一日後記

2008年05月31日(土) 何でこんなもの。

残っていたんだろう。(実家にて)




私とおない年の消火器。



2008年05月28日(水) 箸置き。

ここ2日ほど、箸置きを失くしたためキッチンペーパーをちぎり
それを折って箸置きにしている。

ここで気がついたこと。

外食ならまだしも家での食事に
箸置きがないというのは私にとって非常に落ち着かないのだ。

ところが、それならばさっさと買えばいいのに
いざ買物に出ると案外これの存在を忘れていたりする。


思い出すのは食事時だけのあんちきしょう。


明日は買いに行こうっと。





2008年05月25日(日) 思い立って・・・。

たまたま埼玉の遠山記念館のサイトを見ていたら
6/1まで“春の優品とレトロな着物展”をやっていることを知り
しばらくぶりに行ってみたくなった。

家を出る直前に雨が上がり、かなり湿度が高くなったせいか
庭の土やら植物の匂い、建物の中ではその匂いが強く感じられた。


まずは美術館。写真撮影はNGなので、残念ながら画像はなし。
それほど広くはない場所だから展示品は約40点くらいだろうか。
その半分くらいが着物・和装小物で占められており
今ではあまり見られないような大胆な図案や色の振袖や、
細かい刺繍が施された白打掛を眺めては
あまりの手の込みようにため息をついていた。
(他にも土物のお茶碗をかじりつくように見ていたり)


あともう一つ好きなのが、邸宅部分。




東棟表玄関。東棟は立派な茅葺屋根で

そこから落ちる雨粒の残りがとてもきれい。





左:表玄関から中棟〜西棟まで続く畳廊下。(青い敷物の下は全部畳。)

入った瞬間懐かしい“おばあちゃん家の匂い”がした。

右:中棟にある18畳の書院造りの大広間(メインルーム)から庭を見る。

戸は1間半くらいある大きなもので、庭を眺めるのに邪魔にならないのがいい。

(手作りの窓ガラスでなかったのがちょっと惜しいけれど)





左:先述の大広間の付書院にあった欄間の彫刻を、廊下側から見たもの。

右:西棟。こちらは茅葺の東棟と全く違う雰囲気の数寄屋造りの建物。

中の雰囲気も、坊主畳に囲炉裏がある田舎っぽい東棟とは少し違う感じがする。







2008年05月24日(土) 小さい幸せ。

時々行くラーメン屋さんのテーブルにある味付けもやしを
いつもつい遠慮して少ししか入れていないので
家でどっさり作って好きなだけ入れてみた。

ついでに木耳と、青ネギもどっさり。

お蔭で麺よりトッピングがやたら多いお昼ごはん。





煮豚と一緒に作った煮卵がうまくできていると、ちょっと嬉しい。

(あ、卵の白身に青ネギが・・・!)




2008年05月21日(水) 好みの変化。

所用で出た帰り、少し足を伸ばして古河庭園へ。

ロードレーサーをまだ直してないため、今日のアシは
数ヶ月ほったらかしてあったMTBである。




ちょうど園内のバラが見頃。






左が“緑光”、右が“琴音”という種類。

大輪でビビッドな色のバラもいいけれど、ちょっと小ぶりのこんな色のタイプが見ていて落ち着く。

着るものにパステルカラーは殆ど持ってないのに。






左:たくさんの色を見すぎて少々疲れた目にはちょうどいい緑。

右:洋館前にあった木。“ブラシの木”というそうで

赤い花はさながらコップを洗うブラシのような形状をしている。

(柵があって近くで撮れなかったのが残念)



そういえば昔は大輪の黒っぽい深紅のバラが好きだったのを思い出した。







2008年05月18日(日) 「いとこ達です」。

母方の従兄弟の挙式のため、舞浜まで車を飛ばすも
葛西出口で案の定渋滞に巻き込まれて集合10分前にギリギリ到着。


親族紹介や写真撮影と済ませ、披露宴の会場へ。
親族のみの内々なものだったので、アットホームな感じが
新郎新婦の雰囲気にぴったり合っていた気がする。

途中、2年前に他界した新郎の母親(私にとっては叔母)を
思い出し涙が出てしまったことはあったけれども
とても温かくて、いい披露宴だった。


子供の頃は年1〜2回会ったいとこ達とも久しぶりの顔合わせ。
もっとも離れた場所に住んでいる上、それぞれ色々抱えていれば
こういう場所でもなければなかなか顔を合わすこともないだろう。
こちらは半ば同窓会のようなノリである。


ただちょっと困ったのが、親族紹介の場で
両親と離れて座っていた私らいとこ連中はどう自己紹介すればいいのかと。
自己紹介形式だったので
『新郎の父の姉の長女(私の場合)の○○です』と言うのも
何かまどろっこしいなぁと思っていたら
隣にいた妹がいとこ全員を立たせて

『新郎のいとこ達です。』と突然まとめ役。

一応その後詳しい続柄は略して名前だけを言ったけれど
ああいう物怖じしない性格は誰に似たのやら時々不思議に思う。
(今考えたら妹はその“いとこ達”の中では一番年下だった)




