイプの『そういえば』だ。なぜか抜け落ちている情報。
クラゲの人気はすごいらしく、様々な人がクラゲを飼ったり語ったり
しているようだった。だから私は、クラゲの生態について書かれた
多くの文章をweb上で見付けることができた(英文を直訳したような日本語)。
……結局よくわからないが、分裂はするらしい??????
いかん、日頃の勉強不足が……。しゃきっとせんと。しゃきっと。

テレビ誌の笑点の欄を見たら、「三遊亭小遊三の名シーン」と書いてあった。
……普通、「出演・ますだおかだ」等とゲストが書いてあったりするのに。
いったい次回の笑点、どんな小遊三さんが見られるのだろう?
意外と気になる!けど、見逃しそうだ!!


こいのぼりに囲まれるくらいのノリ
2002年08月20日(火)

映画・猫の恩返しを見る。
ジブリアニメにしては、主人公の女の子がぽーっとした普通の子だった。
……いや、ジブリアニメのヒロインといえば、
ナウシカとかサンのような超人的少女や、
キキやサツキみたいなしっかりした頑張り屋のイメージが強かったので。
本作もほんわかして良かったが、個人的にギブリーズのレトロ感が好き。

それにしても最近、穏やかな気持ちというものをずいぶん持てずにいたものだ。
もう少しおおらかにならないと、とさくっと反省する。
多分、カルシウムが足りないんだ。と栄養素のせいにする。
が、あの頃は確かに毎日、昼ご飯で牛乳が出ていた。正論かもしれぬ。

昨日もそうだったが、近所の竹林の上空で
鳥の大群がギャーギャーわめいている。
そういえば風も強い。幕張でもない場所に幕張並みの風が吹く。
いかにも気象的にやばいことになっているよ、という感じだ。
台風の影響による強風を全身に浴びて帰宅。


台風が来る
2002年08月19日(月)

颱風、とも書くそうだ。
ともかく台風。タイフーン。
そうか来るのか。そうか来るのか。

 Q.以下のうち、好ましいものを選べ。
   a.台風が来る
   b.魔太郎が来る!
   c.サンタが町にやって来る
   d.お兄ちゃんが柴又に帰って来る

そんなことはさておいて、今日もポストカード描きで終始した。
なんでだか、一枚描くのに時間がかかる。
もしかして、最近眠っている時間が長いのか。
これはしたり、うっちゃってはおけぬ。とつぶやきて、
久々に音楽をかけてみる。
「CARTOON HEROS」を聴き、菅野よう子のアルバムを流す。
でも、そんな中で「は・じ・め・てのーアコーム♪」と
全く関係ない曲を口ずさんでしまってはっとする。
同じ体に属しながら、全くお互いを気にしない耳と声とが不可解だ。
いっちょまえにソロ活動か。解散秒読みか。そいつぁ怖いなあ。

妹が、「きのこ党の党員になんなよ」と勧めてきた。
こういう時は、全く関係のない話題をふればいいのだ。
そこで「ポートボールでダンク決めたら、痛いよね」と言い返すと、
相手は負けじと「だってさ、100万円もらえるんだよ」と返してくる。
くそー。精神的に引き分けだ。


共学じゃなくてもいいじゃないさ
2002年08月18日(日)

今日は涼しい。びっくりして、クーラーを止める。
しかし不思議な気温で、クーラーを止めっぱなしにしていると暑い。
なんだかわからない8月中旬だ。

卒業した高校が、女子高から共学になってしまうと言う噂を聞く。
なんだよー、あの別学特有の型破りな感じが好きだったのに!!
廊下で楽しい歌を熱唱したり、魚の絵を教室の外壁じゅうに貼ったり、
ジャージとブレザーを組み合わせたやばい格好であるいたり、
共学ではのびのびとやりづらいようなことをみんなが堂々とやれなくなるなんて。

女子高といってもいろいろとあるが、
あのファニーな女子高には、ストレスが少なめだったような気がする。
静養するつもりであの高校に入り、結果的に療養生活を送った私だが、
面白い奴がたくさんいて、どっちみち好きな学校であった。
今の学校ももちろん、好きか嫌いかで言ったら好きだが、
高校の方が楽しかったなあ。
もとい、高校の頃の自分の方が好きだったなあ。

さて署名を集めよう!とようやく奮起。
ただし、県内に在住の人でないと名前を書けない。
県内…………に知り合いは。
高校時代の知り合いを除くと、ほとんどいないのだということに気付く。
住所教えて下さい。なんてメールを、数少ない県内の知人に送信。

