海を進む
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すごく気に入っていたマニキュアの蓋が開かない。
先日、上司が初めて私たちの残業について言及を。 「残業代出ないから、ほんとは早めに帰れるようにしないといけない。」 「終電に乗れなくてタクシーで帰ったときは領収書持ってくれば出るよ。」 先月の私のタイムカードを見た総務の偉い人になんか言われたらしい。 この会社の人は誰もかれも、誰がどんなに残業しようが全く関心がなく、 毎日残業するのも残業代が全くでないのも当たり前だと思ってるんだと思ってた。 というか、定時とか残業という概念なんかないと思っていた。 だから私は上司が初めてそんなことを言ってくれて、涙が出そうだった。 会社の人には誰にも言わなかったけれど、辛かったのだ。 残業することそのものよりも、残業代出ないことに不満が募ったり、 自分だけが大変なような気がしてしまって卑屈になったり、 どうせ私が終電逃そうが朝まで会社にいようが、誰もそんなこと気にしないだろうと 思ったり、そういうことが辛かった。 というか、ひとりで勝手に思い詰めていた。
早ければ冬にもやめようと思っていたけど、仕事どうしよう。 会社より自分が大事会社より自分が大事会社より自分が大事。
転職のことや資格のことを考えてると、そのことで頭がいっぱいで ほかの事をあまり考えない。Dさんのことも。 でも、携帯のメールボックスが満杯になって古いのを消そうとして、 「急だけど明日なんかどうかな」 ってDさんからのメールを見てしまって、もう、叫びたいくらい。 12月に一緒にご飯を食べる約束をした時のメール。 吐き気がするぐらいだよ。
私の職場の先輩はホワイトデーのあたりに有給をとっていた。 先輩の連休明け、たくさんの男性社員が 次々とお菓子を持ってやってきた。 先輩はありとあらゆる男性社員一人一人に きちんとチョコレートを贈っていたのだ。 終業後、一人じゃ食べきれないからと、 山のようなお菓子を広げてみんなに分ける先輩。 「すごいですよね。 バレンタインちゃんとやってらっしゃいましたもんね。」 という同僚の言葉に先輩こたえていわく、 「Dさんになんてネックレスもらっちゃったよ。」
もう、心臓の血が全部足に落ちたと思った。 えええーーっっっ!!!と驚く一同。 さらに先輩いわく 「誕生日にもアクセサリーもらっちゃったのに。」
私はみんなほどは驚かない。 よく知った現象だもの。 この数ヶ月そのことばかり考えていたぐらいよ。
驚かないけれど、先輩の広げていたクッキーやチョコレートが 急に砂のかたまりみたいに見えた。 楽しそうに先輩の話を聞く同僚に加わらなきゃ って思っても、笑えなかった。
これが先週の出来事。
今日は目立つピアスをしていった。 いつも仕事に行くときは左右ひとつずつしか入れないけど、 今日は左にふたつ入れていった。 あなたにもらったピアスなんかつけないんだって見せたかった。
久しぶりに飲むと酔う。 お酌に慣れるのって重要なんだね。
ひとりで帰ってきて、家に着いてもひとり。 明日もあさっても、ひとりで帰ってくる。
今度の私たちの部署の飲み会の話がどんどん大きくなって、 7、8人の予定だったのに、他の部署まで誘って30人近くなりそうとか。 それがどうしたって、つまり、Dさんも来るかもしれない。 会社の外で会うのは去年の11月に二人でご飯食べたとき以来。 疲れそうだなあ、と思っていた飲み会も、Dさんが来るならば・・・。
仕事の休憩中に久しぶりに飲んだキャラメルティーの香りは、 年末年始ぐらいのことを思い出させる香りで、とてもとても切なかった。 新宿のイルミネーションが浮かぶ。 あの頃毎日キャラメルティー飲んでたんだっけ。 しばらくはもう飲まない。ダージリンティーにしよう。
絶対に定時では帰れない。おかしい。 みんな、人が帰る時間にはもっと気を使ったほうがいいと思う。 自分の時間が貴重だということは、他人の時間も貴重なのに。 一部でも残業代くれないかなあ。
今日はピアスを入れていくのを忘れた。 自分が贈ったピアスを毎日している私を見て、いつもどう思っているんだろう。 満足満足、って感じなのかしら。
あした会社に行きたくないな。 でも、一日中家にいるのを想像すると、それもなんだかどんよりしてしまう。 買い物にも興味がない。 会社に行って、何も考える暇もなくあっという間に一日が終わるのが一番マシなのかも。
