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パントテン酸も足りない
2002年07月31日(水)

めちゃくちゃ暑い。
しかも、試験前日。
ということで、一年でもっとも凶暴なはやさんが見られる時期となりました。
口撃力が上がり、いつもより余計にガラが悪くなっております。
みんな気を付けろ、頭を低くして冷静に行動しておけ!!
被害にあってからじゃ遅いのです。
家に帰るまでが遠足です。
バナナはおやつじゃありません。私の国では主食です。

それにしても、アドリブは怖い。
「俺もこの業界長いけど、それでもアドリブは怖いよ」と言う人が
続出するのもよくわかる(誰だ?)。

凶暴な気分なので、言ってはいけないことをたくさん言いたくなる。
いつも以上にとんがった見方で世の中を見てしまう。
ファイナルファンタジーって、本当のファイナルはいつなんだ。
その一方で、ネバーエンディングストーリーはすでに終っている。
ドラゴンクエストは、思ったほどドラゴンが出てこない。
忍たま乱太郎、濃いキャラが多い中で乱太郎だけは意外と地味な少年だ。
天才バカボン、バカボンが登場すらしない回もある。
電車を待つ間、そんな風に心の中で世の中にいちゃもんをつけてみるが、
実を言うとマカロニほうれん荘が一番わからない。
マカロニ、って何さ。

……やめよう。イライラ(?)するのは醜い。
カルシウムでイライラを鎮め、パントテン酸でストレスに強くなろう。
なにかあると栄養学に頼ってしまうのは、いけないことでしょうか。
栄養依存症。あ、いいのかそれは。


カルシウムが足りない
2002年07月30日(火)

昼間、ぬるい空気を振り払うように学校に行く。
よく考えたらもうすぐ試験。そうだ、そのために頑張ってるんだ。
目標を見失いがちな今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか。
今週のOP曲は、原由子さんのアルバムより、表題作『東京タムレ』。
リスナーの方からお葉書いただいてます。「もうええわ。」はい、やめます。

……なんで、葉書は「どしどし」応募するんだろう?
擬音語はことに素敵。

近所の店が来月閉店するらしい。
なんであの商店街に面している店はやたら閉店するんだろう。
意外な店まで閉店していく。
閉店してはその場所に違う店が入り、さらにそこも閉店。
そんな不景気の波を乗り越えて続いているのは、
なぜか二件続いて建っている花屋とか、
妙に多い八百屋とか、近所同士の薬屋とかである。
なんかキャラかぶってる……というか同業の人が多すぎる。
大変に非合理的な気がする。

それにしても暑い。暑いねー、以外に話題がなくなるくらい暑い。
腕に日焼け止めを塗るのを忘れた。
曇っている日ほど紫外線が拡散して多方向から降り注ぐから、
日焼け対策はするべきであったのに。
焼けただろうか?
でも、誰も「焼けたね」と言ってこないので焼けてないのだろうか。
それとも、みんな見て見ぬふりをしているんだろうか。
私のビジュアルは確かに、つっこみを入れづらいところがある。
髪型を変えてもほとんど誰も指摘して来ないし、それが通常になっている。
もし洋服や髪型を似合うね等と言われたとしても、
どう返していいかわからないので別にいいのだが、ちょっと面白い現象。
そもそも、自分に何かが「似合って見える」ことの重要性を
あまり感じていないんだ。見た目など大した問題ではない。
……と思ってしまうから、ファッションセンスが悪いと罵られるのだ(妹に)。

試験にあたっての準備に明け暮れる。
ああこんなことしてる場合なんだろうか、とふっと思う瞬間もある。
ここらでちゃんと就職してた方が良かったんだろうか?などと。
未来の自分に会いたくなる、という気持ちが少しわかった。
でも、焦りは禁物という見解を忘れず。
地道に、栄養素をかき集めて食す。


疲れたかもしれん
2002年07月29日(月)

今日は昼頃から学校へ。案の定人々がいる。
一昨日買ってきた手土産を献上。適当にご賞味下さい。
自分で食べたら、予想以上に固かった。そんな記憶。

変なテンションで原稿を手直し。
「くっそー」「キレてやる」等、
並みの10代の人以上に社会に向かって漠然と
吠える(注・仮に『10代は社会に向かって吠えるもの』とした場合)。
しかし、その辺にいた同級生たちに「ははは」と流される。
社会は予想よりも平和でいい。

もう少し落ち着きたい、と思うこともある。
でも、落ち着いてしまったら俺はだめなんだ。
ロックンローラーとは、(おそらく)一生走り続けるものだ。
誰も俺を止められないぜ!Don't stop me now!!
……ただ一つ忘れてはならないのは、私はそんなにロックでもない。
でかい音を聞くと頭痛がするという病気だったこともある。
どちらかというと童謡だ。伴奏は絶対ピアノ!ときどきハーモニカも。
……だから疲れたら、時々休んでもよいのだ。
疲れたら、無理にとんがらなくてもいいのだ。
そう思うと気が楽である。

(………………今日は、「文章が上手い」と褒められたのに。
 なんだこの文章!?)


と、思いきや
2002年07月28日(日)

今朝、というか昼に目覚めた。
そして。喉が痛い……加えて、全身に鈍痛まで。
学校に行こうと思ったのに思ったのに、と思ったのに
結局行くことができず。夕方くらいまで休んで、その後作業。
こりゃーやばい。
やるはずだったことの多くが進まなかった。
昨日の夜、それほど体調が崩れてないことを喜んだのも束の間。
『お前やっぱり軽病人なんだよ、ケケケ』と言いながら
黒い服をまとった、なんだか怪しくて邪悪な者が私の双肩にのしかかる。
予想外の疲れが遅れてやってきたのだ(←もうあまり若くないという証拠)。

あーいかん、もうすぐ試験なのにこんな奴とたわむれていては!!
試験ったら試験。やだねったらやだね。
氷川きよしと西川きよしと前川清、だいたい同じ名前!!
みんなオンステージな職業!!メガネったらメガネ。
ハトムギ玄米、次行こうー……明日こそは。


動いたわりには疲れなかった
2002年07月27日(土)

遠路はるばる、○県へ。
早朝から夕方までと稼働時間はなかなか長く、
でもそのわりには疲れなかった。

……と、思いきや。

今、疲れた。
明日あたり、手軽なお土産を持って学校に行こう。


動かないわりに疲れた
2002年07月26日(金)

8時ちょっと前に家を出て、8時ちょっと前に帰宅。
すぐ帰ってきたわけではなくて、午前と午後の、だ。
前はこんな生活が当たり前だったはずなのだが、
それを新鮮に感じている今が怖い。

同じ部屋で8時間近く、ずーっとパソコンで作業。
意外と人の出入りが激しいのを後目にカタカタカタカタと。
長い間同じ部屋にいると、郵便ポストの気分が少しわかる。
電車のつり革なんて、意外とエキサイティングな仕事だろうな。
創造性とか時給は低そうだが。

途中頭痛がひどくなり、薬を二錠も服用。
痛み止めを飲むことはできるだけ習慣にしない方がいいよ、と
言われたので、ここぞ!という時にしか飲まないようにしている薬。
それだけ強めな薬なのに、飲んでも治らない。
たまにこういうことがある。そういう場合、どうすりゃいいんだ。

電車に乗っていたらヘンな腹痛まで襲ってきた。
眠ろうと思ったが眠れず、よたよたと帰り着く。
明日は用事があって、少し遠くまで出かける。
少し遠く、というのはつまり学校よりも遠い場所を意味する。
……片道二時間以上の長旅へ。
体持つのか!〆切平気か!
請うご期待!!

