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昨日の日記に対し「日本に国営放送はない」という、厳しい突っ込みを頂きました。 申し訳ありません。 諸般の事情で敢えて伏せ字感覚で行こうとして、無知を晒してしまいました。 お詫びして訂正致します。 某N●K… です。
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昔から、社会科は嫌いだった。 社会科といえば、地理と歴史である。 そして、社会科といえば地図帳と歴史年表である。 白地図に都道府県の名前を埋める。 その地域で作られている主な作物を、色分けして塗る。 それらを覚える。 ひたすら覚える。 歴史年表も覚える。 西暦何年頃は何時代…とか、何年何年に、何とかの乱…とか、ひたすら覚える。 テストに出るので覚える。
昔から記憶力が極めてお馬鹿だったので、覚えるのはペケだった。 でもテストに出る…というので、テストの一日前から徹夜で覚えた。 一日前から覚えるのは、時間が経つとすぐに揮発するように消えてしまうからだ。 消えない内にテスト用紙に書き移した。 一晩で覚えられる量にはなかなかに限界があるから、必死で覚えても60点くらいが限界だった。 最初の方に覚えたヤツなんかは、書き移す頃には既に揮発していた。 そして、書いたらほっとして、全部忘れた。
だから、今でも白地図が埋められない。 何年何年に、何とかの乱…とか言って、具体的な例がひとつも上がらない。 歴史なんか本当に「皆無」と言っても嘘偽りにならない程、覚えていない。 それくらい、社会科は嫌いだった。
という訳で、本題。
昨日読了の本
・清水義範作 西原理恵子絵「どうころんでも社会科」講談社文庫
その社会科嫌いが、これは面白かった。 昔から社会科の授業がこんなだったら、もしかすると、もうちょっとは 好きになっていたかもしれない。
唐突だが、日本国内で、昆布の消費量が一番多い県がどこだか御存じだろうか? 私はこの本で初めて知ったのだが、一位が富山で二位が沖縄だそうな。 しかし、これまた初めて知ったのだが、昆布が採れるのは寒い海、 南限は宮城県あたりで、基本的には昆布のあらかたは北海道が産地なのだそうな。 ではこの北海道でしか採れないはずの昆布を、富山と沖縄の人々がなぜ それ程までに食べているのか…、 その原因は、越中富山藩と薩摩藩が極めて貧乏だったから… らしい。 と言うのも…
てな話が載っている。これは面白い。
凄く文化的だった縄文時代、とか、 京都の歴史をちゃちゃっとまとめると、とか、 福岡は玄関である、とか、 歴史と地理が合体するとこんなに面白いのか…というのを改めて思い知った。
この非常に面白い社会科の本、しかし欠点がひとつだけある。 それはこの本に、日本地図が付いていない事だ。 知多半島の歴史の話なんて、地図を見比べながら読まないと、絶対に面白み半減… つか、地理ペケな人には全然判らない。 もしこれから読んでみよう…という人は、まず、日本地図を用意してください。
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そういえばこの間、九州の人が聞いても薩摩(鹿児島)言葉の聞き取れなさの度合は格段… という話を聞いたけど、それが何故か…というのも、これ読んで何となく想像がつきました。
いや、これもちゃんと社会科を覚えている人からしたら常識なのかもしれないけど、 社会科ペケの人にはかなり開眼的な事なのよ〜。
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版権リンク集に、弘海タケゾーさんの「没有フューチャー・妾宅」を追加しました。 NARUTOです。アスイルメインです。 イラストと漫画がメインのサイトさんです。 ほのぼのと可愛らしくて、どこか所帯じみた雰囲気が大好きです。
ただし、そっち方面がお嫌いな方は、御遠慮くださいませ。
【創造する風景 → 版権作品集 → 版権リンク集】
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8月も終りにして、やっとココイチへ行く事ができました。 が、今日で夏限定メニューが終りにも関らず、目移りしてしまった…。 結局、冷やしカレーうどん(の如き)は食べずに終ってしまいましたとさ。 で、何を食べたかと言うと、キーマナンカレーでした。
つか、最近マジもんのインドカレーを食べたい…という衝動があってねぇ、 それで思わずナンに惹かれたのかもしれない。
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いや〜ん、蜂様! 無理しないで下さい! 上げて頂いた処まで、明日早朝にでも読まさせて頂きます!
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