好きな言葉は?と聞かれたりしたら、
面白いことを言うようにしなさい。と、唐突に妹に言われた。
どんな教育方針なんだよ、第一妹に教育される筋合いはないよな。なんて
思いつつも、「晴れときどきトライアスロン」とか答えてみたところ、
「いつからそんなに健康的になったんだっ」と驚かれる。
ちなみにそのフレーズの後には「ところにより一時バイアスロン」が続く。


裏ヒットチャート
2002年08月17日(土)

絵と家事の一日。
ずっと絵を描いて、資料を漁り、なんかわからないうちに一日が過ぎる。
それにしてもうちの妹も、やっぱり気になっていたようだ。
無印良品の店内でかかっている音楽。独特ーな感じ。
なんとCDも発売されているという。
「買って来いよっ」と軽く命令される。
自分では買わず、姉に買わせるという悪質な手口だ。
他にも、吉幾三のDreamという新日本ハウスのCMソングを買えと言ってきた。
鼻歌ランキング一位の曲だそう。
……夏より熱いぜ、裏ヒットチャート。
意外と、誰かの心の中でねばっこく流行っているのでは。
埼玉にたたずむテレビ界の小径(こみち)・テレビ埼玉で放映されている、
気になるCMの数々と同じくらい通好みだ。

それはそうと最近家にいる時間が増えたので、
「あれ、ホッチキスこの辺にあったよね?」等と聞かれた際に
すかさず「あるよ……。みんなの心の中に」と答えるという試みをしてみた。
最初は小さな笑いがとれたが、二回目以降はそうでもなくなった。
笑いを持続的に誘発させることがいかに難しいかを、検証するための実験。


いろいろなこと
2002年08月16日(金)

午前中はだらだらとPCに向かい、犬の散歩。
今日は涼しいからか、いつもへろへろと歩くはずの犬が
やけに猛ダッシュしている。
昼時に、母校のある町まで調べものに出かける。
最近、母校のある場所ばっかり訪れている気がするなあ。気のせいかな。
行きがけ、ドラッグストアが安売りだからといって、
Pure-inのソフトクッキーを買いすぎた。おかげでカバンがきつい。
帰り道も、体脂肪を燃やすために散歩。
どうかひっきりなしに燃えてくれ、脂肪たちよ(倒置法)。
すると、意外な場所に無印良品があるのを見付けた。
「えーっ、こんな所でも復活の呪文が聞けるのかー」に似た発見。
(注:たしかドラクエ2。ムーンペタの町だったかな、
   犬になった王女と会える町で、変なところに老人がいて、
   「こんな所でも復活の呪文が聞けるのじゃ!
    便利な世の中になったものよのう」とのたまう。
 しかし、本当に便利な世の中というのは、メモリーカード等が開発されて
 復活の呪文を紙に書き留める必要のない世の中なのだ、と今は思う……。)
えっ嘘、フレッシュネスバーガーできてる!しかも賑わってる!!
あの町はいろいろと、いろいろだ。

家に帰ってテレビを付けると、
とっとこハム太郎のオープニングをやっていた。
あの曲はいろいろと、いろいろだ。


願わくは、おごそかに明るく
2002年08月15日(木)

終戦記念日。正午に黙祷を捧げる人々をニュースで見る。
原爆の被災地・二ヶ所に訪れた時のことを、思い出す。
思い出すだけでも辛いことというのは、戦争のような大きなことだけでなく
小さなことにも数々あるものだ。
思い出すのが辛いから忘れる、という対処法がいい場合もあれば、
思い出してみて、今後辛いことが起こらないためには
何をすればいいのかを考える、という対処法がいい場合もある。
戦争は後者にあたる、とみんな言う。私もそう思うが、
そのために具体的に何をすればいいのか、真剣に考えている人は少ないようだ。
こういう部分、自分も含めて能動的な姿勢が足りない。
その枯渇のスケールに茫然とする。漠然とした憂鬱。

そういう罪悪感みたいな気持ちをこびりつけたまま、PCで絵を描く。
で、なぜだかたくさんの蚊取り線香を描いていく。海なのに!?
シュールだ。シュールな光景だ。
……うーん、『違いを楽しむ人のネスカフェ』って感じ。

個人的には、今日は頭痛記念日。
数年前のこの日、病気が始まったのだ。
でも今、いつの間にか(いくぶん)元気だ!
いざ感謝せん、今日の日を。いざ歌わん、この歓びを。
ひそかに、ちょっとおごそかに喜ぶ。