追伸:我々が〆切前で苦労している時に、
   「みんなのゴルフ」をやっていたというJさんへ。
   代わりに行っておくれ。


人助けて
2002年07月25日(木)

朝起きた瞬間からわかった。
「今日はおかしいわい」
語尾がじゃない。体調だった。
頭と胸がきりきりと酷く痛み、こりゃだめだと。
なんか嫌な種類の痛みのせいで、一日在宅。

それにしても、人々は何故「ヘンだ」と言われるのを嫌がるんだろう。
わからないというわけでもないんだが、
個性的に生きる!ためには、少なくともどっかが
「ヘン」であることが最低条件だと思う。
「個性的」と「ヘン」。
「ふくよか」と「デブ」しかり、
好まれにくいのはニュアンスの問題かもしれない。

どうしたらみんなを幸せに出来るのだ?と考えながら、
そんな私自身はなんでこんなにぼろぼろやねん、と思う。
でも、私が見えない誰かを思いやるということは、
私も見えない誰かに思いやられている(らしい)ということ。
デザインとは思いやり。
工業デザインとは、いくぶん漠然とした思いやり。
みんな世界各地で頭を悩ませているのだ。おそろしい。
これって、目に見えない福祉である気がした。
「あなたには存在する価値があります。」と
相手に心から言ってあげることが一番の福祉だと
マザー・テレサはおっしゃっていたが、
それによれば、医療と直接関係なさそうな観点からででも、
きっと人助けができそうだ。

そんなことはともかく、助けて。
よくわからんがある意味で私も、
助けを必要としている人の一人になっている……自分自身よ助けて。


夜遅くは普通に眠い
2002年07月24日(水)

明け方に地震。わっ、と思ったが家族は誰も起きない。
いつも思うが、私は家族の中でも眠りが浅い。
ちょっと損をしている気がしてならない。なぜだか。
カルピスウォーターをもらうのと、
原液のカルピスをもらうのと、そのお得感の違い。
……まあ別にいいか、どっちでも。

大量にパンを買いに行ったり、
ペットボトルのジュースを買いに行ったり、
そんなこんなである。今日は帰りが遅い。

女性専用車両というやつを見かける。
本当に女性ばっかりだ!と当然のことに感動。

知人から借りた漫画を読みながら電車に乗っていたら、
吹き出すところでありました。うーん、今日もとっても笑い上戸。

そして、夜遅く帰宅した私を待ち受けた最大の関門は、
家の玄関に潜んでいた。
なんと、うちのドアにでかい蝉がとまっていたんである。
玄関に明かりが灯っていたせいだろう。
ドアを開けて「ただいま」の「た」の字を発音しかけた時、
蝉がいきなり飛行。「ギャー」と思うが近所迷惑なので叫べない。
中にいた家人が異変を察して「大丈夫?」とか言いながら
出てこようとしたが、するともう一回蝉が飛行。
家人も「ギャー」と思ったらしいが近所迷惑なので叫べない。
どうにも立ち往生。
片道二時間の道のりをつつがなく帰ってきておいても、
玄関でせき止められて家には入れない切なさ。
大山鳴動して蝉一匹!そんな状況がしばらくあった。
そのうち蝉が見えなくなったので、「ひゃー」と思いながら家に駆け込む。
家に帰り着くまでが、遠足。
そんな小学校時代に聞いた言葉が熱く胸に甦る。
油断のならない世の中だなあ。世というか、自然だが……。


ぐきるときぐきりました
2002年07月23日(火)

やばい。ぼろぼろになる時期、と思っていたが甘かった。
ぐきってしまった。
……それを日本語に訳すと、肩が痛くて(あまり)動けない。
今日はそんなこんなで、家でじっとしていた。
肩から首にかけてを動かすとヘンな痛みが走る。
寝違えたのだろうか?それとも何かの一環なのか。
よくわからないが、無理に動かすのも良くないと思って大人しくしている。

その間、研究について考えた。
あんまり考えても体に悪いよ、と言われるくらい考えた。
でもやっぱり、出てこない。
webを見てみるが、なんだか頭も冴えない……やはり無理してでも
出かけておくべきだったんだろうか。

すると知り合いからメールが届く。
明日は宴会だよ、来ないと殺すよ(←後半は誤解)という
内容だった。

うーん、いよいよぼろぼろになってきたぞー。
このテンパリ。うまく作用するのか!?
人生綱渡り。すべて綱渡り。ま、もっと綱渡りな
生き方の人もぎょうさん居てるけど(ここだけ関西風言語)。
この先何が起こるかはわからないが、
常に「十年前の自分」にバカにされない自分でありたいもんだ。
そういえば十年前は温厚で、絶対怒らない人間だったなぁ。
色々と経て、信じられないくらい短気怒りキャラになった。
しかしどんな未来なら、今の自分にとって許容範囲だろう。
この先、無難な人間になってしまうような気がしてそれだけが怖い。
十年前より怒りっぽくなったが、当時と全く変わらないのは、
どうにも隠せない突飛さと、絵を描くのが好きというところ。
より大勢の人に「破天荒だねー」と言われ続けたいだけなのだ。


ぼろりますぼろるときぼろればぼろろう
2002年07月22日(月)

ちょっとマッチョな気分で。
たとい筋肉が追いつかなくとも、何でも来い!と叫んでおく。
実際私の上腕二頭筋は、連日ノートパソコンの持ち運びにより
ちょっとずつマッチョに近付く方向ではある。
あくまで方向のみでベクトルはとても小さいものの。
いつかこれで、関東大会に。そんな夢を見るくらいいいじゃないか。

学校は今日も微妙に人が増えだした。
昼下がりから夜半にかけて人の多い場所。
カラオケボックス程度に夜に賑わいがちだ。
そこでまた、漠然としたことをずーっと考える。
どうすればいいんでしょうね。
突破するべき壁は目前に迫っているというのに、
またおろおろしてる。
……こんなことはちょうど一年くらいにもあって、
時間に追いつめられて苦しむまま、ぶちぶちと悩んでいた。
しかもひとつの悩みが人生の展望だとか生き方だとか
ばかみたいに深い深い問題にもどんどん転移していって、
眠れないくらいぼろぼろになった時期があった。
周囲に相当愚痴った。
苦笑いしながらもちゃんと聞いてくれたみんなは偉い。
そういう種類の人助けができる人間はやっぱり偉いと思う。

