一日後記

2007年06月29日(金) 冷や汁。

先日ラジオで聞いたのがきっかけで
『もうそんな季節だな』と思うようになった。

と いうことで。

まずは濃いめに引いた鰹ダシの粗熱を取り
胡瓜の薄切りに軽く塩をしてしんなりさせておく。
アジの干物を焼いて骨を外して細かくほぐし
よくあたったゴマに入れてあたり鉢でゴリゴリ。
その間にお味噌をオーブントースターで少し焦げ目がつくくらい焼き
これまたあたり鉢に放り込んで、ひたすらゴリゴリ。

ほどよく混ざってきたら、味を見ながらおダシを少しづつ加え
最後に塩もみした胡瓜と賽の目に切ったお豆腐を入れて
仕上げに生姜のしぼり汁をかくし味程度に、ほんのちょっと。
あとは冷蔵庫で冷たく冷やしてできあがり。





我流の冷や汁。

薬味は茗荷と青紫蘇にネギ。(全部多めに用意)



本当はこれ、麦飯やご飯にかけて食べるものらしいのだが
どうしても“お味噌汁をご飯にかけて食べる”というのに抵抗があり
(元々あまり好きではないのと、実母の躾のお蔭ではと思う)
拙宅ではもっぱら、お素麺にかけるようになってしまった。

さっぱりしているけれど、具だくさんで野菜も摂れるので
相方の帰りが遅い日などによく作る夏の定番献立。







2007年06月28日(木) 魔法の箱。

今年初めに作った糠床が、やっと半年。
最初はトゲトゲしくて殆ど塩漬けに近かったものが
義母の糠床を分けてもらい
おダシを取った後の昆布やら、ちびて削れなくなった鰹節やら
色々突っ込んでかき回していたら それなりの味になってきた。
冷蔵庫に入れてるお蔭で、ひんやりした糠床をかき回す作業も楽しい。

それにしても、先人の知恵ってのはすごいなぁとつくづく思う。
ビタミンは生のものより格段に増えるし
糠床の乳酸菌も1gあたり3億ほどいるそうな。
だから今のように乳酸菌飲料などない昔は
糠味噌を溶いて飲むこともあったらしい。


そんなわけで現在拙宅の糠床はフル回転。
ちょっと詰め込みすぎるかなと思うくらいになってしまった。
ちなみに今は、茄子2本・胡瓜1本・大きめの蕪1個・ズッキーニ1/2本に
大根の皮1/2本分が入っている。
最近はズッキーニと大根の皮がお気に入り。

ズッキーニは元々クセがないから漬けやすいし
少し蕪に似たような食感もいい。
大根の皮は大根本体と違う歯ごたえが好きで
長めに漬けたものを千切りにし、かきたての鰹節を
たくさんかけていただく。


何より“出して切るだけ”で
ご飯のお供にもお酒のアテにもなるわけで。(笑)




実は眠れない夜などに

一人晩酌しながらパリパリしてたり。へっへっへっ。






2007年06月23日(土) 違うトコロ。

最近、相方のいる週末は家にいないことの方が多い。
(単に居間が暑くてたまらないだけなのだけれども)
ということで今回出かけた先は、宮ヶ瀬ダム。




・・・よくこんなデカいもの作れるもんだなぁと。

ただ正直なところダムそのものにはあまり感じるものはなく
観光のための放流日でもなかったので、別なところに目がいく始末。





左:下に降りるためのインクライン(ケーブルカーみたいなの)で
  見上げたレールの勾配加減が何ともいえず。

右:少し分かりづらいがダム横にあった、らせん状の階段。
  サイトによると堤高は156mあるらしいが
  体力を省みず上ってみたい衝動に駆られる。





左:エレベーターに続く通路の直線が素敵。
  しかし全面コンクリートなので子供が騒ぐと
  響いて響いてもう大変。

右:上から見たダム。下から見るよりこちらの方が好き。


そんな中、今回私がずーっと飽きずに眺めていたものがひとつだけあった。




傍に“石小屋ダム”という、もうひとつ小さいダムがあるのだけれど
そこの横の地下7〜8mを流れる激流。浮き輪装着で流れてみたい。
実際は頑丈な金属の網(?)がかぶせてあって、覗き込まなければ
中は見えないようになっている。

なので、ひたすらその金網にへばりついていた。
ちなみにそこにへばりついていたのは、私ら2人だけである。










2007年06月22日(金) ・・・・げっ!!

