ひとりアライグマ同盟バナ 朶話事 たわごと

目次最新来し方行く道


2004年12月31日(金) もう大晦日だよ!

寒いです。
年賀状書いているんですが、
全然進みません。


昨夜は十何年来行きつけの飲み屋へ行って、
しこたま食ってきました。
お腹いっぱい!
でも、サブのにいちゃんが妙〜に不機嫌だったような…。
相変わらず大将とうまく行ってないのかなぁ…。


一応大掃除っぽいもんもやってます。
昨日で半分ほど?
明日一日で終るのか、非常に疑問ですが…。
まぁ、ぼちぼちのところで目をつぶる…という事で。


隣街の商店街の、割と大きかった玩具屋が、
何故か2Fのみになって、
挙げ句ネット&コミックカフェも併設されたっぽくて。
結構頑張ってたみたいなんですが、
案外売上げ良くなかったのかなぁ…。


2004年12月30日(木) 慌ただしい

すっかり日記が開いてしまいました。

一昨日は仕事納めでした。
納会はかなりしょぼかった。
去年はもうちょっと賑やかだった気がするんだけどなぁ…。

昨日は医者で3時間座ってました。
滑り込みで来る人がやっぱり多かったね。

夜、年賀状をなんとかしようと思ってたら、
目がしょぼしょぼしてまるで進みませんでしたよ。
毎年年賀状の作成は深夜なんだけど、
寄る年波には勝てないねぇ…。


2004年12月27日(月) できごと

ふと擦れ違った見知らぬ人から、
何の脈絡もなく聞こえてきた一言の会話に
唐突な気持ち悪さを感じた時、
自分の中にあったはずのモノがすっぽり消えている事に気付いた。

***

工事現場を囲む、大きくて真っ白な防護壁を見た時、
小さな衝動が湧きあがった。

あの、スプレーで壁に落書きする連中の心理が、
ほんの少しだけ判った気がした。

***

福引の前を通ったら、
カランカランカランと盛大な鐘が鳴って嬌声が響いた。

今日は止めておこうと思った。


2004年12月26日(日) ベストセラー分析?

昨日は無事散髪に行きちょっと染髪までしてきました。

ちょっと不良化したよ(笑)

***

新聞の読書欄に今年のベストセラー分析が載ってました。
曰く、

 世界の中心で、愛をさけぶ
 いま、会いにゆきます
 冬のソナタ
 もうひとつの冬のソナタ
 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
 ドラゴンクエスト8
 蹴りたい背中
 蛇にピアス
 ダ・ヴィンチ・コード
 内側から見た富士通「成果主義」の崩壊
 上司は思いつきでものを言う
 13歳のハローワーク
 脳を鍛える大人のドリル
 脳を鍛える大人の音読ドリル
 頭がいい人、悪い人の話し方
 バカの壁
 死の壁
 キッパリ!
 負け犬の遠吠え
 電車男

う〜ん確かに僅かを除いてほぼ聞いたことがある、
TVでも話題になってたなぁ…てのばっかり。
が、自分的に考えるとひとつとしてかすりもしなかった…
というのが可笑しい。


いや、まったくかすらなかったか…というと嘘で、
実はひとつかすってたのがありました。
それは「13歳のハローワーク」。

なんとなく内容だけが気になって、
図書館に予約してみたのが随分以前のこと。
当然予約の列の最後尾は2桁の後半。
ひとり2週間借りられるとして、
いったいいつ頃回って来るやら…という状態で、
少し前やっと回ってきたんですが、
パラパラとめくって1週間で返してしまいました。
故に読書記録には出てきてなかったんです。

あの本、確かにいろんな職業が載っているんですが、
説明はごく客観的で、こんな事をやる職業です…と書いてあるだけ。
「〜が好きな君なら」みたいな分け方をしてるんだけど、
何故か昨今流行りのIT関連はほとんどなかったり、
数学や理科が好きな君…というのはあるのに
社会科が好きな君…というのがまるで無くて、
考古学とか歴史の研究とか、そういうのがガッサリ抜けていたり、
現場での実態が全然見えなかったりで、
なんというか、いかにも確かに「ハローワーク=お役所仕事」という感じ。


私としては、これを読むなら
わたしが選んだ職業」の方が断然お勧めですよ。
61の職業の人の生の声が取材されて、
大人の転職にも役に立ちそうなくらいです。
ちょっと古いですけどね、
でもIT関連が載ってない上記本だってそういう意味では既に古いかと。