でもその時期がきっかけで海の生きが生まれ、
そいつらが結果的に救世主になってくれた。
彼らのおかげで、当時よりはまともな今がある。
……うーん、あの時とは全然問題の種類が違うけれど、
ここらでちょいとぼろぼろになっとくか。
「ぼろってく?」「おっ、いいね。」みたいなノリ。
……ははははは。


推奨しちゃったよ
2002年07月21日(日)

具合がいまいちながら、低空飛行。
トランク一つだけ、低空飛行へin the sky。
なにがなんでもin the sky。
免許も持たずにin the sky。
雨の中、傘も差さずにin the sky。
……またおかしい。乱筆乱文推奨モードになっている。

たまにこの日記、明らかにわけのわからんことが書いてある。
そんなことをぺろりと書いてしまう、そいつの頭が心配だ。
すなわち自分が心配だ。うむ、確かに。

そういった自己完結も含め、今日は暑くてうだうだとしていた。
梅雨明けという噂は本当らしく、
世間一般の小中高校生らは夏期休暇に入ったらしい。
夏休み、なんて甘ったるい言葉は私の気分と合致しない。
どちらかというと夏期休暇だ。(四字熟語が好きなものでして。)
「ぼくの夏休み」というゲームならやってもいいと思えるが、
「小生の夏期休暇」というゲームはあまりいただけない感じ。
絶対、読書ばっかりしてる生活なんだろうな。読書ときどき絵手紙。
でも「おいらの盆休み」ならやってみたいような気がする。
いずれもmy summer vacationなのに、ニュアンスというのは難しい。
で、そんな風に世の中が夏休み風ムードになった頃、
ちょうど私は忙しくなるんである。
くっそー、みんな休んでるのになぜ自分は多忙なのだろう?
芸能人の年末年始ってそういう気分なんだそうだが、
生き方が珍しい人は休みの日程まで珍しいということか。

焦ればいいのか落ち着けばいいのか。
ともかく今日、2年くらい先の未来のことをずっと考えてみた。
人間なんて明日のことさえわからないのに……と自嘲気味であったり、
それでいて、そげなこともわからねえでどうすべ!とファイトを燃やしたり。
おらぁがんばる!かあちゃん、見ててけろ!!
方言がある人の方がどこか粘り強いような気がする。
隣の芝が青く、そりゃあー青く見える。

明日からまた、体調をつかさどる脳内のバイトのシフトに違う人が入る。
今度は少しマッチョで、キックボードを誰かに売りたいと考えている人。
元気に、元気に。びしょぬれだってかまうもんか、くらいの気持ちで。


当番じゃん
2002年07月20日(土)

妹と一緒にいると「どこの高校ですか」と聞かれる。
……高校卒業してからもう○年になるけれど……
……あれから沈む夕陽をだいぶ数えたけれど……
故郷の友は今でも君の心の中にいますか?
でも、物理的に若く見られるのは多分悪いことではない。
中身はちょっと古ぼけているんだが。

今日は梅雨明けだというのに出かけることになってしまった。
明らかに遠足とわかる子供の集団と一緒に電車に乗ったり、
東京都の西半分はあまり行かないだけに新鮮なことが多い。
東京の区じゃない地域の雰囲気はどこか共通した懐かしさがある。
都会!っていうプレッシャーはないんだが、そこそこ品がある。

しかし最近の私立の学校説明会はどこも素敵なようだ。
学食をタダで食べさせてくれたり、お土産をくれたりと、
もう笑いが止まらない状況になっているらしい。
私は学校説明会は一校しか行っていないし、それも貧乏ぎみな学校。
説明会の会場の建物自体はキレイなんだが、
説明会にOHPを使ったのが(どういうわけか)落とし穴だった。
OHPを投射する機械がみんなの目の前で「ボンっ」と
音を立てて煙を上げ、壊れてしまった。
「すみません、機械の調子が悪いので治るまでお待ち下さい」と
若干ぐだぐだな感じだったことを覚えている。
でもその時、機械を直そうとうろたえる教員の方々の必死な汗を見て、
「あ、この学校に入りたい」と思った。
入りたいというか、入ることになるんだな、に近い。
こりゃ出会っちゃったかな、みたいな。
その日も暑かった。

多分、受験も就職も出会いが肝心なんである。
私も地味で貧乏ぎみなうちの学校を、どこか気に入ったんだろう。
イントロは豪華ならいいってもんでもない。
大事なのは、学費が安いこと!……え?

帰るとやっぱりぐったり。
頭痛が来ないのはすごいが、体温がおかしい。
膝の関節がおかしい。腹が痛い。
等々、点心のようなちょこちょこした症状が代わる代わる現れる。
でも今日体調が悪ければ、来週は持ちそうだ。
多分、体内のエネルギーそのものがシフト制なんである。
今日の当番は少なめの奴。店長が困っている。
いいのよ、後で強靱な奴が来るから……時給上げますか。


眠気復活か
2002年07月19日(金)

寝坊。これは……夜型になりつつあるんだろうか?
片道二時間通学の身で夜型はきつい。

作業をして、プリンターをつなぐケーブルが不足して、
自分のテンションには日によってばらつきがあることを自覚し、
そうめんではなくもやしを食べて、
試験の準備におろおろ。だいたいそんな一日だった。

帰ってきたら妙に眠い。ぐだーっと眠る。で、起きる。
何なのやら。……でも今日はけっこう「日記」の原型に近い。
じゃあ普段は何を書いているのだろう。
ある人は東京には空がないと言ったが、
じゃあ普段東京の人は何を見上げているのだろう。

眠気が復活しています。
それでも明日も出かける。頑張れ自分。


ALL U need is...
2002年07月18日(木)

今日も学校。異様な人口密度にびっくりだ。
何人かお客さん(注・違う研究室だが同級生な人々。
久々に会うなあ)も来たりして懐かしい。
あまりにも長時間の思いつめ具合に、
テンションがちょっとおかしい。
それも先生方も含めた集団で。

先生に「体調がすごくいい!って日はないの?」と聞かれ、
「たまにあります」と回答。
夏場の私=病気(と書いてアンニュイと読ませる)のイメージが根強い。
いいのか悪いのか。ま、どちらでもない。

しかしそっかー、うちの学科ってこういう学科なんだー、へーえ、と
おぼろげに納得するような一日。らしい、ってことか。……。

疲れたなぁ、と言いながら、
数ヶ月前に頼まれた編集の仕事の成果が印刷されたと聞いて
受け取りに行く。
出来は……表紙の色を勝手に変えないで欲しかった。
言いたいことはそれだけだ。あとはうん、まあまあだったような。
誰だ、爽やかなグリーンにインドカレー混ぜたの!?