母親と、ギャグ漫画って描くの難しいよねー、みたいな会話。
なかなかこういう親子はいないんでは。
その前に、家族からも「はやさん」と呼ばれているのも珍しいんでは。
と思ったが……ちびまる子ちゃんはどうなんだ?
彼女も、家族全員から「まる子」である。本名「ももこ」なのに。

犬がわらびもちを食べた。
一昨日、トマトも食べたらしい。
……本当にあった奇妙な話。
(※鳴き声は、たまに鳥。)


知性が香る四字熟語
2002年08月14日(水)

昨日から今日にかけて、十数年来の友達の家に遊びにいっていた。
いや、遊び半分、ボランティア半分。
なんのボランティア(“ボランティーア”のティにアクセント)かというと、
『国際交流』。

……もう一度書こう、『国際交流』だ。
どうだ、いい響きだろう。
数ある四字熟語の中でも特に知性的な響きだ。
(ちなみに、あまり知性が感じられないと思われる四字熟語とは、
 『酒池肉林』や『麻雀三昧』、『炒飯五杯』など。)

友達の家に外国人の方がホームステイしていて、
その方(英語を話す)に東京の観光名所をご案内してさしあげよという
重大な任務を承ったのである。
まるで英語の教科書みたいなシチュエーション。
昔は「こんなシチュエーションあるわけないじゃん、ケッ」と散々思ったもんだが。
でも、教科書に出てきた地名は「金閣寺」やら「大文字焼き」だった。
ここが京都じゃない以上、『教科書のスキットを丸々再現』というちっぽけな夢は叶いそうにない。
最初は友達が、1vs1(マントゥーマン)でご案内する予定だったのだが、
さすがに(英会話が専門だとはいえ)2人っきりで喋りながら
ずーっと歩くのは、間が持たないのでツライ。ということで、
急遽、私(たまたま今週ヒマだった)に援軍を頼んだんである。

……喋ったよ。
そりゃー喋ったよ英語。というより動いたよ。
さんざんジェスチャー。Too much,Oh yeah!
基本的に人間、YesかNoかの意思が伝わればどうにか生活できる。
『腹減ったか?――Yes.』
『これ食うか?――No.』 みたいな。

英会話は教室で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ。
青島ァァァァ―――!!!(「踊る大捜査線TheMovie」より)

そんな調子で、昨日は浅草に行ったり、
昼ご飯は慣れない蕎麦を食したり。
『実は私、和食が苦手なんですよ』とか言い出しづらいから
普通に文化の説明とかしたさ。「ソバはnoisyに食べてもOK」みたいな。
……あー日本人になった。
外国の方と話すと、なんだか日本人になれる。
他者の考えに触れて初めて、自分の意見の輪郭が際だって見えるようなことで、
全然質の違うものに出会うことは、自分を見つめるための良い手段だ。
とかなんとか言いながらも、結構疲れる。
今日の昼間は友達と胡麻プリンを食べながら、
「ミネラル補給しないとね」なんて言いつつ
みのもんたのいない「おもいっきりテレビ」を見ていた。
「峰竜太」と「みのもんた」。
あー、名前似てるんだなー、なんていうどうでもいい発見をした。

しかし友達のご家族は大らかで朗らかだった。
かなり長い付き合いなので、みんな「はやさん」と呼んでくれる。
今回初めてちゃんとお話ししたお父様は、ちょっとM先生に似た雰囲気の
紳士(なんて書いてもわかる人は希少)。優しいお父さん、な感じ。

うちの家族はたいがい「はやさん系」なので、
他の家に行くと必ず新鮮。
これってどこのうちもそうなんだろうか。
それともうちが変わってるんか。その辺が掴みかねる。
帰り道で妹に電話。
電話越しの彼女の声は何かに似てる、と思っていたが。
そうだ。
蝉だ。

(※ちなみに犬は、たまに鳥みたいな声で鳴く。)


音感の無駄遣い
2002年08月12日(月)

森山周一郎の声真似をしてみる。
「似てないけど、すごい」という評価を受ける。
「喉痛めるなよ」という忠告も。

声帯がもっと幅広かったらいいなー、と仕方のないことを思う。
どこでもドアがあったらなー、くらいの想い方である。
訓練次第で高音・低音の幅はある程度広げられるし、
事実広がってた時期もあったが、先天的な素養も必要だ。
マライア・キャリーなんて7オクターブという噂。どっひゃあ。
私なぞ、訓練してた時期で3オクターブくらいである。
今はもう少し狭いが、ほとんどの歌はそのくらいでも充分なのに
7って。7だよ7、おいおい。グランドピアノの幅くらい?うーわー。