と言うわけで、ベストセラーには絡まない自分の読書…
というのが改めて浮き彫りになった朝でした。

***

で、自分のベストというか今年の読書は…
というのは来年になるかなぁ…。

なんせ読んでません、今年は。
ベスト10は愚か、ベスト3くらいになっちゃうかもね。


2004年12月24日(金) 凹み気味

気が付いたら昨日はタイトルすら付けずに終ってましたよ。
ちなみに今日クリスマスイブは全く何もない単なる平日でした。

とりあえず多々あちこち口を出し過ぎらしい…ということで凹み気味。




明日はできれば散髪に。

***

今使用中のフォトアルバムサイトさんがサービス終了する…というお知らせが…。

携帯写真をPCに転送してからupする、というのが物凄くメンドーなため、
携帯から直upできるところでないと辛いのです。

どこか安定した良いところ御存じの方教えて下さいまし。



それにしてもブログが増えてますねぇ。
あれは確かにいろいろ楽そうだけど
何となくまだ使ってみたい気にはなれないなぁ。


多分、完全な日記サイトにはなれないと思っているから…かも?

あぁでも、読書とか写真とかでカテゴリー分けすれば
あちこち更新する必要はなくなるのかぁ…。




でも、えんぴつさんが好きだ…というのが大きいから、
やっぱ暫くは試行錯誤ぢゃね。




つか、読書記録いい加減まとめなきゃ…。


2004年12月23日(木) 誰から?

羊様>
 メルありまとーございます〜(は〜と)

 が!
 いつ、終わったらゆっくり…なのでありやしょうか?!

 うぅ… インテもまた行きたかったよ〜。


 でも、ほら、並べるものがないから…

***

今突然、お荷物が届きました。
完全に忘れてたから思わず業者の人に「誰から?」と聞いちまったよ。

自分宛のって、忘れてるとますます嬉しいね。


2004年12月22日(水) ハリー・堀田と明日鞄の修理

タイトルは単なる駄洒落。
ハリー・堀田と神社の道
というのもあります(爆)

***

昨日は冬至でした。
カボチャを食べて柚湯に入りましたか?

隣のマーケットでは、
柚子は売ってたのにカボチャが極めて品薄だったのがイマイチでした。
冬至にカボチャを売ってないなんて、
クリスマスにチキンを売ってない肉屋みたいなもんだよ。
別に閉店間際に飛び込んだとかじゃないんだから…。



以前
 「冬休みに入るとだんだん日が短くなります。
  暗くならない内に帰りましょう」
てな文章にツッコミを入れた、という小学生が居てました。

確かに、
冬休みに入ると日はどんどん長くなり、
夏休みに入ると日はどんどん短くなりますな。
でも印象的には逆。
うっかり間違ってしまった先生の気持ちも判らんではありません。



明日は天皇誕生日ですが
キリストさんの誕生祝いのケーキなど食してみたいと思います。
だってもさ、イブも当日も仕事とか予定とか詰まりまくりなんだもん。

とりあえずチキンは愛していると言ってもいい程なので、
当然キキンも食します。
難問は、嬉しがりに食いまくるとたいがい食い過ぎること。

とか書いてても、やっぱり食い過ぎるんだろうなぁ…。






それにしても、サンタさんは来てくれないだろうか?


2004年12月21日(火) 愚痴を聞く羽目に…

臨戦体勢で臨んだのは最初から読まれていたようです。
15分の予定が結局2時間を越えました。

それでも一番突っ込みたかった部分には踏み込めませんでした。



あれじゃぁ、飲み屋で愚痴ってるおっさんだよ!


2004年12月20日(月) 招き猫

昨日は久しぶりにゆっくり出かけてきました。

で、お寺の境内の中にある茶店でみつけた招き猫。
境内という雰囲気と妙にミスマッチな、やたらキュートなヤツ。
思わず、欲しい!と思ってしまったんですが、
残念ながらその周辺では見つかりませんでした。

う〜ん、やっぱ可愛い!
 ↓
  (click!)