帰り道、電車が二回もトラブって予定を大幅にオーバー。
疲労感が倍増。まぁ、こういうのもたまには良い。
たまで済むなら、の話だが……。

疲れている時に電車が止まるとイライラする。
そんな時、ヘンなことを考えて自分をまぎらわそうとする癖がある。
今日のテーマは、『ラブ』であるべきところに『デブ』を代入すること。
それが私の中で流行ってしまった。
小学校のどっかのクラスで流行ってそうなことが、
ここにおいてもリアルタイムでナウいのである。
デブマシーン。とか、デブサイケデリコとか。
いや悪口言いたいわけじゃない。決してないんだけど……むしろ、
私自身は世間で言うデブの一種だし、デブとかブサイクとかいう
概念はもっともっとみんなに愛されていいと思っているのだ。
痩せててきれいな奴ばっかりじゃ、この世界の魅力は半分以下だ。
キャイーンのお二人は、いつ見ても微笑ましい空気持ってるじゃないか。
けれども。
それらをいちいち想像して微笑したくなるんだよ。脳がおかしいのさ。
たとえば『ファーストデブ』とは、一塁手がふとっちょであるという意味。
残った給食をめいっぱい食べてるのだろう。微笑!

……そんなことを考えながら、山手線が動くのをじっと待っていた。
しっかりしてくれよ○Rさん〜……電車が止まるたびに、
私の脳がとてつもなくくだらないことで満ちてゆく。


疲れ太郎
2002年07月17日(水)

朝六時になぜか起床。それから就寝。つまり二度寝。
結構寝坊したのち、午後から学校。

傘を差してノートパソコンを抱えて歩くのは苦しい。
雨はパソコン持ち運びにとって邪魔だったりする。
(パソコンを持ち運ばない人にとっても邪魔だったりする。)

〆切前の学校は独特な空気が漂う。
幾人か、常時テンパっている。
シフト制24時間体制で誰かいる……私は泊まり込むほどの根性はない。
いや、根性とも違う何か。タフさ、みたいなものだろうか?
それを持った人が泊まり込んでいる。多分。
自分もテンパりながら数時間経過。
後から数えると結局、5時間ほど学校にいた。
授業があるときは当たり前なんだが、最近では珍しい。
明日も明後日も学校。うーん、テンションが低めなまま多忙な感じ。
でもまだ今日は、疲れ方が爽やかめだ。
たまに疲れることをする、という今の状態だからこそだろう。
甘い気分じゃだめだ、もっと長期間体調を維持しなくては。

帰り道、満員電車で缶ビール片手にうつらうつらと
眠りながら立っている人がいた。
遅めの時間に帰るのが嫌な理由の一つに、
飲酒しつつ乗車している人が増えることが挙げられる。
もっとも、昔は朝の7時台の電車にあからさまな酔っぱらいが
乗っていたのを見たが……。何時まで飲んでいたのだろう。
その後、ヤンママ!という感じの若いお母さんが子供を連れて乗ってきた。
化粧の派手なお母さんに連れられた子供は、本当に可愛く見えるものだ。
そのお母さん、声がすごい。
ハスキーとも違う、なんだか裏返っているような不思議ボイス。
常に「プライバシー保護のため」に機械で変えたような声である。
山口もえの声を初めて聞いた時以来の衝撃が走った。

満員の電車はドラマが詰まっている。
電車に一回乗るだけで、短編小説が二つくらい書けそうなほど。
ドラマを乗せて走るのさ。ご注意下さい。
閉まるドアにご注意下さい。
……でも、本当に注意するべきは、閉まらないドアだ。
昔はうちの近所、ドアのない電車が走っていた。
みんな落ちないように気を付けたものだ、と当時を語る人あり。
閉まるドアにご注意下さい。
でも、閉まるドアがあるだけありがたいと思いなさい。


台風よこんにちは
2002年07月16日(火)

そしてさようなら……夕べ深夜から今日の午前中にかけて
我らが関東平野にまた台風がやってきた。
台風が街にやってきた。
サンタが街にやってきた。
恋人はサンタクロースだ。
その場合の角度をもとめよ。(円周率=3とする)
……また壊れているらしい。
この日記は、実は体調のバロメーターも兼ねている。
本日はやや危険な状態でお送りします。

文章はテンションを映す鏡。
暴走気味の時はどうすりゃいいのか自分でも解らないし、
落ち込んでいるときはとことんまで落ち込む。
精神と体調がリンクしているらしいことは体験からもわかったので、
内面の顔色を鏡でチェックするように、ここに書いてみる。
じゃあwebで書くなよ、大人しくアナログで書いとけよもったいない。
そんな異論反論おりまぜつつ。

台風の後の暑さに、負けじと思っていたがどーも難しい。
一人で部屋で腐っていると具合もちょっとずつ悪化していって、
また充電的な時間を過ごすことになる。
半分スリープしていた。
マウスをちょっと動かせれば、スクリーンセーバーが止まるはずだが。
卒研が第一の山場を迎えつつある。
もうすぐ、今よりももっと大変な時期が来る。稼働し続けよう。

その「もうすぐ」とほとんど重なるくらいもうすぐな時期に、
従姉が結婚する。なんと結婚式にも呼んでいただいている。
その時に着ていく服を買い、あとはそれにむけて痩せるだけ!
……いや、もちろんサイズは入るのだ。
そういう(適度にゆるい)のを買ったのだ。
しかし夏のフォーマルなだけに……ぽっちゃりと着こなすよりは、
できれば「すっきり」と着こなしてみたいものだなぁ。

そういうきちんとした場にも拙者を呼んでくださるのは光栄なことだが、
と同時に儀式は苦手でもある。
なんせ、都庁に行っただけで興奮して走り出したくなるのだ。
結婚式場になんて連れていかれた日には、
庭園中を裸足で駆けめぐる妄想に悩まされるだろう。
気持ちの上では全部屋のカーテン引っ張り放題である。
カーテンにくるまって遊ぶ遊ぶ。
色のついてるタイルだけを踏んで歩く(他は踏んだら爆弾)とかも、
無性にやりたくなる瞬間がある。
あくまで、気持ちだけだが。お気持ちで結構、なことの良い例。

でもそうだなぁ、これでスピーチなんて頼まれた日にゃ、
緊張し過ぎてなにかの糸が切れ、暴れまくるかもしれないな。
自分で自分を信じるには、あまりにもやんちゃだったのだ。


寝起き太郎
2002年07月15日(月)

本名は太郎冠者。「かじゃ」って何だろう。

それにしても、淀川長治さんのモノマネは難しい。
「ヘアムースが出る時の音」は妹(私より偉いポジション)に
褒められたが、人物のモノマネはいまいちな出来。
喜味こいし師匠もそういえば練習中だったっけ……。
(なんで年配の方ばかり真似しようとするんだろう)

今日は学校へ。結構人がいる……そりゃそうか。
色々な人の話を聞いたり相談したり。
以前Mくん(大)が「美味い」とおっしゃっていた韓国風ツイスターを
夕方食にいただく。あーなるほど、……私は甘党なんで、
中華風の方が好きだったかな。辛いのも嫌いではないけれど。
唐辛子って、キムチだとすごく効率的に摂れるんだそうだし。