今週は一休の週。 洗濯と食品の買出しと勉強。 午後まで寝てるから一日が終わるのあっというまだな。
Dさんからメールが来る。 毎晩遅くまで仕事がんばってるみたいだけど体壊さないようにね、と。 弱さを見せるべきなのか隠すべきなのか、だいぶ悩んで返事を打つ。 よくがんばったね、とか、僕でよければ聞くから話してごらんとか、 そんなこと男の人に言われたことないよ私。 ここで甘えて寄りかかってしまわずに、一枚壁を作るのが私の悪いところ。 ロールカーテンをサーッと下ろして、カーテン越しに人と付き合う。 誰とでも。 でもこの場合、それが正しいのだと思う。 二ヶ月前の幻のラブレターの一件以来、彼に関してはロールカーテン下ろすべき なんだ。
最近、仕事中に私の名前(名字)を呼んでくれる人が増えて嬉しい。 もちろん同じ社員の人たちは最初から呼んでくれているけど、 週に2回しか来ない外部の人とか、全く別の部署の人とか。 今までは「すみません」とか「あの、ちょっと」とか言ってた人が けっこう名前で呼んでくれるようになった気がする。 こういう人たちとはロールカーテン下ろさずにいろいろ話してみたいな。 もちろん先生とも。
もう三時半。お風呂に入って寝よう。お風呂でどの本読もうかな。
| 2005年03月10日(木) |
誰にも言ってないけど |
実は簿記の勉強を始めた。先生に出会って思い出した夢は、また別のもの。 そっちのほうは、職業として食べていくのがとても難しいのだ。 学生時代とかって、自分が簿記の勉強するなんて想像もしなかったな。 就職に困らないために何かをするっていうことを軽視していたから。 むしろ、そういうことは打算的で嫌だと思っていた。もっと大事なことが山ほどあると。 でも、最近、私は自分の力で生きていかなくちゃいけないんだって、すごく痛感している。 将来のことまで考えて、自分で力をつけて、しっかり生きていかなくちゃいけないと。 恥ずかしいぐらい何も知らないわからないまったくゼロからのスタート。 まずは三級を・・・。
仕事辞める気満々なのにDさんから「これからも一緒にがんばろう」などというメールが来て 返事に困った。
「Dさんはいつでも明るくまっすぐで真摯ですばらしい。見習わなくちゃと思っています。」 とメールを送った。それはいい。それは送れて良かった。 問題はそのあとで、私のあだ名の話題に。ちょっとやりとりのあったあと、 「でもあだ名で呼ぶような機会ってないですよね。」と送ると、 「そうだね。機会があったら呼ぶね。」と。 ああ、だから嫌なんだ。こうやってグッサリ包丁刺されちゃうから。 なんでこんなことで傷つくんだろう。 というか、そんな機会ないですよね、なんてさめたこと言う私が悪い。バカバカバカ。 またご飯でも食べに行こうよって言ってくれるかもって期待した? あだ名で呼ぶような機会作ろうって? 今は気持ちに応えることはできないって、前に言われたじゃないか。 告白もしてないのにちゃんと言ってくれたじゃないか。
そういえば指輪まだしてるのかな。指輪のこと最近忘れてた。 私は毎日いただいたピアスをしてる。 あまり考えるととても苦しい。でも考え始めたら止められない。
先日、家計簿を買った。 12月から普通のノートに買ったものを記録することにしたのだけど、12月は途中で挫折。 1月にまた決意を新たにし、1月は1ヶ月間続けられた。2月は仕事が忙しくなったところで挫折。 今月に入って家計簿をどうしようかとだいぶ悩んだ。 今までみたいにノートに書いていくのは、いろんな欄を自分で作ったりするのが面倒だし、 毎日いくら使ったかだけ記録してくのにはいいけど、自動引き落としの分も含めて書くのが難しい。 市販の家計簿は自分には不要な項目が多かったり、もっと詳しく書きたいのに欄がない!とかありそう。 エクセルでつけるのも、計算してくれるから良さそう。でもどんな項目を作ったらいいかとか よくわからないし、そもそもエクセルをそんなに使いこなせない。 パソコン開いて立ち上げるという壁がひとつあると毎日できないかもしれないし。 というわけで悩んだ末に市販の家計簿を買った。 これでしばらく記録して、家計簿に慣れて、ゆくゆくは自分に合った家計簿を作れるようになろう。 今日買ってから初めて書き込んだ。3月に入ってからの一週間分。 使途不明金が3千円以上出たけど、まあいいや。 私も偉そうなことばっかり言ってないで、しっかりしなきゃなー。
