☆ Petite ☆ by sara


2004年10月28日(木) キスがしたい

突然誰かとキスがしたい衝動に駆られた。思い出したのはあの夏のキス。今までいろんな人とキスしてきたけれど、本当に大好きな人としたのは数えるくらいで、その中でも心から愛していたのは彼くらいで、甘くて切ないなんて漫画に出てくるみたいな言葉がぴったりだった。

キスだけじゃなくて恋をしたい思いも最近は強い。夏のことを思い出してすごく切なくもなるけれど、もう彼を恋しがることはないよ。どちらかというとあの頃の感情を恋しがっている。

次の恋はいつなんだろう。切なくて苦しいほど大好きな人の腕に抱かれて、キスされて、愛し合える日はいつくるんだろう。もう遊びの恋はしたくない。やっとやっと本当の恋を知れたから。



2004年10月18日(月) 悪い子

あたしは自分が好きじゃない人、むしろ好意すら持ってない人に好きって思われるのは気持ち悪くてしょうがないのに、そういう人でもいいからあたしのことを好きって思ってくれてる人が一人でもいないと満足できない。
今は好きな人も憧れの人もいないから尚更そういう衝動が大きくて、いつも無視したくなる男からの電話を自分から長電話にしてしまった。あの男があからさまにあたしに好意を持ってる雰囲気で喋るのが心地よかったから。自分がいい女でも綺麗な女でもないのは十分わかってるくせに、でもどこか自分は男に好かれるんだって思っていたいから。


愛し愛される人が早く現れてくれないと、こんなひねくれた性格も直らないよ…。いつかそういう人に出会って全てがうまくいくってずっと信じているけれど、そう思いながら何年も時は過ぎていく。今が一番綺麗な歳なのに。このあたしを肌で感じてくれる男はどこにもいない。



2004年10月06日(水) びっくり

なんと彼の夢を見ました。やっぱりきっと忘れきれてないんだな。夢の中で彼はかなり美化されてました。本当はあんなにかっこよくないよ。でもとっても落ち着く声をしているの。電話で聞いただけで、あったかくて涙が出てきちゃいそうな声。でも今はあの声を聞くことすら許されない。あの頃に戻りたい…。


でも彼のことはもう過去にするって決めたから。というかもう過去のことだから。あたしは新しい恋を探さなければいけないんだ。ううん。恋なんて探すものじゃないね。突然現れるものだよね。彼の時みたいに…。

ひとつ安心したことは、あたしはまだ恋をすることを忘れてなかったってこと。二年以上もあの子に片思いしていたけれど…。

ひとつ心配なのは、すぐに彼よりも好きな人は現れないだろうなってこと。一度この人っていう人に出会ったら、なかなか次には現れないから…。


愛し愛し合えるあなたは、今どこにいるの?



2004年10月01日(金) いつになったら忘れられるんだろう

もう完璧に忘れたはずだった。特に最近はダンスが楽しくて、また恋愛からちょっと離れていたはずだった。だけどせつない恋愛のサイトを見ていて、そしてスーツを着た誰かの彼氏の姿を見て、ものすごく彼のことを思い出した。
でもやっぱりもう今更連絡する気はない。はっきり言って、自分でもちょっといきすぎたことをしたかなって思ってる。だけどやっぱり会いたくて、声を聞きたくて、そして何より抱きしめてもらいたくて、向こうからふと連絡がこればいいのにって思ってる。

どうしてこれからの人生を決める大切な時期にこんな恋愛をしちゃったんだろう。あたしはただ夢に向かって真っ直ぐ歩いていればいいはずだった。どうせ恋に堕ちるなら、夢なんてどうでもよくなるくらい幸せになりたかった。ぬくもりをもっともっと感じたかった。


誰かあたしを両手いっぱいの愛で抱きしめて。


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