普段相方の出勤時間は5:55なのだが、今日は珍しく9:25出勤。
(勤務パターンが2通りあるもので)
そういえば会議があるとか何とか言ってたなぁと思いながら
送り出して暫く後、CDからテレビにつけかえた。
すると電車が止まっているというニュースが流れており
驚いて相方の携帯に電話すると、20分待ってもまだ乗れていないという。
たまに隣駅始発の電車が来るには来るのだが、
東京方面行はそれしか動いていないのでとても乗れる状態じゃないらしい。

『じゃ○○(近くのホームセンター)の角で拾って送ってくから、来て』

そう言いながら車の鍵と免許証と携帯をひっつかみ、
電車が止まっていると階下から声をかける義父の声を軽く流し
(息子だから心配してるのは分かるけど
 子供じゃないんだし、余計なお世話と思う)
『だから今から送ってきます!』と言い残し慌てて家を出た。

相方を拾ったのが10:00を少し回った頃。
この時間帯なら会社までおよそ40分くらいだろうと読んだのはほぼ当たり、
11:00の勤務開始時間には辛うじて間に合った。


ほっとしながら帰路につき、駐車場に車を入れてハタと止まる。

朝が遅かったので寝巻き代わりのTシャツ&短パン&つっかけサンダル。
おまけに眉すら書いてないスッピン面に
サイドの髪がジャマで大五郎みたいに縛った頭はまるで噴水のよう。


車のサンバイザー裏についている鏡を見た途端
顔から火が噴き出そうになった。





2007年06月18日(月) 雑記。

■時々ドライブ先で日帰り温泉に入ってくる。
 そういう施設の中には、住む地域によって
 “市外700円”“市内500円”というボタンが
 並んでいたりするのだけれど、あれって自己申告制なのだろうか。
 どういう風に確認するんだろうと思いつつ
 いつも真面目に“市外”のボタンを押している。

■80年代ジャパメタバンドのひとつ、VOW WOW。
 人見元基(Vo)の声が好きで車でも聴くことがある。
 しかし最近『(この頃の)人見さんって、長州小力に似てるなぁ』と
 思い始めて以来、山本恭司の隣で
 お腹をゆすって歌う小力の画が浮かぶようになってしまった。

 VOW WOWをご存知ない方のために、見てみたかったらこちらからどうぞ。

■その、人見さんの動画を探していたら
 『みんなのうた』で流れていた時期があったらしい。
 (ご本人が出ているわけではないけれど)
 童謡っぽいのかと思っていたら、バリバリのジャパメタ。
 ・・・ちなみにギターは大谷レイヴン。そりゃこんな音になりますわな。

 一応これもこちらから。途中手書き風で出てくる“大谷レイヴン”の文字が、何かかわいい。

■先日、知人男性と大型ディスカウントショップへ行った時のこと。
 『トイレに行く』と言うので『じゃ私も』後をついていき
 前を小走りで行く彼が、ぽんとトイレのドアに向かったように見えたので
 ためらうことなくもうひとつのドアに飛び込んだ私。
 用を足して出てくると、その知人がにっと笑ってある場所を指差している。

 私が入ったのは男性用トイレだったわけで。
 他の人がいなかったから良かったものの、気付けよ自分。

■昨日漬けたキムチが、とんでもないことになっていた。
 試しに一枚食べてみたら超激辛
 唐辛子の分量を間違えたらしく
 食べた直後に噴き出す汗と痺れる舌。罰ゲームか。

 落ち込んでもどうしようもないので
 只今それをどう食べてやろうか思案中。



 
 
 



2007年06月17日(日) 季節はずれ。

今度の冬になるまで待とうと思いつつ
一昨日立ち寄った野菜の産直店で1株60円のものを見かけ、迷わず2株購入。

昨日はそれを四つ割りにして軽く干し
濃いめの塩水に約6時間下漬けをした。

今日は粗挽きと粉の唐辛子をおダシで溶き
冷蔵庫にあったリンゴをすりおろしたものと
生姜・ニンニクのすりおろしたもの、
塩と少しのハチミツにアミの塩辛&自家製イカの塩辛
(数日前に作ったのがまだ残っていたので、ついでに入れてみた)
を混ぜて、ヤンニョンを作る。

それを千切りにした人参・大根と5cmくらいの幅に切ったニラに入れ
よーーーーーく混ぜた後、葉の間に挟みこむ。というか塗りたくる。


で、できたもの。





(少し小ぶりな)白菜キムチ約3kg。



熟成が終わったら、冷麺にたっぷり乗せて食べるのが目下の楽しみである。




2007年06月15日(金) ぽつーん。

午前中、パンクしてスペアタイヤを履かせていた車の修理に出かけ
そのまま天気の良さにつられて海へ。
たまたま相方も休みだったため
こんなこともできるわけで。




これ、一人だったらヘタをすると入水自殺寸前ぽい。

もしくは 単なるおバカ。ちなみにこの直後、膝上まで波をかぶってジーンズびちゃびちゃ。


海からの風は心地よく、浜には私らくらいしかいなかったので
のんびり写真を撮ったり散歩をしてしばらく過ごす。
車に戻るとラジオで都内は真夏日になったと言っていたから
ちょうど良かったかもしれない。