2004年12月19日(日) 映画『東京原発』

映画『東京原発』 監督・脚本:山川 元(DVD)

 キャスト:
  役所広司、段田安則、平田満、田山涼成、菅原大吉、
  岸部一徳、綾田俊樹、徳井優、益岡徹、塩見三省、吉田日出子

 見事なまでの問題提起型社会派で、
 なのに、どこまでもギャグに走った、
 ほぼおっさんだけの、あらゆる意味でクサーイ映画。

 ある日突然、役所広司演じる東京都知事が
 東京のド真ん中に原発を誘致する!と宣言する。
 そしてその時同時に、
 秘密裏に進む国家機密がエライことなろうとしている。

 どこかで見たような雰囲気だと思ったら、
 言うなればパトレーバーの「二課の一番長い日」かな。

 カメラはずっと会議室の中と蛇行する車を追っているだけ。
 あまりにステレオタイプのキャラ達が、
 しっかりそれぞれの役割分担を担って、
 内容はあまりにリアルで現実として重いのに、
 それをすっかり全部ギャグにしてしまっている。
 ハラハラする場面のはずなのに、
 思わずツッコミの嵐に爆笑してしまう。

 わざわざ劇場で観る必要はないけれど、
 居間のTVの前で皆でカウチポテトでも摘みながら、
 あちこち突っ込んで笑い転げつつ、
 気が付いたら原発の現状をお勉強して愕然となってみませんか。

***

この間書けなかった「あらしのよるに」の話ですが、
こないだTVに、ちょっとだけ作者の人が出てたんですよ。
で、こんな話をしてたんですね。

初版ではオオカミとヤギの科白回しが、
性別を特徴付けるようなものだったのを、
後に性別が判らないような科白回しに変えました…
と。

いつだか「あらしのよるに」が小学校の教科書に載っている…
という話を聞いた時、その教科書を見せてもらった事がありました。
その教科書では、確かにオオカミの「〜でやんすね」が「〜ですね」
みたいに変わっていて、教科書ってのは随分なことをするもんだなぁ…と
イヤな印象を持った記憶があって、でも今回その談話を見て、
あぁ成る程、あれは教科書の欺瞞などではなくて後の版がそうなっているのか…
と解釈した訳です。

が、
昨日(何年の単位で)久々にえほん館に直接行く機会ができて、
そこで最近の版を確認してみたら、
あの教科書みたいな変更は特に無いように見えたんですよ。
オオカミは「おいら」だしヤギは「わたし」だし、
オオカミは「〜でやんす」だしヤギは「〜ですね」だし。

版が変わって科白回しが若干変わっている…のは事実なのか、
変わってる版と戻ってる版が実はあるのか、
教科書は所詮欺瞞なせかいなのか、
結局良く判らずじまいでした、

ちなみに今日お店に居合わせた何人かの意見では、
オオカミもヤギもオスだと思っていた人と、
オオカミはオスでヤギはメスだと思っていた人と、
半々でした。

文章の想像力って、やっぱり不思議でかつ大事なんだな…と、
改めて思ったひとときでした。

***

これ以上複雑な機能は必要ない…というか、
既に使っていない機能沢山ありますな携帯だけれど、
着うたフル、だけはちょっと欲しいかも…と思ってみたり。
PC経由しなくても好きな音楽を1曲単位で落せて、
それを持って歩いて好きな時に聞ける…というのは魅力。

サイト契約料とDL料金とパケ代、
全部込みで1曲幾らになるんだろう?というのがちょっと気になるけど。


2004年12月17日(金) どないしょ

絵本「あらしのよるに」について、
昨日意外な新事実を聞いてしまったので、
それについて書きたいところなんですが、
またもCRTに向かっていると頭痛が来る…
という症状が出ていて、書けません。

なんとか機会を作りたいものなのですが…。


***

あぁぁ! 思い出しましたよ!
さっき忘れてたネタ!
忘れない内に書かないとまた忘れる〜〜!!!


で、話と言うのが、
近所のマーケットで、
生まれて初めての体験をしたんです。
ほんとーに、もじどーりの初体験。


マーケットの野菜売り場をふらっと通り過ぎた時のことでした。
段ボールに積んであったブロッコリー(国産)のひとつに
ひょいっと触ってしまってた瞬間、
指先にパチッと…!

え?!

そんなに強いものではなかったけれど、
あれはまさしく静電気!

未だかつてブロッコリー相手に静電気攻撃されたのは初めてですよ。
あのブロッコリーは、何だったんだろう…?


2004年12月15日(水) 標準化と品質管理

どっかで聞いた単語だなぁ…。
遥か昔、見た記憶が…。

て、まだ出てるんやん!