十把一からげのいとこ達。(苦笑)





2008年05月17日(土) 注意書き。

朝イチの宅配便で、シュールストレミング(以下シュール缶)到着。




写真で色々シュール缶を見てみると結構大きいものが多い。

比較のつもりでタバコを乗せてみた。ちなみに内容量300g。

ずっと冷蔵されてきたためか、思いのほか缶がパンパンに膨れていない。



缶の裏を見てみれば、きちんと貼ってあった注意書き。(緑:転載)

 シュールストレミングは、塩水漬けニシンを発酵させた、
 北欧スウェーデン伝統の発酵食品です。
 発酵臭が強烈ですから、屋外で開缶してください。
 室内で開缶しますと、部屋中に臭いが充満します。


 室内では開缶をしないでください。

 食べ方:やわらかいパンに挟んだり、クネッケや
 パンパニッケルなどの固いパンにのせて、お召し上がり下さい。


 開缶の際、内部の漬け液が噴出することがあるので、
 十分に注意して下さい。



ささいなことだけれど“におい”が“臭い”になっている分
いかにくさいものなのかが、容易に想像できるというもので。

以前本か何かで、発酵の際に出る缶内のガス圧を下げるために
食べる直前に冷凍庫で冷やしたと読んだことがあったが
冷蔵便で送られてきたので、今回は冷蔵庫にしまうことにした。


しかし中身が生ものだからなのだろう。
賞味期限は今年一杯である。






2008年05月11日(日) レイトショー。

本当に久しぶりで映画館まで足を運んだ。

観てきたのは“相棒 劇場版”。(笑)


実はこのドラマ、プレシーズンが放映された8年前から大好きで
以来シーズンを重ねる度ほとんど欠かさず見ている。


劇場版の感想は・・・

今は書かないほうがいいだろうな。




2008年05月10日(土) 気後れ。

茨城県の鹿島灘沖というのは結構地震の震源地となる場所で
一昨日夜の時もそうだった。

そういう地震の後は、その近くに住む
90歳近い祖父母の様子が気になり電話をすることが多い。
もっとも無沙汰を重ねているわけだから
ついでに近況報告であったり、世間話になったりもするのだが。


いつだったか祖父が
『お前だけだっぺよ。こうして電話よこすのは』
と言ったことがあった。

その時は『そんなことないでしょ〜』と笑って流したけれど
確かに孫10人、全員そういう電話をかけるのは考えづらい部分もある。
(“私だけ”というのは大袈裟だし、何人かかけているだろうと思っているが
 イトコ連中に確認したことはない)
昨日はふとそんなことを考えていたら
結局電話もできないまま、今日になってしまった。


それを今更ながら、ちょっと後悔している。




2008年05月07日(水) 倒れかけた企画。

えーと、だいぶ前にですね。

臭いものを喰らうオフ

というものを計画していたのを憶えておられるでしょうか。

まぁ肝心カナメの“シュールストレミング”が
なかなか手に入らず、暗礁に乗り上げそのままなのですが
今日、以下のメールをもらいまして。

 お客様、
 このたびは、シュールストレミングをご注文いただき
 誠にありがとうございます。

 シュールストレミングは、いよいよ来週末に入荷し、
 5月13日頃から、出荷可能となります。



・・・というわけで
“臭いものを喰らうオフ”を涼しくなりそうな10月あたりに
実行しようかと思います。

ただどうせなら他にも“臭いもの”を用意して
会費を1人500円〜1,000円程度いただく予定でやろうかと
今のところはそんな感じです。ドリンクは各自持ち込みで。
(参加人数によっては単に“シュールストレミングオフ”の可能性アリ。)


それでも参加してみたいと思う方は
掲示板でもメールでも連絡下さいまし。ぺこ。







2008年05月06日(火) てくてく。

ご近所の藤の花がいつの間にか終わっていたことに気付き
ダメ元で亀戸天神に行ってみようと思い立った。

自転車を出したいのはやまやまだが
あいにくリアディレイラーの調子が良くない。
自分で色々やってみても芳しくなく
ショップに持って行こうとしたところ、今日はお休み。

よって本日は天気もいいし亀戸まで徒歩で行ってみることにした。
一番分かりやすいルートで約8kmだから
まぁ散歩としては丁度いいぐらい。
昨晩久しぶりに会った友人達と飲んだお酒も抜けるだろう。


