蜜白玉のひとりごと
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厚くたれこめていた黒雲が風に流されて少し薄くなり、ようやく雲のすき間から光がさしてきた。今朝はそんな気分。
自分のことなのに、もう、どうしたらいいか、何を基準にどう決めたらいいか、さっぱりわからなくなっていた。仕事のことだけじゃなくて、あれもこれも、無理難題が次から次へと。そうしてのた打ち回ったり、うんうん唸ったりしているあいだも、いつもどおりに時間は流れて、自分が立ち止まっていても周りは動いていて、そうすると状況がだんだん前とは違ってきて、やがて何となくそれらしい方向が見えてきたりする。もちろんそこには、家族や友人の助けがあるわけで。
折々、話を聞いてくれたり、愚痴に付き合ってくれたり、ほんとにどうもありがとう。
さて、最近のことを少し。
年末の胃痛以来どうにもこうにも体調が悪いので、何とかならないものかと思っていたら本屋さんでアーユルヴェーダの本に目が行った。アーユルヴェーダの考え方、マッサージオイルの作り方、マッサージの仕方などがわりと詳しく載っている。そしてそれらを日常生活に無理なく取り入れるにはどうしたらいいのかも書かれている。今までにも何度かアーユルヴェーダについては読んだことがあるけれど、この本はとてもよくまとまっていていい本だと思う。
朝起きたら口をゆすいでスプーンで舌ごけを取り(これがやってみたら意外と気持ちいい)、白湯をなるべく熱い温度のまますするように飲む。ヨガの太陽礼拝を左右1回ずつやって朝ごはんの支度へ。平日の朝は忙しくてこのあとマッサージや入浴をする時間はないけれど、これだけでもずいぶん体がすっきりする。
マッサージオイルはごま油(焙煎していない白ごま油)を100℃まで熱して、自然に冷ましたものをストックしてある。これでうがい(!)やマッサージや湿布ができる。においがなくてサラッとしたオイルは思いのほか使いやすい。オイルを入れた鍋を火にかけ、温度計をさしてにらめっこしている私を見た相方は、魔女みたいだとか何とか言っていた。そんなものかもしれない。
あけましておめでとうございます。 ことしもよろしくおねがいします。
年の瀬には急遽、病院でバリウムを飲んだりして、なんだかいつにも増してごだごたとあわただしく落ち着かなかった。結局たいした病気ではなかったけれど、胃下垂、胃酸過多、そしてあなたの年齢にしては胃が荒れすぎです、と言われてしまった。道理でいつもいつもお腹が痛いわけだ。
そんなこんなで新しい年になった。面倒なことはぜんぶ2006年に置き去りにして、2007年はいやでも変化の年になるけれど、ついあせりがちなところをあせらず、努めてのんびりな気持ちですごしたい。そして胃のためにもヨガ復活。
では、ここを訪れてくれるみなさまの幸せをねがって、新年のごあいさつ。
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