海を進む
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| 2005年01月27日(木) |
同じ石につまづく日々 |
さっき、二時間くらい前の出来事。 会社でちょっと問題が発生して、そのことについて電話で確認しようとした上司が 「そっか、今日はDが休みだからだめなんだよな」 と呟いた。 それが聞こえて、なぜか急にぶわーって泣きたくなった。 なぜ。
| 2005年01月16日(日) |
怪しい二人になれない |
夕方、アルバイトの女の子と一緒にご飯を食べに出た。 普段は一人で休憩をとるけど、日曜日はいつも彼女と一緒にごはん。 会社の近くのファミレスで、注文を終えたとたん言われた。 「きなこさんに一つ聞きたいことがあったんです!」 え、何だろう。 「○○さんに聞いたんですけど」 会社辞めようと思ってるの見透かされたのかな。 「この前誕生日だったんですよね。おめでとうございます。」 ひょえー。その話か。どうしよう。 って別にありのままが全てだからね・・・。 「で、誕生日の日にD係長にプレゼントもらったって聞いたんですけど、ふたりは何かあるんですか?」 来たー。どうする、なんて答える。 って別にほんとに何もないんだから何もないって言えばいいのよね・・・。 「なんにもないですよー。Dさんってなんにもなくてもプレゼントとかするの好きそうじゃないですかー。」 それ以上に何もないよほんとに。何かあればよかったんだけどね。
彼女はそれでも、 「何の気持ちもないのにプレゼント贈ったりしない。」 「ところできなこさんの気持ちのほうはどうなんですか?」 「会社の人だからって言っても、別の部署だからいいじゃないですか。」 などど言っていた。 正常な反応だよね。全くそのとおりさ。 この何かありそうな状況、それなのに実際何もない。変だ。変すぎる。 でもほんとに何もない。 あ、でも私の気持ちのほうは何もないとは言えないか。
もう、このことで悩むのやめたい。
気持ちに応えることはできいないってメールで言われちゃった。
私は人に手紙や封筒を手渡すとき、「ラブレターです」って言うのがクセ。 照れ隠しで。ありがちで何のひねりもないね。 誕生日プレゼントのお礼をカードに簡単に書いて渡した。 「ラブレターです、後でこっそり読んでください。」って。 ほんとにお礼しか書いてないよそよそしい手紙だったのだけど、 (でも、渡すか渡さないかを含めて、ものすごーく悩んだ末に生み出したもの) 会社のフロアに二人きりだったし、なんか緊張してしまって、 何でもないふりしてたけど、「ラブレターです」しかスラスラ言えるセリフがなくて。
その夜、ラブレターって言ってたから開けるときドキドキしちゃったっていうメールが来た。 そうだよね、この場合、ちょっとシャレにならなかった。 「ラブレターです」は絶対にラブレターの可能性がないものを渡す場合にしか言えないよね。 そんなこんなで、もしもラブレターだったとしても今は気持ちに応えることはできないから、 云々、というメールが来たのでした。 しかも私、悩んだ末に、幻のラブレターに回答してくださってありがとうございます、 みたいな返事を送っちゃった。 なんだか私が書いたけど渡せないラブレターを持ってるみたいじゃないか。
あー、なんてバカバカしい。くだらない。私がバカ。 遠回りに遠回りに、何が言いたいんだろう。何が伝えたいんだろう。私は。 Dさんの私を勘違いさせる言動の数々は、ただ単に本当に素直で正直で無邪気なだけ。 うじうじしてて、はっきりしなくて、思わせぶりなのは、私のほう。 よくわからない言動をしているのは私のほうだ。 自分の気持ちに素直になれない。 そもそも自分の気持ちとまっすぐ向き合わない。 今さら、Dさんなんかもともと好きになるわけないじゃんって思おうとしてるよ。 バカ。
ただの仲の悪くない同僚だったのに、面倒を持ち込んだのは私。 もう、手をつなごうなんて、冗談でも言ってくれないだろう。
| 2005年01月08日(土) |
あなたがわたしにくれたもの |
ちょっと早い誕生日プレゼントをもらった。Dさんから。 それは、指輪。じゃなくて、ピアス。 父以外の男の人からピアスなんてもらったの、初めて。 と思ったところで気がついたけど、 父以外の男の人から誕生日プレゼントをもらうこと自体、初めてかもしれない! これがDさんじゃない別の男の人だったら 舞い上がってしまってごはんも喉を通らないだろうな。 だけど私はそんなに上空までは舞い上がれない気持ちで電車に運ばれている。 初めて男の人からもらう貴金属だろうがなんだろうが、 小さなかわいらしい箱に入ってリボンがかかっていようが、 それには何の特別な意味もこめられていないからね。 ただただ純粋に誕生日プレゼント。 いや、やめよう。深く考えてはいけない。 Dさんはそういう人なんだ。 複雑な気持ちになるのはやめよう。 誕生日覚えててくれたこと自体嬉しかった。ほんとに。 明日から毎日このピアスして会社に行くよ。
山本文緒の『恋愛中毒』という本を買ってきた。 タイトルで選んだ。
何も変わらないかな。 試験を受けるとか、そのための勉強するとか、会社辞めるとか、 やりたいことは去年からずっと考えてるし、 いろんな中途半端な気持ちもそのまま。
年末のある日、ピアス開けたの?って会社でDさん(指輪の人)に言われた。 ピアスなんか、高校生のときから開けてる。 家に帰って、もう半分寝かけたとき、いつもと違う着メロが。 一瞬びっくりして、はって気付いて、ドキドキした。 Dさんのメールの着メロを他の人とは違うのにしてたの忘れてた。 そこまでしてたんだよね…。 私がピアスをしてたのが意外でとても驚いた、似合ってた、明日もしてきて。 って内容だった。 まるで女子高生じゃないか。 そして次の日、仕事の合間に私のピアスを見にDさんが来た。 東京でも雪が降った日。 よくわかんないなー。 私とはあまり近付かないようにしてるんだと思ってたのに。
実家で弟と一緒に紅白を見て、ゆく年くる年を見て、年がかわって、 一番最初におめでとうメールをくれたのはDさん。 たぶん会社の人みんなに送ってるんだろう。 マメだわ。 でも、他の人とは違う着メロが鳴ったとき、ちょっと嬉しかった。
今日もメールが来た。 しばらくやりとりした後、遅い時間までつきあってくれてほんとにありがとう、 楽しかったって送ってきた。 ほんと、よくわかんない。 でも、嬉しかったんだよね。とっても。
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