それにしても合唱、またやってみたい。
いい加減、履歴書などの趣味の欄に「合唱」と書く際の
罪悪感を払拭したいのだ(注:やめてから5年も経過していたら
それはおそらく『趣味』ではない)。
『第九を歌う会』とか、そういう季節限定なプロジェクトに
数週間だけ参加してみるのもよいかもしれん。

合唱部の頃はメゾやアルトばかりやってきたので、
主旋律を歌うのがどうも気が引けてしまう。
『いや、自分がメロディ歌うなんてそんな』と、ヘンな遠慮がある。
名脇役で有名な役者が、急に主役をもらうみたいな感じか。
ええっ、俺がメイン?いいの?わー、パンフレットの一番上に
俺の名前載っちゃってるよ。ちょっと照れるなー。

とあるアイヌ民謡を歌った時、全く歌詞を歌わなかったりした。
その曲のあいだずっと「ウ――♪」というハミングのみの地味な出演。
カラオケで友達が歌っていると、その癖でハモってしまうことがある。
メロディが聞こえたなら、それを美しくハーモニーに仕上げる癖。
楽曲ならまだいいが、『♪きれいな白さすずらんの香り〜』とか、
『♪昆布をぎょうさん使て〜るのっ』とか、
『♪やっぱこれだね〜ロッテのト〜ッポっ』とか、
反射的にCMにまで無駄に美しくハモってしまうと、
なんだか切なくもおかしい。

あー、歌が歌いたいー。
午後から急に涼しくなって喉が痛くなった、
その途端に歌いたくなるなんて。
人間の欲求はこうも皮肉。


温度を気にする
2002年08月11日(日)

ヒューズが飛ばないように、人の部屋にノートPCを持ち込んでの作業。
狭いところに家族の3分の2が集合。
「うちって、意外と1DKくらいで住めたりして」
なんていう冗談も飛び出す。うーん、変な書物とか無ければ可能か。
すると、冷房がききすぎていてなんだか神経痛が。
……結局、冷えすぎも暑すぎも生命力を失わせるのだ。

イラストを描きながら、前代未聞の生物を生み出す。
ええなあ、こういうのは。
こいつはどういう生物で、子供の頃はこういう大きさで、
こうやって泳ぐのだ!とか、勝手に決められる世界。
森羅万象の創造主というのは、辛いし面倒だが楽しい仕事。
レッツお山の大将。

なんだかやけに眠い。
友達と出かける相談。
そういえばここ一週間ばかり家族以外の人に会っていないのだ。
地味に、家事をしたり絵を描いたりの日々。
イラストレーターの卵兼家事手伝いみたいな立場だ。
……バイトでも始めた方がよいんだろうかと、我ながら心配だ。
いや、それよりお前やることあるだろ。勉強とか研究とか。

……まあ、作品作りが軌道に乗っている間は、
しばらくそれを続けよう。なんて思いながら。


すべては健康のために
2002年08月10日(土)

今日もひたすらポストカード。
もっともっと描くぞー、という気分がみなぎっている。とても良い傾向。
調子に乗って暑中見舞い用イラストをも制作。
去年と比べると、かなり明るい気持ち。
結構長い間、パソコンで絵を描いた。

古い友達から、一緒に浅草に行かないかという誘い。
外国の方を案内(あない)してさしあげる付き添いだそうだ。
浅草には昔々行ったきり。あの頃は元気だったのでやらなかったが、
今度は浅草寺で、体の悪い部分に煙をかぶるやつをやってこよう。
どこが悪いのかよくわからないから、ええい全部。
……つまり全身、健康になって帰ってくるぜ!
どっからでもかかって来いやあ、とばかりに屈強なボディ。
何を食べてもお腹を壊さないし、冬でも半袖でOKな。
それを手に入れるためならば、俺はいつまでも煙をかぶるぜ。
いつまでもいつまでも、みんなが帰っても煙をかぶり続けるぜ。
そういえば巣鴨のとげぬき地蔵も健康になれるらしい。
……そんな地味な東京の名所、すべては健康のために。

とはいいながら、最近は意外と健康に暮らしている。
幸せだ。本当に、幸せ。
自力で歩き、階段を上れる幸せ。
そのありがたみを忘れないことは、多分大きなスキルとなるだろう。
英検準一級取るよりも、価値のあるスキル。
……じゃあ一級は?あー、それだと……。


節電
2002年08月09日(金)