ところが浅草の辺りでちょっと逸れたらそのまま道に迷ったり
気持ち良さそうな公園に寄り道をしたり
なかなか一筋縄ではいかぬもので。

途中、向島百花園にも寄り道。
陽の光に透けた新緑が、とても鮮やかで目に心地いい。




緑の下で寝ている鴨がこれまた気持ち良さそうで、あんな風に寝てみたいとさえ思う。



亀戸に着いてみると案の定人・人・人。
中から聞こえる演歌(イベントだったらしい)が若干私には耳障りで
ウンザリしたけれど、せっかく来たんだし藤棚へ。

やはり、殆どの藤はもう咲き終わってしまっていたが
まだ残っていたものも少しあった。
来年はもう少し早く来なきゃいけないかもしれない。




左:まだ残っていた藤の花。これを見るとなぜか簪を思い出す。

右:こちらの池では亀がみっしり。周りに人が多すぎて、先述の鴨ほど羨ましくない。



日暮里まで戻るバスの中で見てみた万歩計には16kmと表示されており
それを確認した途端、強烈な睡魔が襲ってきて車内で爆睡。

運転手さんに起こされた。






2008年05月05日(月) 雑記。

■曇りのうちに車のフロントガラスに撥水剤を塗ってしまおうと
 家の前で水をかけ始めたら、妙にボディの汚れが気になり
 次に車中の埃やら一昨日行った犬吠崎の砂が気になり

 ・・・結局中も外も全部洗車で3時間。


■昨夜一晩で、既に2箇所も蚊に刺された。
 そういえば数年前に買った蚊遣り豚がどこかにあったなと
 探してみたところ、あるにはあったが大きく破損。
 買物ついでに近所の大型スーパーの日用雑貨売り場で
 『蚊遣り豚って、もう売ってますか?』
 そう50代半ばくらいの店員さん(女性)に尋ねてみると
 ちょっと考えて『こちらですね』と案内しはじめた。

 数歩歩いたところでつと私の方を振り向き、ひとこと。
 『“かやりぶた”って、落し蓋か何かの仲間ですか?』

 ・・・どんな仲間?


■先日買ったサボテン、実はトイレの窓際に置いているのだが
 掃除中にうっかり肩をぶつけて落しそうになった。
 無意識にとった行動は、お尻を壁につけて落下を止め
 若干転がすようにして手で鉢を掴んだ。
 お蔭で土が少しこぼれた程度で済んだけれど
 その後椅子に座った瞬間、飛び上がらんばかりの激痛。

 ・・・原因は見事お尻に刺さったサボテンの棘1本。マンガみたい。





2008年05月04日(日) 母語録。

朝から実家。

2日ほど前から妹と1歳半の姪っ子もいたため、今日は少々賑やかだ。
昨日、母と妹親子は市内の公園に行っていたようで
その中にある小動物園でのハナシ。

ワオキツネザルの前で、姪を抱いた母がひとこと。

「ほーら、ちいちゃん(姪)ツキノワグマだよー!





これのどこがツキノワグマなんだ。母・・・。

というか“ワ”しか合ってないし・・・。










2008年05月02日(金) 灯台の下。

岩場に立ち上がる白い壁とその音を聞きたくなって、犬吠埼。

ところが犬吠埼灯台に着く寸前、灯台下の遊歩道が崖崩れの危険性があり
立入禁止になっていたことを思い出した。




以前はこの傍まで行けたのに!


目の前で“白い壁”こそ見られなかったけれど
すぐ足元で砕け散る波を見ることができそうな岩場へ移動。
柵を超えた場所で小一時間ほどぼんやりしていたら
いつの間にか潮が満ち、髪が波飛沫でベタベタになる。

それでも、潮の香りに波の音・その動きは
時にとても恋しくなるもので。


* * * * * * * * * * *




左:犬吠埼灯台下にある岩。

右:その頂のアップ。ここに来るたび、この岩のてっぺんで

大の字になって寝そべったらどんなに気持ちいいだろうと思う。






左:道を間違えてUターンしようと入った小さい漁港にあった階段。

右:階段の先は砂浜かなと思って見てみれば海に直結。

苔のような草も生え放題であまり使っているようには見えないけれど

一体何の目的でこの階段があるのだろう。



2008年05月01日(木) 元・親友。

押入れの中をガサゴソやっていたら
昔の手紙を放り込んだまま、紐をかけておいた
お菓子の箱が出てきた。
よせばいいのに、紐を解く。

その箱の一番上にあったのは13年前に送った
当時親友の一人だった人への絶縁状代わりの手紙のコピー。
普段自分が書いた手紙をコピーすることはないけれど
これは多分残しておいた方がいいかもしれないと、取っておいたもの。
幸い今のところ友人にこんな手紙を出したのは、この時だけだ。


原因については触れないが、その前から少し関係が悪くなり始め
手紙を出す直前に彼女とは電話で大喧嘩をした。

ちょうど私もその頃仕事を変えたばかりな上に
結婚を控えており、準備やらで精神的に余裕がなかったのだろう。
もうこれ以上電話で大喧嘩するのもイヤだと思い
書き殴りにならぬよう、何度も直しながら手紙を書いたはずなのに
文面にはあちこちに怒り噴出。
見返しながら、思わず苦笑してしまった。


で、結局その元親友とはそれっきり。

別に今は何とも思っていないし、私から会いたいとも思わない。


しかし1年か2年に1度くらい、ふと思う。

“あいつ今、どうしてるんだろう?”



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