がんばんなくちゃなー。岩盤ないと。地殻が沈む。
それにしてもダジャレって、「掛詞」という名前を付ければカッコイイ。
世の中、よりよく見なした方が気分がいい。
ハゲはスキンヘッド、デブはふくよか。
バカは天真爛漫。……はやさんは珍獣。
体調が悪いこともプラスにとらえましょう。(語りかけ口調)
ほら、今日みたいに調子がいい日がすごい幸せに思えるでしょう?(〃)
あらゆる災いも、そう考えると必ず何かの役に立っている。
先々週駅でカバンの取っ手がもげた件も、
きっと何かのスパイスになったはずなのだ。……。


もうすぐ起きる太郎
2002年07月14日(日)

起きてからずっと眠い、という地味にあぶない状態。
気温が上がるとテンションが下がるものだなぁ(詠嘆)。
でももうすぐ、そんなことが言っていられなくなる。
というか、明日から人造人間ハヤサン始動である(←大袈裟)。
卒研がやばい!
でも不思議に落ち着いているよ。怖いくらいさ。
うん、やばいとなったら頑張れるんだこれが。

なにせ、病気が一番酷かった時期にしたって、
普段はどんなにぐにゃぐにゃしていても、
中間・期末テストになるとピシッ!と学校に行ったもんだ。
それらの大事なテストの時は脳が特別体制になる。
体調が悪くても無理矢理能率が上がる。
で、緊張がピークを過ぎて、はい休憩時間、お疲れ様!と言われると、
『お疲れ様』の『ま』の字を言っているあたりで、
一気にためていたものが溢れ出す。
テスト明けは毎回、ダム決壊の如く
痛み物質と疲労物質が分泌されまくったものだ。
通称「荷下ろし頭痛」と呼ばれているやつのメカニズムだ。
そして、ピシッとできない日常に戻っていく。

……この症状って、究極の〆切型人間なのだろう。
〆切の時だけは、星を獲ったスーパーマリオのように無敵。
でも普段は……チビマリオ。クリボーにぶつかった時点でアウトだ。
三年寝太郎ってこの病気だったんじゃなかろうか。
たまーに大活躍!その勢いで、昔話のネタになれてしまうのだ。

もうすぐ、もうすぐ返信よ。じゃない、変身よ。
返信といえば、知り合いから未来のメールが来た。
未来のメール……メールの送信時刻が、現在の時刻よりも
        未来であると表示されているメール。
        たぶん、どっちかのPCの時計が狂っているのだ。
……でも本当に未来から来てたらメルヘンだなぁ。SF(すこしふしぎ)。
「そっちでは、私生きてますか?」って送信。
「いや、……今、ちょーど危ないねぇ」とか返信。
どう対処すりゃいいんだろそんな場合は。うーん。
未来のことは知りたい!って思った後、やっぱり知りたくないと思う。
デラックス抹茶プリンパフェ食べたい!って思った後、やっぱりやめとく感じ。
しつこそう。それなりに魅力はあるんだが、
多分それに耐えられる自分じゃないな、と気付くのだ。


ユメノコリ
2002年07月13日(土)

朝四時。抽象的な、怖いような夢を見る。
寝る直前に観たテレビの雰囲気から始まって、
やがてその場にいる人々の全ての神経が凍るような、
重たい真実のようなことに空気が包まれた。
で、なんか感動していたらしい(夢の中で)。
現実にはあり得ないくらい心乱されていた。
そしてあまりの重苦しさに目を覚ますと、そこは普通の部屋。
……ああ戻ってきた、でも今の夢をどう受け止めたらいい?
精神的な理由でものすごい動悸である。
そんなことで明け方に苦悩した。もう一度寝るのが怖い。
とりあえず、飲み物を飲む。落ち着け、落ち着け。
私は静かに暮らしたいんだ、落ち着きたいんだよという気持ちで一杯になる。
そういう必死さは、かえって精神が落ち着いていないことを示す。
そんな矛盾に包まれた。

……といった次第で、よくわからないけれど、
朝っぱらからヘンなことでエネルギーを大量に消費した。
なんせ理由がわからない!全く夢の要旨を覚えていない!
激しく狂おしくさっぱりとジューシーにわからない(わからない!)!
でも、昼ごろには「まぁ、そういう日も年に一回くらいあるわい」と
「よくわからないまま一応納得する」という大人の得意技を駆使。
うーん、今もよくわからない。夢って怖い。
怖い夢が怖いんじゃなくて、夢の存在じたいが意外と怖いことに気付く。
夢残り、という妖怪でもいるんじゃないかと思うくらいの存在感。

たとえば小学校とかにある掃除用具入れがスケルトンだったような感じだ。
不必要に中が見える。別に観たくないのに、授業中、
やるべきことに退屈した瞬間に、ついちらっと見てしまうだろう。
意味もなく、ほうきやちり取りを。
何があるかはだいたい知ってるし、
別に見なくてもよかったけどさ、なんて自嘲したりして。
見なくてもいいものは見えない場所に置いておきたい。集中力を保つため。
とかなんとかいうこのたとえも、実際よくわからない。

……こっそり情緒が不安定だったが、ちょっとずつ回復。
頑張れ頑張れ。と、
ニッポンのことはみんな応援してくれるが、
ニッポンに住む一人一人のことは応援してくれない。
頑張れ卒研featuring with自分。
それにしても我々の世代はfeaturing withTだった。
なんでも小室哲哉に頼めば売れると言われていた時代。
今はつんく♂か。シャ乱Qという単語が最近懐かしい。
プロデュースという単語が流行ってから長いわりに、
その言葉の意味を詳しく掴めないでいる。(「テーゼ」もそう。)
そんな時に「内村プロデュース」を見ると、ますますわからなくなる。

午後にはきっちりと普段通りに。
卒研関係のことを考え、犬の散歩に行き、少しの家事労働。
犬はいいなぁ、と思うのはこんな時だが、
よく考えたら犬も夢を見るのだった。
時々うなされてキャン、と鳴く。怖い思いをしているんだろうか。
辛いめにあっても、怖いことがあっても、
状況を改善するためのツールと愚痴を言うための言葉を持つ点で、
彼よりも私の方が断然楽な立場にいるのかもしれない。
生き物みんな、つらいっすね。


よく遊びよく遊ぶ
2002年07月12日(金)

体調が悪くて学校に遅刻。
体調のせいで不眠、ということはよくあるが遅刻は久々だ。
でもそろそろエンジンをかけなくてはならない時期。
まず目の前の卒研、そして入試を乗り越えないと。
最近ぼけーっとし過ぎていた。ま、過ぎた日々は仕方ない。
今日この時以降をいかに有効に使うか、今はそれだけだ。