最近、よくヒューズが飛ぶ。
家族がまとまって家にいることが多いからだろう。
みんな出かけている時は全然余裕な電圧も、
こぞって家にいるとなるとやばい。
それに今年は、寒がりの私まで冷房に頼ることが増えたせいもある。
もともと極端な寒がりで、夏場も暖かいものを飲みたがったはずなのに、
今年はなぜか冷たいものを飲みたくなり、
ノースリーブの方が涼しくていいぜーとか思うようになっている。
体温が人並みになったんだろうか。
それとも、今年の暑さが異常なのか。

ヒューズが飛ばないためにはすなわち、冷房を使わなければいいわけで……
部屋ごとに交代で冷房を使うか、全員同じ部屋に居るかすればよい。
もしくは、どこか涼しげな環境を求めて外に出ていけばよい。

しかし、鬱陶しい連中とずっと一緒にいるのも、
炎天下の中を大した用もないのに出かけるのも、
いずれも好ましくないとなれば、時々冷房を止めざるを得ない。
そういうわけで、PCで絵を描く間もずっと片手団扇。
左手で団扇を仰いでいる状態ではあっても、決して左団扇ではござらん。
と、落語家風にうまいことを思ってみるがやはり暑さは変わらず。

涼しげな絵を描くには、追いつめられることが必要らしい。
今日はポストカードを二枚弱仕上げた。
ポストカードセットのコンペがあるので、それに出してみようかなと思う。
ただ、8枚以上をひと組として出すので、
……あと2枚は描かないといかん。
それにしてもあの海中生物のシリーズ、リアルに便利だ。
あいつらがいるだけで宿題が終ったりした。
もっと早く出会いたかった。
キャラクターを生み出すのは、お山の大将の気分だ。
一国一城の主。ひとつの国の母となれる。
もっと他に世界観をいくつも生み出していけば、
本当にそれだけでご飯が食べられるかもしれない!と、
デザイナードリームに想いを馳せてみる。
好きな言葉は?『著作権』!!

今日は妙に作業が早い。こんな自分がちょっと怖い。
妹が、もうすぐ閉店になる店のセールで安く買ってきた
パラッパラッパー2を楽しげにやっている。
あれは結構難しい。実際のラッパーとかはどうなんだろう?
『車の運転が上手い人=レーシングゲームが上手い』とは限らないけれど、
音楽ゲームの場合はどうなんだろう。
一度、電車でGO!を本物の電車の運転手さんにやらせてみたい。
興味以上欲望未満。
それにしても、コンビニの店員とか駅員さんとかって、
顔を合わせるわりに話したことがない。
定時に家を出ていた時だと、朝必ず同じ車両にいる人とか。
顔をよく知ってるし付き合いも長いのに、やっぱり知らない人なのだ。
一度オフ会やったらどうだろ。
『あなた必ず、M駅で降りますよね。』みたいな会話からか。


フェーンフェノメノン
2002年08月08日(木)

今日は、関東ではあまり聞かないフェーン現象だった。
いやがおうでも暑い。
8月8日、今日は、は(8)や(8)の日。
そういうことも含めて、ページの雰囲気を変えてみた。
明るくなっただろうか。あらためて見てみたが、
明るいというか、単に白っぽくなっている。
絵をたくさん描こう、実験でいいからたくさん描こうと思う。
絵を描くことが好きな限りは一からやろうと思う。
プライドは、捨てながら築くもんだ。と、また
言ってる本人も意味がよくわかってないことを断言する。
こういうのを、『言葉の見切り発車』と言う。
そういえば小学生の頃、隣の席だったS君が
「お前、何を言いたいのか考えてから喋れよ」と忠告してくれた。
ありがとうS君。欠点そのまんまで大学生やってます。

昨日、買い物に行ってとうとう買ってしまった
「魁!クロマティ高校」第二巻を読み始める。
漫画を定価で買うなんて滅多に無いことだ。
(定価じゃなくても滅多に買わない。)
……そこまでさせてしまうクロマティ(略称)は一体。
いや、暑さのせいだ。クロマティ本体プラス、暑さのせいだ。

連絡一通。ナイス一報。清き一票。と韻を踏む。
「英語、習うか」とつぶやく。そういった一日。

それにしても本当に、『TOEICで高得点』というのは憧れだ。
子供でいうと「25m泳げる」「逆上がり」並みに
憧れの対象となるステータス。と、いうことは、
これも時間が経つとどうでもよくなるんだろうか?それは不明だ。


馬かと思ったら、なんだ鯨かよ
2002年08月07日(水)