びっくり。

***

うっかり妙な事を検索してしまって、
今更ながらに驚くと共に新たな感慨も。


う〜ん、こういうのはやっぱり“縁(えにし)”というものなのかしらん…。





手に入れておくべきかなぁ…。


2004年12月14日(火) コミニュケーション?

TVの地方ニュースで、ホテルの地元案内係の人が喋っていた。

 「お客様とのコミニュケーションを大切に…」

画面に出る例のテロップ(字幕?)も同じ。

でも、コミニュケーション は違うでしょう?
それも言うならコミュニケーションでしょうが。
なんで局が出すテロップまで間違えたまま出すかなぁ。

取材した相手の言葉を尊重するため?

というか一流ホテルの人がこういう間違いをしてること自体、
どうかと… とも思うんだけどねぇ。


ちなみにコミュニケーションのスペルは communication
ある種の集団の事をコミューンとか言いません?




実はウチの作業場の壁にも、
「コミニュケーション・ボード」
というのが吊ってあって、
ずっと気になっているのよ。

しかしな、こーゆーの、指摘するのって難しい。

***

また、顔です。
ただ、こいつはヨダレ喰ってます。

絶対何か見てて、思わずつつーといっちまったんですぜ。
 ↓
  (click!)


2004年12月13日(月) 鼻がズビズバでっせ

楽しくて嬉しくて美味しいことがひとつでもあると、
それだけでかなりハッピーになれる。

そんなことが少しずつでも増えると良いな。

***

今週のWJ
 きゃぁぁぁぁぁぁぁ! パピヨン様! カッコいい〜!

 やかましいわ!

***

風邪。
先週から鼻と喉がどーにもあきまへん。
薬飲んでも効かないよ〜(涙)

***

最近ほーんと単なる日記に成り下がってるよねぇ。
もちっと何かしら思考するものが書きたいんですが、
リアルをしっかり真面目にやるとそんな時間は取れないようで…。

う〜ん、悩ましい…。


2004年12月12日(日) もけもけ

やっと届いたもけもけのヤツ。
か〜なりふかふかで目も隠れるほどだから、
シロクマというよりナマケモノ?

ともあれこんな子ぉでした。
 ↓
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で、目も隠れるほどの毛足の長さは可愛いのだけど、
口も隠れそうな感じなんで、
ファスナーの開け閉めの時ひっかかりそうでなかなか怖かったり。

ちょっと特別の時使うのは良いけど、
普段のヘビーな使用には無理があるかなぁ…と。


2004年12月09日(木) CMのタイミング

昨日、LJのCMをやっていました。
が、
気が付いたのはラスト5秒あるかないか。

真っ白な背景の中で、おっさんが車イスを押してました。



くぅぅ… 見るのは難しそうだ〜。

***

いろいろ情報が頂けるのは有り難いことです。
やはり持つべきものはお友達。

こまめに連絡するのが大事だわ。


2004年12月08日(水) なんか違う…

昨夜ちょっと青様とお話していて、
ふと気が付いたんですよ。
「あらしのゆるに」のアニメの声、
狼もヤギも男性なんですよね。

本で読んだ時からず〜っと、
ヤギは女の子(子かは謎だけど)だと思い込んでたもんで、
この事態はかなりショック。

あちこち検索してると、
なまじのBLなんかよりずっと…
みたいな話がちらほら見えて、
そういう方向なのかい!と、いささかう〜むだったり。



ちなみに昨日今日の日記だけ見ていて、
話がさっぱり…という向きに解説を。
「あらしのゆるに」ってのは、
お互いにそれと気付かずうっかり弾みでお友達になってしまった
狼とヤギの、友情と苦悩を描いた絵本です。

映画化に際してのコメント
「信じることの素晴らしさ 云々」
というのも、なんかなぁ… という感じなのですが…。

***

なんか、同人系はもう完全に別けてしまいたい気分が…。
ファイル覗いてたら、未発表の習作なんかもあったよ。
付録とかで小数しか出てない分の再録とかもしたら
若干の量にはなる…んだけど

ただね、もう新作は書けない気がするんで、
それじゃぁアカンやろなぁ…とも。


2004年12月07日(火) 困惑するリアル

「あらしのよるに」が映画化?!

青様の日記で見て唖然…。

声が誰某…ということはアニメなんですね。
つか、まぁ、あれは実写ではしないだろうけど…。
それにしても、いったい何を考えて作るのやら…という感じです。

んで、来年に完結編が…という話も呆気…。
なんでですか!
あれで終りじゃダメなんですか?


