気ままな日記
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2003年01月31日(金) つくづくわたしって頼りにされてないのね・・と感じる時

医事課の他の職員がたまたま全員席をはずしていて、わたししか居あわせないとき、ドクターが事務室にはいってくる。
そしてあたりを見回して、「誰もいないの?」とひとこと。
「ここに座っているわたしは誰?」と自問自答するわたし。
こういう場合、めげずに「はい、何でしょうか。」とすばやく反応するのが、あるべき姿なんだろうけれど、忙しいこともあり、そして何よりも、ドクターの「ちょっと聞きたいことが」とか、「ちょっといいかな?」という用件は大抵「ちょっと」では済まず、あとあとまで尾をひくので、やはり腰がひけてしまい、つい、「はい。みんな席をはずしてます。」と答えてしまう。
彼の要求にきちんと粗相なく答えることができないかもという自信のなさがそうさせてしまうということもある。
そんなもんだから、益々アテにされず、おっかなびっくりな態度も治らない。
わたしがそう言うとあっさり、あとで来ます、という人や、伝言を言い置いて去って行く人、それでも何とか用件を伝える人など反応もさまざま。
 もういっぱいっぱい、これ以上できないので用事を頼まないで、というオーラを発しながら仕事をしているので、自業自得とはいえ、やはりこんなふうに、透明人間な自分自身を感じさせる出来事があると、とても複雑な気持ちだ。 
 


2003年01月27日(月) まずは机まわりから

先日注文しておいた文机が届いた。
最近では洋間に合う袖机つきの机が主流らしく、畳にペッタンコお尻をついて使う和室向きの机がなかなか見つからず、パンフレット注文となった。
家具屋さんいわく、「こういう机は展示していても、まず売れないんでホコリかぶっちゃうんですよ。」とのこと。
 30年来使って、足がさび付き、ノートパソコンを置くとほとんどすきまのなくなる小さな机とも今日でお別れ。
ほんの半径1mほどの空間に、ささやかながら自分の居場所ができた。


2003年01月18日(土) 書けない

感情が溢れすぎて書けない
言いたいことがありすぎて書けない
何を書いても結局はウソになりそうで、だから書けない

見栄っ張りな自分
うさんくさいものにだまされまいと肩肘はっている自分
排他的な雰囲気を感じ取っては、ひとり疎外感に悶々とする自分

皮肉な目
意地悪な目
刺々しい目

おためごかし―
「表面は相手のためになるように見せかけて、実は自分の利益をはかること」
この年で正義感など無論ふりかざすつもりはないけれど、感覚的にも、理屈の上でも、安心して信じることのできるものに、すっかりと身をまかせてしまいたい。


2003年01月10日(金) 創る

今週から、とある学校の創作入門コースを受講しはじめた。
通学する時間や根気はなかったので、ネットスクール部にした。
インターネット上で、ひとりひとりにテキストが配信され、課題の添削もすべてネット上で行われる。
最初の課題はこうだ。
次の30個の単語の中から4個をランダムにとりだし、それらを使って、物語のあらすじを150字程度でまとめるというもの。
選んだ単語によって現在のあなたの心理状態や状況を占います、みたいな課題だわ・・・。
わたしが選んだのは「病院」「男の子」「葬式」「夜」。
なーんか暗いなあ。(「訴訟」という単語を選べばタイムリーだったかしら!)
できばえはともかく、わりと早く書けたので、提出期限まであたためておこう。
推薦図書も何冊かでている。初回は浅田次郎氏の「鉄道員(ぽっぽや)」など。
あ〜、また本が増える。


2003年01月05日(日) おみくじ

今年鎌倉でひいたおみくじは「末吉」

主なくて荒にし宿の庭の面にひとりすみれの花咲きにけり

世に一杯にはびころうとすることの虚偽を悟れば、遂には誰よりも恵まれる

 願望は遅くなるがきっと叶う・・・

 ―だそうだ。

すぐさま叶うって書いてないところが、かえって真実味を帯びていてうれしかったので、枝に結ばずに持ち帰り、しみじみと眺めた。


2003年01月01日(水) 年頭にあたり

さっきまで紅白歌合戦を見ていた。
中島みゆきさんの「地上の星」。わたしは彼女の、挑戦的で、時にはケンカをうっているようにも聞こえる歌声が好き。
特に今夜は、氷点下2度の黒部のトンネルの中で歌っていたので、とても冴え冴えとしていて思わずうっとりしてしまった。

ただいま午前零時15分。
騒がしいカウントダウンの番組を見るともなく見ていたら2003年の開幕。
遠くからは、新年を祝う汽笛の音と、除夜の鐘の音が聞こえてくる―。

来てくださった方々へ。
あけましておめでとうございます。
おかげさまでホームページをひらいて2年目にはいります。
その間、掲示板の書き込みや、メールで声をかけていただけたことが、本当に励みになりました。
当初は、家族への思いや日々気づいたことなど中心に、次から次へと言葉が湧き上がり、つたないながらも、まとまったものをいくつか書き綴ることができました。
最近は、転換期にあるのか、はたまた単に気持ちに余裕がないのか、自分を文字で表現したい気持ちは強くても、何をどういう方法で書いたらいいのか、ハタ??、と立ち止まっている状態です。
今年もどうぞよろしくおつきあいください。


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