今日はのび太くんの誕生日。だったんではないか。
たぶん、ちびまる子ちゃんの花輪くんの誕生日でもあったと思う。

それはともかく、妹と買い物。非常に疲れる。
相変わらず、良く言えば斬新、悪く言えば性格が合わない。

そして、最近肌が荒れていることに気が付く。
ちゃんと眠ってるはずなんだが……栄養は過多なはずなんだが……
まあ、健康に関して不思議なことはたくさんある。
生命体など、不可解なことだらけだ。
たとえばうちの犬。
なんで「ピー」「ピヨピヨ」「ヒャンッ」などと鳴くんだろう。
悪いことをして怒られた後など、「ヒーヨ、ピヨピヨ」と
高い声でさえずっているが、音だけ聞くとけっこう鳥みたいである。
今まで犬だと思って育てて来たが、本当は鳥類なんだろうか。
少なくとも、魚類ではなさそうだが。
そういえば、高校の英語で
鯨馬(くじらうま)構文というのがあったっけ。
鯨が馬ではないということと同じくらい、鯨は魚ではない。
「鯨が魚じゃないんだよ」ということを強調したいのはわかるけれど、
何もそれを言うために馬を出してくることはなかったんじゃなかろうか。
そして、鯨馬構文の存在は覚えていても、
英文自体がまったく出てこない。
……高校時代に全く勉強しなかったツケが、今頃回って来ている気がする。
英語なんか、特に学び直したい。目指せ小林克也。


プロジェクトX 〜こっそり挑戦者たち
2002年08月06日(火)

最近、「少林サッカーのDVD買う気ない?」
「感じるジャッカルのDVD買いなよ」等と、
妹がやたらと面白いDVDばかり『買え』と勧めてくる。
そりゃ気になるけども。

それはそうと、今日の最高気温はなんなんだね。
関東各地で30℃代後半かよ。
誰にぶつけたらいいのかわからないが、この暑さよ。
言うまいと 思えど今日の 暑さかな。
暑さ寒さに関しては、「なんでこんなことに?」という
やり場のない疑問が膨れあがる一方だ。ああ、どうしてだ。

県立高校を出てよかったと思うのは、
暑さに慣れることができたという点。
クーラーはおろか扇風機もない音楽室で、
炎天下で窓を開け放して部員総数80余名と共に、
立ちっぱなしで毎日練習していた夏休みがあった。
当時体調がすこぶる悪かったが、
それは暑さのせいもあったんじゃないかと思うくらい、学校は暑かった。
でもそれも今は想い出。
先生方は大変だったのだろうなあ、と遠い日に思いを馳せる。
だって、普通の仕事をしてたら職場にクーラーくらいあるだろう。
それをケツの青い高校生に気安くあだ名で呼ばれたり、
若くない体でハードな体育祭に参加させられたりしながら、
設備の悪い職場で教鞭をふるうんである。
そういう意味で、教師という職業は基本的にすごい。
仰げば尊し、和菓子我が師の恩。
その歌詞、卒業式の時点ではまだあまり実感できないように思う。
卒業から年数を経て、だんだん先生の真の凄さが見えてくるんでは。

うちの犬がずっと寝ていた。
大丈夫かと思うくらい、ずっと寝ていた。
彼も夏バテなのだろう。
散歩に連れ出しても、「もういいっす、限界っす」という顔で
途中で帰りたがったりする。
犬は地面に近いところに胴体があるから、
アスファルトの熱をたくさん浴びてしまって暑いのだそう。
夕暮れ時を選んで連れ出すと、どこの犬も散歩していて
オス犬同士が出会うと縄張りを主張してケンカが始まる。……困ったもんだ。

夕べのBSマンガ夜話で、マカロニほうれん荘を取り上げていたという。
母親が朝、「大変っ」と言うから何かとたずねればそんなことだ。
彼女の大変はおおかたそのレベルである。
作者の鴨川つばめって菜食主義者なんですってよー、みたいなことを聞く。
幼い頃に私はその漫画を読んで、おおこりゃ面白いと思った。
しかし母親に「ギャグ漫画のネタは尽きやすいのよ」という話を聞いて、
「そっか、面白いことをやりたかったらそういうことも覚悟しなきゃ」と
思ったものだった。私の才能の限界はどこだろう、なんてことを考えながら。
もし笑いの才能を、少しでも知識で補強できるんだったら、
勉強を頑張るのも悪くないかなと思った。
いつか笑いのネタにもなるさ、と思いながら仕方なく宿題。
ほんと、どんな子供だよ。ならびに、どんな母親だよ。

面白いことを長く続けることはすごく難しい。
東大に入るとか司法試験に受かるとかとは違う意味で難しい。
よく「永遠の若さと美しさを保ちたい」なんて願う人がいるが、
そんなことは私の中ではさほど重要ではない。それより、
誰にでも通用する面白さを、何か媒体の上で半永久的に保つこと。
……夢だなあ、人類の。
夢と野望とYシャツと私。