海を眺めてふと振り返ると、黄金色の雲。

あまりにきれいだったので6枚くらい撮っていた。






こちらは帰りがけの茜雲。

慌てて停めたコンビニの駐車場で15分ほど飽きずに見ていた。



●おまけ





200台ほど入る駐車場にはウチの車だけ。

かーなーり 寂しい光景。(○の中が車。駐車場全部をおさめようとしたら、車が全く分からなかった。)







2007年06月06日(水) 羽田線。

人に会う用があり、夕方から横浜へ車を走らせる。
住んでいる場所が離れているため普段気軽に会えないので
会うのは本当に久しぶりだった。

待ち合わせ場所で待っていると『ねーさーん!』という声。
(彼女は私のことをそう呼んでいる)
少し痩せたけれど、元気そうでまずはひと安心。
遅れて到着したM夫妻と合流の後は4人で地下街の居酒屋に。

一時期体調を崩して、食べることもままならなかったということだったが
やっと少しは食べられるようになったという。
実際思ったより食べていたし、声もハリがあった。
何より、皆よく笑った。




みなとみらい6丁目あたりから見えた横浜ランドマークタワー。

・・・暗すぎてよく分からん。



皆と別れてから少し一人でドライブを楽しみ、首都高に乗る。
そこで横浜方面から帰る時に通る“1号羽田線”。
ここから見える夜の東京タワーが好きで
いつもチラ見しながら『わー♪』なんて喜んでいたりする。


と、ここまでは良かった。

しかし帰宅してみると家の鍵を忘れていて、締め出し状態。

義両親は当然寝ていて起こすわけにもいかず

2階で寝ている相方の傍に電話はなく、仕方がないので車中泊。

翌朝4:55起床の相方に鍵開けてもらいました。(苦笑)




2007年06月02日(土) マイナー?

ある自転車雑誌のサイトのイベントカレンダーに
東京シティサイクリングの申し込み開始(予定)が6/1〜とあったので
日本サイクリング協会(以下JCA)に問い合わせてみた。
するとまだ受付開始どころか、コースの詳細も決まっておらず
運営委員会すらまだ一度も会合を開いていないとのこと。

この東京シティサイクリング
お手本は(通称)“バイク・ニューヨーク”というイベントで
映像が流れる時もあるから、ご存知の方もいるかもしれない。
大都会ニューヨークのド真ん中で自動車を通行止めにした自転車天国。
レースではない分、その様相は若干のんびりしたもので
首都圏にお住まいの方なら“東京シティマラソン”の
自転車版と言った方が分かりやすいだろうか。


ただ、その規模は天と地ほどの差がある。
参加者およそ3万人のニューヨークに対して、1300人前後の東京。
しかもその参加者が定員に達するには
2ヶ月近くかかるとJCAの方がおっしゃっていた。
当然、東京の場合は全線自転車貸切ということはなく
日曜だけ開放される皇居周辺のパレスサイクリングや
広めの歩道・サイクリングロードがある道がコースに組まれている。
(少なくとも今まではそうだった。)
最初の開催から5年以上経つというのに、参加人数もコースも
どう考えたってニューヨークには程遠い。


書店では以前と比べてかなり自転車関連の本を見かけるようになったし
実際自転車人口は増えてきたと思う。


それでもなかなかマイナーな感じから脱却できないのは、何故だろうか。




2007年06月01日(金) のみもの。

先日、知人とビールを飲んでて気がついたこと。

よくCMなんかで
ごくっごくっごくっ・・・
と喉を鳴らしてビールを飲むあの飲み方。
(いえまぁ女子は喉鳴らす必要ないかもしれないけど)

実はあれができない。

炭酸ものの飲み物だと窒息してしまいそうな感じに陥るので
一度口に含んで、ワンクッション置いたあとで飲む始末。

どうやら炭酸ものを連続して飲もうとすると
無意識に鼻呼吸まで止めてしまうらしい。


もうひとつ。

歩きながら“上を向いて飲む”ということもできない。
だから歩きながら缶コーヒーを飲もうとすると
十中八九口の端からこぼしてしまう。


両方とも相方にコツを聞いたら、とても困っていた。





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