電車で乗り越したのも久しぶり。
それも4駅も。
この記録は過去十余年で最多である。
眠ったまま県境を越えていたなんて初めてだ。

乗り越し、っというのは相当ドキドキする。
だって、目覚めたら知らない駅だぜ?
自分の意志と無関係に小さなツアーに行っちゃうのだぜ。
日常からひょいと生まれた、刺激的体験。
まして初めての乗り越し。あー、ドキドキだよな。
そんなテーマで話をかいてみたくなるくらい。
初恋とか初任給とかと同程度、あるいはそれ以上にドキドキする。
自分が初めて乗り越したのは帰り道にて。
目覚めたら、一面田圃の知らない景色だった。
知らない駅で、反対方面の電車に乗り移ったものの
「こういうとき電車代払わなきゃいけないかな。」なんて
びくびくしながら帰ったっけ。……今じゃ図々しくなって
「改札出てなきゃいいのさ、ケッ」とか思う。
汚い大人になっちまったもんだ。汚れちまった悲しみに。

とてつもないアドベンチャーに憧れたり、
空想の世界に惹かれたりするのも悪くないが、
日常の中でも充分冒険はあると思う。
一日なにげない一個人として生きているだけでも、
見方を変えれば大冒険、大発見なんていくらでもあるはずだ。
背伸びも飛躍もするもんじゃない。
……そう思うから祭りは好きでない。日常は意外と面白いのに、と。
同じ要領で、「遊び」の定義も広げられるだけ広げた者の勝ちである。
遊ぶように仕事している人はきっと魅力的だ。
鬼ごっこしていて走りすぎてお腹が痛くなったり転んだりと、
遊びにも苦しい要素はある。
苦しいはずの仕事や勉強を遊びと見なせたら、凄い。

帰ってから、変な時間に数時間眠っていた。
今日はそれにしても自分の意図と関係なく一日が過ぎた感じ。
明日からはもうちょっと、もくろみながら暮らしてゆく所存。


気候差攻撃
2002年07月11日(木)

朝、天気予報を見て愕然とする。
関東各地で、私の体温より高い予想最高気温だった。
これはもう……高温というより、高熱じゃないか。

そんな日に、妹と買い物。
同じ家庭で育ってもここまで違うか、と思うほどに
金銭感覚の違う彼女は、「これ可愛いー」等と言いながら
大量に買い物をしていく。……ように見える(ケチな私には)。
たまにしかでかい街に出ないからとはいえ買いだめし過ぎだ。
なにより、キャラクターものを買いすぎ。
いい歳こいてキャラクターグッズなんてくだらん!…と思いつつ、
自分はそういう仕事に就く可能性が高いのだった。
絵にしろキャラクターにしろ漫画にしろ、
不思議と自分は受け手側にはならないのだ。生み出す一方。
そんなこんなでなんだか疲労。
体調が悪くなって、犬の散歩に行って、ネットで調べ物をして一日が終る。
うーん、こういうのもなんだかなぁ。

また台風が来るという噂を聞く。
まいったまいった。


台風vs屋台
2002年07月10日(水)

朝から頭痛で夕方から台風。
ごくまれに熱帯低気圧に反応して頭痛がすることがあるが、
ひょっとしてその影響なんだろうか。
暴風が荒れる時期になるとかえってスッキリするんだよな、
と思ったら本当に少しずつ回復してきた。体調予報。

きんぎょ注意報のアニメのオープニングってどんな歌だっけ?と
妹に聞かれ、歌う。意外と覚えていた。
年がら年中ハレバレ。サビからして明るいなー。
ポテトチップスを『ぽてち』と略すのが流行ったとか流行らなかったとか。

犬も含めてみんな体調がいまいち。どういう家だまったく。
だらだらと絵を描く。
卒研のことも考えているので、脳が疲れる。
どーも怠けているなあ。行動している時間の少ないこと。
これら体調も含めて、まず現状を冷静に確認するしかない。

明日はもうちょっと、まともなことをしよう。と決意。


プロレスラーvs不健康人
2002年07月09日(火)

昨日必死に書いた書類を持って学校へ行く。
天候は非常に炎天下だ(という日本語は使い方がおかしい)。
電車の冷房の寒さと外の暑さのギャップに苦しみつつ、
受付けの場所まで辿り着いた。
しかしそこで必要部品が足りないよ、と言われて用意するべく移動。
その時、どこからか女性の声でアナウンスが響いた。
「ただいま光化学スモッグ注意報が発令されました。」
屋外ではあまり運動しないように、といった内容。
ああ、今の私を端的に表現した内容だ。と共感。
でも私だけだろうか、自分が外にいるときに光化学スモッグ注意報が
発令されると、なんだかテンションが上がる。
ははは、みんな家の中に入れ入れ!でも俺はここにいるんだぜ!
ちょっと危ない優越感だった。日射病と日焼けに気を付けたい。
必要部品を揃え、どうにか提出。ああこれで一つ片付いた。
ようやく7月の初仕事、という感じ。

のんびりと、家に帰る。と思いきや地元は大雨だ。
うおー、と心で叫ぶほどの降りっぷりで、かえって気持ちいい。
じりじりのあとにざあざあ。これこそ夏だー。
傘を差しても濡れる濡れる。
今まで、星飛遊馬のお姉さんのごとくそっとこちらを覗いていた夏が、
今日は「はい、じゃあ授業始めるぞー」と中学教師(ジャージ着用)のように
無造作な感じでやってきたのだ。いざ登場!
チャイムは鳴った。いや、試合開始のゴングか。
そう、もうこうなると、夏に弱い私も覚悟を決めざるをえない。
相手は「猪木ー!」という太い声の応援を全身で受けている。
こうなったらしょうがないな、というリングの上。
猪木、ボンバイエ!そんな気分で夏が来た。
(※猪木氏およびプロレスに関する知識は皆無だが、
  夏は私にとってプロレスラーのような季節だ。
  自分には真似できないタイプの強さを持っている。)

家に帰りつくと、警報が出ていた。
やっほー。怖いんだけど、同時にテンションが上がる。
かくれんぼの時の気持ちもおそらくはこれに近い。
怖さと背中合わせのわくわく感。なんだそりゃ。
光化学の次は大雨洪水。もりだくさんな一日だった。


美白vs李白
2002年07月08日(月)

最近ネガティブだよ、と指摘される。
マイナス思考になるんだよー、くそーこれも夏の効果か。
夏の効果は逆効果。ホワイトニング効果(←夏のちょっとした流行語)。

今日は難しい書類を書く。
なんで前から書いとかなかったの、と親が激怒。
そう、なぜなら私は字を書くのが苦手だ。
きれいな字をいっぱい書け、と言われることが軽い拷問にあたる。
できればそんなこと忘れたかったのだ。
忘れて、アラスカのどこかに逃げようかと思ったのだ。
就職活動も、結局履歴書を直筆で書くので辛くてしゃあない。
全部webで済んだらいいのになー、そしたら完璧に自分の時代なのにと思う。

私立探偵濱マイクを鑑賞。
映画をTVで流している感じなので、観たというより『鑑賞』。
そもそも映画っていう媒体との接触が薄めな人間なので、
しかも唯一最近観た映画が少林サッカーなので、
たまにはこういう雰囲気も新鮮でよい。