………風の中のすーばるーーー 砂の中のぎーんがーーー
と、ここでプロジェクトXの曲が流れてくる。
その曲に合わせて自問自答する。
今の私は、本当にこの方向でいいのか。
過去の自分に、「つまんない」と馬鹿にされるんじゃないだろうか?
そういった類のしょうもないことを無駄に熟考する傾向に。

でも、くだらないことのために真剣になれる大人ってきっとステキだ。
ばかばかしいことを、大真面目に考えることはステキだ。
素敵じゃなくて、ステキ。ここはぜひカタカナ表記でいこう。


しんんにほんんはあうすー
2002年08月05日(月)

昼頃から学校で掃除。
片道二時間かけて掃除しに来る自分はちょっと偉い。
チョボラ(ちょっとボランティア)というやつに近いくらい。
もっとも、自分たちの環境を自分たちで整える、非常に理にかなっている。
基本だけど億劫なこと、基本だけど簡単じゃないことはたくさんある。
それらをばかにしてはいけないもんだ。
しかし、最近入ってきた後輩の名前が全然覚えられない。
それが少し哀しい。
卒研のことをきちんと見つめること、それから後輩の名前を覚えることが、
この夏の目標。まず命取りなのは前者だが……。

ネットで調べたら、新日本ハウスのCMの歌詞がすぐ見付かる。
すごいなぁインターネット。すごいなぁ吉幾三。
「新日本ハウス」の「ん」の所なんかさすがである。
「ん」の発音を伸ばしながら、
「んんー」ときれいにメロディをなぞるのは意外と難しいのだ。
まあ歌手の人だから、そりゃ歌は上手いはずだが。
あの歌は今、うちの姉妹の間で大流行している。
姉妹の間で大流行と言えば、
『魁!クロマティ高校』という漫画。
ゼミ同輩のY嬢から借りたのだが、非常に素敵だった。
高校っていいなあ。と、こういう所で実感。


蒸し暑い
2002年08月04日(日)

掃除をしなければ掃除をしなければ、と思いつつ
なんやかんやで掃除をしないまま過ごした。
ちょっと精神的に、無駄にぐったり。

暑い、と思ってクーラーを付けると寒すぎる。
クーラーの温度を高めに設定したらいいな、と思って
高めに設定しているんだけれどそれでも寒すぎる。
暑さを解消するためには、寒さしかないのか。
涼しいとかぬるいとかの段階をすっ飛ばして、
急に寒さがやってくる。
乾燥帯は寒暖の差が激しいというが、さぞかし大変なんだろうなと
そこに暮らす人々のことを思う。
もっとも、満員電車も「さぞかし大変なんだろうな」と
誰かに思われている環境なわけだから、
それに毎日乗っている私もそれなりの程度で大変なんである。
多様な人々。うん、確かに。

そろそろ、ホームページの模様替えをしたくなった。
でも、そんなひまがあったら他のことをした方がいい。
私の思いつくことは大抵その分類にあたることだ。

全く関係ないが、最近気になる歌がある。
テレビ埼玉から聞こえてきた、吉幾三氏の歌声だ。
  ♪住み慣れたー我が家にーー花の香りを添ーえてー
   リフォームーーしようよーー……
私の中で、新日本ハウスの知名度が上がった。


動いたので疲れた
2002年08月03日(土)

妹と出かける。
「美術館の後に買い物」という豪華なスケジュール。
私は美術館が目的で、
妹は買い物が目的。
じゃあバラバラに行動しろよ、と今は思える。

で、めちゃくちゃ疲れる。
ほかの兄弟がどんなもんかは知らないが、
うちの場合、血が繋がっていなかったら
絶対親しくなってないタイプ同士だ。
買い物に行っても、彼女が「カワイイ!」とか言うものは
だいたい私が内心で「これは無いだろ」と思っているものである。
もう、彼女の「カワイイ」の定義が理解できないのだ。
良く言えば、「こんな見方もあるのか!」と、毎回妙に新鮮である。
最近の若いもんのセンスは私とズレている。
キャラクターを創作する側として見てしまうが、
キティなんて可哀相になってくる。
本来こんなもののために生まれたんじゃないだろ、という
おかしなアレンジをされていて哀しい。
思慮が浅く若い女性に媚びることで利益を得る風潮を
端的に表しているようにさえ思えてくる。

