海を進む
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2004年08月23日(月) もう遅い

私の好きな人は学校の先生ではないけれど、たまに「先生」と呼ばれることがある仕事をしているので、
ここでは先生と呼びたいと思います。

先生に彼女がいると知ったのがもしも数ヶ月前だったら、数ヶ月どころかほんの一ヶ月くらい前でも、
私は自分の気持ちが大きくなるのを自分で止められたと思うのです。
ちょっとグッときた後でも、ちょっとドキッとした後でも、今から一ヶ月ぐらい前だったら、
まだ「彼女がいるならいいやー」って思って好きになるのをやめたかもしれない。
でも今になってしまってはもう好きじゃなくなるのは無理でした。
不思議なことに、根拠のない期待をなぜか捨てられないのです。

電車の中で、先生が好きだという歌を聴いていると、ちょっと近づけた気がする。
ごはんがのどを通らないこともないし、夜中に一人で泣いたりもしないけど、
ふと、前に先生が話しかけてくれた時のことを思い出すと、泣きたくなることがある。


2004年08月22日(日) 彼には彼女がいる。

どうして今日の今日まで、彼に彼女がいる可能性について真剣に考えたことがなかったんだろう。
私の背後で、同僚のおばさんが
「帰ったら彼女がご飯用意しててくれるんでしょ?」
と彼に聞いていた。
私は仕事してるふりをしながら耳をダンボにして背中全部でその返事を待った。
「ええ、まあ、たまにあることもありますけどね。」
体の中身が一気に全部地下深くへ落ちていったように感じた。
そうか。彼女くらいいるよね。そりゃいるさ。普通いるのよ。いないわけがない。
現実を私に思い出させてくれた詮索好きのおしゃべりおばさんに感謝しなくちゃ。
それにしても私は本当にびっくりした。
何の根拠もないのに勝手に彼女がいない前提で考えてたなんて。
かすかな期待はどこから出ていたんだろう。
そして、現実を知ってもその期待を捨て切れないような気がすることが恐ろしい。


2004年08月10日(火) 一緒に来たい

例えば、友達と行った箱根のロープウェーから見た景色。
法事で行った、山の中にある母の実家。
家の近所の公園なんかも。
全部全部、あの人が一緒にいたら何て言うだろう、とか
そんなことばっかり考えてしまう。
何を見ても、どこへ行っても、いつの間にかあの人のことを考えている。
だけど、いま彼は夏休み中なので、仕事に行っても会わない。
それってすごく気分が楽でもある。


きなこ |MAILBBS