まぁ確かに、ダメだという気持ちも判らないではないですけれどねぇ。
子供に読み聞かせていたお母さん達が
(現段階での)最終巻を見てパニックなった…
という話を多々聞くに到っては特に。
どうして良いのか、どう説明したら良いのか判らない、
そのどうしようもない困惑は良く判ります。

ただ思うのは、その困惑は当然のものであって、
困惑こそがあの作品の核心なんじゃないかと。

あれは確かに愛情であり友情でもあったのだろうと思う。
でもそれよりももっと、ただただ、
どうすることもできない大きな衝動と困惑だったのでないかと思える。

たってそもそも、あの道は、
どう足掻いてもどう転んでも安楽な道になど成り得ないじゃないですか。
本能に逆らってしまった以上、
それがどんな愛情であろうと友情であろうと、
とてつもない矛盾と困惑と苦悩が付きまとうに決まってる。
それを子供相手にも納得の行く単純な解釈にしたいと思う方が間違っている。

あまりの矛盾の中で、
どうしようもなく混乱し困惑し苦悩すれば良い。
そこから目を背けてはならない。
そんな経験は滅多に(というかほとんど)無いだろうからこそ、
その困惑を抱えて行く事で、
それに近い何かに直面した時、
あぁ、あれはもしかするとこういうことだったのだな…
という風に思う事ができるに違いない。

映画化、そして完結編の作成というのは、
納得できなかった人達への贈り物かもしれないけれど、
私はあれをハッピーエンドにしてしまったらおしまいだと思う。
決して有り得ないハッピーエンドを作ってしまうことによって、
そこにある困惑をなくしてしまっては、何のための物語か。


同じ題材で、もっと短くしかしもっと端的に描いた
さいとうひろしの「ねこと友だち」は、
そのあたりの困惑と苦悩をしっかりと受け止めているように思う。
決して欺瞞にならず、胡麻化さず、現実をリアルに見つめ、
苦悩と一種の諦めをも抱えたまま、
開き直りとすら思えるほどのしたたかさと潔さで、
その“友だち”を続けようとする。
それは決してハッピーエンドではないけれど、
そこには大きな覚悟と救いが存在すると思う。

既刊分は持っているし、見届けるために完結編も買うかもしれないけれど、
内容は不安な情報でありました。









と、とうとうと書いてしまいましたが、
決してケンカ売ってるとかじゃないんで…














あの主題って、どうしても、
語らずにはいられないんです。
いろいろと、自分の中に未だ解決の付かないものがあるから…。



ちなみに特別編の存在は知りませんでした。
各種レビューなど見て、
買うかどうか非常に未知数。


2004年12月06日(月) 朝から腹痛でのたうってました

もじゃさがり、うっかり注文しちゃいました。
やってきたらまたご報告しますです。

***

また変なヤツ見つけてしまった。
道路のド真ん中に、あるはずの無いもの…。

想像力をかき立てられる物は好きです。
 ↓
  (click!)

***

今の場所は動物園じゃなくて監獄と化すようです。
そんなに閉じ込めておきたいんでしょうか?
そのくせラリパッパな環境は変わってないですよ。

だんだんヤバさが増してきますな。

***

それにしても、いまさら映画化ですか、ナルニア…。

映像化不可能と言われた一大叙事詩、
待ち望まれていた映像化…と言うのだけれど、
元々のファンが、そんなに待ち望んでいたものなんだろうか?

まぁ、私の感覚は普通の人と違うかもしれないけれど、
幼き頃、少なからずこの作品に夢中になった過去を持つ者としては、
別にいまさら映像化してほしいなどと思わない。
だって、ずっと文字(と少しの挿絵)の世界だけで
美しくも摩訶不思議で壮大な映像を
想像の中で描き続けていたのだから。

指輪の時つくづく思ったのだが、
なまものに萌える、というのと
その物語に萌える…というのとでは、全く次元が違う。
文字の中にたゆたうのと、
映像の激流に流されて行くのとでは、
物語がどこか違ってしまう気がするのだ。

これは完全に私見だけれど、
あのHPが失速した要因のひとつが、
早くからの映像化だったのでは…というのがある。
最初から映像の世界で認識してしまった人達は、
文字の世界で想像するのがしんどかったんじゃないかと。