頭がいいのにバカな人っているのかな、と妹に聞かれ。
それは則巻センベエさん(Dr.スランプ)だよ、と答える。
『あの人、たしかに天才科学者なんだけど
 その技術を駆使して女湯覗いたりしてるじゃないか。』
うまい!と珍しく褒められた(妹は円楽と同じポジション)。
でもDr.スランプと言って話の通じる世代はいい。
きょうびの小中学生はわからんのかな……何年か前にリメイクしてたけど。
あの漫画と「マカロニほうれん荘」と「きんぎょ注意報」って、
なんか似てるよなー。と思う。年代も出版社もバラバラだが。
どれも小学生時代によく読んだ。
いわば私の漫画の原点である(O氏いわく「それは間違ってる」)。
川島なお美の血液はワインでできている(本人談)らしいが、
私の脳細胞同士をつなぐシナプスは主にダジャレでできている。
そんな事態になってしまったのも、これらの名作のおかげだ。

BACK-UPを見る。またおすぎとピーコで夜が更けていく。
オカマフェスティバル(なんか凄い単語)。そんな夜もあるのさ。


日射しで何かが溶けている
2002年07月07日(日)

へいらっしゃい、だまらっしゃい。
……そんな言葉を勢いよく発するのに相応しい状況とは
いかなるものか?と考える。
そう、暑いと人はおかしくなる。
冬もおかしいんだが、ちょっと方向性が異なる。
人間の心と気温・湿度の関係は素敵。

地元にあるデパートに行く。
迷子になる。マジで泣きだす5病前に、妹に発見される。
「だって洋服屋がみんなおなじに見えるんだもん」と供述。
思うに、私の脳はどっかが5歳くらいだ。

日焼けが怖い今日この頃。
食中毒も怖い今日この頃。
でも一番怖いのは、自分自身。

自分。……そういう哲学的っぽい一文を付け加えることで、
ちょっとカッコよく、悟ったように見せかけることができる。
実は往々にして本人も意味が解っていなかったりする。
目先だけで考えれば、見せかけた者勝ちなのさ。
悟りを拓いた、なんて言う奴に限って意外と怪しいもんでもある。
って松本零士氏も銀河鉄道999内でおっしゃっていた。

妹が「少林サッカー、吹き替えも観たいんだけど」と言っていた。
それに関しては大賛成。
コメディの映画は、吹き替えも重要。
感動させるのに多くの言葉はいらないが、
笑いは相手の文化をバックグラウンドに伝えるのが効果的なので、
日本人にとっては恐らく、日本風の面白意訳を
日本語で喋ってくれた方がわかりやすいのではと思う。
つまり吹き替えの脚本が面白ければ、笑いが二倍三倍になる。
それはたいていの香港映画に当てはまっている気がする。
ジャッキー・チェンなんて石丸博也氏の声のイメージが強すぎて、
ご本人の声がよく思い出せない始末。

なんだか、面白いものを制作したい!という漠然とした衝動がある。
面白いことを喋ることも好きなんだが、喋るということは
それを形にしないで空気に溶かしてしまうようで、
ちょっと勿体ない気がするんだなぁ。
喋るよりは創作するほうが好きである、本来は。


不適切な気温
2002年07月06日(土)

朝から鈍い頭痛が続く。
どうも最近、中途半端に夜型になっているようだ。いかん。
どうせならざっくりと、きっぱりした夜型になってほしかった。
なんで朝も眠けりゃ夜も眠く、かといって昼間冴えているわけでもなく……
……普通に眠いんだ?そう、これは夜型とか昼型とかいう問題じゃない。
単に「眠い奴」だ。なんだそれは。
試験を控えた人間のライフスタイルとして、若干不適切ではなかろうか。

母親も体調がいまいちらしい。私も、かなりいまいち。
いまいち(今市)っていう地名が栃木県にある。
そんなことはともかく、労働力不足。
あの妹が頼もしく思える、という今の状況が怖い。
サザエさんの一家で言うとカツオが大黒柱かよ、みたいな。
サザエさんといえば、あのアニメに携わる某声優さんが
知り合いの親戚だということを知って驚愕したばかりだっけ。
ベテランで、有名な方だ……すごい。

暑い。うーん、暑い。
それだけで切ないくらい、ものぐるおしいくらい体調が悪い我々の前で
27時間テレビ観るよ、と妹が元気に宣言。
すごいなぁ。
24時間や27時間って、携わる人も無論すごいんだが
ちゃんと観る人も結構すごいと思う。結論から言うと、ヒマそうだ。

エネルギーが欲しいわぁ、と母と二人つぶやく。ガス欠な人々だ。
そうだ、よく考えるとコピーロボットはそんなに欲しくなくなってきた。
病人が二倍。バカが二倍。うるさい犬が二倍。
……自分をコピーしたいと心底思う人は、
本気で多忙であり、さらにそんな自分が好きなのだ。


レベルがあがった
2002年07月05日(金)

今朝は学校。ステータスが「アンニュイ」の状態で到着。
帰るときは「満腹」に。
昼飯を集団で食べに行くのはいいが、私にとっては
微妙に量が多めだったりする。学生街っぽいお得感。
「逆セクハラ」について考えつつ、帰途につく。

途中の駅で個人的な範囲の大事件が勃発。
なんと、カバンの取っ手が急にもげた!!
面白い!予想外!ちょっと哀しい!!現在も淡い興奮が持続中。
夏っぽい仕様の、木製の取っ手だったからだろうか。
駅のホームをダッシュしていたその瞬間、
めきっ!という音があったかどうだったか、とにかく壊れた。
取っ手がないのでカバン本体を小脇に抱えて帰る。
これがまた、つくづく無駄に重い。
そもそも、その重さのせいで取っ手が弱ったのだろう。
そう、相変わらず私は魔法瓶が必須アイテム。
こんにちも、常に薬が飲める状態でないと不安なお年頃。
あーでも、こんなに重いんだったら持ってこない方がマシかな。
と今日も思うのであった。
カバンはしっかりしたやつを買おう。……という、
基本的な教訓がちむにすみり(沖縄弁で「心に染みる」の意)。

予想通り、腕が筋肉痛。ちょっと鍛えられたろうか?
ちからが 2あがった!
さいだいHPが 3あがった!
さいだいMPが 2あがった!
かしこさが 1あがった!
アンニュイが 5あがった!
「カバンの取っ手をばかにしてはいけない」の呪文をおぼえた!