午前中は美術館。
何でだか、初めて行く美術館。
体調が良くないくせに、美術館。
でも、のびのびとした表現を久々にじっくり見た。
周りにうちの妹や、子供連れがたくさんいなければ、
本当に満喫することができたのだろうと思う。
……美術館は一人で、静かに観たい。
まして、遠足なんかで行くもんではない。
入館料だって交通費だって時間だって、惜しいもんなのだ。
それらをせっかく割くのだから、なるべく良いものを吸収して帰りたい。
行き帰りも、できれば誰とも話さずに。
友達と行くのも別に嫌ではないんだが、
なんだか気を遣ってしまう。
館内で喋るなんていかんよ、と思っているのに、
いざそうなると手持ち無沙汰で喋ってしまいそうな。
まず私自身も、うるさい。

きっと絵を描く人の中には無口な人も多いはずだ。
喋ることなんかよりも絵を描くことの方が何倍も楽しいと思うからだろう。
私も、喋るエネルギーをもう少し絵に回した方がいいな……。


マイナスイオン療法
2002年08月02日(金)

体が重い。疲れが変な風にやってきている。
喉が痛いため耳鼻科へ。
あれま、空いている。と思いきや……

空は鉛色、風はやや冷たく。
人々、傘を持ちて駅前通早足にて過ぎ去る。
と、古典なんだか舌足らずなんだかわからない文体で
観察したうえで、あらためて気が付いた。
これは……これぞ!
そう、今日はもうすぐ雷雨がある。と天気予報の人が言っていた。
(しかし最近、駅員は「駅の人」、銀行員は「銀行の人」など、
 職業を示す場合に「○○の人」と表現しがちである。歳のせいか。)

薬局の人に「大丈夫?家遠くない?」と心配されつつ、
ものすごい稲妻の中をダッシュで帰った。
大人が堂々とダッシュするのを許されるのってこういう事態なのだな、
なんて思いながら、時折ストロボのような空のもと走る。
ダッシュする、という言葉は好きなんだが(ファミコンにおける
Bダッシュという言葉などを連想するからだろう)、
走るのは苦手である。要はニュアンスの問題だ。
そんなわけで、最初は「ダッシュしている」感じだったのが
どんどん「走っている」感じになってきて、
つまりは疲れたんである。
でも、とうとう雨が少しずつ降り出してきて、
傘を差そうにも風が強く、
しかも金属を手に持つのは危険なんじゃないか、
「はやさん雷にうたれる」という事件がyahooのトップを飾ってしまう、
という照れ混じりの恐怖もあって、
このまま立ち止まると濡れるのは必至である。
などとそこまで理屈を重視しておいた上で、それでいて野生の勘を頼りに、
とりあえず家まで走ったのである。
疾走ときどきダッシュして。

家に駆け込むと同時に、大きな雨の雲がザザーッと押し寄せた。
ああ、なんてドラマチック。(※ドラマチックの定義にも検討の余地がある)
快速電車に間に合った時に感じるタイプの幸福感。

雷はマイナスイオンをたくさん発生しているのだという。
……全身にマイナスイオンを浴びてしまった。
こりゃー健康だ!!まいったな。
「わーい、リラックスリラックス」と帰るなりのたまう。
家族は停電に備えて懐中電灯を手に持ち、
犬たちは怯えてぶるぶる震えていたが。
雷雨でリラックスする人間ここにあり。
何事も前向きにとらえたいものだ。
雨降って地固まり、雷鳴あってマイナスイオン溢るる。
ことわざにカタカナを導入しよう。
梅にうぐいす、コーヒーにスジャータ。ないしクリープ。マリーム。

……でもやっぱり、疲れもあって今日は充電の一日であった。
マイナスイオンで癒されつつも、
ダッシュしたので相殺されたんだろうか。


マイナスイオンを補填!
2002年08月01日(木)

今日は長い一日だった。
とにかく長い一日だった。
たった十分間に命を懸け、
そのことを想いながらずっとやきもきしていた。
とりあえずそれが終ってくれたことに、
そしていろいろと支えてくれた全ての人々に感謝する。

しかし暑くて暑くて、どうにかならんかねと思っていたら
頭上に大きな稲光。うわー、とばかりに雷だ。
びゅおおおお、と風が吹き、それを合図に走って帰る。
噂によると、雷はマイナスイオンを大量に放出するらしい。
ある程度のマイナスイオンを手に入れた。
店屋で売ろうとしても、これには値段はつけられないようだ。

……それにしても、喉が荒れている。
今日はさんざん荒れていた。
喉もお肌も心も芸も、空の模様も荒れたとさ。
(HAYA Daysは、“とさ”で終る文章を推薦しています)