待ち望まれた映像化なのか、
やっぱりどこか疑問なのであった。

***

さて、いいかげん読書雑記をまとめないといけませんね。
今年のベストを挙げるかどうかは不明です。

なにせ読んだ冊数が少なすぎ…。


2004年12月05日(日) どこにも行かなかった日曜日

えほん館更新しました。
今回は独り言とコラムのみ。
お店のお正月休みも決まってないようなので、
その辺り決まったらまた更新する予定です。

***

パン切りナイフって、
ほんと凄く切れますね。

朝、うっかり指を切っちまったんです。
ごく浅くですが、スパーッという感じ。
あまり鮮やかなんで痛みが無い…という…。

怖〜。

***

さがりくんの限定冬毛。
一昨年去年はふーんという感じだったんだけど、
今年は妙〜に気になって…。

あのもこもこもじゃもじゃ感がたまらん。



買っちゃうのかなぁ…。

悩む。


2004年12月04日(土) 長い

昨夜は忘年会でした。
ほぼ1年振りの参加…。
そりゃぁ、忘年会は年末しかないからね。

と言う意味ではなく、
呑み会自体、ほぼ1年振りなんですよ。


それにしても、二次会のカラオケで1曲も歌わなかったなんて…
最近は音楽もロクすっぽ聴いてないからなぁ…、
歌詞もメロディーも朧なんですよ…。

***

異様なほど体調が悪かった先月ですが今月はまだマシみたいです。
それでも先週は長かった。

最近「休みたい」と思う事が多いです。
でも、「辞めたい」とは思わない。

なんだかんだ言っても好きなんだよねぇ、今の場所。

***

えほん館のが来ました。
今日は店長さんご不在だったので、
打ち込める分のみ打ち込んで、
後は明日の確認待ちです。

明日中に更新しないとまた次がいつになるか判ったもんじゃないから。


来週
火曜日はボール遊びをしなければならないらしいです。
土曜日は平常業務の後、また呑み会です。
ただしこの呑み会はものすごく気の置けないメンツなんで楽しみ。

ぼちぼち年賀状も考えなきゃ…です。


あぁ、12月はやっぱ忙しいやね…と思いつつ、
来週も長そうです。


2004年12月01日(水) 「海辺のカフカ」

自分の中にまだどれくらいの地雷があるのか、
そしてそれがどこにあるのか、
踏ま(れ)ないと判らない…というのが、
地雷の地雷たるところなのか。

それは唐突になんの予感も無く踏まれて、
やってくる凄まじい暴発。
回避する手段を持たぬまま、
自分をまたは他の何かを傷つける。



勘弁してくれ…。

***

前から使ってるんだけど、
やっぱり優れものだと思うお気に入り。
可愛いけれどピリッと辛い胡椒挽き。
 ↓
  (click!)

***

昨日読了の本

・村上春樹「海辺のカフカ 上下」新潮社

 ちょうど1ヵ月前読んだ竹内真の「図書館の水脈」に出てきた本。
 なるほど「図書館の水脈」は「海辺のカフカ」のオマージュだったわけだ。

 過去、村上春樹は何冊かは読んでいるのだが、
 残念ながらいまひとつ相性が悪いらしい。
 なんというか… どこか合わない。
 全然面白くない…というのではないのだけれど、
 どこまでもズレたままラストまで行ってしまう…という感じか…。

 けれど、人と人とが出逢うということには
 きっと何か必ず理由があるのだ、
 そこには必ず意味があるのだ、
 というのには共鳴できるものがある。

 まったく違う人生を別々に生きてきた人々が、
 何かに弾かれるように何処かへ向かって歩みだし、
 それぞれ別々だった道がある場所で交差する。
 そしてその出会いが何かを引き起こす。
 目的の見えぬまま出発したその結果が、
 交錯した瞬間知らなかった目的の達成となる。
 何かが開き、何かが閉じる。

 もしかすると自分の人生も、
 何かを開く、そんな何かに出会うのかもしれない、
 そんな想いが生れる物語。

 それは明日のことか、まだまだもっと先のことか、
 いつかその時が来たら判ると良いと思う。

***

私信:青様
 やっと読ませて頂いた最終話、
 思わず泣きそうになりました。
 ルーク、好きです。
 しみじみと、良いコンビになれて良かったね…と思いました。
 もしまとめてupする機会がありましたら、
 是非挿絵も入れてくださいまし。


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