25歳が異業種への転職の節目だとか言われるとものすごく焦る。 まだまだ人生これからってつもりでいたのに。そりゃもちろんまだ人生これからなんだけど、 真剣に考えなくちゃって思う。いや、私はもう考えてばかりでは駄目だね。 行動しなくちゃ。 この何ヶ月か、忘れていたプライドを思い出して、私はこんなところでこんなことしてる場合じゃない。 私がもったいない。なんでこんな会社入っちゃったんだろう。もう自分を安売りするのやめよう。 と思っていた。夢を追わなくちゃって。 でも、学生時代に気付いたことも完全には捨てられない。 うまく言い表せないけど、世のため人のために立派なことをするばかりが仕事ではない。 働けるということは食べられるということ、つまり生きられるということ。 大学休学中にアルバイト先で出会った人たちが教えてくれたことも。 優秀かどうかって、大学を出てる出てないとか本当に関係ないんだってこと。 頭が良い悪いって学校の成績や学歴と関係ない別のもの。 それから、頭が良い悪い要領が良い悪いとかも仕事ではとても大切だけど、 周りの人を元気にする太陽みたいな明るさで仕事をする人のキラキラした姿が忘れられない。 毎日笑ったり泣いたりしながら一生懸命に仕事をする姿は輝いていて、 どんな職業でも尊いんだと知った。 だけどやっぱり、私はもっとできるんだって気持ちを抑えられない。 誰も本当の私を知らない、こんなところでおとなしくしてるけど、本当は私はもっと難しい仕事も できるんだって、ずっと思っている。 自分で選んだ就職先なのにね。でも就職したときはこの選択が正しいんだと思っていた。 やっぱりきっかけは先生だったな。早く行動起こそう。
明日からまた出勤。 今週の目標は明るく元気に仕事することにしよう。彼を見習って。 大きな声で話す。笑顔を絶やさない。 お風呂で髪のトリートメントしなくっちゃ。
彼は仕事中もいつでも明るさを失わず、まっすぐで前向きで真摯で、すごいなあと思う。 それに比べて私はいつでもすぐにイライラして、うじうじして、ダメダメだ・・・。 見習わなきゃ。どうすればいいんだろう。 仕事以外のところも見習いたい。素直なところとか。 ああ、私はなんて子どもっぽいんだ。
私は今日は休みで、役所へ行ったり病院へ行ったりした。 サラサラ事件のことを思い出すとなぜか涙があふれそうになる一日だった。
サラサラだね、と髪を触ってくれてとてもドッキリ。 本当はとても痛んでいるパサパサの髪。 これからはサラサラのためならどんなことでもしようと思った。 長い時間職場のフロアに二人きりでいたのに、愛想良くできなかった。 意識すればするほど素っ気なくしてしまう。 また傷つくのが怖いから。
ところで最近、先生にあまり会いません。先生の出勤の曜日が変わったりしたため。 先生ともっといろいろ話したいなあ。 将来のこととか、大学の頃の話とか、共通の知り合いのこととか。 ついでに一緒に住んでいる彼女のこととか。 もう嫉妬なんて感じません。不思議。先生の活躍と幸せを素直に喜べます。
ああ、それに比べて、会社の髪がサラサラな女性全てにジェラシー。
私は東京で一人暮らしをしている。 実家の両親や祖父母のことを毎日ほとんど思い出さない。電話もしない。 ふと思い出すと、なんて親不孝なんだろうと悲しくなる。 特に90近い祖父なんて、私が次に帰省するときまで元気でいるかどうかわからない。 そういえば去年実家に行ったときに祖父に 「どうして手紙をくれないのか。待っているのに。」 って言われたな。 「遠くに離れているから思うように助けてやれなくて。」 と、私にお小遣いを渡そうとする祖父に、もう働いてるんだからいらないよ!と言ったり。 本当にひどいな私。 自分のことで精一杯。というより、自分のことしか考えようとしてない。 こんなこと書いても、実家で一緒に暮らして祖父母を支えたり両親を経済的に助けたり するわけじゃない。 自分勝手で無責任。自分勝手なことするなら、それなりに自分のこと努力しないといけない。 ほんと、なんてひどいんだろう私。
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