気ままな日記
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2004年10月31日(日) 隔世遺伝!?

先日知人と、駅の改札口のところで午後1時半に待ち合わせの約束をした。
到着したのが1時10分前。なぜいつもこうなるのだろう。あと40分もある。
理想としては約束時刻の5分前、10分前に到着したいのだが、もし電車が遅れたり乗り継ぎが悪くて遅刻したらどうしようという気持ちがあるので、ついつい早々と家を出る。
それだけではない。先に来ていた相手に、「あ、来た来た」と、階段おりたり改札で切符とおしたりする姿を観察されるのも少し苦手なのである。
わたしの父方の祖母もそうだった。
神戸に住む彼女の家から新幹線で帰る日。新神戸の駅までタクシーで10分ほどだというのに、発車時刻の2時間前ほどから「早く出なさい!!もう、遅れたらどうするん、早く着いたら駅で待ってればいいじゃないの」と、やいのやいのとさんざんせきたてられたものだ。
わたしは、自分の利害に関係がなければ、他人をせかすことはないが、しかしこの、「早く行ってそこで長々と時間まで待って過ごせば良い」、という思考パターンはしっかり受け継いでいるようである。


2004年10月23日(土) 親の気持ちと言ったって…

中学の入学式のことをここに書いたのは、つい昨日のような気がするが、早いもので、息子も中3。来春は高校を受験するらしい。
周りの空気にあせり始めたのか、気合をいれたくなったのか、勧めもしないのに2学期から塾に通い始めた。
この時期、高校主催の説明会が花盛り。今日も本人を連れて参加してきた。
どこの高校でも、通ってしまえばおんなじおんなじ、と言いつつ、この受験というイベントに、わたしまで内心振り回されている。
「ふふん、これで親の気持ちがわかったでしょう」と、わたしの母が勝ち誇ったようにのたまったが、ひと口に親の気持ちと言ったって親の数だけ気持ちはいろいろ十人十色。
わたしにわかるのはわたしの気持ちだけ。
昔自分が子供だったからって、自分の子供の気持ちがわかるわけではないのと同じ。

それにしても、彼はここ数年、母親と並んで外を歩くのなんて一生の恥とばかり、一緒に出かけても、極力近づこうとしない。
わたしの斜め後ろ4,5メートルの距離、視界ぎりぎりの範囲を保ちつつ、はぐれないよう、ひたひたと押し黙ってついてくる。
男の子ってこんなものかしらと思いつつ、やっぱり少し淋しい。




2004年10月17日(日) 今年もまた

意向申告書を提出する時期がやってきた。毎年この時期に行われるこの行事。
人事異動に関する希望や、職場への要望、個人的意見・事情、自己観察記録などを記載することになっている。
10年ぐらい前までは、自分の将来に関わることとして、すごくまじめに考えて書いて提出していた。が、なんと記入しようが、所詮は人事側の都合次第、希望通りの所属に異動できたという方を今まで見たこともない。
さしさわりのないことを書き、助言指導者としての上司も、さしさわりのないことを書いて返すというからくりがわかってきたので、ほとんど去年のコピー丸写し状態。
ただ、この資料をもとにした面接の場で、「仕事の分担以外の面で負担感が大きい」という、微妙なことをどこまで言えるか、どこまでわかってもらえるか、緊張しそうなところである。


2004年10月12日(火) 脳みそ疲れ気味

頭が働かない。

通販で、カウチソファと折りたたみテーブルをを買った。
綿生地でできた、体がすっぽりと包まれるようなクッション性の高いソファ。
あとはフリースのカバーがついたクッション。
これだけそろえば、冬ごもり準備ok。さらに休日のダラダラとした過ごし方が助長されそう。

こないだ、知人と話をしていて気づいた。
いつもわたしは話の展開をコントロールしようとしていたなあと。
その時は、コントロールすることを手放して、相手にゆだねてみたらなんだか心地良かった。
話すことを前もってきちんと考えておかないと、とっさに本音が出て、化けの皮がはがれるのが怖かったということもある。
理論や理屈で自分を武装していたから、とても緊張もしていた。
言葉のやりとり、「対話」をしていたら、相手の等身大の姿が見えたかもしれないのに……。


2004年10月09日(土) あらし

台風22号の嵐が瞬く間に去っていった。
あらしといえば最近、BBS荒らしの被害をよく耳にする。
書き込んだメッセージを管理者の関知しないところで勝手に消されたとか、他の方のハンドルネームを使っての書き込みをされたとか……。
気がつけば対処の仕方もあるが、知らない間にそうされていたとあれば、対処の仕様もない。ネットの情報で教えあっていくしかないのだろうか。


2004年10月06日(水) 性分とはいえ

子供の体操服を洗濯機で洗ったら、ズタズタボロボロに洗いあがった夢を見た。
最近早朝に目が覚めることが多い。時には午前1時2時……これって早朝といえるのかどうか疑わしいが。そのあと起床時間まで、こんな夢を途切れ途切れに見ながら悶々と朝を迎える。
しなくてはいけない用事や仕事がいつも一杯あるような気がしている。そしてその手順が頭の中を始終駆け巡る。一度にあれもこれも一気に片付けようと、しゃかりきになって、運動会の全部の種目に参加したあとのような疲労と空虚が残る。
それがわたしの性分なんだよね、と思うものの最近では自分のそのペースにからだがついていかなくなってきた。
とはいえそのやり方を手放すと、今まで積み上げてきたものがガラガラと音をたてて崩れていくような気がするのだ。
仕事のペースも、
他人の気持ちも、
会話の成り行きも、
すべて自分でコントロールしようとしてきた結果、からだが悲鳴を上げ始めたのかな。

せめてふかふかのクッションにくるまれて横になりたいと思い、通販でカウチソファを注文した。これがまた注文するまでの間のひと騒動といったら!
あっちのカタログ、こっちのカタログ、こっちの店、あっちの店とソファを見てまわり、やっと注文にこぎつけた。
安らぎグッズひとつ買うのにも、なんでこんなに疲労困憊してしまうのか、我ながら謎である。


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