まいったね
2002年07月04日(木)

体調のせいでほぼ徹夜。
夏場は毎年体調が悪くなるが、今年は頭痛が少ない代わりに
体のいろんなところが痛い、という症状が加わっている。
それはファミレスのメニューが変わる感覚に似ている。
今月から、A定食には味噌汁がつきません。
その代わりおひたしがつきますから。値段は据え置き。

日に日に弱るのがわかるので、夏に向かう日々は憂鬱だった。
そして最近のように夏が深まる日々はもっと憂鬱だ。
生活はしていけるが、向上できるかどうかは正直わからない。
何もする気が起こらない!やばい!
この現状に、お前はただ手をこまねいてるだけか!?と演劇口調で自問。
なにか、なにかできるんじゃないかお前。とばかりに
本屋へ行ってみる。本を買う。
帰ってくるなり、ヘンな時間に寝てしまう。
最近眠気が急に襲ってくるようになった。

あーもう、違う地方(国)に移住してやる!とたまに思うが、
これはもう精神力を鍛えるチャンスなのかもしれない。
転んでもただでは起きない。でもそろそろ起きたい気もする……。


幸あれ、とつぶやく
2002年07月03日(水)

朝からコーヒー。
コーヒーは(私にとって)ハレかケかでいったらハレの飲み物。
ちゃんと訳すと、「ちょっと珍しい」飲み物。
昨日と少し調子を変えて暮らしましょう、と思う時に飲むことが多い。

ちょっと長い旅をして学校へ。
先週も来たはずだが、いつもずいぶん久々に来る感じがする場所だ。
『学校=ほぼ毎日行くもの』、と脳のどっかが記憶している。

遠くからのお客さんに、うちの学校の良さを語ってみる。
駅から近い以外にも、いろいろ良いところが。
私個人の体験としても良かったところがいろいろあるが、
それは他の人とはズレていそうだし……。
真面目で学費が安くて、まともに頑張る人がわりと大勢いる。
犯罪の臭いが少ないっぽい。それだけで満足だ。

建物の玄関前で、
知り合いの知り合いが断髪式をしていたそうだ。
そうかそうか。
髪を切るさまをみんなで見守るということ。
社会人になったらなかなかできない(であろう)ことの一つだ。
ただ結構前になるが、テレビでゴルゴ松本が断髪式をしていた。
彼の頭の角(?)の部分をカット。
それをみんなで見守っていた。
カットするとワーッと拍手。ゴルゴは力が抜けた、と語る。
テレビの世界は、変わった大人の集団だ。

研究室が、おっ、涼しい。技術の進歩!すべてに幸あれ。

今の日本には「幸あれ」という言葉を使う人間も、
耳にする人間もあまりいないと思うが、
意外に多くの人間が「目にして」いるんだな。
…確かドラクエの教会で神父が「幸あれ」と言っていたから。
それほど使われていない、独特な言葉。
生き物でいったら絶滅危惧種だ。

そうだ、古典の教科書ってつまり標本だったんだ。
もう死んでから久しい言葉に防腐剤を注射して、
蝶をピンで刺すみたいに並べて眺めてみる。
もう生きていないそれらに夢中になる人もいる。
つまり死んではいてもそれなりの魅力がある、ということ。

日本語は奥深く難しい。
まず、外来語を取り入れすぎだ。
純粋に日本独自の文化なんて探しても探しても、
平安時代に女性の間で流行った『かな文字』くらい。
CD屋における「純邦楽」の割合くらいのつつましさだろう。
寿司ネタのイクラまでもロシア語だなんてあまりにもじゃないか。
そして書き言葉を発音すると重々しく聞こえ、
喋り言葉を正確に筆記すると幼稚に見えるわかりづらさ。
……日本語を『外国語』として一から学ぶ立場じゃなくて良かった。
日本語をぺらぺら喋る外国人は、
英語をぺらぺら喋る日本人以上にすごいような気がする。


じっとり湿気
2002年07月02日(火)

普通に暮らしている時点でだるい。
モンスーンアジアに生きた先人たちよ!
どうしたらいいのだ?こんな日は。

そういった感じで、今日は犬も少し体調が悪そうだった。
でも彼は一日中寝ていても文句を言われない立場だ。
私は出掛ける予定が自分の体調によってつぶれる。
頭痛こそ無い(たいへん不気味)が、体の節々が訳もなく痛い!
これは……新しい。やばい。知らない症状が!?

したがって変化の乏しい一日。
母親としゃべりながら、考えごと。
横になって、考えごと。
考えるという行動の哀しいところは、
エネルギーを内側で一生懸命燃焼させたところで、
その成果が米粒大ほどもあらわれなかったりする点だ。
今日は……粟粒くらいの成果。くそう。でも負けないぞ。

うぉぉぉ、負けるか……と拳を握りながら(暑くるしい)、
ふと思ったこと。
少年漫画で運動部を描いた話って、だいたい「勝つぞ」な話が多い。
運動部がメインの漫画で勝つイメージがないのって、
「稲中卓球部」くらいしか思い出せない(ありゃ根本的に違う)。
あれ、負けたらダメなんだろうかね。ダメなのかな。
でも実際に運動部で頑張ったことのある人の多くは、
負けた想い出がメインだったりするのでは?と想像。
(※ずっと合唱部か帰宅部だった私にとっては想像上の世界)
勝負するからには「勝ち」の数だけ「負け」が存在するわけで。
それなのに「敗北」を正面から捉えた話が皆無なのは、
実は不自然なんじゃないかなと最近思うようになった。
若い頃に失敗した人の方が粘り強くなれそうな感じもするし。
大事なのは目に見える結果そのものじゃなくて、
それをどうやって人生のプラスにするかなのです(先生的意見)。
……そんな変わった話があったら読んでみたい。暗いかな。


めっきり湿気
2002年07月01日(月)

夕べは寝付きが悪く、今朝はやたら寝坊。
はっ!と飛び起きたものの、さて何をしよう、と迷う。
心に迷いが生まれる前に絵を描き始める。
それから、考え事。珍しく、腹が減るのを忘れた。

明日は出掛けよう、と心に決める。どこへだ?しかし。
目的はなんだ。考え事をするためだ。
どこに出掛けたら、頭に良い血液が巡るだろう?
一昨日見かけた貼り紙によると、地元の図書館は明日も休館らしい。
どこか、定期の範囲内で適度な場所はないか。
家からそんなに遠くなくて、騒音がなくて、雨風がしのげて。
書物があって、椅子とテーブルがあって、なるべく冷暖房完備で。
大きな本屋の近くのコーヒー屋、なんかでもいいかもしれぬ。
……安いといいなぁ。
学校という手もあるが、それは避けたい。
いや、避けたいわけじゃない。
むしろ行こうと思っているのだが、ただ遠い。
「ぶらり」と行く場所としてはちと遠すぎる。
「行くぞ」と思って行くには、意外に遠くないのだが……。
約束された時刻がない限り、学校に行かない感じになっている。

「私はなぜ、こんなに普通の人間になってしまったのだろう」
「……そお?(訳・あんたって普通なの?あんたが?)」
「普通さ。顔洗って歯磨いて、服着て靴履いて。
 電車に乗るときは、普通に駅の改札通ってさ。
 こんなことしてる暮らしじゃ、いかんと思う。」
「……そお?(訳・それらをしないのもいかんと思う)」
「『二十歳過ぎたらただの人』って、本当だなー。」
「……そお?(訳・そお?)」
そんな、母親との会話。
自分のことを人間だと思いこんでいる犬がいるように、
自分を『普通の奴』だと思いこんでいる『普通じゃない奴』もいる…。
私もそうだといいな、と切望。つくづく変な方向で向上心がある。
そう思いこむ年ごろなのさ、と笑って済ませたい意向。
少なくとも、思いこむ、という行動は非常に面白い。